こぼれ話/ blog

2023年12月29日

   とうとう後2日で今年も終わりとなってしまいました。振り返ってみれば。色々なことがあってバタバタした(いつも通り?)一年でしたが、だからこそ、それなりに充実した年だったのではないでしょうか。

 

  先ずは、今年も恒例の三姉妹家族の新年会からスタートしました。2月の初めには教室内展示会を開催しましたっけ。Japanese Crewelという和風の柄のそれぞれの方々の工夫した刺し方・色遣いに学ぶことの多かった良い展示でした。

 4月の初めには第17回教室展を世田谷・成城で開催しました。初めてのギャラリーでしたが、とても具合良く展示出来たし、評判も上々でした。コロナ禍にあって作りためた作品の数々を2回に分けてご披露しましたが、ずいぶんたくさんの作品があったのは、実際には驚きでした。たくさんご紹介できて、良かったです。その後も、どんどん?作品が増えてきているので、次回もお楽しみに!!

4月末には9人目の孫の誕生があって、私的にも楽しいことがありました。

 6月には教室内で、染めの講習会を開きました。初めての人も、経験者も、賑やかに楽しく色々染めましたね。染めたウールがその後のラグ作りに活用されていて、嬉しいです。

 

 7月には4年ぶりのアメリカでの研修会参加。予定外で一人で参加することになりましたが、久々の友人たちとの実際での対面・交流は思い出をさらに深めたものになりました。ここで、来年の友人のスタジオでの指導なども決まりました。

 9月には生徒さんと一緒にニューハンプシャー州のラグ・スクールへ参加。中身はとっても充実して、楽しい日々を過ごしましたが、帰る頃に参加者からと思われる『コロナウィルス』に感染して、ちょっと大変な帰国となりましたっけ。それから5日間は外出禁止でしたね。教室にも顔を出せず、先生方にお世話になりました。

 

  その他にも、細かいこと、私的なことはいろいろありましたが、教室そのものも忙しかったですね。

来年はまた別の忙しさがやってきそうですけれど、健康に気をつけて楽しくフッキングを続けたいと思っています。

 

  お正月の準備は着々と進んでいて、納戸の片付けはほぼ終了!あとは粗大ゴミを年明けに出します。(なるべく出さないように、とは言われていますが、ずーっと置いておくこともできず、ごめんなさい、です。本の類はなかなか片付きません😅 これはまた時間を見つけてやるしかないでしょうね。

  今日はお正月大集合のために、お日様の下、座布団をずら〜っと干しました。明日は机などの準備をする予定です。おせちの買い物も終了。明日くらいからぼちぼち解凍などの下準備が始まります。本格的には大晦日に「えいや!!」と作ります。今年は嬉しいことに、お嫁さんの一人が一緒に参加してくれるそうなので、楽しい「えいや!!」になりますね。

 

  昨日、お花を活けたり門松を立てたりしたら、急にお正月らしくなってきました。もうひと頑張りですが、皆様にも良い年がやってきますように!!今年も一年、ご支援・ご協力、ありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。🙇

 

 

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2023年 クリスマス🎄

2023年12月22日

  クリスマスの足音と共に寒さがやって来ました。今朝は我が家では0℃を記録しました。『寒波』って聞くだけで寒いですよね。晴れると日差しはポカポカで部屋の中は暖かくて助かります。(外に出たくなくなります)

 

 教室では、相変わらず戦力となって、私の来年の米での指導用のパターンをせっせと作ってくださる先生方に感謝です。おかげさまで、私の来年の仕事がグッと減りました。あとは色を何色か決めて染めをしてみる必要がありますけれど、それは年明けになってから。個人指導のパターンの色、これも年明けになってからです。

 

  淡い濃淡のブルーでバックグラウンドを刺している方は、残りのバックグラウンドの色をカットして、お里帰りもあるから「やる時間があるかな?」。

 パターン内のモチーフを殆ど刺し終えた方も、残るは空のみ。空の色をしっかり用意されていました。「他にも、仕上げないといけないものが家にあるのですけれど・・・」とちょっと気になるみたいです。

  元絵が朧げな描写の絵をパターンにしたものを刺してる方は、「主人と初めて二人きりのお正月で、どうやって過ごしたら良いのか・・・」と言った途端、「フッキング三昧!!」と言われていました。 ちょっと洒落た工夫を施していた方は、最後の15cmくらいで材料が不足。私の手元にあった代替品で何とか仕上がって、額待ちとなりお預かりしました。

  カナダの可愛い絵を刺している方は、あと一息!!「もう仕上がっちゃうわね」と言われて「私もやらなきゃならない始末が残っているラグが他にもあるけど、見えないふりをしているのよ」バックグラウンドを刺すのは、確かに退屈?飽きる?頭を使わない?時もありますけれど、それが終われば『完成』するのですから、頑張って欲しいところです。(自分にも!)

  久々に顔を出してくださった方は、お家で楽しんで刺せるように、と明るい色のウールをたくさんカットして帰られました。楽しい作品ができますように!!  細かいステンドグラスのパターンを刺していた方は「お花の部分を刺し終えました!」と披露してくださいました。「綺麗!」と皆さんからの声が上がって、嬉しそうでしたから、この先に弾みがついたのではないでしょうか。他のモチーフ用のウールも準備できたのですが、はて、日頃からお忙しい方なので年末年始、どこまで進められるか、ですね。

  お怪我をされてリハビリに勤しんでいらっしゃる方は、それでも精力的にラグの制作をなさっていて、綺麗な色のステンドグラスのパターンができそうです。『フッキングがリハビリになる』とは、かつてこのクラフトをアートに育て上げた先人の言葉です。

私の手助けをしてくださっていた方のお一人は、今までに作られたラグの手直しをちょこっとされていました。 もう一人の方は「今日は大きいパターンを広げるのはやめにしました」と専らお手伝いに専念してくださいました。🙇

 

  教室は今週で年内最後となりました。「そんなに進められるかどうかは分からないけれど・・・」と言いながらも、たくさんのウールを準備して帰られる方々に密かに期待が高まります。(笑)

  今日は冬至で年内もあと少し。私は今週末にクリスマス会が終われば、あとはひたすらお正月に向かいます。懸案の納戸片付けもだいぶ進みました。あとは主人や息子たちに点検・選別してもらって、ゴミを一掃するのみです。古道具屋さんにも来てもらうことが決まりましたので、大きいものも少し片付くでしょう。本は束ねる作業がありますけれど、要らないものが決まればだいぶ前進です。

  問題は粗大ゴミ。東京23区の粗大ゴミは先月のゴミ粉砕施設が火災で焼けた影響があって、『粗大ゴミはなるべく出さないように!』とお達しが出されてしまいました。施設が建て直されるのはだいぶ先のことになりそうで、この年末から先に出る粗大ゴミは行方を阻まれてしまいました。再利用できるものは再利用、とは言うものの・・・ですよね。

 

     さ、クリスマス🎄🎅🎁🎂🍗🥗🍾🥂🔔🌟  楽しい集いになりますように!! 料理、頑張ります💪

 

 

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2023年12月15日

  暖かい日と寒い日が乱高下してやってきています。明日は20度を超える予想ですが、来週からは最高気温が一桁、と言うこともあるとか。本当に体調管理が大変です。風邪をひかれて教室をお休みされる方も出てきて、年の瀬となるので早いご回復を祈ります。

 

  温暖化で、年々暖かくなる日本です。緯度的には暖かいのも当たり前なのかもしれませんが、海に囲まれていて、本来ならば海風が列島を冷やしてくれます。昨今は超高層ビルが海側にどんどん建って海風を遮ってしまっています。関東の夏のめちゃくちゃな暑さは、これらのせいが大きいかと思いますが、罰則もなく、引き続き高いビルの建設が進んでいくのは何故なのでしょうか。

派閥の方が政治より大事!と言う政治家が揃っている国ですから、致し方ない?のかもしれません。😢

これは、アメリカやカナダと日本列島を並べたら、日本がどのあたりに位置するのかと言うのを見る地図です。東京はノースカロライナとかケンタッキーより、場所によっては南に位置します。緯度的には、内陸のこれらの州と同じ気温でもおかしくはないのかもしれませんが、熱気を吹き飛ばす大事な『海風』はどこへ行ったの?

海風のみのせいではありませんが、近年のこの温暖化で、今年の冬は暖冬になるそうです。来夏はまた暑くなりそうですね。

 

  来夏に行くマサチューセッツ州、ペンシルバニア州や、旅したノヴァ・スコシアなどがどの位置にあるのかも、参考になって、この地図を楽しんでいました。

さて、そのペンシルバニア州の友人からメールが来ました。研修会の後、彼女の家で彼女に個人指導をする予定ですが、その際のパターンを描いて、送ったところPerfect! と言う返事が来ました。ではこのまま芯地に絵を移してパターンを作りましょう・・・と思ったら、彼女、自分で画像からパターンを起こす、と言ってきました。万歳!一手間助かりました。あとは、色を指定すれば、自分で染めるとのことで、この件の準備は色決めだけになりました。

  そして、彼女のスタジオでの3日間講習会のパターンも決まったので、こちらも色決めだけです。色が決まれば、こらも彼女が染めてくれるそうでNo trouble! とのこと。こちらで15人分ほど何種類かウールを染めて、直前のマサチューセッツ州での研修会経由で持参しなければならないかと思っていたので、大助かりです。この労力がなくなるのは、本当に嬉しいです。(良い年が来そう!!😁)

 でも、早く色を決めないと!!です。年内は難しいかもしれないけれど、なるべく早く決めましょう。

 

  教室では年内の指導の終了したグループもあって、この忙しい年末年始にどのくらいフッキングを進められるか?とみなさんおっしゃっていましたが、それでも、それなりにウールをカットしたり、疑問点を解決したり、「このぐらいまではやってこられそうかな?!」と前向きでした。来週の2クラスが終わると、いよいよ年末に突入!! 気になるところの掃除も少しは前進させたいし、こちらも前向きに取り組みましょう。

 

  私の花のラグは、ようやく葉っぱの色が決まりました。花の刺し方も、新しく考案したやり方だったので(「先生、このやり方に名前をつけてください」と生徒さんにプッシュされました)、葉っぱの刺し方もちょっと考えることが必要でした。あまり奇抜になったり目立ったりは避けたかったので、なんとなく馴染んでうまく行ったような気がします。もう少し刺してみて、具合が良ければこれで全部を刺しましょう。残りはバックグラウンド。花や葉っぱとの相性を見て、場合によったら染めが必要かもしれません。

 来週末は、クリスマス会が我が家であるので、年内の染めは難しいでしょうね。今年のクリスマス🎅は家族だけですが総勢19名。それが終わるとお正月🎍の準備が本格化します。目下の参加予定人数は33名。 がんばります!!(笑)

 

  まずは風邪をひかないように、元気で乗り切ることを目指しましょう。皆様もくれぐれもお気をつけてご活躍ください。

 

 

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2023年12月10日

 暖かい日があって、12月なのに大丈夫かしら?と心配しています。朝晩はそれなりに気温が下がって冬なので、風邪をひく方が多いと聞きます。体調管理が難しいですね。服装の調節と口内衛生に気をつけたいです。

  暖かい週末に、山の家に行ってきました。高い山には雪がほとんどなく、真っ青な空に茶色の山で冬の景色ではありませんでした。それでも、気持ちは清々しく、温泉でもしっかり温まって英気を養ってきました。

 さて、教室も何となく慌ただしくなってきました。年末年始にお里帰りする方々はチケットの手配が大変なようです。それぞれが無事にチケットを購入出来たとのことで、良かったですね。

我が家は里帰りされる側ですが、幸い皆んな車で来られる距離なのでチケットの心配はありません。『いつでも来られる』と言う環境で恵まれて?いますね。


  年末の片付けは徐々に進んで(?)いますが、まだまだ作業は終わりません。年内に終わるといいな、とう感じです。一部屋目の分別が済んで、次は物の移動です。それが済むと次の部屋になります。こうして皆様に宣言することで自分をのっぴきならない状態に追い込んでいます(笑)
 それと並行して考えているのはクリスマスの家族集合🧑‍🎄。一人だけスキー合宿で来られないそうなので全部で19人。今年もターキーを焼いて祝います。プレゼントも準備中🎁。Amazonの箱ごと渡すのも味気ないので、クリスマス包装紙で包みなおします。これが大小色々で形もてんでんバラバラなので、意外と大変。でも、一人ずつの顔を思い出しながら楽しみましょう♪


  クリスマスが終わると、いよいよお正月の準備。材料は今から少しずつ調達しています。
年末年始は、主婦には大忙しの季節ですね。でも、楽しみに頑張ります。恵まれていることを感謝しつつ…。
 そして、先日のズームでは、もう来年の夏の話。研修会の後にお邪魔する友人の家で3日コースの講習をする予定です。それを聞いた他の友人たちは「良いなぁ」。まだ、何もスタートしていないのですが、もうすでに3人、参加希望の予約が入っているとか。その時に指導するパターンを披露したら喜んでくれたので、これでパターンは決まりです。あとは、友人には別に、彼女のリクエストで『花』を指導することになっているので、そのパターンの参考になるものを見せました。ちゃんとパターンを描き終えてから、画像を送ることにしましたが、少し前進。まだまだ来夏のことだから・・・とのんびり構えていましたが、年が明けたら、本格的に考えないと!!です。そういえば、参加を募るのは、だいぶ前からでしたね。私の参加する研修会でさえ、2月の終わりには呼びかけが始まりますから。

 

  それでも、まだまだこれからが年末。今日も庭の落ち葉を少し掻き集めました。桜と柿だけですが、ゴミ袋に何袋になったのやら。年内に出し切れるのかしら?と思います。今週末には植木屋さんが来てくれるので、後の葉っぱなどはお任せできます。これで年内の落ち葉掃きが終わった!と言いたいところですが、上を見上げると、まだ枝にだいぶ葉っぱがついています。風流ではありませんが、一度に落ちてくれたら・・・と呟いてしまいました。

 

  山の散歩中では、上を見上げたらドイツトウヒのような木に、オーナメントならぬ松ぼっくりが沢山ぶら下がっていました。長い松ぼっくりが鈴なりでした。これは一度に落ちたら、大変ですよね。(笑)

 

  教室では、そろそろ年末感が出てきました。次回お休みなさる方はお帰りになる時に「良いお年を!!」のご挨拶。確かに、それぞれのクラスが後一回ずつ教室を済ませたら、もう年末年始の休みに入ります。その前に、沢山ウールをカットして帰らなきゃ!という方や、色をしっかり決めておかないと!!という方、新しいパターンを探したいという方もいました。

年が明けてでも良いのですが、何となく、『年内に』という気持ちになるのは不思議なものですね。それに、年末年始は、本当に慌ただしく過ぎます。特に主婦や帰省される方々は、なるべくできることは年内に!と思ってしまいますよね。

 私も、何となく気が急いて、ウールを沢山仕入れました。今すぐ染めるわけではありませんが、手元にある安心感、とでも言うのでしょう。来夏の指導のための染めも、色を決めて試したおきたい気はしますが、まぁ、そこは我慢。まだまだ先にやらなくてはならないことが待っていますから、ね。

そうです、今刺している花のパターンの葉っぱの色を染めないとならないのでした。花を刺し終わったので、こちらは急ぎます。今週のどこかで時間を見つけましょう。

急いてばかりいないで、ゆったりと流れる川の景色を見ながら、気持ちもゆったりしたいものですね。

 

 良い1週間でありますように!!

 

 

 

 

 

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2023年12月1日

  なんと!今日から12月になってしまいました。曇天のせいもありますが、ぐっと冬感が増してきました。毎年ながら、師走の声を聞くと焦ります・・・と言うか、それまで意識しないで月日を過ごしてきたツケがドンと迫ってきます。こうなると、そうだ、今のうちにあれもやっておこう、こっちも片付けておこう、と本格的な年末が来る前にやることがたくさん頭に浮かんできます。はて、その中のどのくらい出来るのでしょうか?!

 

  その一つが、スタジオの模様替え?とまでは行かないのですが、ちょっと変更。新年を迎えた時に少し『新しい』感じになっていたら良いな、と思っています。さて、どうするのかな?!

先ずは、使いにくくなっている本棚を見やすくしたいと思っています。それにはどうするか、は思案中。古い本や使わなそうな物を場所移動させてみようかしら?捨てるのも大事?!フッキングの雑誌や本も、綴じてしまうと忘却の彼方に行ってしまって、日の目を見ることが殆どなくなります。何年か前に、写真を大整理して見やすくしたのですが、はてさて、この書籍の件はどうしたら片付くか・・・。しばらく考えますね。

 

  更に、毎年決意してちっとも終わらない息子たちの使っていた部屋の片付け。一人独立しては納戸が一つ増えて行く状況でしたから、今は納戸が4つ!!順番に粗大ゴミを書き出して収集を依頼、そのあと一部屋ずつ不燃ゴミと可燃ゴミを区別して一気に捨てられると良いなとは思うのですが・・・私が頑張るのみ!ですねぇ。言うのは簡単、計画も簡単なのですが、いずれにしても、今週末から始めましょう!!『塵も積もれば・・』『千里の道も・・・』始めの一歩が大事!!ですね。

  今年はNYから義姉が4年ぶりに我が家に来るので、ちょうど片付ける良いチャンスではあります。さて、良い結果がご報告できますように🙏

 

  遅かった秋もあっという間に終わって、冬・・・とはいえ、まだまだ毎日落ち葉で苦労しています。連日道路に落ちる桜や柿の葉は、綺麗に色づいて捨てるのが勿体ないくらいですが、捨てないで取っておくわけにも行かず、ゴミ袋にぎゅうぎゅうに詰めて、今日も可燃ごみとして持って行ってもらいます。子供たちが小さかった頃に、庭で両親が焚き火をして焼き芋を作ってくれていたことが懐かしい。焚き火は禁止となってしまったし、焼き芋はスーパーで買うものと思われてきているし、風情がなくなりますね。住宅街の中を行く焼き芋屋さんのスピーカーからの声もめっきり減りました。冬の風物詩が、クリスマスや街中のイルミネーションにとって変わってしまった気がします。

 それでも我が家は頑張って庭の落ち葉掃きをしましょう!運動も大事!!と言い聞かせながら(笑)。木々の下から小さな熊手で落ち葉をかき出して、次は大きな熊手でそれを集めると、庭の真ん中に落ち葉の山が出来ます。捨てるのも大事!!(笑) これが意外と健康の源になっているかもしれませんね。

 

 スタジオでは、新しいパターンのウールをたくさんカットして帰られた方がいます。「先生、楽しみ〜!!」と嬉しそうでした。私も、楽しみ〜!! 今度の年末年始は初めてご主人と二人きりになる、とちょっと不満そうに呟いた方には、皆さんから「毎日フッキングして楽しめば?!」年末も、楽しいフッキングと共に、充実の毎日をお過ごしください♪

 

 

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2023年11月24日

  今週は慌ただしくすぎました。と言うのも、突然のスタジオ来訪者があったこともあります。一月以上前だったか、「スタジオ見学したい」とアメリカの友人から連絡があって、「どうぞいらしてください」とはお答えしていたのですが、それっきり返事がなくて、もう流れたのかしらと思っていた矢先のことでした。その方から「明日行きたい」と連絡があり、急いで先生方と準備のやりとりをして当日を迎えました。

 

  いらっしゃる経路もはっきりせず、どうなることかと思いましたが、こちらから推奨した経路で、でも突然「もう早々と駅に着いてウロウロしている。マックの前にいる。」と連絡が来ました。慌てて車でお迎えに行ってお連れしたと言う次第です。気さくなご夫婦で、あっという間の滞在でしたが、生徒さんたちとも交流がはかれたし、ラグも少々ご披露して、恐らく満足して帰られたと思います。帰りは、同じ方面に帰られる生徒さんに一任して(押し付け?)、最寄り駅まで連れて行っていただきました。またしても、突然「ポケモンカードを買って帰りたい」と言うことで、最寄り駅近くのショップで取り扱っていると分かり、ご一緒した生徒さんにご足労かけました。(ポケモンカードは、日本でも人気で手に入らないので、案の定、入手できませんでしたけれど。)

  前日の連絡から、バタバタのウェルカムでしたが、とりあえず無事に済んで良かったです。ご協力くださった皆様、ありがとうございました。

 

  翌日は、着物を着て出かける用事があって、朝から美容院に行ったり着付けしていただいたりと大忙しでした。本番は夕方からでしたが、午後中ずっと着物でしたので、久々に疲れました。本当は、もう着物を着ることは慶弔以外にはないのでは・・・と思い、ほとんどを処分してしまっていたので、今回急に着ることになって慌てました。母の着物などを引き取ってくれた姪に、引っ張り出してきてもらって、写真の着物を着ました。もう若い時の着物は着られず、いつしか母の物がちょうど良い年齢になってしまっていました。着物を着るのも『これで終わりかなぁ・・・』と思っていますが、主人は「一年に一回、緊張する場があるのも、いいんじゃない?!」(笑) (私は来年からは洋装にしたいと思っています。😅) 帰宅が遅くなったし、着物の後始末もあって、結った髪も解いて洗わなくてはいけないとか、着物は後もなかなか大変ですね。日頃から、着慣れていらっしゃる方々には敬意を表します。

 

  そして、これは今日行ってきた三の丸尚蔵館の展示の一つ、伊藤若冲の絵をアップで撮ったものです。

本当に微に入り細に亘り、丁寧に動植物を捉えて描かれていました。これを下書きなしで描く、と言うのはどういう技なのでしょう・・・。後世まで残る芸術というものの凄さを実感してきました。

 

  先日いらしたアメリカからの友人に私の刺した若冲の雄鶏のラグをご披露しました。やはり、ウールで表現することには限界があって、ある程度の大きさの中でその感性を表したかったのですが、題材もとても日本的だったし、彼女たちの目にはどう映ったのかなぁと思っています。

 

  実は、彼女は『手仕事のラグ』と言うような本を出していて、その中に、私と他のお二人の先生の作品も取り上げてくださっています。ですから、日本的なものはそこでも扱ってくださっているのですが、若冲の絵は、もっとずっと難しい別の表現なので、どう理解されたかなぁと思っているところです。それでも、ラグはラグとして受け取ってくださったとは思うので、ご覧いただいて良かったです。(写した写真をすぐに地元のラグ仲間にメールで披露した、と言っていました)

 

  さてさて、寄り道ばかりの1週間でした。ここから、少し気合を入れて自分の作品に取り組もうと思います。後一月で、クリスマス!!なんて、信じられませんが・・・。

 

 

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2023年11月18日

  今週初めに、待ちに待った小包がカナダから届きました。ところが、持ってきてくださった郵便局の配達員に「品物が湿潤状態で届いたので、こちらで開封して、ダメージの大きかったものを包み直しました。国際郵便の方にクレームを申告しますか?」「それなら一ヶ月ほどかかりますが、署名ください」と言われました。署名はせずに「何かあったら、こちらから直接相手に連絡しますから大丈夫です。」とお断りしました。

  これは、昨年有志で協力して制作したクッションラグの冊子(写真と制作者の載った)です。教室で開封してみたところ、確かに湿っていました。でも、なぜ?!日本郵便も湿ったままでビニールで梱包するの??? 急いでお日様に当てて乾かしました。

 とりあえず、送り先のカナダの方に事情をこの画像付きで伝えました。「申し訳ない。今までにこんなことは起こらなかったのだけれど、本当にダメージの大きいものがあれば、新しいのを交換に送るからダメな数を言って下さい」とビックリしていました。でも、この小包を開けたところ、段ボール箱の底に分厚い大きなスポンジが入っていて、空間を埋めるのとクッションがわりのためかと思われますが、それも湿っていました。もちろんダンボールも湿って。これはまずいでしょ!!と誰もが思いますよね。彼には、「次回物を送るときには、ビニールか何かで表面を梱包してスポンジは入れないでくださいね」と伝えました。彼は、「なぜ濡れたんだろう?」と言っていましたが、私は「雨にでも当たったんでしょう」と答えました。その頃、彼の地では雪が降っていましたっけ・・・。

  幸い、心の広い生徒さんたちは、「記念に取っておくだけだから私は少しくらいならダメージを受けていても良いですよ」と、そのままでも引き取ってくださることになりました。有り難いです。彼とのやりとりは、なかなか厄介で手間がかかったので、とても助かりました。これで、皆さんが冊子を楽しめることになりました。 

 

  さて、教室は賑やかに楽しく進んでいます。先生方は引き続き、私の教材のパターン描きをしてくださっています。感謝!! 額待ちの作品も、また増えました。皆さんもおっしゃるのですけれど、額に収まると作品が『シャキッ!』とします。額のオーダーを受ける時に、どんな色のどんな額にするか迷いますが、作品にピッタリあった額ができると一人、『よかった!』と思います。

 

  教室に長らく飾っていた、スタジオ合宿の時の皆さんの作品は、写真撮影をして取り外したこともあって、年内に制作者にお返しします。どれも力作で、きっと多くを学んでくださったことと信じます!準備も教えるのもなかなか大変でしたが、評判はすこぶる良く、「次はいつですか?」という質問も出るほどです。特に前回参加できなかった方は「いつかなぁ・・」と思っていらっしゃることでしょう。来年は、教室展もあるし、こちらも研修会に行ったりアメリカでの指導があったりで、日程的に無理があるのですが、鬼が大笑いしそうな再来年にでも、無理でなかったら企画しようかと目論んでいます。ただ、ちょっと先にことになるので確約はできませんが、前向きに考えますね。

 

  先日、あるサイトに繋がろうと試みたのですが、パスワードを忘れてしまいました。何にでもパスワードが必要で、良いような悪いような。他の手段でも繋げられるというので、それも試みたのですが、繋がらず、何度かやって、『違っています』と言われて案の定ロックされてしまいました。取り敢えず、何とか道を見つけて繋げれらたものの、コンピューターそのものが文句を言います。「icloudに接続できません」 昨日は少々時間が取れたので、大好きな頼りになる🍎サポートに電話して解決してもらいました。これでどこでも繋がれますよ!と太鼓判を押してもらい、安堵したところです。

 

  おまけには、我が家のおバカな犬が、また何かを食べてしまったらしくお腹を壊しました。・・・昨日の朝、出掛けに急いで病院に連れて行き、そのまま預けて入院。「何か食べましたねぇ」と先生の弁。何も心当たりはないのですが、結果が物を言いますよね。症状が落ち着くまでは「お預かりします」とのこと。やれやれです。前日だったか、主人と「最近、悪さしなくなったわねぇ。」と褒めたばかりだったのですが、そのせい?!

でも、お医者様曰く「歳の割に、他の内臓などは素晴らしく良い状態です!」とのこと。きっと、気持ちも若いのでしょう。まだ。イタズラする気は満々のようです(笑)

 

  曇りがちな晴れですが、楽しい週末をお過ごしください。風邪にはお気を付けてくださいね。とても流行っているようですよ。

 

 

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2023年11月12日

  秋から一気に冬に向かった列島です。山の家に着いた時には、もう紅葉は終わってしまったのかしら?と不安でしたが、翌朝、あたりを見ると、庭の片隅では始まったばかりの紅葉がこのように見られました。

  雨の時折混じる陽気でしたが、散歩ができたので少し近辺の紅葉などを写真に収めてきました。最後の方にまとめて載せておきますので、ご覧ください。今朝はマイナスの気温でしたから、残りの紅葉は一気に進むか、落葉となってしまうでしょうね。ギリギリのところを楽しむことができました。帰る前に、次回のために掘り炬燵をセッティングしてきました。

 

  教室は先週は何とか『夏』のうちに終えたのですが、今週からは『冬』ですね。『秋』が本当になくなってしまって、寂しい限りです。半袖からライトダウンに衣替えです。

その、名残りの夏の間に、教室では5人のラグの撮影会がありました。普段教室として使っている部屋などを家具をどけて模様替えし、ちょっと見は撮影スタジオのようになりました。出来上がりが楽しみです。

 

 

撮影スタジオの雰囲気の画像はこれです。両サイドに傘のついたストロボが置かれて、さすが本物です。撮ってくださっているのはプロのカメラマンのKさん。作品は生徒さんの一人、こちらも別のKさん。

 

  さて、教室では仕上がった作品が4つ、額に収まりましたが、また既に3つ、額待ちの作品が届きました。暑かった夏にも、皆さん頑張って作品作りをされていたということですね。えらい!!

  私の動物の作品は、額に入れないので手仕上げになりましたが、そういう作品も含めると、前回の教室展の後に、ずいぶん色々な作品が出来たように思います。新しい花の作品も引き続き、少しずつ前進させていきましょう!まだ、葉っぱの色が一つしか染まっていないので、色決めから、ですね。師走になると慌ただしいので、何とか今月中に目処をつけたいと思っているところです。あ、バックグラウンドの色も決めないと!!そう簡単に『こと』は進まないようです・・・。😅 でも、頑張ります!

 

  来年の研修会の後に友人のスタジオで3日間くらい、指導を頼まれています。その時に教える課題をいろいろ考えていたのですが、教室の先生方の賛同もあって ようやく本決まりとなり、パターンを決定しました。そのパターン、印刷機があれば良いのですが、手描きで15枚ほど作らないとならないのです。見かねた先生方が協力してくださって、半分ほど描き終えました。ありがたいことです。感謝!!まだまだ描かないとなりませんが、来夏の話なので、だいぶ安心しました。しかし!!そうです、これから色を決めて、分量を計りつつサンプル刺しをして、必要量を把握します。それから、その分を全部自分で染めるか、友人に染めを頼むか算段することになります。来年、と言っているうちに、あっという間にその時期が来そうな気がします。まずは、花のラグをせっせと刺さないと!!ですね。

 

  教室でも、来年のスケジュール表をお渡ししました。「え?!もう教室展が書いてある!!」と来秋の教室展のスケジュールも載っているのを見てびっくりされた方もいました。もう、一年を切っているので、心づもりはしておいた方が良いですよね。夏は、暑くてきっとやっていられないでしょうし、残念ですけれど、来夏も5月くらいから猛暑になるかもしれませんし、ね。

 

順番に・・・・・

庭の片隅を木の間から。  帰りの道中でのグラデーション紅葉。   散歩の途中のお宅の自然のままの紅葉の絨毯。   ニシキギの赤い実。   紫式部の藤色の実。        秋晴れ(冬晴れ?)の山の勇姿。    途中の『紅葉街道』。

 

 

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2023年11月3日

  11月になってしまいました。カレンダーは後一枚を残すのみです。暑かった夏の名残りが、まだ秋の本格的な到来を告げないままに『晩秋』ということで、些かびっくりしています。

 

  それでも、色々なことは日付どおりに進むもので、今月のスタートは『孫の預かり』から始まりました。この9番目の孫のお兄ちゃんが『入園考査』なるものを経験したので、2回、下の子はお預かりになったというわけです。ありがたいことに、ママやパパがいなくても何とか無事に過ごしてくれて、ミルクもしっかり飲んだあと最後には腕の中でスヤスヤ寝てしまいました。ちょっと人見知りが始まったのでヒヤヒヤでしたが、だいぶ慣れてくれたみたいで、安心しました。

 

  今日は預かってすぐにZoomの時間になったので、最初の顔出しだけ参加しました。あちらの皆さんからは「可愛い!!」と言ってもらえたのですが、流石に次々と画面に現れる知らない外人のおばさんたちの顔や英語に、怪訝な顔からぐずる・・ということになり、あっという間に退散しました。(笑)腕の中でスヤスヤという、もう、何十年も前の感触でした💕

 

  さて、私の動物のラグは始末も終わって、完成となりました。ホッ!! 先日染めた葉っぱの色の具合を見て、花のラグに戻ろうかと思っています。なんせ、UFOがいっぱいですから。一つずつ片付けましょう。この花のラグはちょっと時間がかかりそうですけれど。 

 

  夏前からいくつかオーダーのあった額は、ようやく主人が時間を見つけてコツコツ作ってくれたので、ここへ来て4作、出来ました。それぞれの作品は、何だか正装したように見えます(笑)。お待たせしました。

でも、もう秋も終わりになってきて、次々と額希望のラグが仕上がってきそうです。展覧会が来年なので少し安心ですけれど、皆さんがどんどんラグを仕上げてきているということですから、私ものんびりはしていられませんね。

  どうも、コロナにかかってからというもの、もう一つ頑張りがきかず、困っています。コロナの後遺症みたいなものは人それぞれで、長引いている人も何人かいらっしゃいます。「咳が長引いた」「味がおかしくなった」「倦怠感が残っている」などをよく耳にします。私の場合、そのせいか、歳のせいか分かりませんが、楽しいことは頑張れる気がします。

 

  頑張ったり楽しんだりは良いことなのですが、どんどん作品が溜まってきて、主人から「いなくなったあと、作品をどうするの?」と深刻な質問が来ました。自身の終活問題とともに、頭の痛い問題ですよね。以前はカナダのミュージアムに寄贈しようと思っていましたが、寄贈者が増え続けて、ミュージアムからは『お断り通告』が来ています。はてさて、これは難題!!いざとなったら、ガレージセールにでもしようかしら?・・・なんて考えています。買ってくれる人がいるのかな?!(笑)

 

  さて、教室は賑わっています。どんどん新しいパターンに取り掛かる精力的な方もいれば、半年以上温めながら一つの作品に取り組んでいる方もいます。それぞれのフッキングとの向き合い方は様々ですけれど、多く聞かれる声は「フッキングに出会って、本当に良かった。これがなかったらどうやって過ごしていたんだろうかと思います。」という嬉しい反応です。私自身も、つくづく、そう思っています。できる時にできることを!!をモットーに、作品が溜まっていくのも気にしないで(!)、前に進もうと思います。お互い、どんどん楽しみましょうね♪

            良い連休をお過ごしください。🍁🍂

 

 

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2023年10月27日

  Happy Halloween 🎃👻🧙  ですが、日本では何だか路上飲酒と馬鹿騒ぎ、さらに大人?の仮装イヴェントの体を見せていて、眉をしかめる行事になってしまいました。

 

  アメリカに住んでいた頃(恐ろしいことに、もう30年ほど前になります!)、子供たちが近所の家々を周り、Trick or Treat? と尋ねながら(悪戯Trickよりはお菓子Treatをあげようと)下さるお菓子を集めて歩いたのを思い出します。行事に参加する家の前にはJack O' Lantern(顔をくり抜いたカボチャ)が置いてあります。その家では、一年かかって1 セントコインを貯めておきます。その一掴みのコインと一緒にキャンディーを、やって来た子供たちの入れ物に入れてあげます。家に帰って、子供たちは自分の食べられる分だけのお菓子を避けて、翌日、残りのお菓子とコインを学校などへ持っていきます。学校などで集めたコインとお菓子は、まとめて子供の病院や施設に届けられます。仮装も楽しいけれど、小さいうちから自分が少しでも世の中の役に立つこと、恵まれていない人々がいることを学びます。

  日本のハロウィーンも、何か形が変えられると良いなと思いませんか。

 

  形が変えられると良いなと思うことは、最近、もう一つあります。政府や国会。まずは要らない人数が多すぎるということ。それと、そこに『すぐやる課』を設けてほしいこと。自分たちの給与は、あっさり上乗せすることをすんなり決めたのに、国民に税金の余剰分を還元する体制は、なかなか動きません。

  教室でも時々話題になる政治の話ですが、なかなか的を得ていて面白いです。「世襲議員は要らない」「定年制を設けてほしい」「任期を定めたほうが良い」「議員になるには適性検査に受かってからにして欲しい」あ、「漢字のテストもして欲しいな」など(笑) 彼らは全て国民の税金で賄われているのですから、少しは考えて欲しいものですね。・・・とここで呟いても、何にも動きはしませんが。投票の際には、よくよく考えて参加したいものです。

 

  朝晩冷えるようになって来て、「何を着て来たら良いのか迷います」と皆さんおっしゃいます。寒暖差が大きいですね。体調を崩さないようにお気をつけ下さい。歩いていると、だいぶハナミズキの葉っぱが色付いて来ました。赤い実もちらほら見えます。今年は我が家の柿の実は殆どなりませんでした。老木のせいなのか、気候のせいなのかわかりませんが、お向かいの柿にはそれなりに実がついていますから、老木のせいかもしれません。

  次男が小学校1年生の時、クラスで『干し柿』を作るという企画があって、我が家の渋柿の木がお役に立つことになりました。学校からゾロゾロやってきた子どもたちは、柿をとるよりは(木が高いので担任と私の父が取りました)、庭の虫を追いかけたりする方に楽しみを奪われていましたが、確か130個以上の柿を収穫して帰りました。自分たちが5寸釘で作ったナイフで皮剥きをして、学校の屋上の網の中に干しました。あの頃は、日中もさほど気温が上がらなかったのか、立派な干し柿が出来て、子どもたちが大喜びしたことを思い出しました。老木とはいえ、当時はお役に立ったんですね。それ以降、それほど沢山の実をつけることは余りなかったように思います。柿の実を見るたびに、この行事を思い起こします。昨今は、熊との接点になってしまったようですが。

 

  さて、ところ変わって、アメリカのメイン州では銃撃事件がまた起きました。日本は連日、熊があちこちで問題になっていますが、銃撃事件でないことはだいぶ助かります。事件が起きたのが友人たちの住む辺りでもあったし、犯人が逃走中ということもあって連絡してみました。友人たちやご家族はご無事ですが、危険なので安全なところに避難しているとのこと。メイン州といっても、毎年行っているマサチューセッツ州にも近いので、たくさんの友人たちが心配です。彼の地でも銃規制が立法化されますように!

 

  教室では、新しい大きなラグに挑戦している方々がいます。細かい柄で、完成には時間がかかりそうですが、その姿を見ていて他の方々は、少し手のかかりそうなものに挑戦する『勇気』と『やる気』をお裾分けしてもらっています。「私も頑張らないと!!」「こんな程度で大変!とか言ってられませんね」。 かく言う私も、お裾分けに預かって『やる気』をいただきました。引き続き、地道にコツコツ、ですね。

  お陰さまで動物のラグはバックグラウンドの一部を除いてほとんど刺し終わりました。来週からは、やりかけの細かい花柄のラグに取り掛かれそうです。秋の夜長、とは言うものの、夜はすぐに眠くなるのが『難』です。😴  危険なところから避難しなくてよい恵まれた環境の中で、せっせと働かなくては申し訳ないですよね。 反省して、今週末も頑張りましょう。

 

              皆様も、良い週末をお過ごし下さい。🎃

 

 

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2023年10月20日

  今どこへ行っても薫っている木犀。咲き初めには咽せ返るほどの香りでしたが、直後の雨でいっぺんに香りが優しくなって、気持ちの良い外出ができています。秋が来ないのではないかしら・・・と思われた今年の暑さでしたが、ようやく朝晩には秋が戻ってきています。良かった〜!!

  でも友人のフェース・ブックには狂い咲きしているソメイヨシノの画像が載っていました。この枝には、来春には花はつけないそうです。海の魚たちも行き場所を間違えて打ち上げられたり、本来の漁場ではないところで漁獲されたり、ドングリの実の不作によってあちこちで熊がたくさん人的被害を及ぼす事態にもなってきて、環境破壊は恐ろしいことになっています。

 

  しかも、人間同士で戦う、最も恐ろしい事態が中東でも発生してしまいました。自国を、ひいては自分自身を守ることしか考えていない世界のあちこちのリーダーには、人の命の大切さ、失ったものの大きさが全く見えないようで嘆かわしいです。

 

  せめて、私たちは綺麗なものを目にして、心を穏やかに清浄化していきたいものです。時折、ひょこっと飛び込んでくる画像に、今朝も心を洗われました。何とも言えない優しい色の組み合わせで、有名画家の季節の絵をパターンにして刺しているラグです。こんな優しい色の組み合わせ、どこかで何かに使ってみたいなぁと思いました。

 

 とは言え、今刺している動物のラグには、元気な緑のバックグラウンドが染まりました。自分でも少々びっくりの色ですが、また、生徒さんには「いつもの先生の色ではないですよね」とも言われましたが、刺してみたらなかなか良い感じ。

 どんな色かと言えば、この写真よりはずっと鮮やかな明るい緑色。若草色?黄緑?と言うべきかも知れませんね。「素敵です!」「動物が浮き上がって見えますね」など、高評価をいただいて、満足、満足。このまま刺し進めようと思っています。ただ、太いカットのウールなので、長く刺すと手首に負担がかかるので、お茶休憩ばかりです(笑)ま、ゆっくり気長に刺し進めましょう。

 

  教室には新しいパターンを描いて持っていらした方もいらっしゃいました。お父様の描かれた作品から起こしたパターンだそうです。絵の描ける人はいいなぁ〜、とつくづく思います。でも、その方は快く「どうぞお使いください」と、パターンのコピーをお許しくださってので、さっそく転写させていただきました。いつ刺せるのかも分かりませんが、手元にあるだけで嬉しい!ありがとうございます。

 

  さて、先ずは私はUFO(UnFinished Object=未完成の作品 )をコツコツ仕上げないと、ね。細かい柄の花のラグも途中なので、刺し方を忘れないうちにピッチをあげていこうと思っています。週末、バタバタ予定が入ってはいますが、せっかくの良い季節に綺麗なものを目にして、楽しんでいきましょう!・・・赤トンボがめっきり減りました😓と言う秋ですが。

 

 

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2023年10月13日

  これは、夏にアメリカの研修会経由でカナダの教会の200周年(3年後)を祝う行事の一環で、私たちも制作・寄付したフックト・クッションラグの載ったカタログ冊子です。当スタジオからは14点の作品が載っています。綺麗な写真で説明も作者名も付いていて、記念になると思われる仕上がりです。

  ところが、これにはいろいろ後からオマケの話がついて来ました。当初は、「作者には協力のお礼としてタダで差し上げます」という話でした。大々的に披露したアメリカでの展示会で、評判もよく、会場賞を取ったほどの人気でしたが、思った以上に冊子の売れ行きが悪く、数えるほどしか売れなかったという結果になりました。

  企画者は、その売上で色々賄えると目論んでいたのですが、とんでもない赤字を抱えました。そこで「冊子代だけは払ってほしい。送料は負担するから」と言って来たのです。話しが違う・・・と言いましたが、もともと私たちのラグはクッションの形になっていませんでしたので、制作するのに、中に入れるものとクッションにする生地代が更にかかります。それに加え、クッションにするのはボランティアに頼めたのですが、生地代などは彼1人の抱える赤字で、目下、寄付を募っている状態だ(まだ誰も応えていない)とか。

  昨日には「本当に申し訳ないが、送料も負担して欲しい。」と言ってきました。印刷代と送料は、こちらで負担せざるを得ない状況に、「え〜!!」。あちらからは、「大変申し訳ない。全て私のミスです。もう暫く、工面に努力しますのでお待ちいただきたい」と返事が来ました。

  はて、どうしたものか・・・。制作者の生徒さんたちには冊子代はご負担いただく予定で、希望者を募ったところですが、送料までは考えていませんでした。やれやれ。もう暫く、様子を見るしかないですね。

 

  久々にお元気なお姿を見せて参加されたN先生。皆さんから「どうしてお怪我されたんですか?」「どこで?」「どんな具合に?」などと矢継ぎ早の質問が浴びせられました。(笑)では、お昼を食べながら・・・と、毎回、皆さんに説明。皆さんも状況を納得されたようでしたが、何より、N先生ご本人がご自分で説明することが出来るようになったことが嬉しい。ご自身のショックな体験を、少し客観的にみられるようになって、心も落ち着かれたのではないかしら。『日にち薬』『時間薬』ですね。まだまだリハビリも続くようですから、くれぐれもご注意の上参加なさってくださいね。

 

  先日の教室の最中に届いたウール。私の動物のラグのバックグラウンドに使えそうだと思ってオーダーしました。少しカットして刺してみましたが・・・「違う!」やはり、染め直さないとダメそうだとわかりました。今日はこれから染めてみようと思っています。いい色に染まりますように!

  もう一つの花のラグは、少しずつ進んでいます。まだまだ道半ば。

 

  教室では色々なラグが披露されています。バックグラウンドの色を染めて持っていらした方は「これで進んでいいでしょうか?」ちょっと薄い色が欲しかったので、そのようにお伝えしました。新しい種類のウールを使っている方は、優しい色で着々と全体の姿が刺せて来ています。

  有名画家の絵をパターンにしたラグを刺している方は「難しいです」と言いながらも、雰囲気が出て来ました。小さいモチーフを全部刺し終えて、いよいよ大きな部分を刺している方は「捗りません」。小さいモチーフ一つ一つを刺している時は、本当に楽しいのですが、大きな部分はちょっと違いますよね。勢いが・・・。(笑)

  ステンドグラスの大きなパターンを刺している方は、モチーフの隙間が多くて苦労されていましたが、裏を見て「大丈夫!」。葉っぱが苦手で葉っぱの少ないパターンを選んだ方は、ようやく終わりが見えてきて「良かった〜!」。あと一息です。手持ちの色のウールで新しい花のパターンを刺し始めた方は「こんな色でも、良しと思ってください」(笑)。 優しい花の色を使って数種類の花を刺している方は、いよいよ葉っぱ。バックグラウンドの色は大体決まっていますから、こちらもあと一息。

  途中で色が足りなくなって探していた方は「ありました!これでいけそうですよね。」ぴったりの色を見つけました。季節のラグをシリーズで刺していらした方は、一連のシリーズが終わり、新しいパターンに取り掛かり始めました。手持ちのウールを使って刺すという楽しみな計画です。ご実家に差し上げるラグを刺されている方は、皆さんから「もったいない〜!!」。とても素敵な綺麗なラグが出来そうで、差し上げちゃうのが惜しいですね。でも、きっと喜ばれるのですから、刺し甲斐もありますけれど。

  クリスマスの小さなラグを刺している方は、色を変えながら、ほとんど完成に近づきました。一箇所色を変えると、他も変えないとならなかったり、またはぐんと良くなったり、色の大事さを痛感しました。

 

    さて、良いお天気。染め日和ですね。インフルエンザに気をつけて、良い週末をお過ごしください。🍠🌰🌾🍁

 

 

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2023年10月8日

  秋晴れの山の家に行ってきました。暑すぎた夏と色々あった長旅と、おまけのコロナ感染の疲れを癒しに。戻ってきたら東京も涼しくなっていましたが、山の方では、朝は4℃、1℃という冷え込みで季節が一度に晩秋になったかのような寒さでした。手袋を持って行かずに、後悔しました。あんなに暑かった長い夏は、ついこの間のことなのに、日本から春と秋が消えてしまったのではないかと心配になります。寒がりの私は、朝夕の散歩には、薄手のダウンジャケットが必須となりました。

 

  さてさて、教室は楽しく賑やかにやっております。そこへ、夏の間お怪我をされていらっしゃれなかったN先生が登場して!「わぁ〜!!」とさらに盛り上がりました。思っていた以上にお元気そうなお姿に、ホッと安堵いたしました。N先生がいらっしゃれなかった間に進んだラグをそれぞれ披露したり、リハビリ・ラグと称して、リハビリを兼ねてお休みの間にN先生が作られたラグに感嘆したり、時間があっという間に過ぎていきました。

 

  私は夏に研修会でスタートした動物のラグの動物部分を刺し終えました。週中にバックグラウンドの色を染めたつもりでしたが、予想よりだいぶ濃い色に染まってしまい、染め直すことにしました。今は、先日のラグ・スクールでスタートした花のラグを刺し進めています。全体を刺し終えないと、このやり方の効果が見えてこないので、ひたすら花弁一枚ずつを刺し増やしているところです。

  そこへ、ラグ・スクールでお世話になった先生からカードが届きました。こちらからお礼のカードを差し上げないといけないのに、あちらからThank youカードをいただいてしまいました。来てくれてありがとう、の他に気になることも書いてありました。「スクールの後、コロナにかかった人が何人かいましたが、あなたたちは大丈夫でしたか?」やはり!!私たち以外の方も、感染者が何人か出たんですね。さらに、お願いしていた色の染めのレシピも書いてくださいました。そのことを含め、さらにお礼のメールを出そうと思っています。(カードでなくてすみません・・・)

 

  メールといえば、来年の夏の指導の呼びかけが来ていて、その内容についての詰めをしないとなりません。コロナのせいか、後遺症だったのか、集中力がイマイチだったのと、咳き込みが少し残っていたのとで、返事が遅れてしまいました。こちらの計画もしないと、ですね。集中力はだいぶ戻ってきていますので、これからしっかり検討しましょう。

 

  山から戻ってきたら、東京も殊の外涼しかったので、主人と庭仕事をしました。梅雨に入る前に猛暑になって以来ですから、何ヶ月ぶりになるでしょうか。野原のように丈の伸びた草と芝を刈るのは主人の仕事。私は、ジャングルのように絡みついた蔓(ほとんどがヤブカラシ)を取り除くのと、硬い葉っぱになってしまった紫陽花の咲き終わった枝を(来年の花芽を残して)短く切り取る作業をしました。大きなゴミ袋に4杯分、ずいぶん刈り取りましたね。これで少し、放っておいても大丈夫だと思います。山と都会の緑の違いを感じる作業でした。

 

  さて、お仕舞いはいつものように、小さな秋の写真です。少しずつ、秋の準備をしていたんですね🍂

 

 

左上から・・・色づき始めた桜   真っ赤なマユミの実   たくさん爆ぜていたクリ   1番早くに紅葉するというニシキギ

       アオツヅラフジ   ヤマシロギク      ススキ           家族で並んで出てきたキノコ

 

 

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2023年9月29日

  コロナ感染から早2週間。今週の教室では、やはりこの話題が続出。中には「先生、お元気でしたか?」と話題について行かれない方々もいらっしゃいましたが、O先生のiPadでブログを読んで「わぁ、お話としては面白い!!」「でも、大変だったんですねぇ。」

  お陰様で、後遺症として喉のいがらっぽいのは残っていますが、基本、元気を取り戻して日常をこなせるようになっていますのでご安心ください。ご心配、ありがとうございました。

 

  世の中、色々なことが起きるものです。それにしても盛り沢山で、いつも以上の経験をした顛末でした。教室でも、留守の間やその前くらいに、コロナに罹ったという方や、コロナらしき症状が出ていたという方もいて、コロナはもはやどこで誰が罹っても不思議ではなくなっています。さらに、普通のインフルエンザや咳の出る風邪も流行っているそうで、高熱を発しない限りはコロナにかかっても、自分がコロナに感染していると気が付かない方も相当数いる気がします。

 

  先日参加したラグ・スクールも、この画像のような状況下で行われていたのですから、1人でも感染者が出れば移ってもおかしくないと思われました。そんなオマケをもらってきたスクールでしたが、中身は楽しく充実したもので、私個人としては86歳だとおっしゃる大先生の秘伝のテクニックを教わって、大満足の1週間でした。早速、次へ向かっています。新しい友人もたくさん出来ました。

 

  それにつけても、アメリカやカナダでは、こんなにラグ・フッキング人口があって、羨ましい限りです。あちこちのスクールに参加して、友達の輪を広げたり、知識を取り入れたり、ヒントを得たり、材料を入手したり、情報を交換したり・・・と本当に中身の濃い日々が送れそうですよね。今回の最高齢の参加者は94歳。日頃も、月一で1時間自分で車を運転して先生のところに習いに行っている、というスーパー女性!ご一緒に全ての日程をこなされて楽しんでいらっしゃいました。それから思うと、私はまだ若い方で、時差が何だ、荷物の重さが何だ、飛行機の搭乗時間が何だと文句を言ってはいられない気がしちゃいます。・・・いや、何も起こらなければ、もう少し疲れないで済むのかもしれませんが(笑)それにしても、アメリカは遠い・・。しばらく時が経つと、また行きたくなるのですけれど、ね。

 

   さて、久々の教室は楽しく賑やかでした。今までのラグを完成させて、いよいよ次のパターンにという方もいらっしゃいましたし、中のモチーフを全部刺し終えて、バックグラウンドの色を見つけた方もいました。花は全部刺し終えて、残りは数々の葉っぱだけ、という方も。またいつもの賑わいが戻ってきて、それぞれが秋の夜長を楽しめそうです。

  クリスマスのラグを完成させた方がいらして、それを見て「あと3ヶ月で今年も終わり!」という声がありました。クリスマスのラグを作るなら、もう間に合わない!!とか、夏が終わるとあっという間に年末が来る、とか、月日の経つスピードを嘆きました。

 

  去年の今頃スタートしたクッションラグ。無事にカナダの教会に届いて、形になって並べられるのを待っています。その教会に寄贈されたクッションラグ300点以上のカタログ冊子が、綺麗に印刷されて届きました。手元に記念に置いておきたいと思います。

 

 まだまだ嘘のような暑い日もありますが、来週からは10月。気持ちは秋に向かって、前に前に!! 楽しんで頑張りましょうね♪

 

 

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2023年9月20日

 無事に帰宅しました............かな?!
道中、色々なことがあって気分的には7月の研修会より長旅に感じました。(笑)日を追って報告しますね。
  先ずは出発前の成田です。今回はカナダのモントリオール経由でボストンに向かう予定でした。私は簡単に機械でチェックイン出来たのですが、ご一緒するKさんが何度やってもはじかれてチェックイン出来ません。『ビザがありません』と言われます。アメリカのビザのESTAは取得してありましたが、そうでした!経由だけでもカナダのビザeTAが必要でした。私は4年前のカナダ旅行の際に取得したビザが有効でした。そういえば5年有効期間がありましたっけ。
さぁ、慌てた、慌てた!エアカナダのスタッフが携帯でこのサイトからビザが取れると教えてくれたサイトにいって指定どおりに情報をいれるのですが、Kさん、焦って指が震えて何度もトライ。お見送りにいらしていたご主人が代わって入力して、やっとパス。1時間以内に発行される、と言うので、早く来ておいて良かったわねーと待っていたら20分で承認されて、無事にビザが取れ、チェックインもすんなり出来ました。出発前の超ドキドキでした。


  さてモントリオールに着いて、ビザも取れているしと安心して今度はアメリカの保安検査を通過しましたが、Kさんが引っ掛かってしまいストップ。人工関節に機械が反応してしまい、それを説明。理由は最後まで分かりませんでしたが、それからも色々調べられて、2〜30分待たされて通過できました。やっと乗り継ぎの搭乗ゲートに着いてホッとしていたら、また呼び出しがあって、アメリカの保安官がやって来てKさんのバッグの中身を総チェック。最後に「楽しんで行ってらっしゃい」と言われるまでドキドキでした。
 漸くボストンに着いて、預けた荷物を受け取ろうとベルトコンベアーの前で散々待ちましたが、コンベアがストップ・終了。え〜!!荷物、ないの?!クレームカウンターに出向いたら、電話で問い合わせてくれて、まだ続きが来るから待つように言われました。見れば、日本からの荷物を待つ人々が40人くらいいました。1時間以上待たされてやっと荷物が出てきました。.........が、Kさんのスーツケースのハンドルが壊れていました!エアラインにクレームしましょうか?と言いましたがKさんは「長いこと使っているから経年劣化もあると思うから、いいです。」 
その時点で夜もだいぶ更けていました。ホテルにはすんなり行かれて、持参したインスタントおにぎりを味わって、日付が変わってから、漸く眠りにつきました。


  いよいよ会場のホテルに向かってレンタカーを走らせました。予定していたカーナビが付いていない車でしたが、借りて行ったwifi+Kさんのスマホガイドと友人から教わった簡単ルートのお陰で無事に到着。部屋に荷物を置いて、夕飯とクラスの顔合わせでスクールがスタートしました。
 念願の先生から詳しく丁寧なご指導を頂いて、皆さん真剣に取り組んでいました。私たちのクラスは人数が一番多くて、順番が回って来るのは半日に一回でした。それまでに前回教わったところをクリアできるよう励みますから、結構忙しい。
Kさんは『途中で眠くなったらどうしよう』と思っていたそうですが、何の何の!夕飯後も毎晩クラスルームに残ってフッキングしていましたよ。(下の画像は教室となった会場の風景)

  2日目の朝、クラスメイトにコロナ感染者が出て、緊張が走りました。翌日全員で抗原検査をして陰性を確認。先生がご高齢だし密接指導されているので心配しましたが、翌日も検査で陰性。皆んなで安心しました。
 それを受けて、近くの大型スーパーでKさんの新しいスーツケースを購入し、安心していましたが..........、大きなハリケーン(台風)が海沿いに週末やって来ると言うニュースが飛び込みました。他の方々も帰りのルートを変更したり、早めに発つことを検討したり、ざわついてきました。

 私たちにはチョイスがあまりありませんでしたが、帰りに立ち寄る予定をやめて、まっすぐにボストンへ戻ることにしました。

  最終日にやっと晴れて、綺麗な空の下(ハリケーン、本当にくるの?)と思いながらのお別れでした。たくさんの仲間が心配してくれたのですが、道中にメールが届き、翌日発のフライトがキャンセルされた!、との知らせでした。(画像は会場ホテルの納屋を使った食堂ーー毎日美味しいお食事をいただきました。)

 ホテルについて、急いでフライトの確認をしたり、ホテルの延泊を頼んだりと、バタバタしました。代わりのフライトのスケジュールの知らせが来て、まずは安心。ホテルの延泊は、一度マネジャーに頼んだものの、登録されていない&ハリケーンで満室だから空きがない、とスタッフに断られびっくりしました。そんな筈はない、マネジャーに昨夜直接予約を入れたんだから、と交渉し、マネジャーに確認して延泊が認められました。こんなところで路頭に迷うわけにはいきませんからね。心配してくれた仲間に、フライトキャンセルと延泊の報告をし、無事帰国したらまた連絡することにしました。

 

 翌日は1日、ハリケーンということもあり、ホテルでゴロゴロ。心なしか、2人とも疲れが出て、Kさんもひどい咳き込みが続きました。

私も喉が痛くなって、一日お休みがあって良かったかもしれない、とも思いましたが、大した風も吹いていない・雨も降っていない空を見上げて(今日、飛行機飛べたんじゃない?!)。

 夜中1:30の最終シャトルバスで空港に行き、エアーカナダではなくユナイテッドになった上、経由地がニューアーク(ニュージャージー州)となったものの、無事に搭乗できました。あとはひたすら成田を目指してもらうのみ。

 

  ということで帰国しましたが、番外編が・・・・。

だるさと咳・喉の症状にクリニックへ行って、コロナ感染が判明。勿論、Kさんも同じ。今週いっぱい大人しく過ごしていれば良いということで、今は主人に移っていないかのみを心配して過ごしています。明日の教室は、私はタッチしないで、O先生とM先生にすっかりお願いしました。皆さんにすぐにお目にかかれないのは残念ですが、来週からは復活しますので、今は大人しく、楽しみにしています。

コロナの症状は軽く、お医者様曰く「ワクチン効果が出ている」症例がほとんどだそうです。また、海外から戻った人に多く見られるとのこと。周りに撒き散らさないように、心して行動します。(というか、外出しません)

  国内でも感染者が増えてきているそうで、皆様も、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

          長い報告、お読みくださり、ありがとうございました。🙇

 

 

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2023年9月8日

  今日は台風が接近していて、雨+時折強く吹く風のため、だいぶ涼しい日を迎えています。お陰様で、出発前の掃除や片付けなどの支度が楽にできそう・・・。「働け!」ということでしょうか?!頑張りましょう。

 

  今週から再開された教室は皆さん楽しそうでした。「やっぱり、家で1人でやっているとなかなか進まないけど、教室に来るとやる気になるわね」。夏の間に疑問が出来たり、次に進む準備が出来ていたりで、それぞれの方々に対応してアッという間に時間が過ぎました。もちろん、「暑くて全然手をつけられなかった〜」という方もいらっしゃいましたが、それはそれ(笑)。これからの季節、涼しいし夜長にもなるし、フッキングには打って付けです。たくさんのウールをカットして帰られた方も、バックグラウンドの色を決めて安心された方も「次までに刺して来られるかな?!」と前向きでした。

 

  私は、夏の研修会の報告や課題となったラグのお披露目をしました。きっと、「こういうことをするのね」と少しわかっていただけた気がします。そして、刺し進めているのが、その課題の一つのラグ。「先生、こんな色でやるんですね〜!!」「楽しみ〜♪」私も、どんなラグになるか楽しみではありますけれど、この先はしばらくお預けになります。明日からまたアメリカに行きますので。

今度はKさんと一緒のラグ・スクール。自分で決めて描いたパターンをどんなふうに攻略するのか、全くの未知数。帰国してから教室では途中経過をご披露しますね。

 

  涼しいので、もう少し、家の中を片付けたりして明日の準備をいたします。コロナは相変わらず形を変えて感染者を増やしているようですし、来週はまた暑さがぶり返すとも言われています。

  私は出発前の台風で助かりましたが、場所によっては被害が出ないとも限りません。どうぞ、皆様お気をつけてお過ごしください。

 

          では、行ってまいります👋

 

 

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2023年9月1日

  何と、9月です!こんなに暑いのに信じられません。予報によると、来週になれば、もう少し秋の気温に近づくようですが・・・。期待しましょう!!

 

  さて、この画像は届いたばかりのラグフッキング・マガジン社の『秀作集』の目次ページです。今回のこの号には、うちのお二人のO先生とN先生の作品が入賞作品として取り上げられています。数ある作品の中から、このページにO先生の作品が載っています。小さな教室から2人も入賞するって、凄いことです。私はお二人を誇りに思います。おめでとうございます👏

 生徒さんを育てることが私の使命なので、少しずつ成果が実ってきて嬉しい限りです。これからも、お支え、よろしくお願いいたします。

 

  いよいよアメリカのラグ・スクールに出発するのも、あと1週間となりました。身の回りの支度は、まだ全然ですが(涼しい支度がピンとこなくて・・・)フッキングに関する持ち物は大体揃ったと安心していました。ひと月前に、研修会で使ったものが殆どですから。

  ところが、今回は自分でパターンやウールを用意して行くんでした。確認したら、パターンもウールもない?!え?どこにしまったのかしら?!慌てて一階に行ったり二階に行ったり・・。

  そうだ!!思い出しました。研修会の時にお目にかかった今回の先生が「日米を往復持って移動することもないから、私が預かってスクールに持って行ってあげるわ」と言ってくださったのでした。確かに、パターンは重いからお預けした記憶があるのですが、ウールもそうだったかしら?

  お預けした自信もないし、追加のウールが必要になるかもしれないから、それなら安全牌で、染めておきましょう・・と思い、この暑いのに染めをしました。終わったら、ふらふらに疲れました。流石に、この暑さの中で染めをするのは無理があると思いましたが、期限があるので仕方なかったですね。あまり上手に染められませんでしたが、まぁ、何とかなるでしょう。これで、準備万端!・・・と思っていたら、主催者からメール。

  安心のためにワクチン接種証明書を送るように、出発前にPCR検査を受けるように、と言われたのです。接種証明書はスマホですぐに取って送ることが出来ましたが、検査はどこかへ出向かないとなりません。念の為、何日前まで許容範囲かを尋ねたら、「具合が悪かったら、受けてくれれば良いのよ、ご自身のためにね。」とのこと。なぁ〜んだ、必須ではなかったのね。ご一緒するKさんとホッと胸を撫で下ろしたところです。一手間ですからね、この時期に外出するのは。いよいよ本当に準備万端です。あとは健康に気をつけて1週間過ごしましょう。

 

  さて、カナダに寄付するためにアメリカまで持参したクッション・ラグは、無事に国境を超えてカナダに到着したそうです。これで、また一安心。世界中から寄付されたクッションの載ったカタログ(冊子)は後日送られてきます。他の人々のクッション・ラグを拝見するのも、楽しみですね。

 

  来週はいよいよ教室が再開します。この週末で、スタジオの準備もしておきます。ひと月以上ちゃんと使っていなかったのですから。暑いけれども、皆さんのお顔を拝見できるのを楽しみにして励みます!

       引き続き、熱中症にお気をつけて、涼しくなるまで頑張ってこの暑さを乗り切りましょうね💦

 

 

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2023年8月25日

  8月も終わりに近づいてきました。相変わらずの猛暑が続いています。夏バテに気をつけたいところですね。

さて、夏の高校野球は107年ぶりの優勝旗を慶應義塾が持ち帰るという大展開になりました。応援の音量の賛否は色々あるようですけれど、個人的には、『しごき』や『坊主頭』等のない、スポーツを楽しみつつ結果を出すという姿勢は大賛成でした。そして、高校野球が終わると涼風が吹いてきそう・・・なのですが、コオロギの声は聞こえるものの蝉の声も日中負けていません。

 

  この暑さのせいなのか、ちょっと奇異な体験をしました。街中に自転車で出かけた時、信号待ちをしようと停りかけたら(自転車なので、端の方に)後ろから肩をツンツンと何かで叩かれました。「えっ?!」と振り向こうとしたら「おばあちゃん!」と見知らぬ女性の声。ご本人は日傘・雨傘をさして顔を隠したまま一人置いてスッと右に行き、そのまま横断歩道の手前で立っています。偶然 傘が当たったにしても、なんだろう?!と思いましたが、信号が変わって横断。さらに右にあるもう一つの信号を渡っていたら、「ババア!!」と言いながら例の女性が隣を足早に渡って駅の方へ向かって行きました。私がターゲットでしたね。確かに、私はおばあさんで若くはありませんが、見知らぬ人、しかも接点のない人にいきなりそう呼ばれるのは良い気はしません。昨今、女性でも危ない言動をするので、それ以上は関わりたくもなく、私は自分の行きたい方へ自転車に乗って向かいましたが、なんとも情けない嫌な気分になりました。なんだったのかしら?!あの女性が、それ以上の悪さをしないことを願います。

 

  戻ってからは気分転換にせっせとフッキング。クッションのラグを刺し終えました🙌。あとは仕上げです。これが大問題!またお裁縫ですね。ちょっと針仕事をしては、別のラグを持ち出してフック。また気になってお裁縫・・・、でもやはり続かず、フック。今はこんな状態(笑)。

そしたら、「そろそろ秋からの教室の準備で、やりかけのラグを引っ張り出してフッキングを始めています」という何人かの生徒さんからのメール。おっと!私も、もう少し頑張らないといけませんね。しかし、この暑さ💦 これから頑張ってお裁縫に精を出しましょう。

 

  アメリカの友人から、持ちきれないで送って貰ったウールと染めのサンプルブックが届きました。眺めてはウフフ・・。使わないと意味ないのですが、今は暑くて染める気にもなれません。涼しくなったら(きっとアメリカに行って戻ってからになりますね)、何色か試してみようか、と思っているところです。染料もいっぱい買って来たし。渡米を含め、研修会に参加するのは、それなりに大変なエネルギーと集中力を要するのですけれど、参加することでとても大きな刺激と情報をいただいてきます。日本の、しかも自分の教室内での刺激も、もちろんあるのですけれど『上には上がある』ことを実感して、ぼんやり好きなことばかりしていては駄目だと知らされます。いつも『向上心』を忘れずにいたいものです。・・・すぐ忘れて、易きに流れるのですが。

 

  3年ほど続いていたアメリカの友人たちとの毎週ズームは、コロナが下火になった感があるので、直接会ったり移動したりできていることから、毎月ズームに変更しようと、研修会の時に会った仲間で相談して決めました。彼女たちはあちこちに出かけて教えて・教わって、精力的にフッキングを広めています。アメリカやカナダのように大きなうねりは日本では見られませんが、このクラフト・手芸をやってみたいと思われる方が増えたらいいな、と思っています。そのためにも、良い作品を作らないと!!ですね。

 

 暑さに負けず、なんとかこの夏を乗り切りましょう! 水分補給と体を冷やすことを続けましょうね。

(とはいえ、リビングのエアコンを新しくしたばかりなのに、今度は寝室のエアコンがダウン!月曜日に取り付けに来てくれるそうですが、それまで凌がないと、です)

 

 

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2023年8月20日

  暑いという言葉が空を切って通り過ぎます。もっと適切な言葉がないものか、と思うくらいの暑さが列島を襲って久しい。そんな暑さを避けようと、延泊して今日、山から戻ってきましたが・・・・めちゃくちゃな気温🌡! まだまだ続くと言われています。やれやれ。

 

  少しは涼しげな画像を・・・と思って『バイカモ』を写して来ました。梅花(ばいか)+藻(も)です。梅の形をした小さな白い花が咲くこの藻は、水温の低い綺麗な水にしか生息しません。遠くからしか撮れなかったので、若干ボケた写真になってしまいましたが、ご勘弁ください。水温は10℃。冷たさが届いたでしょうか。

 

  この水路に沿って散歩をしていたら、もっとゾッとするものに出会いました。 これは『ヤマカガシ』。

もちろん、車に轢かれたかで死んでいたのですが、その後の大雨で流されて泥に埋まりかけていました。ヤマカガシは、おそらくマムシより毒が強い蛇です。大人になると、もっとずっと大きく怖さが増していますが、これは

幼いヤマカガシで30cmくらいだったと思います。最初に見た時はもっと色鮮やかでしたが・・・。

どうです? 涼しくなりましたか?・・・・・(笑)

 

  山の天気も今年は異常に気温が高くて、びっくりでした。一度雨となると、雷が鳴って、土砂降りの雨になります。今晴れていたのに・・・ということがしょっちゅうでした。台風も日本海側を通過して行きましたが、風も大したことなく、雨も言われていた程には酷くならずに済みました。

  庭の木が倒れたらどうしよう、と思っていましたが、枝が何本も折れて落ちた程度でした。災害に遭われた方々には、お見舞い申し上げます。

この異常気象が今後も何年も続くと予想されていて、私たちや次の世代の今後の生活は、一体どうなってしまうのでしょう。政府が本腰を入れて、温暖化対策を取らないと、日本は暮らせない国になってしまいますね。

  研修会であった何人かの友人たちに「日本へそのうち行くから、ね!!」と言われて来ましたが、「夏は避けてね! 暑過ぎて大変だから。」と念押しせざるを得ませんでした。今年、コロナが落ち着いて、インバウンドできている外国人たちは、日本の暑さにびっくり仰天していることでしょう。

 

  少しは涼しいところに居たのですから、せっせとフッキングをしていれば良かったのですが、旅の疲れ? 夏バテ? 冷房疲れ? 寝不足? なんだか分からないのですが、どうも集中が続かず、前半はダラダラ、もしくは読書の日々でした。3、4日経って反省と共にやりかけのラグを広げました。これは先日から始めた孫の名前入りのクッション・ラグです。帰京1日前になって、ようやくほとんどを刺し終えましたが、ウールが足りなくてストップ。最後は東京で仕上げます。

  もう一つ、研修会で始めた動物のラグも、ちょっと手をつけましたが、時間切れ。これは、孫ラグが終わったら、また取り掛かりましょう。

 

  ちょうどアメリカのオハイオ州では、ラグの一大イベントが開かれていて、あちらから画像がぼちぼち届きます。前回、私のは小作品とクッションラグ(14枚のうちの一枚)しかない、と申しましたが、とんでもないことを忘れていました。おとぎ話のラグ100枚以上の中に、私の作品もあったのでした。(ボーッとしている!!)

  特におとぎ話のラグは、O先生の作品もN先生の作品も展示されています。見に行かれないと決まった時点で、留意することから外れてしまっていました。大反省!! これも、あちらから画像が届いて、確かに展示されていて嬉しいことです。

 

  さて、おしまいはいつものように山の自然の画像をお届けします。

 

左上から、群生しているミズヒキ    数少なくなってしまったワレモコウ   若いミズナラのドングリ   まだ緑色のマユミの実   すっかり黒くなったハナイカダの実   青いまま落ちてきたヒマラヤ杉の松ぼっくり   切り株にびっしりついたキノコ

 

 

    まだまだ気をつけて過ごす必要のある夏の終わり?です。くれぐれもお大事になさってくださいね。

 

 

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2023年8月11日

  台風が連続してやって来ています。沖縄や九州を通った台風は朝鮮半島を縦断しているようです。そして、そのすぐ後に小笠原にやって来た7号。これがそのまま本州を横切る予報です。折しも、お盆休みになる連休中ですが、雨風がひどいと言われていますので、お出かけの際にはくれぐれもご注意ください。大きな被害が出ませんように!

 

  私は、その台風の外側から千切れてやってきた怪しい雲を心配しながら、孫の女の子2人を連れて、梨・葡萄狩りに行って来ました。タワワに実った梨を見上げて、「どれにしようかな?!」ちょうど良い具合の色とか、肌の感じとかを教えていただいて、たくさん・・・と言っても、持ち帰れるギリギリの重さの梨をもぎました。ブドウは、色が黒いくらいの方が良いそうで、真っ黒な粒を探してハサミでチョキン!「食べたいから、頑張る!」と言って重たい袋を抱えて電車で帰りました。「とっても甘くて美味しかった!」と、後から喜んだメールが来ました。夏の思い出になったかな?!おまけに、帰る前に初ボーリングに連れて行きました。後から、私は筋肉痛・・・😅

  思い出といえば、このウール。この綺麗な色のウールをスーツケースに入れて持って帰って来たのでした。色別に整理してみたので、見ているだけでも楽しい。折角なので、まずは先生方に選んでいただくことにしました。何にどんな使い方をしていただけるか、それも楽しみです。・・・と他人事ではなく、私も使いたい色を選んで、何にどう使うかを考えたいと思います。

 

  お盆休みが終わると、あっという間に8月も下旬。下旬になると慌ただしくなるので、その前に少し手持ちのフッキングを前進させましょう。

今、孫のためのクッション・ラグを半分ほど刺しました。来週は、山の家に行くので、あちらで刺し終えたいと思っています。台風で雨かもしれないし、ね。刺し終わったら、先日の研修会で刺し始めたパターンのどれかに着手しようと思います。持参できるウールの種類が限られるので、どれにするか、よく考えないと、ですね。

 

  そんな『過去』ばかりではありません。アメリカでは壮大な展覧会がオハイオ州で開かれます。現地に行っている友人が、いろいろ報告してくれるとメールをくれました。みなさん、わくわくです。今回、私のラグは、小さな作品のみです。後は教室の希望者の方々と一緒に参加して作ったカナダの教会に寄付する14枚のクッション・ラグ。どのような展示になるのでしょうか?報告を楽しみに待ちましょう。

 

  そして、研修会に行っている最中にカナダからメールが来ていました。なんだか、新しい本を作られるという方がその中に私の古い作品を載せたいので許可してくれないか、というものです。その方を存じ上げないので友人に聞いたところ、「問題ないし、あなたの作品をたくさんの人に見てもらいたいから、受けなさい!」と後押しされました。そこで、せっかくなら、きちんと写真を撮り直したいので、もう少し先になったらちゃんとした写真を送ります、と返事して、お誘いに乗ることにしました。2025年に発刊の予定だそうです。長く続けていると、いろいろなことがあるものですね。ありがたいお話です。

 

  さて、台風に見舞われている日本ですが、ちょうど夏休みなので、みなさんいろいろなご予定があることでしょう。どうぞ、台風にも暑さにも気をつけて、楽しい夏をお過ごしください。🎆 🍉🌊🗻🛫🍧🧳

 

 

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2023年8月4日

うふふ・・・、何の写真かと思うでしょう? これは、研修会で楽しめる光景の一つです。

  毎朝、ミーティングの時にその日に発表や指導を指名された人が、前に出てラグについて・クラスについて話をします。その時に、その人の作ったラグを会場の私たちに見せてくれます。その披露の時に、ラグを一枚ずつ持って会場を回ってくれるのが、この扮装した方々。歴とした大先生達です。翌日はカラスの着ぐるみを着ていましたよ。その日のテーマが『鳥』だったので。毎朝爆笑してスタートしますから、眠気も緊張も飛んでいっちゃいますね。

 

  思い出に浸っていますが、帰国してからの週が終わろうとしています。速い!!

撮ってきたたくさんの写真をプリントして、テーマごとに整理しました。でも、私の撮ってきた写真は『下手!』 プリンターのせいか、カメラのせいか、はたまた腕のせいか・・・。

途中でインク切れになって買いに行ったりしましたが、いずれもプリントすると濃くなってしまいます。気になるものに関しては、手作業で明るさを調整してプリントし直しましたが、どうもオリジナルのような色や彩度が出せません。申し訳ないけど、皆さんにはこれで我慢していただこうと思っています。

  

  時差も漸く終わりそう・・・と思っていたら、今朝は3時ごろから目が覚めてしまって・・・しばらく掛かりそうです。昼間寝ないように色々仕事をしていますが、座ると、ダメですね。💤  今日は、来月のラグ・スクール関係の長い電話をして、寝ずに済みました。たくさんの持ち帰ったウールや染料も、入れ物に順番に並べて整理しました。これで秋からの教室に使えます。とはいえ、最初の週の後、また渡米しますので、多くの方はその後になるかな?!

 

  レンタカーやwifiの手配も済んだので、後の準備は9月に入ってからで大丈夫そうです。使い終わったばかりのスーツケースや渡米用のフッキング関係のグッズは、すぐまた使うので、隣の部屋に出しっぱなしにしてあります。また、楽しみ〜!!

 

  研修会は、教師や教師になろうとする人を対象に教育をする場ですが(資格も取得できます)、今回参加するラグ・スクールはギルドのメンバーなら誰でも参加希望を出せます。違いについてもう少し詳しく説明しておきますね。

 

 研修会は、毎日テーマが決まっていて、指定された先生が一つのラグの作り方を1日指導します。(来年は2日で一つのもある)4つくらいクラスのチョイスがありますが、人数制限があるので必ずしも希望のクラスに入れるとは限りません。月曜〜木曜まで計4枚のラグにチャレンジします。(金曜日は座学です。)翌年までに仕上げてくる人もいれば、棚上げになってしまうラグもあります。資格を取ろうという人は、課題のラグを7種類、最低4年かけて仕上げて審査を受けます。最後の難関が『クラス指導』。それもパスすれば資格が取れる、という仕組みです。

 

 ラグ・スクールは希望の先生のクラスに申し込み、受け付けてもらえれば参加できます。(人数制限がある) スクールの参加の前に、先生とメールで事前の打ち合わせなどをします。パターンを自分で用意するのか、先生にお願いするのか。ウールは自分で染めるのか、先生に染めていただくのか。どこにどの色を使うか、どのくらいのウールを用意するのか、カットの番号はいくつかなど詰めておきます。スクールでは月曜日から金曜日午前中まで、先生から個別に指導を受けることが出来ます。一つのパターンを1週間かけて教えていただくと言うわけです。課題ではないし、また参加できるかどうかも決まっていないので、翌年までに仕上げると言うノルマはありません。スクールの後は、自分で家に帰ってから教わったことでフッキングするのみです。

 

  私の参加している集まりは、今この二つですが、他にも1日の講習会とか、2日の講習、3日の講習など、全米・カナダではあちこちで催されています。羨ましい限りですよね。

  今回の参加の時に、友人から、彼女のギルドに3〜4日の講習に来てくれない?!と頼まれました。来年か再来年、都合のいい時に、と言われています。泊まる場所も提供してくれるそうだし、ウールの準備もしてくれるそうなので、前向きに考えたいと思っています。

 

  さてさて、この暑さも、漸く今週いっぱいでひとまず終わりそうです。ギアを上げて、通常の生活に戻ります。🎐🍉

 

 

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2023年8月1日

ただいま〜!!

昨夜無事に帰国しました。一応覚悟してきたつもりでも東京は暑くてびっくりでした。主人は「今日はそれでもマシな方だ」と言っていましたが、帰国する日のボストンの最高気温の予想は24℃でしたから。

 時差もあって、ボーッとしながら荷解きをしています。写真もたくさん撮ってきたのですが、整理するのはちょっと先になりそう・・・。

この写真は研修会場となったホテルです。真ん中の半円の窓のある建物が食堂やクラスのあるところで、私が寝泊まりしたのはこの手前左から丘を登ったところにあるアパートのような建物の2階でした。

毎日会場の建物まで、フッキングの道具や材料を担いで通います。歩くのはなんでもないのですが、どうしても彼方の方々は車で移動したいようで「乗せて行ってあげる」と温かく誘って下さいました。

時に乗せていただいて、多くは歩いて通いました。「歩くのも必要だから・・・」とお断りして。

 

  これはクラスのワンシーン。立っている先生の後ろにはたくさんのウールが用意されています。このクラスでは元のパターンを中心に、自分の描きたい図柄を作ります。そうすると、必要なウールはそれぞれの人によって違ってくるので、先生が用意された分では色が足りなくなることがよくあります。会場には小さなショップが用意されていて、何人かの方々がご自身で染めたウールを販売してくれます。

  今年は、私のために持ってきてくださった方のウールがあるので、心してそれ以上買わないようにしましたが、それでも、必要な色は買わないと前に進みませんよね。

最終日にはトルコから来たという若い女性たちの講演がありました。トルコの民族工芸として作られている伝統的なラグは、後継者不足で廃れかけているそうで、なんとかしたいと活動しています。私たちの所属しているギルドが新しい参加者を得て活動しているのを見て、いろいろ学びたいと言っていました。ビデオもあったので、とても良い講演でした。

 

  さて、ホテルの食事の味はそれなりに良いのですが、なんと言っても種類が少なくて・・・。

これは友人がチョイスした朝ごはん。私はこの甘いワッフルはいただかなかったので、これに小さいヨーグルトとコーヒーのみ。

でも、あらかじめ想像していたこともあって、事前に部屋でちょっと底を入れてから食堂に行きましたので、お昼までちゃんと過ごせました。

サラダは、出ることは出るのですが、レタスばかりの山盛り。時にちょっとミニトマト(取り合い?になるくらいの少なさ)

なので、2回ほど友人たちと夕飯にレストランに連れて行ってもらいました。「普通のサラダだ!!」と喜びながら、美味しくいただきました。

  研修会の後、一日余裕があったのでボストンで過ごすことにしていたら、研修会場から1時間くらいのところに住んでいる友人が「私、ボストンに行ったことないから一緒に行ってもいい?」ちょうどホテルは2人部屋を取ってあったので、ご主人の許可を得て、2泊一緒に過ごしました。ご主人は「いいよ、楽しんでいらっしゃい!」と気持ち良くOKしてくださいました。

 

  まぁ、その友人の滑稽なこと!!いつも楽しい、いつも喋っている。レストランの女性に、いきなり「私〇〇、この人は〇〇で、明日東京に帰るのよ!」と話しかけたり、小さな子とすれ違いざまに「すてきなTシャツね、よく似合ってるわ!」小さな子は、キョトン?!としていました(笑)。誰と話すのも躊躇しません。

気持ちはとても暖かい人なのですが、ちょっとハラハラ(笑)。ボストンではボストン・ミュージアムとイザベラ・ガードナー美術館(写真)に行って1日を過ごしました。見応えがありすぎて、満腹状態!

残念なことに、ボストン・ミュージアムで目指していた『日本美術』は改装のため展示がお休み。看板には『もうじきやってきます!2023年夏に開示』え?!ボストンは、まだ夏じゃなかったの?!これは、またいつか来なさい、ということだと解釈して諦めました。外は土砂降りの雨。一瞬小止みになったので車のところまで行かれましたが、また激しい雨になり『大雨警報』が出されました。

 

  彼女の運転で、少々心配でしたが(乗せていただいているのに、失礼!)、とにかくこの道を通らないと帰る方法がありません。アンダー・パスとよく言われる造りのこの道には、左の土手から水が噴き出してどんどんこちらの道に溜まっていきます。これ以上溜まると通れなくなる一歩手前のところで、なんとか脱出に成功。後ろ2台目の乗用車以降の車はついてきませんでした。彼女の車がSUV車だったので、助かりました。

 

  その後1時間ほどで雨はほぼ止みましたから、他の車もなんとか脱出できたのではないでしょうか。

こう言う状態なのは初めてだと言う彼女を激励しながら、スピードをゆっくりに調整して「そのまま止まらず進んで、進んで!」・・・いやはや、私だって初めての経験でした。

 

  今回の4年ぶりの研修会は、いろいろな方々に助けていただいてなんとか行って来られました。今年は直前のキャンセルがたくさんあって、担当者たちは大忙しだったようです。体調不良になった方が多かったようでしたが、中には先月のバーモント州での洪水で家の中が水浸しになり、その方の作ったラグが全部水に浸かってしまって研修会どころではない、と来られなくなった方もいました。家族同様のペットが緊急で手術することになって来られなかったという方もいました。

  それでも、参加できたのは、本当に友人たちのおかげで、感謝しきれないくらいです。

 そのうちの1人が持って来てくれたウールの山と染料の数々。写真は私が引き取った分のウールと染料ですが、これを全部スーツケースに入れて持って帰りました。でも、もう少しあったので、友人が送ってくれると引き受けてくれました。もちろん、全体としてはもっとずっとたくさんのウールがあったのですが、これ以上は引き取りきれないので、残念ですがお断りして他の方に引き取っていただきました。

ボストン観光を一緒にした友人は、亡くなった方の残した大型の箱のような容器に2杯を引き取ってくれました。リタイアして、家の中を片付けている最中だという彼女。「また主人に何か言われちゃうかな?」と言いつつ、「ベッドの下に隠しちゃおう!」と抱えて帰りました。

 

  時差で寝ないように、つらつら書きました。写真もプリントしておきたいので、ぼちぼち働きます。引き続き、熱中症に十分ご注意くださいね。

 

 

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2023年7月21日

  今日は突然平年並みの暑さになってくれました。荷造りが進みます・・・・の筈でしたが、突然出かける途中に立ち寄った息子家族(孫が今日2歳の誕生日!)の訪問があったり、番狂わせも少々あって、まだ完成していません。それでも、昨日の教室で先生方のお手伝いを得て、お手伝いいただいたものに関しては準備完了です。

  それは何かというと、カナダに差し上げるクッション・ラグ14枚。なんとか私1人で運べるようにと、サイズダウンとその始末をするのを手伝ってくださったのです。小さく丸めて14本?にして、軽いナイロンバッグに収まりました!これなら、私でも運べます(笑)その後届いたメールでヒヤッとはしましたが。そのラグを託す予定のカナダ人の友人が、今回の研修会に健康上の理由で来られなくなった!というメールです。「え?!ラグ、どうするの?」と思いましたが、ちゃんと他の方に託せるように手筈が整っていたので、胸を撫で下ろしました。これで、クッション・ラグに関しては一件落着。

 

  今朝のZoomでは、「もう直ぐ会えるわね〜!」という人たちや、今回は欠席するという方たちと『会い』ました。当初、お怪我をされてこられないと思っていた方が、参加されるということで、その方のクラスをとりたかった私は、万々歳です。色々な方に託されたウールを運んでいてくださる方は、他の参加者2人の車にもトラックにも積んで、車3台の準備が出来た!と言っていました。そして、私のためのウールは別のコンテナに入れてあるから、と見せてくれました。「掃除機で吸い込むと小さくなる袋に入れて持ち帰るといい」、と言って袋も持ってきてくれるそうです。「掃除機はあるの?」と聞いたら、ホテルで借りるか、近くから参加している友人に持ってきてもらうから大丈夫、というので、その袋もお願いしました。「入り切らなかったら、送ってあげるわよ。」みなさん、本当に心優しい方々で、ありがたい話です。

 

  向こうにいって困るもの、と言えば、食事です。宿泊先はホテルなので、あるレベルの味は期待できるのですが、量が少なくて、種類も少なくて・・・お腹を満たすことができません。主食は、そのホテルの”売り”である何種類かの砂糖でコーティングされたペーストリーだけ。なので今年用意したものは、お湯や水を入れるとおむすび🍙ができる!というものや、インスタント味噌汁。会場に着く前に地元のスーパーに寄ってもらうように頼んであるので、果物やヨーグルトは入手していく予定です。納豆は持って行かれるかしら?とか肉けの入っていないカップそば・うどんはどうかしら?と思案しています。荷物は極力減らしたいのですが・・・。

  持ち帰るウールも山のようにあるので、彼方の友人が「あなたの着替えは持ってこないで、毎日同じものを着て、寝ている間に洗濯して干しておけばいいじゃない?!」と実しやかに提言してくれました(笑) 冗談はさておき、本当に持ち物を減らすには着る物を減らす以外に方法はないので、これから検討します。

 

  これから掃除と片付けを少々して、いよいよ支度を完成させましょう。明日、出発です。皆様も、暑い毎日、くれぐれもお身体にお気をつけて良い夏をお過ごしください。(来週はブログをアップできませんので、悪しからず・・・)帰国したら、報告を載せますね。

では、いってまいります。👋 ✈️

 

 

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2023年7月16日

  暑い・・・以上の酷暑の東京を離れて山の家に行ってきました。(本当はまだまだ滞在して逃げていたかったのですが、日程上、そうもいかず帰宅)

散歩道の脇を流れる水路にクレソンの花が咲いているのを見つけました。昔は沢山あってよく摘んだのですが最近はたまにしか見かけなくなっていました。町が水路を掃除する時に、ガ〜ッと水底までさらってゴミ処理をしてしまうので、クレソンも梅花藻も、消えてしまうのです。今回はラッキー!! これで、この夏増えて欲しいところです。水辺は涼しくてひんやりしていました。(夏でも水温が10℃くらいなので)蛇もいましたけど!!(蛇の方が逃げていきました)

 

  人間の業のせいで、今回は北九州に続いて東北に大雨が災害をもたらしています。気温の上昇も、もちろん人間のせいです。山でも、木々の伐採が進んで、林の原型を留めているところが少なくなってしまいました。せっかくの林の中でも家を建てる時・売る時に更地にしてしまってから、事を始めます。カンカン照りの土地はぐんぐん周りの気温を上昇させてしまいます。新しい家は、都会のような芝をめぐらして花壇に花を植えた低木だけある家が殆どです。そういうやり方をやめませんか?・・・と住民が町に訴えて久しいですが、経済優先で、聞く耳がないようで悲しくなりますね。散歩の道で、アスファルトに舗装された所から、林の中の道に入ると、明らかに3℃くらいは気温が下がるのを肌で感じます。もったいない話です。

 

  それでも、自然は頑張って季節の便りを運んでくれます。おしまいに写真を載せますのでご覧ください。

 

  私の研修会行きは、いよいよ今週末になりました。荷造りもしないとならないのですが日々使うものもあって、そう簡単に詰め込めません。今週もギリギリまで教室があるので、フッキングの道具も仕舞い切るわけにも行きません。平行作業でなんとかやりくりしましょう。週中には、染めもしないと!です。生徒さんの染めを頼まれたので、夏休み前にご本人にお渡ししないとなりません。頑張りましょう。

 

  みなさん、夏休み中に刺せる分だけはウールを揃えておきたいと、教室は大忙しです。パターンや色を決めたり、ウールを大量にカットしたり、刺し方の不安を解消したり。・・・ということは、休み明けにはだいぶ刺し進んだラグを拝見できる!ということですよね?!楽しみにしています。

  私の大きなラグは始末も終わりました。これで、孫のクッション・ラグに取り掛かれます。これで9作目のクッションとなります。これは逆に、生徒さんから「楽しみで〜す!」と言われてしまいました(笑)

 

  さ、時間のある時に、徐々に荷造りです。1人なので、なるべく荷物を減らす算段をしていますが、果たしてどうなることやら。

山の草花をご覧に入れましょう。涼を運んでくれると良いのですが・・・。🎐🏞  熱中症にはお気をつけてお過ごしくださいね。

 

左上から;

コマツナギ(萩に似た背の低い枝に咲きます)  ヒョウタンボク(赤い実が美味しそうですが毒があります。瓢箪のように2つくっついています)  ヤブカンゾウ   クサフジ   ノリウツギ(山紫陽花の一種です)   紫式部  キツリフネ   苗代イチゴ

 

 

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2023年7月7日

       🎋  暑い七夕の1日となりました。 🌠🌠

 

  7月の声と共に、夏真っ盛りの暑さになってしまって、体が追いつきません。リビングのエアコンが壊れて新しいのを取り付けてもらいましたが、これがなかったら・・・今日あたりの暑さをどう堪えるのかと思うと、ゾッとします。間に合って良かったです。今朝、笹竹の若い木を数本切り出して門の前に「ご自由にどうぞ!」と置いておきました。まだ、笹飾りをするご家庭があれば、と思っています。でも、この暑さじゃ、笹も干からびてしまいそうです。

  友人の新しいマンションの入り口に笹が飾られて、皆さんで願いを短冊に書かれたのがぶら下がっていたそうです。中に『ローンがちゃんと返せますように!』と笑い話のような、笑えない話があったそうです。物価もどんどん上がっていくし、収入はきちんと上がらないし、切実な願いかもしれません。無理なく暮らせる世の中になって欲しいとつくづく思います。

 

  今週は、新しい方がお二人見学にお見えになりました。「楽しかった〜」と帰って行かれたので、このままお続けになると思いますが、来月が早速夏休みで申し訳ないです。今月中に、お休みの間に刺し進められるようにお教えしておきましょう。

 

  私のラグは周りの始末をしていますが、これがまた遅々として進まず・・・。暑いと、ラグが膝掛けになってしまうので、ゆっくりやります。その間に研修会に持っていくラグを、あちらで展示しやすいようにお裁縫仕事です。

頭の中で、研修会のことをあれこれあれこれ考えているので(つまりは実質動いていない)、夜中に目が覚めるとそのことが頭の中をぐるぐるしていて、なんだか明け方から眠れなくなります。4年ぶりに行くということは、初心者のような気持ちなんですね、きっと。忘れ物も、しても大したことない!と割り切れば良いのですが、自分で車を動かさないと決めたので、会期中の買い物などをしなくて済む対策を考えないと、と思っています。ま、友人たちがなんでも手伝ってくれるそうなので、心配はないのですけれど。

  今朝のZoomであちらの方々から更なる情報をいただいて、だいぶ心の準備が出来てきたように思います。少し安心!!

 

  そんな中、来年か再来年に研修会の後に友人の家に滞在して「3−4日こちらで教えない?」と誘われました。必要なウールの染めはやってくれるそうなので、大荷物の心配はなさそうです。その後、翌週には全米ラグ展の開かれるオハイオ州に連れていってくれるということなので、下手すると一月近くの渡米になりそうです。具体的には何も決まっていませんが、友人は『是非!』と言っています。先の話なので、ふむふむ・・・という感じですが。

  前回、膝を故障した友人は、研修会は欠席となってしまいました。私は彼女のクラスを取ろうと思っていましたが、残念!別の友人ご夫婦からは、せっかく来るのだから、一回食事にでも外出しましょう!と誘ってくれています。ありがたいお話です。

今日のZoomに特別参加された方は、以前私が教えにいったNJでのラグ・キャンプで別のクラスを教えていた方ですが、その方は今度の研修会にも参加されるので、その方も食事に出かけましょう!と言ってくださっています。

  本当に、私の研修会参加は、色々な方々のご協力あっての経験となっています。感謝ですねぇ。そう思うと、教えるくらいは、引き受けないと悪いかな、という気にもなります。

 

  さてさて、教室は休み前のダッシュ・モードになってきました。私が留守する今月後半から8月いっぱいの間、自分でやれるだけの材料と知識を得て行かないと!と皆さん一生懸命です。こちらも、それに対応するためにフル稼働です。それぞれの方の、それぞれのニーズに漏れがないか、心して対応しています。今月中旬までは、この調子で慌ただしく過ぎそうです。頭を回転させる、良い刺激になっていますね、きっと(笑)

 

      引き続き、熱中症や第9波とも言われているコロナに十分お気をつけて、お元気にお過ごしくださいね。🎋

 

 

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2023年6月30日

  昨日まだ6月だと言うのに、とんでもなく暑い34℃近くを記録した東京です。梅雨はどこへ行ったの?と言うくらい降水の少ない日々でした。日本のあちこちでは豪雨で被害も出ている様でしたが、降りそうでいてほとんど降らないと言うのも、なかなか不便且つ湿気が多くて蒸し暑く過ごしにくい毎日でした。先程頼、雨がやっと降り出してこれで草木の水やりもしなくて済むし、建物・道路も少しは冷えるかと期待しています。土砂降りでなくて良いのですが、しっかり降って欲しい・・・と勝手な願いをしています。

  

  そんな6月も今日でおしまい。なんと!!!明日から7月ですよ。途端に研修会の準備をしなきゃ!と気持ちが焦ってきました。今年は諸事情で私1人が参加することになったので、他人頼りでボーっと油断していた準備も気を入れて始めないと忘れ物をしそうです。今朝のZoomでも研修会の話がたくさん。1人の方は、今、他の地区の研修会に呼ばれて参加していて、戻ってきたらすぐにアイダホに行って、そしてまた私と一緒の研修会に参加する、と言うめちゃくちゃハードなスケジュールです。元来お丈夫な方ではないので、お身体が心配ですが、私も参加している『おとぎ話のラグ展』の周回の関係ですから、申し訳ないと思うものの、お願いするしかないのです。

  もう1人は、NYの亡くなったお母様の住んでいらしたアパートの始末に姉妹でいらしていて、膝を捻って怪我されたとのことで、今日にでも手術を受けられるとか。無事に成功して、1日も早く回復されますように!彼女は研修会で『教える』予定になっていますし。私は彼女のクラスを取りたいと希望していますし!・・・と言うか、そんな勝手な事よりも、彼女が少しでも楽に歩いたり運転したりできる様に願っています。

  亡くなった方のご家族から、お歳になられた元先生から、断捨離を進めている仲間から、ガレージ一杯分のウールや染料・染めのレシピ本を預かっている方(いい人なので、みんなが彼女を頼るのです)は、とにかく積めるだけ積んで研修会に持ってきてくれるそうです。そのうちのウールの何種類かは私が譲っていただくことになっているもので、スーツケースの空きと相談です。染めのレシピ本は、個人が作られたものですが、何冊かあるそうで、どの様にしたら良いかとZoom仲間に相談がありました。譲られるご本人は『新しく教えることをスタートする方優先に』とおっしゃってるそうで、みんなで無駄にならない様に、でも有効に使ってもらえる相手をどんな基準で選んだら良いかなど話し合いました。多分、良い解決方法が見つかったと思っています。

 

  教室では、どんどんラグが進んで刺されています。前回から新しいパターンに取り掛かった方は、とても精力的に細かいモチーフを刺して来られ、他の部分の色の準備を進めていました。ご自宅で刺し進めているラグを画像で披露してくださった方は、この夏には完成像が見られそうな展開でした。先日ご自分で染めたウールを上手に使われてモチーフを刺している方は、足りなかった色を足して、いつもながら丁寧に刺し進めていました。

  「私、これ難しくて刺し終えないかも」と謙遜されていた方は、皆さんに「問題なく刺せているわよ。」「可愛い色遣い!」と言われて、安心された様でした。青系統の色遣いで刺し進めている方は、バックの色を刺しながらも、周りの柄を描き足して、全体が見えてきました。季節ごとの小さなラグを刺している方は秋の可愛いパターンに終わりが見えて、次なるパターンを描いていらっしゃいました。

  引っ越した家用に、と小さなパターンを描いて刺していらした方は、ついに刺し終わりました!後は始末をするのみです。となると、新しいパターンの模索がスタートですよね。楽しみです。

 

  さて、私は、先週末に6回目のワクチン接種を済ませました。その後2〜3日微熱が出て、大したことはないのですが何かするには怠くて・・・という怠け者生活をしていました。接種の直前に、庭仕事と染めを終わらせていたので、気分的には安心していましたが、集中してフッキングするのは長続きせずにいました。ようやく、そのラグも刺すだけはなんとか今月中(今日?!)に終わりそうです。来月は教室や研修会の準備の合間に始末ができれば良いな、と思っています。締め切りのないラグは助かります(笑)

 

  さ、今日中!、今日中!!  しとしと雨の音を聴きながら楽しみます。良い週末が訪れますように🙏

 

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2023年6月23日

  梅雨もまばらに出入りしている様で、何日か晴れが続いたり、雨の日がやって来たりと安定しない毎日ですが、皆さま体調を崩されてはいませんか?合間にやってくる晴れたり蒸したりする日には、くれぐれも熱中症にお気をつけください。水分大事!!ですね。

 

  教室では、いらしてすぐの方に麦茶を用意したら良いのか、コーヒーを用意しておいた方が良いのか、その日の様子で全然違ってきています。昨日や今朝は涼しいので、氷入りの麦茶ではなさそうでした。

雨の予報の出ている日は、傘はもちろんですけれど、荷物もコンパクトに最低限にしていらっしゃる方が多く、生徒さんたちも工夫をして参加されています。その日にどれほどの材料が必要かを見極めるのは、意外と難しいものです。余計なものを持ってきてしまったり、必要なものを置いてきてしまったり、教室にあるものでカバーしたりなんとかやりくりしていますが、悩ましいことではあります。

 

  私の腱鞘炎もだいぶ治ってきていて、もうしばらく大人しく使っていれば・・・と望んでいます。ですから、ラグは少しずつしか進展していません。それでも、フッキングの良いところは、やればやっただけ埋まる!と言うことです。相変わらず、『塵も積もれば・・』を繰り返している状態ですが、だいぶ埋まってきました。

  この調子なら、午後には秋のラグ・スクールのためのウールの染めができそうです。6種類の色ですから、それほど時間はかからないでしょう。ついでに生徒さんの分も染めておくつもりです。お天気は下り坂ですけれど、涼しいので助かります。

 

  その前の研修会の準備もゆるゆる進んでいます。間に合わせるラグはないので、あとは荷物のみ。気がついた時に物を出しておけば、だんだんに荷物らしくなってくるでしょう。たくさんは持って行かれないので、これも吟味して。気が付けばあと一月になっていました。今朝もZoomで話ししましたが、あちらの友人たちとも打ち合わせしながら、抜けのない様にしたいと思っています。カッターは重いので、友人に頼んで貸してもらおうかと思っているところです。それで随分荷物の重さが違ってきますよね。

 

  定期購読しているマガジン社から新しい本が出版されて届きました。手にとられた方々はみなさん感嘆の声をあげて見入っています。あまりの高度なテクニックと色遣いの見事さに「見るだけだわ〜」「とても私が刺せるとは思えない」と、若干諦めの境地で、でも羨望の眼差しです。一部、訳しておいた方が参考になりそうなところがあるので、そのうち訳してみようと思っています。

 

  さて、涼しい朝のうちに、ちょっと庭仕事をしてきます。皆さまも良い週末をお過ごしください。

 

 

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2023年6月18日

  山の家に行ってきました。辺りはすっかりしっかりした緑色に包まれていました。昨日・今日は東京も真夏のような暑さだったようですが、梅雨も明けないうちから真夏では、身体に堪えますよね。山は、朝晩が寒いくらいに涼しくなるので、本当に助かりました。ぐっすり寝られて、疲れも取れました。

 

  ラグも持って行ったのですが、腱鞘炎が治りかけていることもあって、あまり熱心にはフックしませんでした。でも、あとバックグラウンドの周りの部分だけを残して、中心部分はやっと刺し終わりました。なんとか夏までには仕上げたいと思っています。

 

  さて、教室では、新しい作品に取り掛かる人がたくさんいます。先日染めたウールを早速使って刺し進めている方もいます。早く、染めたウールを使えるように、頑張って今のラグを刺します!と意気込んでいらっしゃる方もいます。パターンの入っている入れ物から、適当なものを探し出して「次はこれにします!」とみなさんに披露した方もいました。みなさんからは「え?!そんなパターン、どこにあったの?」「それ、あの中に入っていた?」と探しそびれて残念がっている人もいました。不思議なもので、探している時には目に入らないことって良くある事なんですね。探している段階で、選ぶものの範囲を狭めているのでしょうか。他人が選ぶと、「あ、そんな良いのがあったんだ!」となります。これは『謎』です。

 

  休日中に、秋のラグ・スクールの先生からメールが来ました。色の相談をしていたのですが、その返事が来ました。試しに、早速染めてみたいと思っていますが、結構色の種類があるので、一度には染められないかと思いますが、どんな色が出てくるか楽しみです。その染めたウールは、来月の研修会に持参して、その先生に実際見ていただいて、さらに相談となります。

 

  まだまだ、と思っていた研修会は、あと一月ほどになってきました。だんだんソワソワ、落ち着かなくなります。4年ぶりになりますものね。さて、心落ち着かせる緑の画像をお送りしますね。

 

左から;  ハナイカダの蕾    カラマツとミズナラの林    山桜のサクランボ    エゴノキ   キビタキ(鳥)

 

   では、引き続き、熱中症に気をつけてお過ごしくださいね。

 

 

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2023年6月9日

 東京も梅雨に入りました。雨に合う花といえば紫陽花がトップですが、よく見かけるのはブルーか紫・ピンク・白の花々(ガク?)ですね。清々しくて、本当に雨の重たい気分を軽くしてくれる作用があると思います。

  画像の赤い紫陽花、我が家の庭に来てだいぶ経ちます。始め白で(奥の方に白い花が見えています)段々にピンクに変わってきます。最後は綺麗な真っ赤な色になって、目を楽しませてくれます。家の中に飾っていたら好評だったので、ここでもご披露しています。自然は不思議ですねぇ・・。本当は、周りの草を刈らないといけないのですが、少々時間がなかったうちにジャングルのようになってしまいました。

 

  雨の止み間に庭に出ようかとも思ったのですが、どうも昨日の夜から右手首が痛くて湿布をしています。草取りには役に立ちそうもない状態なので、今日は大人しくします。右手は大事なので、雨が止んでくれたら整形外科にでも行こうかな、と思っていますが・・・。

 

  今日はZoomはお休み。主催者がコロラドの息子さんのところへ行っているので、綺麗な景色の画像は送ってくれましたが、中継は無し。日本時間の朝8時からなので、お休みだと正直少々ホッとします。(笑)次回は月末に参加できる見込みです。

 

 そうこう言っている間に、来月の研修会が近づいてきました。まだまだ・・・と思っていましたが、いよいよになってきました。今週、国際免許も取ってきました。荷物も徐々に準備していかないと、と思っています。トランクに入り切るかどうか!!という最大の難関があります。ご一緒するN先生と、大きなスーツケースと大きなボストンバッグ、その他の機内持ち込みはどれにするか、帰りのことも考えて思案しています。

あちらでは、私たちに譲ろうとウールをたくさん会場まで運んで下さる方が準備しています。その中から、必要な物をできるだけ手で運搬したいので、はてさて、どのサイズのどんな容れ物が適当なのか迷うところです。もちろん、研修会の教材などもどんと増えますから。

 せっかく渡米したついでに手に入れたい染料などもあります。帰りにちょこっと寄れるショップがあると良いのですが、あちらの国土は広い!!そう簡単にあちこちには行かれません。今月中に、いろいろ目処を立てないと、と思っています。忙しくなってきました。

 

  そんな中、忙しいのは私たち2人だけで・・・(笑)、教室の皆さんは次の作品のためのウールを用意しようと計画を立てています。

それもあって来週初めに、染めの講習会を開きます。殆どが新しい作品のために染めておきたいという方々の参加です。なので、染め方はそれぞれ。染める量もそれぞれ。慌ただしく忙しい1日になりそうですけれど、3人の先生方の助けも借りて、きっと楽しい会になることでしょう。良い色に染まりますように!!週末、ウールの切り出しや会場作りなどの準備をする予定です。コロナで久々の染めの講習会。短時間に、色々な染めを手際よく片付ける必要があるし、手順を忘れていないといいな。皆さんが楽しんで下さるといいな。

 

  カナダでは酷い山火事が発生して、その煙などの有害物質がアメリカに流れてきていると聞きます。日本にも、大陸から黄砂などが飛んで来て空気汚染が心配される昨今です。楽しいことばかりではないのですが、防げるものは防いで、気をつけられるものは気をつけて、前を向いて過ごしていきたいですね。 良い週末を!!

 

 

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2023年6月2日

  6月に入った途端、空が重たくなりました。今日は風も加わっての雨で、時折ザ〜ッと強く降ります。午前中に歯医者に定期検診の予約をしていたので、Zoomが終わってからレインコートを着て出かけました。近くではあるのですが、傘やレインコートでガードできない足元がびしょ濡れになりました。長い長靴が必要でしたね。関東はこれから雨がひどくなる予想が出ています。皆さま、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

  さて、今週は前回の宣言通り、染めをしてみました。

青系統の色ばかりを染めたのですが、それぞれ微妙に違います。庭の紫陽花の色に感化されて染めたブルーです。それでも、誰かさんのバックグラウンドに欲しい色はこれかな?とか、あの方のモチーフに合う色はこれくらいかな?といくつか思いながら染めてみました。紫陽花の色そのものではありません(笑)

 

  蓋を開けての教室。真っ先に新しいパターンに取り掛かろうとなさった方が、「私のラグにぴったりの色ばかり!!」とびっくりされました。 確かに、ちょうど良い具合の数々のブルーがこの中に何枚かあって、こちらもびっくり。まさに、お誂え向きのブルーでした。

早速、何枚かを切り出して、「ピッタリ、ピッタリ」と刺し始められました。こんなこともあるんですね。でも、染めておいて良かったです。

 

  アメリカからは、待望の秋のラグ・スクールの先生からの郵便メールが届きました。『どんなパターンにするの?誰のデザイン?』『こちらで用意しましょうか?』『だとしたら、芯地はどんなものがいいの?』『色の参考になるサンプルのものはあるの?』『カットのサイズはいくつ?』『具体的にかつ明確に、私にして欲しいことは何?』という内容のものでした。

  このメールに備えて、パターンを用意しておいたので、先ほどその画像と質問の答えをいろいろ書いてemailで返信しました。あちらからも、一言、彼女のクラスを希望してくれて『嬉しいわ!』とおっしゃっていただいたので、とてもワクワクしています。

 

  今朝のZoomでそのパターンの下絵を披露したら、「わぁ〜、楽しみ〜!!」「早く作って!」と言われましたが、ラグ・スクールは秋です。これから、カラープランを練って、それに沿って染めをして、ウールを準備してから秋のスクールに参加して、やっと刺し始めるのことになります。複雑なパターンにしてしまったので、今年中の完成は到底無理だと思っています。でも、楽しいことが待っているのは、とても嬉しいですね。今後のやり取りでどう進んでいくのか、期待しちゃいます。

 

  Zoomの仲間のご主人がコロナに罹って(先週末いらしたお客さまが罹っていたらしい)、消毒三昧の日だった・・・といったそばから「具合が悪いから、途中だけど失礼する」と、Zoomから退出しました。どうも、辛そうで、彼女も罹ってしまったかも知れないと気になります。大丈夫でありますように🙏

  コロナは、まだまだ終わっていなくて、人間の方が”飽き飽きした”だけだと痛感しました。6回目のブースター接種の案内が届いたので、目下予約待ちですが、渡米する前には接種を終えていたいと思っています。「もう追加接種はやらない」という方もいらっしゃいますが・・・。やっておいた方が良いんでしょうね、と思っています。

 

  そのアメリカで、もう自分の楽しみラグ以外のラグは作らない、と決めたご高齢の方が、所蔵のウールを手放すことになりました。嬉しいことに、真っ先に『私』に譲りたいと仰ってくださっています。拝見しないと、なかなか色も量もわからないので、中間に立った友人が夏の研修会にど〜んと運んできてくださることになりました。ご一緒するN先生とスーツケースをウールで満杯にして持ち帰ることになりそうです。その方、亡くなったご主人様が牧師さんをしていらして、何年か前に中東に招待されてご夫婦でいらしたことがあります。その関係かどうかはわかりませんが、気持ちはそちらに繋がっていらっしゃるのでしょう。手放したウールが換金されたら、それをシリア難民のための機関に寄付すると仰っています。研修会では、私たちが購入した残りを会場でフリーマーケットに出して処分するということです。私たち以外の方も、どうぞたくさんお買い求めくださいますように!!

 

  さて、私のラグは遅々として進みません。少しずつは刺していますが、バックグラウンドに入った途端、ぐんとペースが落ちてしまいました。友人曰く「バックグラウンドを細いカットで刺すと、エンドレスなのよね」はい、私は一番細いカットで埋めていますから「終わりが見えない」のです。でも、”千里の道も一歩から”、”塵も積もれば山となる”精神で、頑張りましょう!『後少し!』『後少し!』と信じながら・・・。

 

 

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2023年5月28日

  先週海外の出張から戻ってきて、そのまま今週を過ごした主人の『お疲れ様』の山行きをしてきました。山は、まだ朝晩10℃前後の冷え込みで、日中も初日は最高気温16℃、残りの日は20℃行くか行かないかの涼しさでした。

 

  お天気には恵まれて、とても気持ちの良い日々を過ごしてきましたし、主人も、た〜っぷり昼寝ができて、英気を養ってきました。前回行った時に、庭の桜の大きな老木が倒れていて、枝はらいと本体を地上50cmくらいで切り離したものの、時間がなくてそのままにして帰りました。その本体を、今回はそれぞれ4〜50cmくらいの長さに切り分けて何本もの丸太を作り、全部片付けることが出来ました。腰も腕も筋肉痛(笑)

これで、庭にあった桜は全て枯れてしまいました。もともと山桜ですが、桜の寿命は長くないので仕方ないですね。桜ではありませんが、先月は高いところに花が咲いてるのを見つけて、コブシの花だと気づき、それも庭に4本あるのを確認しました。今月は同じように空高くにたくさん咲いているミズキに気がつき、これも4本確認できました。ミズキは、下駄やコケシ、箸などの生活用品を作るのに使われていますが、繁殖力も強いので細い木はだいぶ切ってしまっていました。

 

  そして、ふと足元を見たらこんな可憐な花がたくさん咲いていて・・・百合の仲間?、蘭の仲間?と名前探しをしました。『ギンラン』という蘭の仲間で、中には接滅危惧種もあるようです。もっと詳しい区別はわかりません。

 

  さてさて、教室では6月に急遽予定された染めの講習会の申し込みが進んでいます。今まで習った染めのやり方とまだ習っていないやり方を記入してもらおうとしています。でも、前回からだいぶ経ったせいか?「私は今までどの染め方を習ったのかしら?」と首を傾げる人が続出!いつもこちらで染めたウールを使っていらっしゃる方々に、”染めとはどういうものか””どんな手順で染めるのか”を知っていただきたいのも、狙いの一つなのですが・・・「私は、いいわ!」「染めはいいです・・・。」と残念ながら?拒否されてしまいました。(笑)ま、それでも楽しめるのがウチの教室のフッキングなんですけどね。

  染めはハードルが高い、と拒絶されがちですけれど、やってみると意外と楽しく面白くて「理科の実験みたいね」と喜ばれる方もいます。一度はトライしてみると、どういうものかが分かって面白いかとは思いますよ。もちろん、強制は致しませんのでご安心ください。

 

  私の額を外したラグの始末も、なんとか終了しました。これで研修会に持っていくことが出来そうです。今回は持って行くものがたくさんあるので、忘れ物をしないように気をつけないと!!そんな中、あちらでの食事の補助になるものを見つけて試してみました。研修会の滞在先のホテルの食事は、日本人にはちょっと物足りないことが多いのです。見つけた物は軽いし、簡単に作れて、なかなかの味で腹持ちも良さそうなので、これをN先生と2人でそれぞれが持って行くことにしました。行きに、スーパーに立ち寄るもはもちろんですけれど、これがあれば、鬼に金棒!という気がします。難問解決!というところです。

 

 今週は、それこそ、染めをやろうと思っています。生徒さんたちがバックグラウンド用に使えそうな色を染めてみます。梅雨が近づいてきたようで、そわそわしますね。春もいよいよ終わりかな・・・。

 

 

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2023年5月19日

  今日は5月だというのに、二日にわたる真夏日から解放されて、雨のしとしと降る紫陽花の似合う日となりました。(これは先日の晴れた日に撮ったヤマアジサイの画像です)

 

  今週は、週の初めに教室の皆さんと、都会の美味しい贅沢なフレンチのランチで2回の教室展の大成功を祝って、また皆さんの作品制作への努力と裏方でお骨折りくださった先生方の労を労うべく『打ち上げ会』をしました。 🍽🍷 皆さん「自腹では来られないわ〜」と言いながら、美味しく手の込んだお料理を堪能しました。ちょっとのお楽しみも、それなりに楽しんでいただけたかな?!

  その後は、「都会に出たついでに」とお買い物された方、「ここまで来たからついでに」とちょっと足を伸ばして展覧会を観に行かれた方、更に展覧会の梯子をされた方と様々なおまけの楽しみも満喫されたようでした。お稽古日の異なる方々とはなかなか接点がないのですが、こういう機会に交流が進んで、和気藹々の教室になってくれるのは、嬉しいものです。

 

  ちなみに、私は電車で一駅・二駅移動して、小さな個展に行ってきました。手芸という共通項があるものの、分野の違う展覧会でしたが、色遣いや構図など、学ぶことも多々ありました。

後日の教室では、余韻冷めやらずの感もありましたが、そこは皆さん素晴らしく、ラグを広げれば即、フッキングの世界に戻っていました。

 

  私は先週末に新しいパターンを描いたので、それをちょこっとご覧にいれましたが、まだまだ色など考えないとならないことが多く、このパターンはしばし棚上げです。

今週末は、額を外したラグの始末に取り掛かろうと思っています。お裁縫なので、気合いを入れないと!!

 

  教室では、なかなか見事なラグを刺している方々が何人もいます。とても嬉しいことです。みんなで出来上がりを楽しみにしています。焦る必要はないけれど、でも早く完成を見たいです!頑張ってください!!

  そんなこんなで、どのくらいのフッキング歴があるのか?みたいな話が出ます。コロナの3年が飛んでしまっているので、思いのほか経験年数が長くてご本人がびっくりされることも良くあります。私が日本に帰ってきて教室を始めたのは、図々しくも経験年数たった4年。それから教室が続いて29年。来年は開講30周年となります。アメリカの研修に行かれるようになったのが始めてから9年目。3年後に教師の資格を取ったのですが、それから数えても21年経ちました。

 

  でも、経験4年で教え始めたのですから、5年以上在籍されている方々は、皆さんベテラン!ということになりますよね。そして、どんどん素晴らしい作品を紹介したり、新しいテクニックをお教えしたりしてるのですから、そう思うと素晴らしい作品がどんどん出来上がってくるのは不思議なことではありません。期待が膨らみます🎈

 

  ま、それもありますけれど、打ち上げランチの時に話題に出た『染めの講習会』。ご自分のウールをご自身の手で染める方がもっと増えますように、と期待を込めて6月に開催しようと思っています。染めも楽しい〜!ということを知っていただきたいと思っています。同時に、欲しい色を染め出すのは、容易いことではないということも。そして、どの色にはどの色がマッチするということも、染めを通して理解できると思います。楽しんでやりましょうね♪ あまりたくさんの方の参加希望があると、それはそれで困るのですが、ご興味ある方はご参加ください。

 

  今日は、Zoomを終えてから、急いで都内の美術館へ出向いてきました。展示数がとても多くて音声ガイドを聞きながらゆっくり拝見したのですが、腰が痛くなってしまいました。(笑)外は雨でしたが、会場近辺はたくさんの人。観光客や修学旅行もあるようで、外のレストランも行列でした。会場内は割と空いていて、しっかり観ることが出来ました。名だたる画家たちの作品は、見応えももちろんありましたが、画風や好みの色もそれぞれ違って個性を感じました。

 

  さ、内的エネルギー補給をして来られたので、お裁縫を頑張ります!! 皆様も良い週末をお過ごしください。

 

 

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2023年5月12日

  矢より速く・・ロケット?!の如く過ぎ去った1週間でした。ゴールデンウィーク明けは、だら〜っと過ごしそうな気がしていましたが、そうでもありませんでした。教室が立て続けにあったせいもあるでしょうけれど、どうもそればかりではなく、やらなくてはならないことが頭の中に踏ん張っていたせいでしょうね。

 

  その一つが、夏のオハイオ州での特別展に出品する作品を完成させることでした。小さいサイズだったこともあって、細かい作業があったものの、たいした時間を取られずに完成まで漕ぎ着けました。やれやれです。ところが、そのラグを展覧会に出品登録しようとメールや書類を開催者に送ったのですが、10日以上も梨の礫。先方に確認のメールを送りましたが、なんとも言って来ません。ま、締め切りが6月初めなので、早すぎたのかしら?と思って、再度今月末にトライしてみます。こういう事って、日本じゃ考えられないですよね。指示通りに、あちらから来たメールに返信する形で送ったんですけれどねぇ。しばし、放っておきましょう。

 

  もう一つは、来週早々に、先日と昨秋の教室展の成功を祝って、また皆さんの労を労って『打ち上げ会』を予定していますが、その準備。とはいえ、私が料理したりする訳ではなくて、都会のレストランでお食事をするのですが、恒例になっている『ちょっとのお楽しみ』の内容を準備しているのです。参加されない方々にはお気の毒ですが、一応建前は全員参加なので、『お楽しみ』は会場だけで行われます。不参加の方々ごめんなさい。

 

  それから、もう一つは秋のラグ・スクールの件。幸い希望のクラスに入れたのですが、「そろそろ担当の先生から連絡が来ますよ」というメールが主催者から届いたのです。ということは、どんなパターンをどういうふうに(色・刺し方・ウールのカットの巾)したいのかを聞かれるということなのです。だいぶ前から、あれこれあれこれ考えていたパターンは、今作成しているパターンと重なるモチーフがあって、しかも大きさもなかなかなので、ちょっと躊躇していました。けれど、決断の時がやってきてしまったのです。はて、さて・・・。私の選んだ先生は『花』の描写の大家(なんでも出来ますが)なので、的をそこに絞ろうかと、パターンを変えることにしました。

  いろいろ検索してみても、これぞ!というパターンになりそうなものが見つからず、昔自分が撮った写真を使おうかしら、とも思っていたのですが、N先生から有効な画像の載っているサイトを教えて頂いて、た〜くさんある画像の中からいくつか選ぶことができました。今度は、それをパターンに作らないとなりませんが、一歩も二歩も前進です。とりあえず、こういうものを刺したい、とお伝えすることは出来そうです。パターンは時間をかけて描きましょう。色も希望を決めないと!!これは楽しみな足踏みです。

 

  更に、夏の研修会の中日にある展示会に出品するラグを決めないとなりませんでした。これ以上(『おとぎ話のラグ』とカナダに差し上げる『クッションラグ14枚』があるので)大きなラグは持っていきたくないし・・・。それで、先日の教室展に出品した額入りのラグを額を外して持っていくことにしました。額を外す、ということは、別の始末の方法で周りを作り直す、ということになります。急いで、ちょうど良さそうなグッズを入手したので、おいおいお裁縫をすることになります。これも、方向が決まったので、ひとまず安心しました。やることは増えましたけどね。(笑)

 

  さて、これで頭の中がスッキリして、ゆっくりな1週間を過ごすことが出来そう?ですね。雨の週末のようですが、緑がどんどん濃くなっていきます。咳の続く風邪も流行っているとか。寒暖差にお気をつけて、良い日々をお送りください。

 

 

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2023年5月5日

  こどもの日です。東京では、外に泳ぐ鯉のぼりは見当たりません。それでも、しばらく前はマンションなどのベランダに小さい鯉のぼりが旗めいていましたが、今年はそれも見かけません。少子化のせい?男の子が少ない?飾る場所は洗濯物優先?それとも・・・見苦しい!と止められている? 我が家の大きな鯉のぼりを泳がせるのは4男の成長で止めましたが、何だか懐かしい気がします。ひょっとしたら、最近の子どもたちは。鯉のぼりは並んで吊り下げられるものだ、と思っているかもしれません。ここでも、古き良き文化が消え去ろうとしています。🎏

 

  さてさて、そんな愚痴を言っていても始まりません。世の中は初夏のような陽気で、緑がどんどん濃くなってきました。区内の緑が生い茂る場所にちょこっと行ってきました。圧倒的な緑に癒されます。ただ、他人も同じことを考えるようで、朝から混雑していました。ちょっと残念でしたが、写真を撮ってきました。

 

  空は快晴。でも、やはり都会の中の緑。少し歩くと大通りにぶつかってしまいます。慌てて引き返して、狭い通路を反対から来る人と道を譲り合いながらの散策でした。それでも、たくさんの緑を楽しんできました。

  帰りには、もう一ヶ所、隣の区内にある施設の見学をしてきました。個人の収集したものを収めてあるのですが、個人的にはもう少し丁寧な説明が付いていたらよかったな、と思いました。夏のような暑さになって先が思いやられますが、楽しい1日でした。

 

  

 

 

  次の一枚も、同じ場所で撮りました。人がたくさんいたので、ちょっと空いた時に撮ったのですが、遠くには写ってしまいましたね(笑)沢の水がちょろちょろ流れていて、涼を誘います。区が、こういう場所を保存・管理してくれるのはとても良いことですね。今は開発最優先の世の中ですから。

  

  この連休中、庭も少し手入れしました。緑は大事!!と自分に言い聞かせて。そうでもしないと、なかなか続きません。梅の木には例年通り、実がつきました。今年はどうしようかと考えましたが、梅酒にしても飲みきれないので、勿体無いとは思ったものの、今年の梅酒作りはやめることにしました。以前の梅酒が手付かずで残っていますし。

 

  さて、海の向こうのあちらではゴールデンウィークはありませんので、今日もZoom会がありました。みなさんどんどん本格的な夏になったので、行動範囲を広げて活躍されています。それでも、私と同じリクエストを受けて小さなラグを作っていた友人。出来上がったのよ!と作品を披露してくれました。私のは?と聞かれたので、仕上げはしていませんが刺し終わったものを披露しました。お互い、小さくてやりにくかったわね、と言って笑いましたが、彼女のラグはそれはそれは彼女らしくて素敵なラグでした。

 

  その彼女、一年前に亡くなった友人教師のご主人から、彼女が残したフッキングにまつわる色々なものを処分してくれるよう頼まれました。どういうやり方にしたら欲しい人・あげたい人に行き渡るだろうか、としばしみんなで議論しました。何とか解決策を考えて、夏の研修会から実行することになりました。

運び切れるかしら?という量です。手伝いに行かれないのが申し訳ない、と『いつも』事あるごとに思います。

 

  おしまいに・・・

緑が増えて、目下我が家のお向かいのお宅の外は、こんな状態になっています。目に青葉・・・・心にも青葉ですよね🌿

 

 

 

 

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2023年4月28日

  今週も御多分に洩れず・・・・矢のように過ぎました。というのも理由があって(今回は)、火曜日に9人目の孫が誕生したのです。おかげさまで母子共に健康、健やかに過ごしているようです。病院には相変わらず行かれませんが、便利な世の中になって、毎日新しい画像が見られます。今日の午後には名前が知らされるらしいのですが、まだ『名無しの権平くん』です。

我が家にはその晩から2歳のお兄ちゃんとパパが来ています。もうじき3歳になるお兄ちゃんは、今のところ「ママに会いたい〜」と泣くこともなく、お利口にしています。尤も今日までは日中は保育園に行って体を存分に使ってくるので、さほど時間がないことも幸いしているのかもしれません。ご飯もよく食べるし、時間にはきちんと寝るし、助かっています。・・・・が、土のお山のある園庭でとことん遊んでくるようで、毎日少なくともワンセットはドロドロの状態で汚れ服を持ち帰ってきます。

  久々に、洗濯板での洗濯です。(洗濯板は、どこでも売っているわけではなく、だんだん売られなくなりそう)我が家の息子たちのどろんこ汚れを遥かに超えた赤土の泥汚れのシャツ・肌着・ズボン・タオル・靴下を洗うと、こちらもなかなかの運動量になります。下洗いは最低4回。流した下洗いの水からは、細かい粒子の土がこれでもかと流れます。これじゃ、時間が飛んでいくのも頷けますよね。昨日は教室の時間ギリギリに干し終わりました(笑)。サイズが小さいのが救いです。

 

  でも、そういう作業をすると、肩が凝って凝って・・・。ちょっとフッキングすることはできませんね。これを帰宅したらお嫁さんのママが赤ちゃんの面倒を見ながらするのかと思うと、気の毒になります。パパに泥汚れはあなたがやってね、と言っておきました。今朝のズームで、赤ちゃんとママの入院はどのくらい?と聞かれたのですが、アメリカではほとんどが一日!!「1週間くらい」と聞いて「いいわね〜、それならママの回復も良くなりそう」どうも、人種的に回復力が違うようなのですが、そういうややこしい説明はしないで、「そうね」とスルーしました。(*´ω`*)

 

  ズームは洗濯やら保育園への見送りやらで遅れての参加でしたが、何やら、また新たにデジタル委員会を作ろうとしていて、それに参加するよう促されました。ところが、幸いなことに!!あちら時間の午後1時=日本の夜中の2時にセットされるとのことで、『残念ながら』不参加としてもらいました🙌

 

  締切の迫るフッキングのパターンですが、ちょっとお預けです。肩こりも然ることながら、ゴールデンウィーク初日は、やはり庭バーベキューのリクエストがあり、これから食料下拵えなど支度をします。お産やら体調不良やら、塾やらで来られない人もいますが、久々に集って楽しく美味しく過ごそうと思っています。

これが済んで週が明けたら少しはフッキングできるかな?!

 

  教室では、ゴールデンウィーク前の皆さんは予定のある方ない方いろいろでしたが、教室は連休明けまでないので、ウールをたくさんカットしたり、色を確認したり、休み中に進められる準備をされていました。「染めを頑張る」とおっしゃる先生もいましたよ。ゴールデンウィークが明けると、きっと気分は夏になると思います。私も夏までにやらなくてはならないことを一つずつ片付けましょう。『矢』より速く、一っ飛びで過ぎていきますから、用心用心!!

 

  みなさま、良いゴールデンウィークをお過ごしください。🎏 

 

 

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2023年4月21日

  1週間が矢のように飛び去っていきます。『4月になったら、教室展!』と思っていて、その教室展が終わって一息入れたら、もう4月も後半。次の1週間はゴールデンウィーク突入です。バタバタしているうちに、夏がやってきそうです。しかも、このところ初夏のような陽気が続いていて、なんだか焦りますよね。

 

  5月15日までに・・・という『ゴールデンエイジのおとぎ話のイラスト・ラグ展』(8月にオハイオ州で開催)へ、送らなければならない情報や顔写真を、昨日送信しました。顔写真!ということで、ずっと躊躇していたのですが(当たり前とは言え、どんどん年寄り顔になってきましたので)、教室での後押し発言に促されて送信しました。(笑)折しも、自治体の選挙活動が行われていて、候補者の顔写真がずら〜っと貼り出されています。それを見たら、「必ずしも最近の写真ではなくても良いのではないか?!」と強力な発言がありました。確かに、あちらの方々も何年も前の写真を”さらっ”と雑誌にお出しになっていますし、『それはそうだ!』と賛同した次第です。3年ほど前の写真を添付して、情報を送った後、スッキリしました。🙌 お陰さまで、今年はコロナで4年越しとなる仲間との再会ですから、そのくらいの写真でもまかり通りそうな気がしています。

 

  気持ちがスッキリしたところで、もう一つのスペースに展示するという小さなラグをどんどん刺し進めています。いよいよバックグラウンドに入りました。連休前に仕上げたいと思っているところです。連休前後は、お産の留守番たちのお世話を少しする予定なので、ちょっと時間が読めず、今のうちです。最後はお裁縫もあるので、あまり暑くもなってほしくないところです。これは仕上げて6月初めに情報などを含めて送信する必要があります。間に合いそうで、やれやれです。

 

  教室では、どんどん新しいラグや、教室展前からやりかけていたラグが広げられています。皆さん、教室展で刺激を受けられたことが確実に分かるような進み具合です。私がいうのもなんですが、うちの教室のメンバーの皆さんは、お上手です。他と比べても全体にレベルが高いと思います。(他の教室の方々、失礼!)そして、上手な人のラグを直に見る機会に恵まれていますから、どんどん目も肥えて、目指すところも高くなってきています。幸せな環境ですね。ですから、そういう方々に囲まれている教師陣は、常に前に上に押されています(笑)。これもありがたい環境ですよね。どうしても、楽に流れがちな私は、特に、自分を律する良い機会がたくさんあって(それでも、楽に流れがちですが)、大いに助かっています。これからも、お互い切磋琢磨して、どんどん良いラグを楽しんで作っていきたいと思っています。

 

  そして、もう次の教室展の会場と会期が決まりました。目標が具体的に定まったので、ますます頑張らねば!

 

でも、まずは、この陽気を利用して裏庭の草取りをしてきましょう。🌱🍀🌱   皆様も良い週末をお過ごしください。

 

  

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2023年4月17日

  山は、桜が満開でした。桜どころか、レンギョウ、ユキヤナギ、コブシ、スイセン、ミツバツツジなど、一気に春を駆け抜けようとしていました。まだ、朝方は冷えていましたが。

 

  教室展を無事に終えて、すぐの翌週も教室を持ち、いささか疲れたので山で一息入れに行ってきました。まぁ〜、よく眠れたこと!!😴 庭の大きな老木が一本、前週の大風で倒れていたので、その始末もして体を動かしたせいもありますけれど。これで、元気復活!! また新しい週を迎えたところです。

 

帰りの道中では、あちこちで山藤が見事に咲いていました。たくさんのお花見をさせてもらいました!!

 

  さて、教室展では、多くのお客様にご覧頂けて、本当にありがたく思っています。見通しの立たないコロナ禍で、不自由なズーム教室や教室不参加を乗り越えての展覧会でした。それでも、皆さんの作品は70点ほど、しかも、これがコロナの間の作品の半分ですから、コツコツと楽しんでいてくださったんだなぁと、1人で感激していました。

会場も、以前よりは広くて飾れるスペースが沢山あって、窓などの開口部も多く、明るいところでした。いらしていただいた方々も、参加した私たちも、異口同音に「次回もまた、ここで!」スケジュール調整をして、お願いできるようでしたら、そうしようと思っています。

 

  ところで、右の写真はずらっと並んでいる土筆。いつもなら、せっせと摘んで料理して、教室の皆さんにお味見していただくのですが、今年は余力がなくて、山でせっかく見つけた土筆も写真に撮るのみ、となりました。だんだん、気にしたくはないけれど、こういう時に歳を感じますね。でも、まだまだこれからの教室展も頑張ります!!

 

  教室展を終えたスタジオでは、ほとんどの方が既に新しいラグに取り掛かっています。色合わせなどをして、せっせとフックに励んでいる方々も多い中、教師たちは「染めないと!!」。自分たちのラグ用の色も、もちろんですけれど、生徒さんたちの使う色も染めないと、です。

  私は、やりかけの大きなラグを脇に置いて、もう一つの展覧会中のデモンストレーション用のラグも棚に乗せて、全米一のラグ展を開催しているオハイオ州の展覧会ですが、そこで展示場所を提供してくれるという8月の特別展へ向けて、小さなラグに取り掛かっています。色がまだ全部決まっていないのですが、この小さいラグのために染めたくはないので、在庫の中から適当な色を探して進めることになります。目下、四苦八苦中。小さいわりに、時間が掛かっています。プレッシャーとか言っている場合ではありません(笑)

 

  教室展をしている間に、世の中すっかり暖かくなってきました。もはや、冬服は不要かと思われます。(山の家にも行ってきたし)今日はこれから早々と衣替え第一弾をしようと思っています。完全夏物を出すには早いものの、どっちつかずの服に揃えておこうかと思います。

 

  さ、皆さま、残り少ない暑すぎない良い季節、楽しみましょうね!! 黄砂にはお気をつけて🌪

 

 

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2023年4月9日

  お陰さまをもちまして、本日無事に教室展を終えることが出来ました。ご来場くださった皆さま、応援くださった皆さま、本当にありがとうございました。次回、来年の秋に開催予定の、18回教室展に向けて今後ともより良い作品作りに励みます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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2023年4月4日

  昨朝、無事に全てのラグの飾り付けを終わり、午後から展示が始まりました。広い明るい会場に、綺麗なラグがたくさん並んでいます。ご来場をお待ちしております。駅からも近いですよ。

 

 

 

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2023年3月31日

  はて、何という名前なのか・・・・スノードロップかスノーフレークかと思っていましたが、どうも違います。シラーカンパニュラータとか、シーラカンパニュラータとか言うようです。この花、どんどん増え続けて玄関前を白くしています。雑草のように放っておいても咲くので、可愛いし、増え放題にしています。ヒヤシンスの仲間のようです。

 

  桜は、思ったよりずっと長持ちしてくれて、我が家の庭ではまだ満開の桜を楽しむことが出来ています。特別にお花見に出かけなくても、今年はあちこちで満開の桜を楽しむことが出来ました。咲き始めは早かったのですが、その後の天気が悪かったのと気温も上がらないで堪えてくれたのとで、どうやら来週から始まる教室展も、少しは桜の景色を楽しめるかもしれません。

 

  教室展の準備は着々と進んで、ほぼ完成!まだ少し揃えないといけないものもありますが、大体は揃いました。ギリギリまで制作や始末に励んでいらした方々も、無事に搬入までに間に合いました。その作品が積まれている部屋は、足の踏み場もないくらいでしたが、全て玄関に積み直されて、いよいよ出発の時を迎えようとしています。会場に運ばれるのは、他にもいろいろあって、小さな段ボール箱4つ、大きな紙袋3つ・・・なども、玄関に集合しました。あとは、会場に上手に展示出来れば、ホッとすることでしょう。今のところ、お天気の予報もさほど悪くなく、暖かい1週間になりそうです。

お天気に釣られて、たくさんの方々がいらしてくださると良いなと思っています。

 

  世の中は、マスクは個人の判断に委ねる、となりましたが、会場ではなるべくマスクの着用をお願いします。生徒さんのご家族にもコロナ陽性患者さんが出ましたし、コロナは終息はしていないので、引き続き用心していきたいと思っています。ご協力、よろしくお願いします。

先日、大きな蕾となっていたアイリスは、毎日次々と咲いています。桜舞い散る中に咲いているアイリス・・とは、びっくりですね。ツツジも咲き出した株があります。暖かいのはありがたいのですけれど、季節は守ってほしいなぁ。

 

  ところで、今週の初めにアメリカからメールがやってきました。『突然』のメールは、いつもびっくりさせられますが、今回も例外ではありませんでした。8月にオハイオ州で開かれる、ラグの大展示会に、もう一つスペースを設けたから・・というお誘い?です。おとぎ話のラグも100点飾られるのですが、それとは別にカナダに寄付するクッションラグの展示もあります。ラグフッキング・マガジン社の秀作集に選ばれた作品展示もあります。

そこへ、Hall of Fame(殿堂入り)に選ばれた人たちのラグの展示もすることになった、というのです。今からサイズ指定(レターサイズ1枚分の大きさ)で、6月中旬までに目処をつけて制作するように、というリクエストです。もっとも、作品は8月に会場に持っていけば良いのですが、会場に行かれない私はそれより一月ほど早く作り上げて、友人に託さないとなりません。テーマもデザインもゼロからのスタートにしては、時間の余裕は全くありません。

仲間と「焦るよね、スパートしなきや!!」と、早速デザイン決めを始めました。急な話で、皆さん大変だと思いますが、出品者もなかなかの腕前の方達の中に入るのですから、プレッシャーですよね。頑張らないと!!です。でも、まずは教室展に専念したいので、この件はお預けです。終わったらスタートしますね。

 

  これはプランターに植ったオダマキ。明日・明後日にも開花しそうです。クレマチスの蕾もだいぶ膨らんできています。教室展をしている間に、開花を見損なうかもしれません。

 

  さ、これからラスト点検。会場に運び込むものをしっかり揃えておきましょう。長いようで短い1週間。楽しく過ごせますように!!

 

どうぞお越しくださいね。

 

 

  Chizuko Rughooking 教室展

 

日時 4月3日13時 〜 9日 16時

場所 チェリー成城 

     東京都世田谷区成城 6−17−7

 

 

 

 

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おまけ

左は我が家の満開の桜。雨に打たれる前に・・・と思って撮っておきました。右は枝垂れ桜。この木は病気になって、ほとんど花芽がつきませんでした。今年が最後だと思います、残念ですが・・・。

 

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2023年3月24日

  満開になりましたねぇ。しかも、今日は東京は夏日!ですって。その天気に誘われて・・・と言っても午前中だけしか晴れ間が出ませんでしたが、ズームが終わってからちょこっと近所の桜巡りをして来ました。本当にあちこちで満開で、さすがの我が家の桜もほとんど満開です。日本には桜があって、幸せです🌸

  WBCも優勝で桜を咲かせましたし、孫の一人は、今日この満開の桜の下で小学校の卒業式でした。昔は(というと、いかにも年寄りですが・・・)入学式に桜が満開だったのに、年々早まって、ついに卒業式になってしまいました。節目のお祝い桜は大事なので、これ以上は早くならないでほしいです。

 

  さて、今日のズームでは、また新しいことが話題として持ち上がっていました。私たちが参加したギルドの教師によるFairy Tale『おとぎ話』のラグですが、この一つずつの画像を縦長に切り取って、栞(book marker)を作ってくれている友人がいました。どれも、なかなか素敵に出来ていました。全作品ではないようですが、切り取りにちょうど良い作品を栞にしたみたいで、夏のオハイオ州での展覧会で販売する予定だそうです。

 

  また、冬に販売されたFairy Taleの本ですが、原画を一緒に見たいという声が多く、原画と作品を一緒に並べたものを(解説なし、タイトルと制作者、原画家名のみ)印刷して、これも同時に販売するということです。どちらもとても興味がありますが、オハイオ州までは行かれないので友人にお願いして入手してもらおうかと思っています。楽しみですねぇ♪

 

  教室展。だんだん日にちが迫って来ていますが、準備はだいぶ進んでいます。来週は集まった作品を運搬できるように梱包します。作品以外の準備品も、いよいよ並べて点検確認します。上手に飾れて、たくさんの方々にご覧いただければ有り難いですね。

  教室では、販売品もどんどん集まって来ています。新たに追加で制作されている方もいますので、それなりにたくさんになっていますが、数に限りがあるので無くなってしまったらごめんなさい、です。販売品を見た生徒さんの中には「私も買いたいんですけど・・・」という方が何人もいらっしゃいます。でも、教室のメンバーは売れ残ったら、しか買うことが出来ません。販売品は、お客様のために用意しています。

  そんな中、次回の教室展で販売したらどうかしら?というアイディアも出ています。『3人よれば文殊の知恵』ですが『30人よれば宝の知恵』です!

いよいよ準備から片付けまで、お当番も決まりつつあります。新しい会場ですけれど、皆さまお越しくださいね。

 

  教室展のざわめきを他所に?スタジオでは皆さんは普通に次なるラグを刺しています。(当たり前ですね)お孫ちゃんのための可愛いラグを刺している方や、初めての果物盛りだくさんに挑戦している方もいます。細かい動物の刺し方に苦戦している方も、なかなか良い作品ができそうです。メインのモチーフとバックグラウンドの色が溶け合ってしまった方は、工夫の仕方を教わって刺し直していました。何の動物かわからないのよ、となかなか手が捗らなかった方も、いよいよバックグラウンドを残して終盤。

  旅行で行った先の建物風景に挑戦している方は、撮って来た写真とそっくりなラグが出来そうです。細かい花に挑戦している方は、微妙な色変わりを綺麗に刺していました。お話のラグを刺している方は、ほぼ完成!綺麗な虹ができていました。後は周りの始末だけ、という方は、教室展の準備に時間を割いていらっしゃいました。

 

  私は、大きなラグのバックグラウンドに入り、少々スピードダウン。(笑)これから少しピッチをあげましょう。

 

春うらら、あちこちに綺麗な色が現れて目を楽しませてくれます。せっかくのチャンス、お花も木々も、🌷🌹🌺🌼🥀しっかり見ておきましょう。そのうち、何かの役に立つと思いますので・・・。では、雨ですが、良い週末をお過ごしください。

 

 

 

 

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2023年3月17日

  日本一しかも記録的に早い今年の東京のソメイヨシノの開花です。我が家では、まだ幹咲きだけなので、こんな写真ですみません。今週末は気温が下がるそうなので、来週になってからの開花かもしれません。

 

  桜に限らず、いろいろな花が今にも咲きそうで、驚いています。いくら何でも早すぎるでしょう?!と思うのが、アイリス。他にもオダマキが蕾をもたげてきているし、今年の春も早足で過ぎ去って行ってしまうのではないか、と危惧しています。

「待って!」「待って!」と言いたいです。というのも、これから教室展を開催する私たちとしては、桜の時期に・・・とも思っていたのですが、それは流石に無理。アイリスは5月のお節句の頃、と思っていたのですが、そのアイリスの時期になってしまいそうです。せめて、八重桜が満開でありますように!

 

  その教室展は4月3日〜9日の予定で開催します。教室にはどんどん展示用に作品が運び込まれてきています。他の人のを広げて見てみたいけど・・・『当日まで我慢!』という方もいます。『見ちゃおう!』とラグを広げて感嘆の声を上げる人も。

傍らでは、販売用の作品をせっせと作っている人もいます。販売品に値札をつけて、準備は着々と進んでいます。販売品も貯まってきました。楽しみも、どんどん貯まります♪

見にいらして、損は絶対ないと思うので(笑)、ぜひお越しください!!

 

  出品作品がずべて完成している方々は、余裕です。その次の来年秋の教室展に向けたラグを刺しています。私もその一人。ラグとして飾る予定の作品をタペストリーとして飾れるように、お裁縫もしました。

 

  教室は展覧会色一色となって来ました。準備に抜けがないよう、まだまだ時間をかけましょう。

 

  寒いけれど(桜の開花にはちょっと一休みがあって良かった)、良い週末をお過ごしください。

 

 

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2023年3月10日

 

  あっという間に3月も1/3が過ぎてしまいました。(明日は12年になる震災記念日です)なんだか慌ただしい1週間でした。気がついたら、庭のスイセンが綺麗に咲いていました。写真を撮りに出て、すぐに戻ってきましたが・・・、立て続けに『ハクション!』『ハクション!』🤧  あれ?!ついに私も花粉に反応するようになってしまった?!庭に出る時も、マスクした方が良さそうですね。😷 やれやれ。

 

  開花予想の早まったソメイヨシノですが、我が家の花芽はまったくそんな素振りを見せていません。まだ来週は無理かな。それとも、こんなに暖かい日が続いたら、急いで咲く気になってしまうのかしら。教室展の頃に咲いてくれると嬉しいのですが、それはとんでもなく無理な話のようで、さっさと咲き終わっている頃になりそうです。桜が咲き終わっても、陽気が良ければ皆さんの外出を促してくれるかな、と期待もしています。

 

  ご案内状が届いていらっしゃらない方は、どうぞご連絡ください。今回は初めての場所なので、こちらもワクワクしています。どんな会になるのか、少しは心配ですけれど、楽しみがもっと大きいですね。回を追うごとに、生徒さんたちのラグもどんどん見応えのあるものに仕上がってくれて、私としては嬉しい限り。ちょこっと「皆さんの立派なラグがたくさんあるから、私のは出さなくてもいいかな?!」と呟いたら、「何をおっしゃってるんですか!!」とN先生に一喝されてしまいました(笑)。でも、本当に、そのくらい十分見応えのある作品が並びます。どうぞご期待ください。

 

  教室では、会場で販売できそうな物をいくつか作っています。数はたくさん作れないので、早いうちに売り切れてしまったら、ごめんなさいですけれど。教室内でも欲しい方々がいらして、「売れ残ったらね!」とダメ出しされています(笑)。作るのは結構手間がかかるのですが、いざ販売となると、そう高価な物だと手が出せないのではないか・・・などと優しい判断があって、そこそこの値段で売られそうです。どうぞお買い求めください。一生懸命制作したものです。今朝のズームで、あちらの方々にちょこっと「こんな物を作っているの」とお見せしたら「それ、研修会にも作って持ってきて〜!」と言われました。いやいや、私たちはこれ以上荷物を増やしたくはありません。😣お許し下さい。

 

  ポスターや名札や会場に貼り出すもの、飾るための下準備、道具など、展示するラグ以外のものもだんだん揃ってきています。教室内も、段々展覧会モードになってきました。

そこへ、長らくお休みなさっていた方が、作品を届けがてらお顔を見せに寄って下さいました。2年近く振りになるので「わぁ、お久しぶり!」「お元気になられたんですか?」「早くいらして下さい」とあちこちから声がかかっていました。ちょうど、皆さんの作品も集まってきているところなので、それをご覧になることも出来て、皆さんが現在取り組んでいらっしゃるラグも姿勢も見られて、燻っていたラグ心に火が点いたようです。「4月から、また参加しますね♪」と前向きな気持ちになったようで、こちらも嬉しかったです。皆さんと一緒に、お待ちしていますね。

 

  さて、私は夏の研修会の申し込み文書も届いて、秋のラグ・スクールの申し込み文書も届いて、一度に二つが重なり、間違えないように書類と戦っています。問題は、送金。コロナの間にアメリカにあった銀行口座を閉めたので、Pay...とか、クレジットカード払いでしか対応できなくなったのですが、どちらの申し込みもアメリカのチェックを送るように指定されています。先に届いた秋のスクールには問い合わせ・相談をして支払い方法を解決したのですが、後から来た夏の研修会の方は、まだ問い合わせたばかりなので返事待ちです。この問題が解決しないと申し込みができないので、来週になるでしょうか。早く返事が欲しいです。(早く着いた順に宿泊施設の希望が埋まっていくので・・・)

 

  さて、この週末は自分のラグ作りができそうです。秋のスクールの移動手段や宿泊先を決められれば、の話ですけどね。これから、頑張ってパソコンと仲良くして決めましょう!

 

  花粉もPM2,5もとてもたくさん舞っているそうです。ある確かな情報だと、日本の8波以降、高齢者のコロナ感染と死者の数が増えてきているそうです。マスクを外すことが奨励されそうですけれど、皆様、くれぐれも気をつけてお過ごし下さい。

 

 

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2023年3月3日

  ひな祭りですね。遥か昔に少女だった私ですが、あまりひな祭りを”楽しんだ”覚えがありません。当時飾っていた雛壇の一番上にいたお内裏さまたちの顔は、昔ながらの美人だったのでしょうけれど、「かわいい」という感じではありませんでしたから、親近感が持てなかったのかもしれません。元々、お人形に興味のなかった女の子だったせいかもしれません。

  それから年月を経て、お雛様を飾ってみようと、桐箱を開けてみましたが、もう一つ飾りたい!と思えませんでした。それでも、『こういうものだ』と自分に言い聞かせて飾ったことも何回かありました。息子しかいなかったので、お雛様を飾ってお節句を楽しむのは、自分だけの為でしたし(笑)それから何年も経って、自分の好きな小さなお雛様を入手して、飾って楽しむことができるようになりました。今は、孫の女の子たちの成長を願って。

  大したことではありませんが、季節の節目にこういう日本の行事があることを大事にしていきたいと思っています。桃の花は我が家にはないので、桃色のクリスマスローズで失礼します。😞

 

  先日蕾だった梅の花は、昨今の暖かさで一気に開花しました。100歳以上の老木ですが、なんとか花を咲かせてくれています。植木屋さんには、そろそろ危ないよ・・・と言われていましたが。青空には、よく映えていますが、どんよりした日にはあまり姿をアピールできていません。香りは良いので、鳥がよく来ています。

 

  暖かい日があると思ったら、突然肌寒い日があったりと、寒暖差の大きい毎日です。今朝のズームでは、ミシガンで雪が降って積もったせいで、停電が広く発生した、と言っていました。「3月なのに、雪よ!」と言って笑っていました。

  日本では、まだあちこちで雪も降りますし、春の河津桜の満開の知らせも届きます。「日本の春はいつから?」という質問にはてさて、なんと答えたものかと思いましたが、2月4日にはすでに暦の上では春と言われているものの、春らしくなるのは3月21日の春分の日かな、と伝えました。「日付は同じだわ!」・・・そりゃそうですが、日本はアメリカのように『今日から春!』というはっきりした区切りで認識はされていないように思います。

  いずれにしても、春が待ち遠しいですね。寒いのと暑いのが苦手な私は(わがまま!?)春と秋が好きですが、どちらかというと春の方が嬉しいです。花粉症の方々は、春が来ないでほしい、と思われるそうですが・・。

 

  教室では、まだ2月の教室企画のラグが持ち帰られずに残っていますが、既に4月の教室展のラグがどんどん運び込まれています。混ざらないように、離して置いておきましょう。包みが解かれると、懐かしくなってしまったラグが顔を出してくれます。コロナの間にだいぶ時が経ったんですね。他の方のラグを見て「え〜?!いつの間にやったんですかぁ? 私これ見たことないです。」という声も。あの頃、教室も人数制限をしっかりやっていたので、他のお稽古日の方たちのラグには触れる機会が少なかったかもしれません。今回の教室展は、内部の人たちにも初お目見えのラグもあるかもしれません。楽しみですね!!

  展覧会に出品するラグをまだ仕上げていない方々もいます。「早く早く」「頑張って!」と皆さんからお尻を叩かれています(笑)間に合って刺し終わった作品を持参された方は、まだの方に「私は仕上がりました〜!」と得意げでした。額装したい方々は、急ピッチ!!一人の方は、額装依頼締め切りには絶対間に合わないから、「とりあえず自力で仕上げて、後日額装依頼します!」と早くも別の道を選んでいました。あと一月。いろいろなことがありそうです。

 

  教師たちはポスター制作やら、その飾り方やら、会場での販売品のことなど、決め事がたくさん。一つずつ片付けて、なんとか無事に当日を迎えたいと思っています。頑張りましょう!!

 

 春を楽しみつつ、秋のラグ・スクールの予約も始めないとなりません。のんびりしていて、うっかりにならないように気をつけます!

 

 

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2023年2月26日

  山の家に行っている間の夜、降雪があったようで、朝の散歩では真っ白な山の雄姿を見ることができました。気温はさほど寒くなく−5℃くらい。日中の暖かさと太陽の力ですぐ溶けてしまうと思いますが。久々にきれいな山を見ることが出来ました。

 

  それでも、春は近づいて来ているようで、枯れ葉の下から『福寿草』が顔を出していました。「春ですよ〜、整列!!」と言われているように、並んで挨拶してくれました。隊列からはみ出しているのは、我が子のようでもあり・・・笑えます。

  さて、東京では、連日パソコン仕事がたくさんあって、目が疲れました。遣り過ぎは禁物、とは思いますが、早く仕上げたい気持ちの方が先走って・・・反省!!

 

  夏の研修会参加は先週のうちに決まって、飛行機の予約などを済ませましたが、ホッとしたのも束の間!間を置かずして秋のラグ・スクールの主催者たちから「秋はどうするの?!」という質問メールが届きました。どうしたものだか・・・と思っていたところでしたが、返事するにしてもきちんと調べてみようということになり、あちこち検索。

  研修会の時のような夏休みの繁忙期と違って、秋はまださ程混まないらしく、航空運賃などの経費がぐんと安いことが判明しました。これなら行かれるんじゃないか、と参加者3人で相談したところ、皆さん「行かれそうだ!!」「行きます!!」ということになりました。先ほど、主催者の方達に「参加します!!」というお返事を出したところです。この貴重な体験ができそうなことに、本当に感謝です。実際、最後のチャンスだと思っているので、参加できることは相当ラッキーです。良かった〜🙌  これから本格的に予約など、動き出そうと思っています。ESTAも取りましょう。国際免許も要りますね。

 

  そんなことを考えていたら、研修会のディレクターからメール。 N先生のティーチング パターン名などの質問でした。それは簡単に答えられるから即返事しました。そのほかにも、頼まれた英作文があったり、息子とのやりとりがあったりと、パソコンの前にいるわりには『こぼれ話』には着手出来ずにいました。おまけに、マウスの調子がすごぶる悪くて、何をするのも時間が掛かります。なんとかしなければ、と思っています。

 

  私のラグは、様子見の部分を刺し終えたので、いよいよこれから本格的に刺さないと!と思っています。同じパターンが2カ所の片隅から反対向きにデザインされているので、同じことを2回ずつするわけですが、こういうのが私はなんとも苦手(笑)。でも、自分で選んだパターンですし、それも勉強なので、コツコツ前に進みますね。

  教室では、遠くの木々の上に降り積もった雪の刺し方が難しいと四苦八苦されていた方がいましたが、見本を提示して、恐らく少しは手応えがあったのではないかと安堵しました。建物の窓枠や壁の刺し方・色に取り掛かった方は、色も決まったので「あとは家でやって来ます!」と気合が入っているようにお見受けしました。楽しみにしていますね。仕上げを額装にしたいそうで、なんとか次回までには仕上げていらっしゃるということでした。

 

  教室には、早くも4月の教室展のための出品作品が運び込まれています。近づいて来た感が漂っています。私のお裁縫仕上げもやらないと!!です。春は、なんとなく慌ただしさも運んでくるような気がしているのは、私だけでしょうか?

 

  新しい出発をされている方やご家族にそういう方がいらっしゃるお宅は、もっとずっと慌ただしいのでしょうね。お体にくれぐれもお気をつけて、ご無理のないように。そして良い出発となりますように!!

 

 

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おまけ・・・春の兆し

左から;蕗の薹(今晩は胡麻和えに)、 蕾が膨らんだボケ、枝垂れ紅梅、もうじき咲きそうな白梅(遅咲きなので・・)

 

 

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2023年2月17日

  先週末に、息子たちからお祝いの席を設けてもらうというイベントがありました。コロナで私の2年遅れの節目のお祝いでした。祝われて嬉しい反面、年齢をしっかり自覚させられるという厳しい面もありました(笑)でも、家族みんなで集うことはとても楽しいので、参加した息子たち家族も私たち夫婦も良い時間を過ごさせてもらいました。窓からの夜景がとても綺麗で、それも楽しめました。東京タワーとスカイツリー、それに富士山も見えました。

この写真を見た生徒さんたちに「新郎新婦みたい!」と言われましたが、『旧郎旧婦』に他なりません。歳は自覚しても、やりたいことはまだまだ沢山あるので、これからも頑張って健康でいようと強く思いました。

 

  さて、その健康でやりたいことの一つが、夏の研修会への参加。先日、半日かけて航空券・ホテル・レンタカーの予約をしたのですけれど、今年はどれも価格が高騰していてびっくりでした。中でも燃油サーチャージには驚きました。そこで、今日は更にいろいろ新しいサイトを検索して、少しでも価格の抑えられる予約サイトはないか、ご一緒するN先生といろいろ探してみました。結果は、✖️。研修会は、ちょうど日本の夏休みに入る繁忙期で、しかも今年は旅行する人が多いためでしょう。私たちの旅は日程をずらすこともできないし、行く先を変えることもできないので、諦めました。節約旅で乗り切ろうと思っていますが、この調子だと、秋のラグ・スクール参加も思案しなければならない状況です。やれやれ。

 

  主人は簡単に「秋のは止めちゃえば?!」と言います。この秋のラグ・スクールの参加権を得るのに、どれほど苦労したか、どれほど主催者が気を遣ってくれたか。希望しているクラスの先生は、全米で名の知れた大先生で、しかもご高齢のため、皆さんがこのクラスに入りたいと希望者が毎年殺到するのです。しかも、コロナで行かれなかった私達のために3年越しでそのクラスの権利を取っておいてくれたという、又とないチャンスなのです。おそらく、今年を逃したら、この先生のクラスを取ることは二度と出来ないでしょう。でも、でも・・・です。日本は遠い・・。秋は繁忙期ではないので、夏ほどは航空券も高くはなさそうですが、はてさて、どうなることやら。頭が痛いです・・・。

 

  さて、良い話。私の手元にやっと『Fairy Tale おとぎ話』の本が届きました。綺麗な写真でそれぞれの作品や解説などが素晴らしく、とても見応えのある本になっています。この本を入手するのは今しばらく先になりそうですが、欲しい方は、ちょっと時間が経ってから検索してみてください。(教室には置いてあります。)

 

  それから、さらに朗報が入りました。今年のCelebration『秀作集』33巻にO先生とN先生の作品が選ばれました〜!!お二人の作品の載った本は夏に出されますが、今から楽しみですね。教室から二人選ばれるなんて、とても光栄なことです。こうして、どんどん世の中に評価されるラグを作る人が教室から出てくれると、長いことやってきて良かったなぁとつくづく思います。(教室は今年の秋で29年になります)このお二人の作品は、4月の教室展に出展すると思います。ぜひ、ご覧になりにいらして下さいね。お楽しみに〜!!

 

  とても寒い日とポカポカする日とが出たり入ったりしながらやってきます。池の水が凍ったかと思えば、梅の木に鶯がやって来たり。三寒四温にしても、寒暖差が大きくて体調に気を付けないといけませんね。春は嬉しいのですけれど、自然はなかなか甘くないようです。皆さま、お身体にお気を付けて良い週末を!!

 

 

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2023年2月10日

  立春を過ぎて・・・冬がやって来ました。東京では、この冬初めての本格的な雪が降っています。まだ降り始めなのでたいして積もってはいませんが、庭はどんどん白くなり、辺りの家の屋根は真っ白です。私の住んでいる地域には『大雪警報』が出されました。雪国の方には笑われそうな程度の積雪ですけれど、こんな程度の雪でも交通など、都会は麻痺してしまうんですね。我が家も外階段などに融雪剤を撒いておきました。今日は一日降り続きそうです。大したことなく済みますように!

 

  ズームでも、珍しく東京に雪が降り出した、と言ったらびっくりされました。あちらではポカポカ陽気だそうです。(15~20℃くらい)温暖化が進んでいる、と心配していました。

 

  それから、長いこと関わっていた『おとぎ話のラグ』の本がいよいよ出版されて、皆さんの手元に届いているそうです。日本は遠いから・・・と笑われちゃいましたが、届くのが楽しみです。私はこの出版社の本をサブスクしているので間違いなく届くのですが、登録していない人には届かない・・・と聞きびっくりしました。以前は、本に作品が取り上げられている人には一冊は届けられていたのですが、編集者が昨年交代してから、そういうことがなくなった、というのです。じゃぁ、どこで買えるの?というと、まだAmazonでも売っていないし、その出版社のサイトでも扱っていないとかで、出品した人たちが困っているとか。それって、うちのO先生とN先生の元にも届かないということ?!これは、早く手を打った方が良さそうですね。いずれにしても、早く出来上がった本を見たいと思っています。

  本の中に、亡くなった友人たちの作品と希望作品も載せられています。その件について執筆者が温かいコラムを書いてくださって、今日はその文章の一部を読んでくださいました。泣けて来ちゃいました・・・。彼女たちの思い出も一緒に本に収められているんだなぁと、ちょっぴりセンチメンタルな朝になりました。

 

  さて、教室では室内展示会が終了しました。皆さんからの評判もとても良くて良い機会になったと思いました。それぞれの方の個性も出ているし、工夫も随所に見られるし、知恵も学び合いました。今後の作品に生かしていかれるように、心に残ることを願います!

  そして、カナダに送るクッションラグは、書類も無事整って先方に画像で送ることができました。受け取った方から、「完璧な書類です」とお礼のメールが届きました。後は、ラグ本体と書類を手分けして夏に研修会まで運び、カナダから来る友人に手渡しします。その友人が、今度は国境を越えてそれらをカナダに運ぶことになっています。無事に手渡しできるまで、なんとなく気が抜けませんね。ロスト・バッゲージという怖い経験もしているのですが、カナダからくる友人は車でアメリカまで来るそうなので、こちらからさえ無事に運べれば、まずは大丈夫でしょう。

 

  そして次は4月の教室展です。案内状は、もう印刷段階に入ったので、これが仕上がって届けば後はそれぞれが郵送することになります。まだ4月は先・・・と思いきや、3月初めにはお出ししないとならないので、実はあまり余裕はありません。案内状もさることながら、それぞれの作品の最終仕上げがまだ、という方々が意外と多くいらっしゃいます。お裁縫部分ですね(笑)。会場の飾り付けの都合でラグ仕立ての作品もいくつかはタペストリー仕立てに手を加える必要があって、それぞれ変更の必要な方々はこれから取り掛かることになります。私のラグも一枚変更が必要になったので、間に合うようにお裁縫を頑張ります!

 

  皆さんに人気の色のバックグラウンドのウールがありますが、この在庫が減って来ています。もちろん追加オーダーすれば手に入りますけれど、同じ品番でも次に届くものが全く同じ色というわけにはいかないことが良くあります。それを聞いた生徒さんたちが。慌ててバックグラウンドを刺して、「後どのくらい必要なのか、手持ちで足りるか、やってみました」殆んどの方が足りそうで、ほっとされていましたが、多少足りない方もいらっしゃいました。でも、在庫で足りる程度だったので良かったです。

 

  さてさて、あたりはもっと白くなって来ましたよ。❄️ 温かいお饂飩でもいただくことにします。皆様も風邪ひかれないようにお気をつけくださいね。☃️

 

 

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2023年2月3日

  今日は節分ですね。明日から春・・・とはいうものの、とても寒い日になっています。夕方あたりからはポツポツやって来そうな気配です。風邪をひかないようにしないと、ね。

 

  今朝のズームでは、パターンを作るのにとても便利そうな方法を教えていただきました。まだ、やってはいませんが、近いうちに試してみようかと思っています。画像で見る限りでは、とても具合が良さそうで、期待大です。

 

  さて、教室では、室内展示会を開催しています。教室企画のラグが19点飾られています。2種類のパターンのどちらかをご自分の好きに刺して仕上げるというものですが、それぞれの工夫や思いが随所に見られて、とても面白いものになっています。ズームで、あちらの友人たちにも少しだけ披露したのですがとても好評です。「こういう企画を時々やるの?」と聞いて来た友人もいました。いえいえ、しょっちゅうやっているわけではありません。これはコロナ禍で外に出られない時に、モチベーションを高めるのと、前向きになれる、ひいては刺すものがあるという状況を作るのに役立った結果です。そして、『出来上がるまでは披露しない』ことを原則として取り掛かりました。作品が集まって来て、展示して初めてご披露しています。それを聞いた友人たちは「面白い企画ねぇ。」「私たちも、何かやらない?!」「うん、うん、やりたい!」・・・それを聞いた友人の1人が「おとぎ話のラグ、企画してやったじゃない!!」・・・確かに!!(笑)もう直、それらのラグの載った本が出版・発送されます。

そこまで大々的なものではなくて、この規模が受けたようですが、前向きな彼女たちは、常に新しいことに挑戦したがっているように思います。素晴らしいエネルギーで、脱帽ですね。

 

  そんな彼女たちですが、教える依頼が多くて忙しそうです。1人が、今刺しているラグを披露して「やっとやりたいラグにとりかかれたわ。」すると、「いいなぁ。私はあそこと、あそこと、あそこの3つで教える予定が終わったら、自分のための自分のやりたいラグに取り掛かれる!頑張るわ!!」教えに行く事は容易いことではありません。頭が下がります。

  もう1人の人は、教えに行ったクラスの1人の生徒が「パターンの値はただにしてくれない?」と聞いて来たそうです。「とんでもない、パターンは私が作っているのではなくて、パターンの制作会社が作ってそこが代金を得ているのよ。」 すると「じゃぁ、ウールを半額にしてくれない?」「出来ません。」教えるためのウールを用意するには、色の企画をし、染めをし、サンプルを作成し、色ごとの分量を計算し、指導方法を考え、1人ずつのキットを作り・・・と綺麗に染まったウールの裏には数々の労力・経費と時間と知恵が詰まっているのです。それを説明して、渋々ウール代金を支払ったという、びっくりな話でした。

 

  日本でも、ご多分に漏れず、諸物価が上がっています。ましてや輸入品は、円安(今少し持ち直してきましたが)、輸入関税、輸送料、アメリカでの物価高などの全ての影響を受けています。新たにパターンを注文すると高くなってしまうので、スタジオにストックしてある以前仕入れたパターンの購入をお勧めしています。半額以上にお安く手に入りますから。その中には、私も時間があったらやりたいパターンが眠っているんですけどね。

 

  私は(アメリカの友人には申し訳ないけど)、やりたいラグに取り掛かっています。今週は、一度染めたもののちょっと物足りない色を染め直しました。パターンが大きめなのと多めに染めて用意したのとで、ウール が山になっています。それを見た生徒さんに「先生、これ売り物ですか?」(笑) 余れば売り物に回しますけれど、出来上がるまでは手放せません。なかなか良い具合に染まったので、あとはいかに表現するかということになってきました。楽しみながら頑張ります。

 

  教室では4月の教室展の準備も始まりました。全員に展示予定のラグ一覧がプリントされて配られました。(この下準備にO先生はさぞかしお忙しかっただろうと恐縮です) 来月末までに展示作品を展示できる状態にして持参する旨の通知もありました。私のラグも一点は、お裁縫が必要になっています。嫌いな針仕事ですけれど、これも大事な制作過程の一つなので、今月中に仕上げましょう。飾る時のお手を煩わせないように、言われたことをきちんと守りましょう、ね!!(お互い、です)

  果物のモチーフを刺している方々が苦戦していたのが『洋梨』。それでも、少しずつ色の配置を刺し直して頑張りました。お帰りになるまでには、形がきちんと出来上がって納得!「一目二目だけで形や印象が変わるんですねぇ」と学んで帰られたようでした。良かった。

 

  春まだ遠い感がありますけれど、少しずつ春が近づいていているらしいので、楽しみにこの寒さを乗り切りましょう♪

 

 

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2023年1月27日

  記録的な寒さが列島を襲っています。あちこちで気温が氷点下になったり降雪・凍結で交通に支障が出ています。くれぐれもお気をつけください。

 

  昨日は我が家で−5℃の朝でした。一昨日は−3℃でしたから、それでもびっくりしましたが、東京でこんなに冷えることはそうそうないことなので、家の寒さ対策を試みました。と言っても、水道管の凍結防止策だけですけど。普段使っている2階の水道は、チョロチョロ出しっぱなしで二晩。教室で使っている一階のお風呂場の水も浴槽に水を溜めたりチョロチョロ出しっぱなしにしたりしました。結果、どちらもことなきを得ましたが、それでも水道栓を開けた途端にグ・グ・グ・・・みたいな奇妙な音がしてから水が流れて来ました。ひょっとして、危機一髪?!だったかもしれません。チョロチョロは大事ですね。でも、その後の溜まった水を植木の水やりに使うのは、一苦労でしたが・・。

 

  今朝もそれなりに冷えて、1℃くらい。庭の水道の蛇口を捻って戻って来た主人が「庭も大丈夫だった、問題なく水が出た。」と報告してくれました。寒いと、つい、庭に出ることもなく過ごしてしまっているので、忘れないようにしようと心しました。

 

  それでも、この寒さの中、健気に花をつけてずっと咲き続けているのが、ヤマホロシ。まだ蕾が見えるので、春に向けても咲き続けそうです。頑張ってますね。

もう一つ頑張っているというか、感心させられるのが犬。この寒さの中、冷たいアスファルトや石の道や氷の上を直に元気に歩きます。当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、あの真夏の50℃以上にもなったでしょうアスファルトの上も普通に(見える)歩いてくれます。えらい!!でも、この稀にみる寒暖差が先月亡くなった老犬にじわじわと災いしていたのかもしれないとも思いました。🙏

 

  この寒さの中、教室には皆さん元気に参加されています。昨日の教室の後、教師たちで教室内展示会の飾り付けをしました。全員参加の号令の下、それぞれがそれぞれに工夫した作品が並びました。なかなか見事です。皆さんの創意工夫が見られて、面白い展示になったと思っています。始める前は「え〜?!全員参加ですかぁ・・」「難しそう・・」など、消極的な声もなくはなかったのですが(聞こえないフリ)、いざやってみれば、皆さんの力が現れて、やって良かったと思っています。展示を見て、「やって良かったです」とか「楽しかったです」などの声も聞こえてくるといいなと望んでいます。

 

  もう一つ、頑張ったものがカナダへ寄付するクッションラグ。14個の画像を先方に送りました。あちらからは大賛辞と感謝のメールが即送られて来ました。気に入って頂けて何よりでした。「差し上げてしまうのが惜しい・・・」という気持ちもよく分かります。でも、それだけ良い作品が出来たということですね。私は、この教室の生徒さんは世界に誇れる方達だと心底思っています。クッションに仕上がって、教会の椅子に並べられたら圧巻で、見たら涙が出そうですね。実際にクッションのラグそのものを持参するのは夏になってしまいますが・・・。展示に間に合うのかなぁ・・・。

 

  今日はいつものズームはお休みでした。忙しい方達が集ってお喋りするのですから、なかなか全員は集まりにくくなって来ました。今回は、主催者の用事でお休みでしたが、こういう会を3年にわたって毎週続けてくださっていることに、ひたすら感謝です。

 

  さ、私は今日はちょっと工作作業で時間を使おうかと思っています。いくつか出来上がって来た作品は、生徒さんの手によるもので、4月の教室展で販売したいと精を出しています。私も楽しみながら作ろうと思っています。さて、これも、気に入ってしまったら手放せない可能性も・・・・(笑)

 

     寒い日が続きます。くれぐれもお大事にお過ごしください。☃️☕️🍵🍢

 

 

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2023年1月20日

  今年最後であろう『あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします』の挨拶が、今週の教室で一巡しました。今年こそ、コロナに怯えず楽しく暮らしたいと、誰もが願っています。 けれど、その猛威は相変わらずで、感染者も死者も数こそ減って来ているようには報告されていますが、良い状態になっているかと言うと、決してそうではありません。それでも、国はもうコロナを見限って、屋内でもマスクを外せるのではないかと検討を進めています。いやいや、まだ教室内ではマスクは必要です。今後は自己防衛あるのみ、でしょうか。

 

  来月初めに教室内で展示会をする予定の、教室企画の和風のラグ作品がどんどん集まって来ています。カナダに送るラグと混同しそうな状態ですが、きちんと分けて置いてあります。それぞれの作品に作者の名前を記載したものを付けてもらうようにしています。『作品の裏の左下』につけてください・・・と言っても、何枚もが右下に付いていました。(そのうちの一枚が、私の!! いや〜、言い訳をするつもりではありませんが?、左下と言われるずっと前に既に付けておいたので、お許しください。)教室に運んできてからとか、持参する前に言われた注意事項でも、何故か、間違う人が出てくるのはなぜでしょうか・・・?!歳のせい?主婦のせい?性格? こんな些細なことでも、笑いが絶えない教室です。今年も楽しくやっていけそうですね♪

 

  カナダのクッションラグは、それぞれに『寄付します』と言う署名入り書類をつけて画像を送らないとなりませんが、その書類作りも一手間です。クッションの柄のタイトルを付けて、誰がどのラグを刺したのかを分かるようにしたいのですが、タイトルを記入する欄がありません。名前の欄が広いから、そこに付け足す?とも考えましたが、あちらの方が見たら、どこまでが名前か分からずに、とんでもなく奇妙な名前が作られそうで、止めました。はて、どこに記入しましょう? 散々考えて、クッションの説明をする欄の冒頭に、タイトル;○○○ ○  として、一行収めることにして決着しました。これで、後はいらした方から順に署名していただけば送ることが出来ます。これでおいおい完成することでしょう。

 

  ギャラリーの最終下見も無事終わりました。備品の位置や扱い方など、机を動かしたり椅子を動かしたりして、なんとかうまい方法を考えつきました。後は、足りないものをラグと一緒に当日持参するだけとなります。飾り付けの場所や配置は、全部の作品のサイズを把握してからになりますけれど、今回の会場は広いので、おそらくそれほど苦戦しなくて済むのではないかと目論んでいます。案内状の案も、だいぶ煮詰まって来たので恐らくこれで進められるでしょう。作品名を英語と日本語で表記するのですが、これもまたいろいろ細かい手順があって、どう表記するかで行ったり来たりしましたが、これもやっと全部の表記が決着して安堵しました。年の初めの数カ月がわりと立て込んでいますが、一つずつ順に片付けていきたいと思っています。

 

  今週の初めに暇を縫って染めをしました。とりあえず、なんとか使えそうな色が染まったので刺し始めたところです。今日のズームでアメリカの友人が夏の研修会で教えるのよ、と言って見せてくれたラグが、私がやり始めたラグの小さい版でした。お互い見せっこして、いい色ねぇ。(笑)彼女は「私のは小さくて良かった〜!」と言っていました。私のはその4倍はあるかな?!でも、自分で選んだ柄なので、コツコツ頑張りますね。

  NYのミュージアムでとても良い展示がされているとかで、マサチューセッツとペンシルベニアに住んでいる友人たちが合流して、一緒に見に行こうと言う話になりました。「貴方も来ない?」と冗談でお誘いいただきましたが、本当に残念!せめて、日本で行われている他の展示を見に行きたいなぁ、と思っているところです。予約が必要なので、ハードルを上げられています。

 

  東京は初雪、初雪、と言われつつも、雪は降らずに済んでいます。来週は、いよいよ初雪になりそうな気配ですけれど、生活や交通などへの影響がないことを願います。雪の多い地域では、融雪もさることながら、さらなる降雪が心配ですね。くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

 

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2023年1月15日

  年が明けたと思ったら、2週間も経ってしまいました。成人の日も過ぎたし、当たり前といえば当たり前ですけれど、気がつくのが遅かった・・・。今日は我が家の近くではボロ市が開催されていて、息子たちの話によるとすごい人出だったそうです。コロナが依然、感染者数を増やし続けているのだけが、気がかりですけれど。気をつけて楽しみたいものです。

 

  教室は「あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします」の声が何度行き来したことでしょう(笑)でも、皆さんお元気にお正月を過ごされて、それぞれが充実したお顔でした。今年は忙しいですよ〜!!と新年早々、気合?ならぬ声かけをしました。

  2月初めには、教室内で企画したラグの内覧会があります。それに合わせて作品を持ってこられた方々がいましたが、「あれ?!」と慌てる方もいらっしゃいました。今月中にお願いしますね。

 もう一つは、カナダの教会に寄付するクッションラグ。これは全部揃いましたから、教師の方では画像撮影、説明文作成、書類作成など、細かい作業が始まりました。出来次第、先方に送ります。実物は、夏に持参しますが、喜んでいただけるといいなと思っています。

そして、できれば、近いうちに(色褪せないうちに)展示されているラグを見に行きたいと思ってもいます。実現するかどうか・・?!

 

  それから、4月の教室展の準備が始まっています。会場の下見は、もう一度行うことが必須で、今週中に行ってきます。今度こそ、最後!! 案内状の図案もできつつあります。今まで使ったことのない新しいギャラリーなので、入念に準備しています。作品がたくさんあるので、どれもきちんと飾れるように頑張りますね。今から楽しみ、楽しみ!!

 

  週末、山の家に行っていたらアメリカからメールが来ました。研修会のディレクターさんから。「今年は来られるの?当てにしていいの?でも、無理しないでね。」みたいな内容のメールでした。今年は行くつもりで予定しています、と返事しました。何事もなく、行かれますように!と、心から願っています。あちらは、そろそろ日程を作って、みんなに研修会の案内を送る準備をしているようです。今年はどなたが何を教えるのかな?・・・と、これも楽しみです。

 

  教えるといえば先日ズームで、友人のグループに「教えにこられないか」、というお誘いがありました。申し訳ないけど、もう年齢的に大荷物(クラス全員のウールを用意して持っていく)は運べないから、教えに行くのは無理だとお断りしました。あちらに先生方がたくさんいらっしゃるのだから、何も日本から呼ばなくてもいいでしょう?とも思っていますが。無理はしないで楽しみたいので、ごめんなさい、です。

 

  さて、私は太いカットのウールで表現するラグを刺し終わりました。仕上げもしましたので、いよいよ染めないと次のものが前に進みません。パターンは届いていますし。ひゃ〜、時間がない!!山の家に行ってゆったり過ごして来たから、ツケが回った?!「時間は見つけるもの!」とも言われているので、なんとか染めをしましょう。

    では、今週も楽しんで過ごしましょうね!! 風邪とコロナに気をつけて!!

 

 

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2023年1月3日

  🎍あけましておめでとうございます。新しい年がスタートしました。🪁

 

  世の中が、長引くコロナからもういい加減『平常に戻ろうか』と言うお正月を迎えました。感染者はちっとも減ってはいないのですが、人々の動きは元に戻りつつあります。”気をつけて・・”行動する必要はあるのですが、それでも戻ってきた賑わいはお正月らしさを運んできました。

これは我が家の2日の玄関。このあと、まだまだ参加者が集まってきます。総勢31名。久々に会った懐かしい顔に、心からホッとしました。3年の間に子どもたちも増え、大きくなりました。大人はそれなりに歳に相応しく変化して・・・(笑)

 

賑やかに「あけましておめでとうございま〜す!!」と乾杯して、新年祝賀会がスタートしました。

  恒例のおせちの数々、お肉料理の数々に手巻き寿司の乗った食卓は、これ以上お皿が置けないほどいっぱい。それでも、それぞれがお気に入りのご馳走に舌鼓を打って、お腹も目もたくさん楽しみました。

 

  子どもたちと付き添いの大人何人かはこのあと近所の公園へ行ったり、ゲームをしたり、庭で遊んだりと、久々の旧交を温めて賑やかに動き回っていました。その間、何人かのお皿洗いや片付けの有志以外の大人たち(大抵は中高年男子)は、ゆっくりお茶を飲みながら積もる話や近況報告などをして3年間の穴埋めで、時があっという間に過ぎました。

 

  3年空いたものの、こうして良い会が続いていることに感謝です。できるだけ、健康に注意して、こういう機会を続けたいと思いました。来年はコロナがもっとずっと収まってくれますように、安心して集えますようにと願っています。

 

 

  後片付けはわりとあっという間。人手もあるし、準備とは随分違います。それでも、細かい片付けは今日と明日になりそうです。疲れない程度にボチボチやります。それが済んだら、いよいよ次の段階!!

暮れから放っておいたフッキングの再開と、次にやろうと思っている作品の構想を練ることです。実は暮れのクリスマス後に、喉が痛くなる風邪をひいてしまい(寝込みはしませんでしたが)、正月準備以外はあまり動いていなかったので、何も進んでいません。今年は風邪にも気をつけて元気に過ごしたいと思っています。

 

  教室は来週からスタートなので、今週は少しのんびり。肩凝りも解したいと思っています。たまった本も読みたいし、ね。

 

 さて皆様はどんなお正月をお迎えですか? 教室では今年も、いろいろ盛り沢山に動いていきたいと思っています。コロナだけではなく、風邪にも気をつけますね!!

 

   皆さま、   本年も、どうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️

 

 

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