こぼれ話

2021年12月27日

  サンタがやってきました! 2年ぶりに家族で集ったクリスマスでした。小さい孫たちは不思議そうにサンタクロースの顔を眺め、大きな子たちはクスクス笑いながら見ていました。サンタからのプレゼントは大きな赤いソックスに入ったお菓子の数々。

  ジジ・ババからのプレゼントは事前に希望を受けていたものや、小さい子たちにはこちらで選んだものを渡しました。パパ・ママにはそれなりの物を。後には段ボールや包装紙の山(笑)。嬉しそうな顔を見ると、こちらも嬉しくなりますね。

 

  今年はオミクロン株が出てきてはいるものの、まだ市中感染者が少ない状況なので、なんとか家族の集まりを決行! 受験生の1人は欠席でしたが、賑やかな楽しい会となりました。恒例のターキーを焼いて、みんなのお腹を満たしてもらいました。ターキーやロースト・ビーフは売り切れ!4皿も焼いたキッシュも持ち帰りも含めて完売!(売ってないけど・・・笑)デザートにはケーキが3種類!!お手製のケーキを持ってきてくれたお嫁さんもいたので、豪華になりました。人数は1人欠けて17人(うち1人は赤ちゃん)。だんだん席が足りなくなりそうで、次回からは工夫が必要かもしれません。

  この調子でなんとか、お正月も集まれることを期待しています。

 

  皆さんのところにもサンタクロースは来ましたか?「いい子にして、ちゃんと寝ないと来ないんだよ」と孫が言っていました。そうでしたね! 子どもたちが小さかった頃のクリスマスを思い出して懐かしくなりました。

 

  さてお気づきのとおり、年内の教室は終了しました。私のラグもストップ。取り敢えず、中の部分は刺し終えたのでちょうどキリもよく休止状態です。この年末になって、クリスマスの作品も額に入れ、お正月の作品(虎の絵)も仕上げた!というパワフルな生徒さんから画像が送られてきました。えらい!!

 

  今年は、片付けを最大の課題としている私としては、年内はフッキングできないと思いますが、年明けから少しずつ再開したいと思っています。

  生徒さんの何人かからお勧めのあった千葉で展示されていたインドのアート。ついに見に行くことが叶いませんでした。残念ですが、どこかでまたチャンスがあることを信じて諦めました。

 

  年内最終の教室では、ウール を山のようにカットして帰られた方もいらしたので、年明けにはさらに出来上がった作品にお目にかかれるかもしれませんね。でも、主婦は忙しい! 年末年始は、どうぞ無理のないように楽しむ程度にして、くれぐれもお体お大事に新年をお迎えください。

 

  新しい年が皆様やご家族にとって幸多き年になりますように!! 今年も一年、お支えありがとうございました。

 

 

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2021年12月17日

  冷たい雨が朝から降りました。お昼には止みましたが、一瞬の晴れ間の後、またどんより。今週初めには、私のところでも霙が降り、見た途端に一層寒く感じました(笑)。こんな日は暖かくして過ごしたいですね。

 

  今朝のズームでは、日本でコロナの感染者がずっと減った状態を保っているのが羨ましい、と言われました。確かに、78%くらいの人が2回のワクチン接種を終えていることも素晴らしいことです。友人の住んでいる州は58%だと嘆いていました。「マスクも皆んなしているんでしょう?」はい。日本の人は律儀で、外出時にはしっかりマスクをしている人が殆どです。手指の消毒も至る所ですることになっているし、場合によっては体温も測られるし、結構徹底していますよね。スタジオでは次亜塩素酸水の空中噴霧もしていますが、あちらの国では「薬局で手に入らない・・」か「アマxンでも見つからない」そうで、友人たちも教室や講習会で使いたいけど、残念だと言っていました。もともと日本人は清潔ですから、始めから意識がちがうのかもしれませんが、この調子でオミクロン株にも対抗できるといいなと願っています。この株の感染者は徐々に増えてきていて、水際での食い止めが必須です。

 

  教室では、クリスマスに向かって、またはお正月に向かって、楽しいラグを刺し始めた方もいらっしゃいます。先日、ズームで友人から教わった飾りの作り方、早速真似してやってみました。わりと簡単に出来ますが、「接着剤が手にくっついて・・・」という難もあります。いくつか出来たので、教室に飾っておきます。うまく組み合わせると、お正月にも使えそうです。来週の教室にいらっしゃる方々にもご披露しましょう。年内の教室は来週で一先ずおしまい。続きは年明けになります。年末年始はどなたもお忙しそうですから、ラグの進みも思うようにはいかないかも知れませんが、2週間でクリスマスのラグを刺していらした方は、お正月に間に合うように!と次のラグを始めて帰られました。素晴らしい、勢いです!!

 

  私も、なんとかオリエンタルのラグの目処を立てておきたいと思うのですが、今週末・来週と用事が立て込んでいて、どうなることやら。庭の落ち葉の掃除は終わりました。桜などの落葉樹の葉は、殆どなくなりました。これで道路も掃かなくて済むかと思いきや、お向かいの大きなイチョウの木と紅葉の木から、風に乗ってどんどん葉っぱが舞い降りてきます。もうしばらく頑張りましょう。

 

  冬休みの間に、「始末を待っているラグの仕上げをします」という方々も結構いらっしゃいます。ラグそのものを刺すのは、わりとサクサク進むのですが、いざ始末の針仕事となると、グンとスピードダウンするようです。いくつか溜めてしまった、という方もいらっしゃいます。却って大変ではないかしら?と思うのですが、針仕事を敬遠する気持ちもわかるので、「どうぞ、頑張って仕上げてください!」と応援しています。楽しいクリスマスとお正月の後に、ちょこっと苦労するのも、しゃんと新年を迎えるのにいいかな?!

 

  ズームで、次回取り組みたいラグの話が出ました。私の色々考えているのもと共通するところもあって、興味深く聴いていました。来週はクリスマスの準備で、その次は大晦日で、私はズームをお休みします。得るところ大だったズームでしたが、最後に届いた画像は私たちも参加した教師企画のラグ3点。海の向こうでも頑張って楽しんでラグを刺している方々がいることを思うと、来年が来るのが待ち遠しいです。でも、その前に、まだ今年の始末!! 2週間を有意義に過ごしますね。

 

  皆様もお忙しいでしょうけれど、お体には気をつけてお過ごしください。

 

 

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2021年12月10日

  なんとなく、締め切りがあるような毎日を過ごしています。特に何も締め切りはないのですが、12月も中旬を迎えようとしているからでしょうか。『今年中に』とかの締め切りを心の中でどこか考えて、毎月と変わらない『今月中に』の筈なのに、どこか『おしまい』気分にさせられてしまいます。年が変わるのは不思議なもので、何かが終わって新しい何かが始まると思ってしまいます。”昨日と明日”より、ずっと大きな節目?を感じるのですが、年の変わり目も”昨日と明日”ですよね。でも、何年経っても、どうしても「新しい年が来る前に!」という感覚が拭いきれなくて、自分でいろいろ締め切りを作ってしまいます。そして、気持ちが慌ただしくなってしまうのですね。

  殊に、このコロナの状況の中で、新しい年に期待することは大きくなって、『良い年になりますように!』『穏やかに過ごせますように!』と思ってしまいます。年が変わらなくても、明日からでも良い日がやってきて穏やかに過ごせる方が良いのですが、おかしなものです。・・・と、ぐだぐだ言ってしまいましたが、要はなんとなく落ち着かないでそわそわしている毎日の私です。

 

  さて、その締め切りの一つは、片付け。毎年毎年、年末になると言っている気がしますが、本当に今年こそ!!!子供達の巣だった部屋に残された物を処分しようと意気込んでいます。(これがなかなか難しい。勿体なくもあり、記念でもあり)なんとか楽しく断捨離を進めたいと思っています。東京では粗大ゴミを出すのは一苦労なので、取り敢えず一箇所にまとめて、年が明けてからでも粗大ゴミとして処理できればよし!とします。更なる片付けは屋根裏部屋の奥に潜んでいる、長年目を通さずに済んでいる雑多な物。これも処分、処分。ここに置いてあるソファなどの家具も、もう要らないはずですから、処分。

 

  もう一つの締め切りは庭掃除。植木屋さんにも来てもらいますけれど、自分で出来るものは済ませておこうと思っています。特に落ち葉集め。

 

  最後になるのが、スタジオの片付け。生徒さんの中にも断捨離を始めた方がいらして、余ったウールの使い道を考えたり、それで作れるラグを考えたりなさっています。私には、余ったウールというのはないに等しいので、ウール以外の端切れや小物の数々を片付けようと思っています。ウールも、半端に残ったウールなどは使い易い状態にしておこうと思っています。

  それと、今の作りかけのラグに目処を立てること。目下、次に取り掛かるラグを検討中です。まだ、なんの構想も練っていませんが、少しは着構できるといいなと思っています。

 

  間で、家の大掃除、クリスマスやお正月の準備、年賀状の準備など、これはどこのお宅でも年内必須ですね。今朝のズームで、あちらの方々もクリスマスで家族がやってくるとか忙しそうなことを言っていました。ただ、コロナの感染者が、またどんどん増えてきて、仲間のご主人が感染して今自宅内で隔離中とか、教室にやってきた人が感染していたとか、ブレイク・スルー感染が目立ってきているようでした。

  夏に亡くなった、動物を刺すことに長けていた友人のたくさんのラグは、あちらでオークションに掛けられて、ホスピスに売り上げを全部寄付する予定だというニュースも入りました。それはいい考えだから、私のラグもそうしてもらおうかな?とか、ちょっぴり思いました。

 

  一昨年亡くなった友人の記念のラグは、なんだか刺した人みんなで少しずつ記事を書いて本に載せるような話でした。年が開けたら作業が始まるそうです。また記事を書かなきゃ、です(笑)。でも、みんなの思いが集まったラグ、素敵ですよね?!早くご披露したいけど、忘れた頃の来年12月になりそうです。International Rug Hooking Day という日があるのですが、その日に合わせて披露すると言っていました。

 

  教室では、やはり「今年中に目処をつけておきたい」という方々もいらして、やりかけのラグや手付かずのラグを持っていらして色決めをなさっています。大体の方はあともう一回ずつ年内にいらっしゃれるので、安心して年越しできるようにお手伝いしたいと思っています。私の息抜きのラグは教室に飾りました(笑)。先日教わったクリスマスの飾りも作り方を披露しました。何人かが、作ってみたいと気に入ってくださいました。

 

  忙しい中でも、楽しいひと時を過ごせるのは、とても幸せですね。風邪ひかないように、コロナにかからないように、お疲れが出ませんように!!

 

 

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2021年12月3日

  とうとう師走がやってきました。スタジオをクリスマスモードに模様替えしました。秋からいっぺんに12月らしく変身しました。

このラグは"Three Churches"『3つの教会』というタイトルの私のデザインのラグです。カナダのマホン・ベイという入江に建っている3つの宗派の違う教会がモチーフです。4回ほど行って気に入った風景なので、刺した後も気に入っています。本当はこの季節なら、あちらは雪景色になっているとは思いますけれど・・・。

 

  さて、今週のズームでは新しいクリスマス・グッズの作り方も教わりました。そのうち、試作してみようかと思っています。先週言っていた小さな気分転換用のラグは完成しました。これもクリスマスにちょうど良いので、額に収まったら飾ろうと思っています。クリスマスは、なんだかウキウキする楽しい飾りがたくさんあって、見ているだけでも明るくなりますね。

 

  早速、飾ってあった小さなサンタクロースのラグを気に入られた生徒さん、「これ、可愛いから、やってみたいんですけど・・・」。ということで描いた図案をさがして、直ぐにパターンに起こし、色を決めて持ち帰られました。きっと、次回には出来上がっていることでしょう。

他の方もおっしゃっていましたが、クリスマス関連のラグは、知らないうちにけっこう数が増えますね。そのうち、飾るところがなくなっちゃう?!

 

  さて教室では、大きなラグを頑張って刺し進めていらっしゃる方は、中をほとんど刺し終えて、後は周りの柄と始末だけとなりました。運んで来るのが「重くて大変!」とおっしゃっていますが、皆さんからの称賛の声が力になるといいな! アンティークのラグに挑戦していらしゃる方は、古い芯地がほつれかけてきて慌てた、とおっしゃっていました。処置の仕方をお伝えしたので、これで安心して刺し進められるといいですね。 チャレンジとおっしゃって、ご自分で描かれたパターンを刺し進めていらっしゃる方は、落ち着いた彼女らしい色をパターン上に繰り広げて見せてくれました。なかなかいい感じですね。 

  刺している色が足りなくなって、同じ色に染め足した方は、「同じ色に染められて良かった〜!」といよいよ最終段階に入りました。優しい色でラグが仕上がっていきます。 難しい色の組み合わせでモチーフを表現された方は、何度も解いたり刺したりしました、とおっしゃっていましたが、面白い柄になっていました。この調子で刺し進めてくださいね。 

  素敵な景色を刺し終えて、新しい模様のラグに挑戦している方は、色使いの面白さを楽しんでいらっしゃるようでした。楽しんでフッキングされているのは、見ていても嬉しいです。

 

  そんな中、私は相変わらずオリエンタルのラグを少しずつ進めています。これも、早いところ仕上げたいとは思うのですが、柄が細かいのと、ちょっと大きめなのとで、時間が思ったよりもかかっています。・・・というのは言い訳?!頑張ります!!

今日のズームでも、先日の教師企画のラグを本に出しなさいよ!と言われたのですが、今年はパスしたいと言ってブーイングを受けました。(笑)今から写真を撮って原稿を書くのは、ちょっと荷が重いです。ギルドのニュース・レターには孫のラグに関する原稿を書いて出したばかりだし、ビデオも作って送ったところなので、提出物は今年はこれにておしまいにしたいです。なんと言っても、英語圏の方達のようにはすんなりお受けできませんよねぇ? (オミクロン株というコロナの変異株も出現してきて、写真を撮って頂くにも感染対策が必要な昨今ですし。)

 

  コロナも心配ではありますけれど、今年はクリスマスに家族で集う計画を立てました。早速に、ターキーを予約しておきました。こちらも、少しずつ準備をしていきましょう。あ、年賀状も買ってきたんでした。これも準備を少しずつ・・。少しだけ、師走の雰囲気になってきましたよ🧹  落ち葉掃きも後少し! 

        引き続き、感染者数を抑えて、皆様もお元気でお過ごしください。

 

 

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2021年11月26日

  あらら・・・もう11月もおしまいですねぇ。本当にあっという間に師走を迎えようとしています。急激にコロナ感染者が減ってきて、怖いような嬉しいような、半信半疑の状態ですが、私も含めて人々の動きが見られるようになってきました。

 

  今月に入って、地元の美術館で開催されている『グランマ モーゼス展』に行ってきました。早かったせいか、わりと簡単に予約も取れて空いてる時間にゆっくりと楽しんで来られました。彼女の作品を直に見ることは初めてでした。ほんわかとした作風と自然いっぱいの中で暮らした生活感、楽しんで暮らしてきたであろう生きる喜びを、全体から受けました。70歳からスタートしたという作絵には、驚きと敬意を覚えました。100歳まで楽しんだという彼女の画家生活に、羨ましさも感じましたが、羨ましくてもなかなか真似できることではないので、せめてその『姿勢』だけでも学びたいと思いました。

  普段からの、物事を捉える眼、観察力、前向きな姿勢、ポイントの掴み方、表現力・・・たくさん心掛ける必要がありそうです。東京では2月末まで開催しているようですから、お時間とご興味ある方はどうぞ!展示数もたくさんあって、とても見応えがありましたよ。(この後、関西方面にも展示が移動するようです。)

 

  教室は、お茶とコーヒーのサービスを再開しました。冷えたペットボトルのお茶では、もう寒いというのもありますが、そろそろ人の手をかけたものも大丈夫なのではないか?と思ったのです。温かいお茶を口にして「あ〜、やっぱり美味しい!!」お茶を前にすれば、話も弾みます。いろいろな話が出て、とても楽しかったですよ(笑)こうして対面で集えることは、本当にありがたいことだとつくづく思いました。

  皆さんの作品もどんどん進んでいます。ここへきて、額のオーダーが3点となりました。額に入った作品はみんな評判が良く、教室の皆さんの励みにもなっています。

 

  私は、オリエンタルのラグを少しずつ進めていますが、まだまだ道半ば。雑誌にあったパターンで、簡単なクリスマス用のものがあったので早速、『息抜き』?『寄り道』?を始めました。これは今週中には出来そうです。オリエンタルのラグは、年内は無理そうです。😅

 

  今年はいよいよクリスマスに家族で集まろうかと計画しています。この調子だと、お正月も家族だけなら何とかいけるのではないか?!と目論んでいますが、果たしてこの感染者数のまま年越しできるかどうか、ですね。

  海の向こうでは、サンクスギビングで、家族が集まってターキー(七面鳥)料理で祝っています。日本のお正月のような賑わいで、遠くからの家族も集います。年に一度の行事ですが、さすがにあちらでもコロナで去年は集えなかったので、2年ぶりだと喜んでいます。近くに集う家族がいない人たちは、そういう人たち同士で集まって、ご馳走を前に祝います。楽しそうですね。SNSの画面には美味しそうなご馳走があちこちでアップされています。ということで、今週のズームはお休み。皆さん主婦ですから、忙しくお料理・接待に明け暮れています。

  我が家のターキーは、クリスマスに焼きます。これも2年ぶり。これにはプレゼントも必要なので、そろそろ準備を始めています。何といっても数が多いので、抜けがないように気をつけないと!!

 

  12月の声が聞こえてきた途端、何となく「今年も終わり」の気分になりますね。そうだ! 年賀状も用意しないと!!

でも、まずはクリスマスに向けての小さなラグを完成させましょう♪

 

 

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2021年11月19日

  朝晩、だいぶ涼しくなってきました。それでも、これで平年並みだそうです。今夜は(ほぼ)皆既月食が見られるとの情報があり、夜が楽しみです。でも、日本では、夕方の月が出る頃には月食は始まっているそうで、バタバタする時間と重なるので、忘れないように気をつけないと!!

 

  今朝のズームでは、あちらのラグ事情とか、色々動けるようになったから他のキャンプの話とかが話題になっていました。最後近くになって、先日送っておいた私の指導ビデオをズームの仲間に公開するということになりました。13分ほどのビデオですが、皆さん黙って、頷いたり顔を近づけて見入ったり、熱心に観て下さいました。終わったらそれぞれから絶賛の声をいただき、とても嬉しくなりました。講習の中身でも、「うん、これは大事!」とかの言葉も出ましたが、「素晴らしいビデオの完成、おめでとう!」と言われ、やっと肩の荷が降りた感がありました。「やはり、この講習を受けたい!」という方もいて、チャンスがあったら、ということにしました。それぞれの場面を撮って編集してくださったN先生にも「とてもよく出来ている、お礼を伝えて欲しい」と言われて、さらに嬉しくなりました。そして、来夏の研修会でビデオの編集の仕方についての講義をして欲しいなぁ、と呟かれました。(とりあえず、笑ってスルーしておきましたが・・・)今後、何か動きがあれば、また考えましょう。

 

  さて教室では、例の放出ラグ(私や他の先生が持っていても、種々の理由により今後とも刺さないであろうパターンを教室内の希望者にお譲りしたもの)を刺している方が結構いらっしゃいます。もともと、やりかけで眠っていたのですから、完成までのウールが揃っている訳もなく、そこから先は、すでに刺してあるものを解いても良いし、ご自分の好きに刺して下さい・・・という趣旨なのです。でも、パターンを手にされた方々は、多くは元に刺してある色をなるべく使いたい、再現したい、ということで、希望の色のウールがない前提の筈が、なかなか大変なことになっています。どうしても、という方には近い色を新たに染めるとか、探し出すとかしていますが、これは難題です。指導陣としては、一旦、刺してある色から離れて、なるべくご自分で配色を考えて楽しんでいただけたらなぁと思っています。「でも、この色見ちゃうと、そうはいかないんですよ・・・」はてさて。 頑張りましょう!!

 

  展覧会がないものですから、どんどん仕上がった作品が溜まって行きます。なんとか、来年の秋には教室展でご披露したいと思っています。ラグを展示するには、広い会場(壁・床)が必要です。 今、決めたところはそこそこの広さがありますが、大きなラグをご覧いただくには距離も必要、ということで、また新たな会場探しを少しずつ進めています。皆さんの作品を、なるべく良い環境で展示できるよう、努めます。情報あったら、私どもにお知らせくださいね。

 

  孫のラグは全て完成して、半分は渡しました。残りの4つは、もうじき渡すことになると思います。みんなが気に入って受け取ってくれるといいなぁと思っています。クッションに仕立てたので、枕替わりになってもいいのですけれど。本当は8つ並べたいところですが、私が持っていても仕方ないので、それぞれの手元に引き取って楽しんでもらいましょう。これに関する記事をギルドのニュース・レターに投稿して!と言われているのですが、ま、もう少し後になると思います。先日、ギルド企画のラグを送ったばかりなので、あまり同じ人からの投稿が続かない方が良いとも思っています。

 

  ビデオ制作に追われている間に季節は進んでいるようです。庭の木々もだいぶ色づいて、道路を埋める桜などの葉っぱも綺麗です。掃除が大変ですけれど、つい、見入ってしまいます。でも、明日はお天気もいいようなので、道路だけでなく、庭の落ち葉掃除もしようと思っています。落ち葉も、落ちた直後は綺麗ですが、時間が経つと枯れ葉になって、ちっとも綺麗ではなくなります。放っておかないで、働け!ということなのでしょうか。

 

  今月も残り少なくなってきて、カレンダーを見てびっくりしています。年内にやることがいくつも頭をよぎります。一つずつ、慌てず片付けていくことにしたいと思っています。コロナ感染者数はめっきり減ってきて、アメリカの友人たちが目を丸くして驚いていますが、普通の風邪が流行ってきているようです。くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

 

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2021年11月12日

普通なら、秋がどんどん進み、冬の入り口に差し掛かっているところですが・・・・、今年の日中は暖かい。☀️

流石に明日の朝は冷え込んで、しっかり布団をかけて寝ないと! ですけれど、昼間は上着なしで出掛けられます。

 

うちの柿も、今年はおかしい。『百目柿』という種類の大きな柿なのですが、今年は数もぐんと少ないし、見かけは筆柿のように細長く実りました。

次男が小学校1年生の時、「柿もぎをさせて頂けるお宅はないでしょうか?」と担任からの声かけがありました。ちょうど、その時にたくさん実っていたのでこの柿の木を提供したのです。130個以上の実がついていました。1クラス分は十分にあって、子どもたちも大勢集って柿の収穫をして帰りました。学校に戻ってから、自作のナイフ(釘を打ち出して作った)で皮むきをして、先生と一緒に屋上に干しました。その後、立派な干し柿になって子どもたちが自慢げに持ち帰りました。余談ですけれど。

 

  さて、この異常気候、地球は大丈夫かしら?と心配になります。環境対策も、日本の対応は生温く、ちっとも本気度が見えない状況で、世界の話し合い(COP26)でも呆れられているのではないでしょうか。

脱炭素=原発・火力発電では、情けない限りですよね。日本の優秀な知力と技術を以ってすれば、開発費を投じて、人を投じて、本気で取り掛かれば簡単ではないにしても、対策が見い出せる筈です。しかも、パリ協定から何年経っているかを考えると、それまで進展がなかったことがおかしい。日本人なればこそ福島の事故を忘れずに、他の国々に先んじて再生エネルギーに転換出来ていて欲しかったなぁ。

 

  教室は、暖かい日差しで助かってはいますが、終わる頃にはコートが必要なくらい冷えてきます。だんだん世の中の人出も戻ってきていて、電車の中もそれなりに混んでいるそうです。このまま、感染者数が増えないで年越しができると良いのですが、冬に向けて行事も多く、まだまだ本当には安心できませんね。私は、インフルエンザの予防接種もしてきましたが、マスクと予防対策をしっかりしていれば、必要ないかもしれない、という声もあります。逆に、去年受けていなくて免疫がなくなっているから、今年は受けておいた方がいい、という声もあります。いずれにしても、気を抜かずに、できることをしっかり続けていきたいと思っています。

 

  それでも、家族が集まりたくなってきていて、少しずつですが、以前のように短時間のみ集まる計画もあります。大人がみんな2回のワクチン接種を終えて、ちょっと安心材料になっています。気をつけつつ・・・。

 

  私の指導ビデオ撮りは、今週、やり直しをしました。気に入らなかったところの修正をしっかりして、昨日の取り敢えずの画像では、まずまずだったと思います。ダメ出しは、私自身に対してですが、話がちょっとつかえたり、間が長かったり、素人の硬さがあったり、というところかな。それでも、N先生とO先生の完全バックアップのおかげで、形になってきたのは嬉しいことでした。目下、最終段階にあって(といっても、私の出る幕ではありませんが・・・)来週には完成となりそうだとN先生から連絡をいただきました。

今日のズームでも、「すごい!」「待ち遠しい!」とコメントがありました。はてさて、あちらの方々にはどんなふうに写るのか、少し不安はありますが、私としては、素人にしては素晴らしいものが出来上がった、と両手をあげて喜んでいます。先生方、ご協力・ご尽力ありがとうございました。

 

  これで、私もラグそのものに専念できます。孫たちへのラグは、形にしようとお裁縫をしています。今3個出来ました。すでに2個は渡してあるので、あと3個。今月中には8人全員に行き渡る予定です。お裁縫は、仕方なくやってはいますが、どうも好きになれません。でも、頑張りますね!!

 

  生徒さんたちも、とても頑張っていらして、教室で広げられるラグには、皆さんから感嘆の声が上がります。「いいなぁ」とか、「今度私もそういうのやりたい」とか、いろいろな声がありますけれど、私とて同じ思い。オリエンタルの大きなラグが終わったら、私も次に進もう!!と思っています。教室も再開したし、充実の日々です!!

 

  再開したと思ったら、もう今年も残り少なくなってきました。なんとなく時間に追われる気がするのは私だけでもないのでは?!

では、また来週 (^^)/~~~

 

 

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2021年11月5日

  庭のハナミズキの葉がだいぶ色づいてきたので、一枝切ってきました。何も手を加えていませんが、自然の枝振りがそのまま収まってくれました。

 

  朝晩はひんやりする気温になっていますが、日中は暖かく、教室中も汗ばむくらいでした。皆さんの熱気のせい?かもしれませんが、お日様が照ると温室のようになってしまうので、室温が上がっていたかと思います。

 

  教室では、楽しい話題とともに、最近の選挙の話や皇室の話も出て、みんなで「耳年増になる!」と笑いました。選挙の話では「せっかく小選挙区で落選させたのに、比例で当選していて、なんだかなぁ〜」という残念な声もあちこちで聞かれました。民意は、そのままは伝わらない、ということですね。「国民の信頼を得て・・」とか「国民に選ばれて・・・」というのは、必ずしも当たらないという気がします。

 

  私より一回りほど、人生の先輩の生徒さんは大きなラグを運んでいらっしゃっています。重くてバスのデッキに持ち上げられないから、と往復ともカートを引いて歩いていらっしゃいます。季節が良いうちに仕上げないと、寒くなったら大変ですね。でも、心配ご無用!彼女は進みがとても速く、いつも周りの方々の背中を押し続けて下さるくらいですから。それに、もうすでに真ん中のモチーフは全部刺し終えています。「どんどん重くなるわ」。確かに、ラグは芯地もさることながら、ウールが入ってくると本当に重くなります。それが大きいラグとなると、なかなかの重さです。「いい運動!」とはいうものの、お気をつけていらして下さいね。

 

  コロナでそれぞれの生徒さんにも大分フッキング時間があったようで、色々な方々が”やりたかったラグ・パターン”に取りかかり始めました。”やらなくてはならない課題のラグ”や、”やっておいた方が良いパターン”を刺し終えた、ということですね。嬉々として、色選びやフック運びを楽しんでいらっしゃいます。半分、『いいなぁ』と思いながら、楽しく拝見しています。さっさと私も自分のラグを終えれば良いのですけれど、どうも目移りしますよね(笑)『隣の芝生現象』です。

 

  そして、スタジオではまだまだビデオ撮影が続いています。前回撮ったビデオが、どうも???(納得がいかない)なので、もう一度、改善点を洗いざらい出して、リベンジすることになりました。N先生とO先生のご協力あってのビデオ撮りです。話す中身は、前と同じなのですが、もっと音声を取り込みたいとか、話し手(私)の視線の位置が不自然とか、話の間が必要とか、やってみないと判らないことが幾つかありました。工夫を重ね、解決策を考えて、来週撮り直しです。上手くいきますように!!お二人の先生、よろしくお願いします。

 

  今朝のズームでは、来年の秋に友人たちが教えるクラスについてのやりとりがありました。このパターンでいけるだろうかとか、時間は足りると思うかとか、何に絞って教えたら良いかとか、みんなが思うことを言って、なんとか丸く収まりました。(笑)テーマは決まっているのに、時間が3時間しかないとか、30人に教えるとか、難しい問題でした。

  日本の感染者減については、相変わらずびっくりされどおしですが、原因がはっきりしないので、こちらとしても、両手をあげて喜ぶわけにも行かないのよね、と話しました。それでも、週中の祝日に孫の『お食い初め』が出来て、孫と会うことが出来たと報告しました。「安心して会えてよかったわね〜」とみんなも喜んでくれました。すごく久々に電車に乗って出かけたので、疲れましたが、お天気に恵まれて良い1日でした。こうして少しずつですが、日常が戻りつつある気がしています。・・・・怪しいかな?!

 

  皆様も、秋の良い週末をお過ごし下さい🍁🍂

 

 

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2021年10月29日

  落ち葉が道いっぱいに広がってしまい、連日落ち葉掃きに追われています。これが結構、腰にくる作業で・・・、年齢を感じざるを得ません。庭も、もちろん落ち葉だらけですが、庭はとりあえず後回し。まだ、雑草も取らないといけないくらい緑も目立ちますから。

朝晩はだいぶ涼しくなってきて、教室にいらっしゃる皆さんもコートを羽織っていらっしゃいます。

 

  片道3時間もかかる方は、「帰るともう真っ暗で・・」とおっしゃっていましたが、都内からいらしている方々も、だんだん帰りは真っ暗になってきますね。夕方が近づくと、皆さん、ソワソワする時間が早くなります。日が短くなりました。

でも、今週も教室は賑やかに楽しい時間を持ちました。座る席が足りなったので、ふた部屋に分かれて座っていただきました。このところ、緊急事態宣言の期間に溜まっていた質問やウール の補充、配色指導など、久々の賑わいで皆さんの声も弾んでいます。

この感染者数の激減が、本物なのかどうか?第6波が何時ごろやってくるのか?などの不安はあるものの、こうして集えることは嬉しいことでした。

  何人かの方が、先日来、放出したパターン(私や他の先生が持っていても、種々の理由により今後とも刺さないであろうパターン)に取り掛かっていて、懐かしさもあり、別の意味でも楽しみました。どんなふうに仕上げてくださるのかも、今からワクワクです。そのうちのお一人が、完璧に仕上げまで終わった作品をご持参くださいました。ラグの作品に手を加えて、すっかり素敵になっていました。皆さんからも称賛の声が上がりましたね。教室を開くと、ズーム教室では味わえない交流や直接見ることの出来る体験があって、対面教室の意義を痛感しています。

 

これは、先日スタジオ内で行われたビデオ撮影の一コマ。おかげさまで撮影は無事に終了したので、あとは編集をしてくださるN先生に丸投げしています。(すみません)音声や画像はもちろんですが、音楽や文字などの入れ込み、私には到底理解できない作業をこなして頂いています。

 

 当日「ご覧ください」と言われて見た”取り敢えずのビデオ”には、年寄りのお婆さんが何かを喋っている姿が映し出され、現実をしっかり認識させられたところです。

 

 

 今朝のズームでも紹介したところ、様子がわかって面白い!と言われました。まぁ、若返りは不可能なので、このまま編集していただくしかありませんね。(笑)そうそういつまでもアメリカに出向いて研修会に参加することも出来ないのですから、できる時にできる事をして、今までの恩返しの一端をしましょう。国内でも、次世代の方々を育てて、ラグ・フッキングの楽しさを繋いで行けたらいいなぁと願っています。何歳からでも遅くはないので、ぜひ!!興味のある方はご連絡くださいね。教室には40代から80代の方々がいらしていますから。『思い立った時が始め時』だと、本当に思っています。

 幸い、当スタジオには全米でも評価された先生が3人も揃っています。これは、なかなかない事ですよ。

 

  教室企画のラグもどんどん仕上がって来ていて、一堂に展示するのが楽しみです。教室展がコロナのせいで先延ばしされてしまいましたが、来年の秋には何とか、前回以降の作品の幾つかをご披露できそうです。このまま、コロナが収まるか、ブースター接種で安心を取り戻せる日が来るか、を期待しています。皆さんで一緒に頑張りましょうね!!

 

  

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2021年10月23日

  東京もとっても寒い一日だったそうですが、山はぐんと冷えて朝の最低気温は1℃。最高気温は7℃くらいまで上がったようでしたが、地元の方も「寒くなってきましたね」とおっしゃるくらい、急な寒い季節の訪れでした。でも、山の家のミニ・引っ越し作業で動いていたせいもあり、開けっぱなしの作業でも日中はさほど寒く感じなくて済みました。おかげで、作業もどんどん進み、今朝出てくるまでには家の中はすっかり何もなくなっていました。もともと山の家なので家具などの大きなものは大してなく、3回の山行きで片付きましたが、それでも50年ほどの間に蓄積されたゴミは、半端なかったです。(塵芥処理場に、お借りした軽トラックに山積みにしてロープで固定した荷物を6回、運び込みました。地元のゴミ置き場には数回。)

 

  東京のゴミは出し方が楽で、『可燃ゴミ』『不燃ゴミ』『資源ゴミ(紙・ビン缶・段ボール)』の区別だけですが、山の家の地域はさらにそれらが細分化されていて、とても覚え切れず・・・、結構な量を持ち帰りました😅。(出せるものはゴミ奉行と化した主人を頼って頑張って分類して出してきました。)50年ほど世話になった思い出いっぱいの家ともお別れして、来春、新しくなった家を楽しみに待ちたいと思っています。

 

  というわけで、あまり外出も散歩もできなかったのですが、ちょっとだけ、綺麗な画像を撮ってきました。山の『ムラサキシキブ』は色が濃く、人目を引きました。

 

 ツタウルシは、早くから真っ赤になるのですが、この色が曲者で、決して触ってはいけません。アメリカでも、ポイゾン・アイビーと言って、毒ツタ、つまり、触っただけで気触れたり、腫れたりしてしまう葉っぱです。三つ葉が目印なので気をつけやすい筈ですが、どこにでも生えているので用心しないとやられてしまいます。でも、赤くなると、可愛い! 思わず写真に撮りたくなってしまいます。

 

 山の木々も、急な冷え込みにびっくりしているようで、まだまだ緑の葉っぱがたくさんある一方、綺麗に紅葉させている木もあって、時間があったら紅葉狩りができそうでした。来年以降にお預けですね。

 

 ちょっとだけ、紅葉を始めた木を撮ってきました。

あたりのニシキギも赤くなり始めていましたが、まだもう少し、というところでした。この朝晩の冷え込みで、一気に色づきが進むことでしょう。

 

  さて、教室はやっと普段通りに進みそうになってきました。感染者が、なぜかグッと減って、原因が判らないだけに安心して良いのかどうか落ち着きませんが、マスクと消毒を徹底していらしていただいています。それでも、世の中には早くも安心感か辟易感かが広がり、多くの人が外出しています。日本人のワクチン接種率はとても高く、蓋を開けてみればアメリカなどを上回っています。しかも、一日の感染者数が、欧米では万単位で発表されている中、このところの日本では数百人になっています。

今日のズームは、山の家に行っていたので失礼してしまいましたが、きっと友人たちもびっくりしていることでしょう。この調子で、感染者数が減って、普通に人々が動けるようになっていって欲しいものです。

 それでも、マスクと消毒は、頑張って続けましょうね!

 

 先週のビデオトライアルを終えて、学んだことがたくさんあったので、来週のビデオ撮りに活かしていきたいと思っています。一日で終われると良いな?!📹 頑張りましょう。

 

        冷えてきました。お風邪などひかれませんように!!

 

 

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2021年10月15日

  ここのところ、暑いと言っても以前ほどの暑さはなくなり、過ごしやすい気温が続いています。朝晩などは肌寒いくらいですから、風邪をひかないように気をつけないと!と思っています。この週末からぐんと冷え込むようになる日も来るとか、慌ててダウンの布団を陽に干しています。寒がりの私には、だんだんやってくる冬がゆっくりであって欲しいと思うのですが・・・。

 

  さて、再開した教室は順調に進んでいます。皆さんも、『眉唾』ではありますけれど、これで今まで通りに通えるようになったと喜んでいらっしゃいました。質問やウールの補充は大忙しでしたが、とりあえず次回までの分は確保できたようです。明るい笑顔や久々のたまった話題に、教室の再開を実感しました。しばらくボ〜ッと過ごしていたので、これから気を引き締めていかないと!と反省もしました。

 

  その気を引き締めるのにちょうど良い?と思われたのが、ビデオの試し撮りでした。カメラアングルとか、被写体などの確認をするのに、とりあえず日本語でやってみました。もう少し、ここはこうした方がいいとか、これは上から写した方がいい、これは床に置いておいた方がよさそう・・などなど、結構考えておかないといけないことがたくさんあると知りました。「カメラも、ちゃんと見てください!」とも指摘されてしまいました。どうも、そういうことが苦手な私には、荷が重い気もするのですが、今更ですから、ここは頑張るしかありませんね。

  撮影のために家具を動かしたり、壁に下げるラグを取り替えたり、ちょっと筋肉痛もありましたが、良い運動になりました。再来週に本番撮りをしていただくので、再来週はもう少し手際良くやろうと思っています。でも、日本語で話すのと、英語で話すのとは緊張感が違うので、配置などの問題以外が『問題』なのですけれど、ね(笑)。

 

  今朝のズームでは、ブースターワクチン(3回目の接種)についての話も出ました。ファイザーは以前から推奨されていましたが、モデルナも推奨の範囲内となったそうです。混合となっても良いそうで、(J&Jのワクチン以外)メンバーのご主人で、もうすでに受けられた人もいました。

  アメリカの感染者は、日本のように収まってはいないので(まだ、9万人以上/日)、緊張度が高いと感じました。ラグ・キャンプはマスク着用・ワクチン接種を原則としているところにしか行かない、と言っていました。マスクしないでくる人とは、警察を呼ぶなどのトラブルも発生しているようです。マスクをしないで生活している人が、た〜くさんいるそうです。それでも、カナダとの国境の封鎖は解けたと、喜んでいました。来夏にカナダのラグ・キャンプに参加出来るとか、国境近くに住んでいる友人はカナダに行き来できるようになって便利とか言っていました。日本から、日本への往き来も、すんなりと出来る日が近いことを願っていますが、かと言って、いい加減な妥協の産物であって欲しくないとも思います。

 

  さて、今日はいよいよ8つ目の孫のラグに取り掛かります。今のところ、これで最後。あとは仕上げがど〜んと溜まっていますが、ボチボチ片付けましょう。並行してやっているオリエンタルのラグは、少しずつ、牛歩の歩みで進んでいます。『塵も積もれば山となる』を信じて・・・。

  ギルドの企画ラグも写真と説明を送りました。ズームの仲間が、このパターンを欲しいというので、パターン会社の友人に依頼しておいたのですが、先ほどサンプル写真が送られてきて、パターンがすぐに出来上がりそうです。びっくり!! このところ、彼女の仕事に速さが増してきて驚くことが多いのですが、今回は、特に速くて、た・ま・げ・ま・し・た !!! でも、お陰でこれで秋までの私の課題はぐんと減りましたね。あと少し、頑張りましょう!

 

  良い週末をお過ごし下さいね 🍁

 

 

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2021年10月8日

 

 教室が再開されました。久々にいらした方々は「やっとですね!!」と嬉しそうに大きな荷物を抱えての一言。本当に長いこと対面ではお目にかかっていなかったので、「実はお久しぶりですね」。ズームに参加されていた方々は、なんとなくお目にかかっていたような錯覚も覚えますが、ズームには参加されなかった方々とは、本当に長いことお目にかかれませんでした。

 

  その間、せっせとラグ作りに励んでいらした方は、複数枚のラグをご持参くださいました。全部が全部完成したわけではありませんが、行き詰まって途中までのラグもあれば、刺し始めたばかりのラグもあります。オープンから質問はたくさん。刺し方や配色など、教室で解決策を見つけられたと思っています。色は、画面で見るのと実際とではだいぶ違うこともあって、対面教室の大事さを痛感しました。

  刺し直しを指示された方もいましたが、刺し直してグッと良くなって嬉しそうでした。帰ってから、染めないと!とおっしゃっていた方もいました。新しいパターンを作ろうという方は、サイズとか柄とかの工夫が必要でしたが、それも解決。出来上がりが楽しみです。やりたいパターンを小脇に抱えて、今やりかけのラグを黙々と刺し進めていた方は「これが終わってから新しいのに手をつけないと、これがこのまま途中で放置されかねないから。」とご自分を律していらっしゃいました。1人でご自宅で一生懸命刺していらした方は、大方の景色が出来上がっていて、あとはもう一息!というところで追加の色を切って帰られました。

 

  新しいパターンを広げて、モチーフの色合わせに四苦八苦されていた方も、納得の色を決められたようでした。バックの色がなかなか決められない、とおっしゃっていた方も、提示した色で納得され、たくさん切って帰られました。「今日は私はカットの日!」とおっしゃっていた方も、た〜くさんカットして、楽しくお喋りもして「帰りたくないけど、帰らなくちゃ!」。お体の調子が今ひとつで参加したかったけど今月は無理、とメールをくださった方もいました。お体のほうが大事ですから、焦らずじっくり養生されて、調子良くなられたら、ぜひ、またお顔を見せにいらしてください。

 

  そんな中、私は2年前から始めたラグを引っ張り出してきて、コツコツ再び刺し始めました。配色など、忘れかけている状態ですが、古い頭を叩いて、思い出しながらの作業です(笑)。これも、いい加減仕上げる方向に持っていかないと!と思っています。

 

  ところが?!またズームで、アメリカの友達たちに、早く指導のビデオを作ってほしいとプッシュが掛かり、緊急事態宣言でストップしていたこの企画を前進させることにもなりました。来週、試し制作をする予定です。

 

  また、ズームでの話で、びっくり、でもほのぼの、という話題。

あちらの友人の所属している地域のギルドでお目にかかったご婦人。90歳になって、フッキングを始めたいと参加されていたそうです。コロナ前からスタートして刺し方だけを教わって、その後1人でホームで刺し続けていたそうです。なんと!その間に出来上がったラグが13点!!始末の仕方がわからない、ということで友人が簡単な方法を教えたそうです。けれど、指が硬くなって、細い針を持ちにくくなっていたそうです。そこで、ご一緒にいらした娘さんが「始末は私がやりますから、私に教えてください」ということになり、13点の始末を引き受けて帰られたそうです。友人は「次回が楽しみだわ!」と言っていました。本当に!!

  いやぁ、若いもんは負けていますねぇ・・・・笑。  頑張りましょう!!

 

    東京近辺では昨夜大きな地震がありましたが、そうそう大きな被害は出なかったようで、一安心です。巻頭の『ホトトギス』の花が、庭でたくさん咲いています。ここ何日か、二回目咲きの金木犀が、とても良い香りを放っています。では、良い秋の週末をお過ごしください。

 

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2021年10月1日

  新しい首相が決まって、コロナ感染者の増加もぐんと減ってきて、どうやらしばらくは落ち着いた日々が送れそうになってきました。今月から教室の再開も決まりました。

 

  対面での教室は夏前以来ですから、とても長い夏休みでした。「心待ちにしていました〜!」「首を長くして待っていました」などの声も送られて来て、私も気を引き締めて準備をしようと思っています。きっと手持ちのウールが足りなくなった方々がたくさんいらっしゃると思うので、教室再開前に少しは染めておかれると良いなと思っています。今日は台風が沖を通っているので涼しいのですが、明日から、またちょっと夏が戻ってくるようで、”暑い”と聞くと染めを躊躇しがちですが、ここは頑張りましょう。どんな色がいいか、考えながら染めますね。

 

  コロナでステイ・ホームの間にたくさんラグを刺し進めた方もいらっしゃれば、なかなか1人では進まない・・・と抱えていらっしゃる方もいます。お孫さんやお子さんもステイ・ホームで応援に行ったり、落ち着かなかったりで、たいして進められませんでした、という方もいらっしゃいます。それでも、お目にかからないうちに刺し進められたラグを直に拝見できるのは、とても楽しみです。生徒さん同士もお互いのラグを見ることが出来るのは、楽しみで嬉しいことだと思います。「やっと・・!!」という感じですね。でも、引き続きお気をつけてお過ごしくださいね。

 

  今日のZoomでは、教師企画のラグの話も出ました。まだ刺し終わっていない人たちは年内に仕上げて送る!とこれから頑張るそうです。というのも、去年亡くなった仲間の希望していたパターンを持ち回りで刺していたので、そちらに取り掛かっていたようです。そのラグもやっと出来上がって、今、最終の始末を1人の方がやってくれています。6人のそれぞれ手の違う人たちが刺したものなのに、ループの高さとか色合わせ、刺し方等その違いの大きさが目立たず、とてもいい具合に一枚の絵に仕上がっていて、「きっと彼女も私たちを誇りに思ってくれると思う」と自画自賛です。

  そして、すでに出来上がって送られた数点のラグの写真と共に、最初の宣伝を兼ねた記事が来年4月に雑誌に載るそうです。全部のラグのお披露目は、まずは来年7月の教師研修会場になります。100点を超えたすごい数ですから、見応えがありますよね。見に行かれない人は、残念!!せめて是非!本を購入してください。私は今からワクワク、とても楽しみです。

  次の会場は、今日仲間の1人が参加している別の展覧会場のヴァージニア州。会場がどんなところか、中継してくれました。とっても大きな広い納屋みたいなところです。アメリカの展覧会の残念なところは、照明が暗いこと。日本のようにしっかりハッキリ照らしてくれないので、微妙な色使いをしているラグはあまり目立たないこともあります。せっかくの展示なのに、惜しい気がします。その後も、いろいろ会場を探して調整しているようですが、ミシガンでは協力者がいないということで頓挫しているようです。会場はあるので、これももったいない気がします。あちらに住んでいたらなぁ・・・とも思います。お手伝いできずに申し訳ないです。

 

  さて、もう一つの企画のギルドのチャレンジラグ。私のラグは昨日始末も終えて、あとは天気の良い日に写真を撮って送るのみとなりました。肩の荷が降りました。孫のラグも、もうじき7つ目がスタートします。刺し終えるのは今月中でしょうけれど、残りの始末(裁縫)があるので、少々出来上がりには時間がかかりますが、クリスマスには間に合いそうで、こちらもホッとしています。

 

  ところで、先日、両親の眠るお墓にお参りに姉妹で行って来ました。母の納骨も一年記念も、父の20年も何も出来なかったので、お詫びを言ってきました。来春の母のいわゆる3回忌には集えるのでしょうか?子どもも孫も、みんな一堂に会することの出来る日を待ち望んでいます。

秋の陽はつるべ落としと言います。なんとなく追われるような、慌ただしさも感じますが、1日1日を大切に過ごしていきたいですね。

さて、いよいよ来週は教室再開!!

 

 

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おあれ

2021年9月25日

  先日の中秋の名月は、見事な姿を見せてくれましたね。ご覧になられましたか?結構各地で見られたとはいうものの、場所によっては雲に隠れてしまったという時もあったようでした。中秋の名月と満月が重なるというのも珍しいそうで、嬉しくなってカメラに収めました。

    綺麗なお月様でした。さて、その『秋』というのに、ここ2、3日は夏が戻ったかのような暑さがありました。幸い、私は山の家に片付けに行ったので、涼しいやら寒いやらを過ごしてきました。東京に帰宅したら、植物がぐったりしていて、慌てて水やりをしました。

 山の家の片付けは、とても捗りました。業者さんとの打ち合わせもどんどん進みました。来月、もう一度最終片付けをしに行ったら、しばらく山には行きません。片付けの合間に、工事の邪魔になったりしそうな木々の枝落としをしたり、その枝を運んで片付けたり、小さい木を移植したりもしてきました。結構重労働でしたが、だいぶスッキリしたので、これで安心です。

 

  散歩の時に秋の始まりの写真を撮ってきましたので、後ろに載せます。ちょっと早い涼しさをどうぞ!!

 

  首都圏に出されている緊急事態宣言は、来月には解除の見通しで、いよいよ教室も再開できそうです。久々に教室に活気が戻ることを期待したいです。・・・が。その前に掃除をしないと!! 好き勝手に使っていたので、私のものがあちこちに散乱しています。孫のラグも出来上がったものからどんどん積み重ねてあるし、その時それぞれに使ったウールや、使うかもしれなかったウール、使わないで残ったウールも、それが袋にいくつもあります。ウールをカットした部屋はホコリだらけで、1度や2度の掃除では、その後また使っているので綺麗になりきっていません。スケジュール表も夏の前のままです。😅 教室も秋の装いにして、皆さんに気持ちよく過ごして頂けるように、頑張りましょう。皆さんのラグを実際に拝見できるのも、とても楽しみで〜す。

 

  私は、孫のラグをせっせと刺しています。あと3人分。その後はお裁縫が待っています。これは気合を入れないと(?)スタートできないので、涼しくなってくれて助かります。教室再開までに目処をつけたいところです。

 

  ギルド企画のラグは写真を撮って送らないと!刺し終わって、それでホッとして作業が止まっていました。去年・今年と、なんだか月日があったような無かったような過ぎ方をしていて、今年も、もう10月だと思うと、もったいなく過ごしてしまったような気もしています。ことに、主婦(私?)の場合は自分で自分の時間割を作るわけですが、外部との接触が少なかった分、なお一層自分勝手に時間割を作って過ごしたように思えます。振り返れば、それなりに作品も出来たし、課題も幾つかこなしたし、Zoomのおかげでアメリカの情報も毎週得られたし、生徒さんたちともおしゃべりしたり作品披露しあったり、同窓の友達とも毎月お喋り会を持てているし、忙しかったような、そうでもなかったような、不思議な時間の流れを経験しました。

 

  緊急事態宣言が解除となっても、第6波は、必ずやって来ると言われています。3回目のワクチン接種も、だんだん現実味を帯びてきました。引き続き、教室でも気を引き締めて行こうと思っています。久々になっている自分のお弁当作り、少々心配ですが・・。

では、良い秋になりますように、画像をご覧くださいね 🍁🍂

 

『左上から右に横へ→下左から右へ』

 

秋空に山の勇姿・ イガごと落ちて爆ぜた栗・  まだしっかり木に付いているイガ・  マユミの実・  若いミズナラの実・  

山ボウシの赤く色づいた実・  シシウドの花・  ススキの穂・  ヤマトリカブトの綺麗な紫の花・  いち早く赤くなるニシキギの葉

 

  です。天気の良い秋の日は良いですね!

 

 

 

 

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2021年9月17日

  まずは、台風が思わぬ進路を辿って本州を横断しようとしています。充分お気をつけください。被害が出ないことを願うばかりです。

 

  さて、めっきり秋めいてきたような気温の昨今です。一昨日だったか、ツクツクホウシが完全に出遅れて鳴いていましたが、割とすぐに諦めたか、鳥の餌食になったかで、鳴き声は止んでしまいました。コオロギは勢いを増して、賑やかになっています。ほんわかと香っていた金木犀は、花をたくさん付けていたわりには、残念ながらもう既に香りが薄らいでしまいました。

 

  緊急事態宣言は予定通り?延長されましたね。しかも、今月いっぱいで解除になるかどうか、難しいようです。感染者数は半減してきましたが、それでも変異株の出現やシルバーウィーク・大学の再開・換気の難しい冬に向かう・・などの様々な要因があって、第6波を懸念しているようです。聞くところによると、以前のような自由な人々の往来・経済の復活は、年単位で先の話になるようです。それでも、先延ばしにしていた物事をこれ以上先には延ばせない、などの事情もあるのでしょう。人出はだいぶ増えてきているようです。

 

  彼岸花が告げているように、お彼岸も近いですね。ウチは、墓石を新しくしたこともあって、まだ見ていない新しくなったお墓に今月末に行く予定です。母の一周忌も半年前に過ぎてしまい、コロナ禍でお墓とは疎遠になっています。行って、無沙汰を詫びてきましょう。

 

  さて、このコロナ、アメリカでは再び感染拡大となっているようです。それでも、ワシントンDCに何万人かがマスクなしで集結することになっているとか、呆れる事態があちこちであるようで心配ですね。今週はギルドのミーティングと、仲良し会の2回、Zoomがありましたが、2回とも、今週あちらのラグ・キャンプに参加している仲間から現地報告がありました。全員がワクチン接種を終えていることが条件で、誰もマスクはしていないとのことでした。食事のテーブルも席がくっついているので、クラスでマスクをしていても無駄だろうと思われます。(2年前に行ったので)中で1人だけ、お孫さんがまだワクチン接種ができていないから、ウィルスを持ち帰りたくない、と極力マスクをつけている人がいました。

私も、孫に移すかどうかでなくても、マスクをつけたいと思うでしょうね。ワクチンは万全ではないのですから。

 

  今週は、私も、そのキャンプに参加している予定だったので(来年に延期)、教室のスケジュールは入っていませんでした。ですから、Zoom教室もなくて、時間がたっぷりあったのでフックが進みました。ギルド企画のラグは刺し終わり、後は仕上げるだけとなっています。このラグをきょうのZoomで披露したところ、「私もやりたい!」「そのパターン、〇〇(パターン屋さん)に売って、買えるようにして!」「研修会で、そのラグを教えるクラスをやってよ」など、結構評判が良くてびっくりしました。難しいテクニックは使っていないのですが、色の配置の仕方で綺麗に見えるようです。まだ、ギルドのニュース・レターに送っていないので門外不出ですが、本当にやりたい人がいるようでしたら、パターンを送ってあげても良いかな?!と思っています。実は、2度と描くことはないと思って、芯地に直に書いてしまって、再生不可能なので、パターンを送るとなると再度描かなくてはなりません・・・。しかも、この細かい作業を彼らがするのかしら?! さて、どうするかな。

 

  もう一つ話題になってしまったのが、私が作っている最中の孫たちへのラグ。 今までに4つ作ったので、その画像と経緯を事前に仲間に送ってあったのですが、それがまたありがたいことに?好評で・・・。「これは、絶対ニュース・レターに投稿しなさいよ!」「アイディアがとても良いし、真似したい人がたくさんいると思うから」「孫用の可愛いラグを作る人はたくさんいるけど、これなら大人になっても大事にしてくれるだろうし、最高だわ!」・・・そこで、「英語の文章は書きたくないから・・。」とごねて、やんわり断ろうと試みました。すると、仲間の1人が、もう1人の仲間の「Sに書いて貰えば良いわよ。あなたが画像とそれぞれの経緯をSに伝えれば、書いてくれるから」。 これにはSさん、断りきれずに「うん、うん、私が書くから送って!」となりました。まだ、残り4つもあるので、制作を急がないとなりません。どうも、毎度墓穴を掘っているような気がする私です。すべてに、私の好まないお裁縫の仕事が付いてくるのをご存知なのでしょうか?(笑)

 

  週末、シルバー・ウィークがやってきます。孫の1人のランドセルを買いに、どうしても出かける用事がありますが、マスク!マスク!で、気をつけて出かけることにします。皆様も、台風とコロナに引き続きお気をつけて、良い連休をお過ごしください。

 

 

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2021年9月10日

  涼しい雨の日が続いていたのですが、今日から、また夏の名残が復活してしまいました。先ほど、用事があって1時間ほど外を歩いていたのですが、汗だく💦。それでも、朝の涼しさには救われましたね。明日の朝からはもう少し暑くなるようですが。この気温差に、皆様もどうぞお気をつけくださいね。

 

  今朝のZoomでは、ギルドの教師企画のラグがどんどん集まってきている話が出ました。私たちのラグはすでに仕上がっていて、画像だけですが企画者に送ってあります。(実物は来年夏の研修会場に持参する予定です)当初、9月末までの提出期限でしたが、参加者が増えたこともあったり、出版の企画が後ろにずれたこともあって、もう2ヶ月猶予ができました。何人もの人が「助かった〜!」と喜んでいました。日頃感じているのですが、あちらの方々は、どうも期限を守らない?!傾向にあります。というか、そういう方々が多いのです。レポートの提出期限など、割と平気で遅れて出します。お国柄なのでしょうか。細かいことに拘らない、大きく構える・・・、時々良い場合もありますが、まとめる人は大変だろうな、といつも思います。まぁ、それでも、数十人がすでに提出したそうなので、この企画は上手くいく事でしょう。

  新たな展示会場の見通しも立ったという嬉しい話も出ました。こういう時、本当になんのお役にも立てずに申し訳ないとつくづく思います。せめて、期日を守るくらいの事は致しましょう。

 

  夏が終わったので、教室のZoomクラスも再開しました。緊急事態宣言が延長されて、今月いっぱいは集うことができませんから、Zoomでやるしかありません。せっかく楽しみにしていた方々は、本当に残念そうでしたが、久々に画面を通してでもお顔を拝見できて、ホッとしました。夏の間に随分ラグをたくさん仕上げた方もいらっしゃって、皆さんで「すご〜い!!」新しいラグに取りかかった方々も、そのラグを披露してくださって「綺麗!!」「出来上がりが楽しみ!!」 それでも、刺すものがもうなくなってしまった方もいらして、どうしたものだか・・・と思案しています。とりあえず、カタログから新パターンを探していただいています。ご希望のものが見つかりますように。手持ちのパターンを一つずつ片付けて?いらっしゃる方もいます。ウールも手持ちのものになるので、なかなか苦労がいるとは思いますが、楽しんで下さっているみたいで良かったです。

  仕上げたものの、縁が波打ってしまって「どうしましょう?」というメールをいただきました。いくつか策を提案したので、これでなんとかなりますように!お子さんのリモート授業があったり、ご主人が御在宅だったり、Zoom教室には参加できない方もいらっしゃいます。それぞれのご家庭の事情もあるので、なかなか全員参加とはいきませんが、少しでも繋がっていかれれば良いなと思っています。

 

  そのステイ・ホームの間に、たくさんのラグが出来上がっています。嬉しいことですが、恒例の教室展は開けないままです。この感染状況と新たな変異株の出現を受けて、来年春に予定していた教室展は来年秋に延期することにしました。秋には、なんとか開催できるようにと願っています。その後、コロナが落ち着いてくれたら、再来年の春にも続けて教室展を開催したいと思っています。それでも、全部のラグをご披露することはできませんので、ここは辛いところですが、大きさにもよりますけれど1人2、3点くらいに抜粋してご覧にいれようと思っています。

 

  私のギルド企画のラグは、周りの部分を刺し終えました。後は中心部分を刺します。これが細いカットのウールなので、なかなか空白が埋まらないのですが、ひたすらフック・フックです。孫のラグは4つ終わったので、残りは後4つ!!年内を目処に頑張ります。今日のZoomで「良い企画ねぇ」と言われたので、気を良くしています。COVID-19の記念になってしまいそうですが・・・、それぞれの誕生の記念のつもりです。

 

  今週初めには、涼しかったこともあって、気になっていた庭の雑草取りを2日間、雨間を使ってやりました。表の庭はもちろんですが、通路となっているところや、裏もなるべくたくさん、と頑張って抜きました。裏は、ガスの検針などにいらっしゃる方に申し訳ないほど草が蔓延っていたのですが、これですんなり歩けるようになりました。夏の間は、どうしても暑さに弱い私には出来ないので、長らくご不便をおかけしたことと思っています。ゴミ袋にギューギューに詰めて6袋。いやぁ、よくがんばりました!!涼しいと働く気が出ますね。・・・なので、また1週間、大人しく過ごすことになるでしょう。

 

    引き続き、コロナにはくれぐれもお気をつけて、マスクを忘れずに!!

 

 

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Celebration31(Rug Hooking Magazine秀作集31巻)から

 

  なかなか集まれなくて、実際の本をご覧になれない方々の為に、私の掲載分のみ載せました。読みにくいかと思いますが、様子がお伝えできるかと思って。

 

 

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2021年9月3日

こんにちは。

1週間経つといろいろなことが起こりますね。(実際、今書いた文章がみんな消えて無くなりました!!)

 

  まず今日びっくりしたことは、菅総理が総裁選には出馬しないと言ったことですね。横浜市長選挙から始まって(いや、国民はもっと前から・・・)、自分の膝元でも不人気を露呈し、党内の人心掌握にも手を焼き、表面を変えようかと思ったものの総スカンを喰らい、いよいよ手札がなくなってしまったのでしょう。次こそ!国のこと、国民のことを本気で思う方に舵をとっていただきたいと思っています。

 

  次にびっくりしたのがハリケーン・アイダから変わった熱帯低気圧の猛威。NYやNJでは大洪水に見舞われたようです。NYの地下鉄が水浸しになっていたり、私たちが昔住んでいた本土の(マンハッタンは島です)大通りに水が溢れていて車が何台も沈んでいたりと言う映像が送られてきました。懐かしいNJの空港もNYの空港も、閉鎖されたり運休したりと大変だったようです。NYに住んでいる義姉に尋ねたところ、大雨には気がつかずに寝ていたようでしたが朝になってちょっと出かけたら、帰るときには何路線も地下鉄を継ぎ接ぎして乗り継いでようやく帰れた、と言っていました。低気圧は、既にメイン州の東から大西洋に抜けていったようです。『異常気象』は「通常気象』になってしまったようですね。

 

  気象がおかしいのは日本も同じ。息もできないほど暑かったのに、9月の声を聞いた途端、ぐんと涼しくなって上着や長袖が必要なくらいです。昨夜は毛布をかけて寝ました。クレマティスが一輪、びっくりして咲き出してしまいました。アブラゼミが急に形を潜めミンミンゼミに交代したかと思いきや、すぐにコオロギにバトンタッチです。ツクツクホウシは出番をなくしてしまいました。

  それでも、コロナは相変わらず、と言うか、さらに医療・病床悪化を招いています。ワクチンも絶対数が足りないままに「早めの接種を!」とか「若い人も接種を!」とか盛んに呼びかけています。それより何より、ワクチンの入手数を増やしてください。まだまだ、働き盛りの方たちへの接種が行き届いていないのですから。総裁選だとか、党内派閥の力関係だとか、そう言うのは今言っている時ではないのです。

 

  教室も、今月前半のお休みは決めましたが、後半も開催できるか怪しい状況です。「手持ちのラグを仕上げました」とか、「あれとこれを仕上げました」など、嬉しい便りも届きます。「ここが分からないので、ズームで伺いますね」と言う方もいらっしゃいます。夏休みの思わぬ延長で、もう刺すものがないとおっしゃる方もいらして心苦しいです。なんとか、前に進めるようお手伝いしていきたいと思っています。

 私の刺している孫用のラグも、あれから2個刺し終わりました。でも、考えたらもう9月。来月末までにギルド企画のラグを仕上げないとならなかったのを思い出して、とても慌てています。来週からはギルド企画のラグに戻ろうと思っています。ボ〜ッとしていたら、ギルドのニュース・レターが届きました。O先生の投稿記事や、先日勉強したことに関する記事が載っていました。7月末に亡くなった友人への追悼文も載っていました。おかげさまで、少しはシャキッとしてきました。

 

  雨が上がると来週半ばからまた暑さが戻ってくるようです。気温の変化で風邪などひかれませんように!!

 

 

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2021年8月27日

  残暑、心よりお見舞い申し上げます。

 オリンピックとパラリンピックの間は少し凌ぎやすい気温になりましたが(とはいえ、大雨でした)、パラリンピック開催となった途端に元の酷暑が戻って来ました。これは、選手の方々は元より、ボランティアの方々にはお気の毒としか言いようがありません。こんな暑い時を選んで、しかもコロナはどんどんその猛威を振るっている最中の開催は、どう考えても首を傾げてしまいます。『東京の暑さを舐めんなよ!』と誰かが言っていましたが、本当にそのとおり。昨今の夏は特に異常気象が顕著で、酷暑か長雨・豪雨の繰り返しです。このオリパラ開催だけでも、ものすごい量の二酸化炭素を排出していることでしょう。『節電』という単語は、もはや”死語”同然のようです。かくいう私も、こうしてパソコンのお世話になっているし、世の中リモートワークだし、テレビで観戦・応援しよう!ということになっているし、酷暑でエアコンの活用を促しているし、どんどん節電から遠ざかっています。それでも、極力『節電』を忘れないでいたいと思っています。地球をなんとか住みやすい環境に戻していく責任は現代の人々にあるのですから、少しでも出来ることは頑張りましょう!

 

  今朝のズームでは、アメリカの各地も例年より暑い日々を送っていると言っていました。コロナ感染が10代やそれ以下の年代に及んでいることも同じでした。でも、もう3回目のワクチンの話も出て来ていて、羨ましくも思いました。まだ、日本では40代、30代の人々にさえワクチン接種が行き届いていないのですから。この状況を打破するには、これ以上、人々の意識や行動に制限を設けるのは、もう無理というものです。やっとあちこちで認められて来た次亜塩素酸水の空中噴霧とか、ワクチン接種の数を増やすとかでないと、感染は止められない、減少させられません。その大事なワクチンが全く足りない、異物が混入していた・・・・これは、とんでもないことです。しかも、脇ではパラリンピック開催中です。今の政権に期待する人が少なくなって来ているのは、致し方ないことでしょう。それでも、総裁選をするとかしないとか・・・。やれやれですね。

 

  3回でも、ワクチン接種をすれば、もう少し動きが自由になるというのでしたら甘んじて受けますが、話では2回目の接種の半年後以降が望ましいようです。来夏にアメリカの研修会に参加したい私としては、それは予約などを考えるとギリギリのタイミングになりますね。ラグを持って、来年行かれますように!!

 

  さて、先週ご紹介したオハイオ州での大展示会は大好評のうちに終わりました。マスクをしない人々もたくさんいたようで、そこから感染者が出ないことを願います。友人たちはそれぞれの思いを、今朝伝えてくれました。意外だったのは、結構知名度のある作家さんの講習が不評だったとこです。彼女のイマジネーションや創作意欲は評価するけれど、『教える』ことは不向きだったようで、2日間のクラスはとんでもなかったそうです。「何も教えてくれなくて、イマジネーションを使うのよ、しか言ってくれないの」材料も準備もできていなくて、生徒が使い出した材料を見て「それはいいわね」と、急に山ほど同じようなものを提供したとか。そのやり方は、私にはよくわかりませんが、こんな離れたところにも評判が及ぶことの恐ろしさを感じました。好き嫌いは誰にでもあるとは思いますが、何人もの方々が言うことには一理あるかもしれないと思っちゃいますよね。きっと、何か、『教える』には問題点があったのでしょう。勉強になります。

 

  教室が再開されないままの状態ですが、意識は継続していたくて、ズームで英語の手書き文章を読み解く会をO先生とN先生とで行いました。どうしても読めなくて、と言う単語もありましたが、全体の流れからわかることもあって、まずまずの勉強会だったと思います。この内容を次に活かしていきたいと思います。

 

  私のラグです。ギルド企画のラグは途中で停止しています。孫のラグは仕上げたのですが、それを見ていた主人が「他の子たちの分は作ってあげないの?」去年産まれた子と今年産まれた子のだけを作ったので、「それはないでしょ!」去年・今年はコロナで時間があったので特に気にもせずに作ったので、他の子たちも欲しいかしら?と思ったのです。尋ねてみたら、みんなが欲しいと言うことになって、後6個、追加で作ることになりました。今、年長の子のために3個目制作中。教室のお休み中に後2個は作りたいところです。

 

  さてさて、この暑さももう数日で普通の暑さになるとか。がんばって乗り切りましょう!

 

 

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おまけ;

アメリカ合衆国オハイオ州 ソーダー・ヴィレッジの展示会場の一部に掲示されたCelebration(秀作集)入賞者と作品展示コーナー。 ここに、参加できずにいる私たちのために、主催者が紹介パネルを作って展示してくださいました。嬉しいご配慮です。ちょっと細かいので読みにくいかとは思いますが、雰囲気はわかると思いますので、載せてみました。

2021年8月20日

 

 暑さの戻った東京です。天気予報を見ると、全国で一番暑いのが東京。南の方の地域より暑くなってしまいました。少しでも涼をお届けしたいと思って、山で撮ってきた画像を載せました。

 一番左は、ご存知の「ミズヒキ」。真ん中は通称「銀ミズヒキ」、右端が通称「金ミズヒキ」。なんか、ピンクのミズヒキのような花も見かけたのですが、はっきりと分からないので今回はパス。・・・ちょっとは、山の空気が伝わりましたでしょうか?

 

 さて、案の定、連日「過去最多の感染者数」の報告がなされ、緊急事態宣言は首都圏などでは延長、たくさんの県でまん延防止等重点措置というものが出されました。言葉では、なんの効果も生まない状況なので、宣言だけが素通りしている感が否めません。それでも、影響を受けるのは教室です。多くの生徒さんの地域でもこの影響があって、家から出にくい現実です。9月からの教室再開は、またしても延期となり、9月下旬からの再開としました。私たちの努力だけでは、如何ともしがたい感染抑止ですが、だからと言って、何もしないわけにもいかず・・・マスクと手洗い・消毒・巣篭もりを続けましょう。来月には少しでも良い状況に転換してくれることを祈っています。

 

  今朝のズームでは、何人かが大展示会の行われているオハイオ州に行っていて、そこからの参加となりました。マスクをしない人やワクチン接種をしない人が殆どの州での開催なので、友人たちは必要以上に部屋から外へは出ないとか、部屋から出る時や講習会・展示会場では必ずマスクを着用しているとか、気をつけながらの様子を伝えてくれました。それでも、久々に友人と会えたり、講習会に参加できたりが本当に嬉しそうで、それぞれが興奮して過ごしている状況が伝わってきました。講習会に参加した友人たちは、そこで教わったことや情報を教えてくれました。

  教師企画のラグもこの場に参加者から届けられているので、来年に向けて、預かったラグを整理しているとか、なんだか活気付いている雰囲気でした。羨ましいなぁ。来年はせめて自分たちのラグを持って、研修会に参加できると良いのですが・・。

他の友人で、この展示会に参加している人(秀作集に選ばれた一人)から「あなたのプレートが出ていたわ。きっとここに来て見たかっただろうなと思って」と私の顔写真と2つの作品がプリントされたプレートの画像を送ってくれました。優しい心遣いに感謝です。

 

  私のラグ作りはちょっと進みました。小さな、孫用のラグは刺し終わったので、これから形に仕上げます。ギルド企画のラグも出番を待っていますので、いよいよスパートしないと!!9月には教室再開!と思っていましたが、これも延期となりましたので(ズーム教室は行いますが)、もっと前から・・・実は2年前から刺し始めて滞っている大きめのラグに再び?三度?着手しようと思います。来年のラグ・スクールに持って行きたいので、頑張らないと!!

 

そのやる気を削ぐ、2匹の画像です。暑いしねぇ・・・。

 

  

  このやる気のない画像で申し訳ありませんが、皆さまは暑さとコロナに充分お気をつけて、良い夏をお過ごしください。パラリンピックも開催されます。開催の賛否はともかく、選手にはエールを送りたいと思います。

 

 

 

 

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 追加情報・・・というか、考えさせられる話 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6401884 をお時間あるときにご覧ください。 ある意味、リーダーシップの羨ましい話です。

 

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2021年8月16日

  大雨で、またしても被害が出ています。『50年に一度』とか、『今までに経験したことのない』とか、そういう言葉を何度となく聞くようになっている昨今の災害です。あちこちに避難指示などが出ました。まだ、九州など、引き続き警戒をしないとならない地域があります。くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

  このお盆休みは全国的に豪雨に連日見舞われました。ちょうど、山の家に建て替え前の片付け第一回をしに行っていました。前日の東京は最高気温が記録的な猛暑の日でしたから、少しは涼しくて片付けも捗るだろうと安易な予想で出かけましたが、とんでもない!!連日寒くて寒くて、びっくりでした。朝の気温が15~16℃最高気温がせいぜい19℃。夏物の服は役に立ちませんでした。片付けは捗りましたけれどね。

 

  期待していた散歩も、初日と最終日に少しできただけでしたが、ご覧のようなバイカモ(梅花藻)が清流の中であちこちに花をつけていました。本当はもっと固まって咲いているのですが、近づけなくて、これしか撮れませんでした。

 

  秋を思わせるような涼しさに、こんな物が落ちていました。あの猛暑はどこへ行ったのでしょう?毬栗もびっくりしたのではないかしら?

 

  (流石に東京へ戻ったら、涼しいものの、セミがたくさん合唱していて、「まだ夏なんですよ」と教えてくれています。)

  それに、苗代イチゴの赤い実がピカピカ光って綺麗でした。 子供たちが小さかった頃は、どこに行っても見つけられたこのイチゴも、今はほとんど見かけなくなってしまいました。たくさん摘んでジャムにしたのが懐かしいです。

 山も開発が進んで、あちこちに家が建っています。最近の家は、せっかくの自然林を切り倒して更地にしてから建てるので、後から少しずつ小さな苗木を植えても、それが林になるには何十年と掛かりますから、林がなくなってしまった、と言わざるを得ません。残念ですね。

 

  幸い、林の中にある山の家は、建て替えても林には全く手をつけませんので、その木漏れ陽や林の緑は引き続き楽しめそうです。冬の間に工事を終えるそうなので、工事の始まる前に後2〜3回片付けに行けば、家の中は空っぽになるでしょう。コロナで出掛けにくいのですが、行っても出歩くわけではないので、勘弁していただきましょう。

  

  お盆の連日は、大雨も降っていて家の中にいらした方々が多かったようで、山の中のWifiはアンテナがほとんど立たず、使えませんでした。お盆が明けた途端、皆さんがお帰りになったようで、ようやく画像も見ることができました。何の画像?と思われますよね。 はい。アメリカのオハイオ州で、ラグの大展示会が行われるのですが、その準備の情報がたくさん届いていました。特に、今年は25周年の記念すべき展示会と、昨年のコロナで開催を断念した経緯もあって、2年分まとめてのイベントとなります。そこに、Rughooking Magazineの秀作集に選ばれたラグ、これも2年分(30巻と31巻)をまとめて展示するという企画があります。私は日本からは、諸々考えて、ラグを出品できないと伝えてあったのですが、今月に入ってあちらから『日本人ラグ・フッカー』のパネルを作って出します!という連絡が来ました。

 

  ありがたいこと、とあちらの指示に従ってプロフィールや顔写真を送ったところ、「あなたの生徒さんのOさんと N

さんから返事がないから、伝えて!」と言われびっくり。確かに、Oさんは30巻に入賞していましたから、納得して、即連絡しました。でも、Nさんの話は聞いていなかったのでご本人に確認したところ「なんの連絡も来ていません」というのです。入選しても落選しても、いずれにしても連絡が来るはずなので、ひょっとして連絡漏れ?と、あちらなら有りそうなことを考えて、とにかく準備をしておいてもらいました。暫くしたら、Magazineのサイトに31巻の入賞作品として、Nさんの作品が載っているではありませんか!!完璧、連絡漏れですが、確かに入賞したことがわかったので、先方の非を突くよりはお祝いしよう!と、「おめでとう!!」とメールでですが、お祝いしました。Nさんのおっしゃるには「忘れていた宝くじが当たったみたいな感じ」。その嬉しい入賞画像をじっくり見ることができた、というわけです。

 

  実際に、本が出版されてから送られてくるので、それをこの目で見るのが今から楽しみです。どうぞ、皆様もご期待くださいね。

 

  さて、ラグですが、このところ続けていたギルドの企画ラグは、今ストップしています。先月誕生した孫に、記念の小さいラグを作る方が先だと思ったからですが、このラグはどんどん進んでいます。今週中には刺し終えて、来週には形にできるかなと思っています。出来上がったら、大急ぎでギルドのラグに戻ります。また暑い日がやってくると困りますけれど・・・。

 

  コロナの感染者は止むところを知らず、で連日の感染者の増大に頭が痛いです。かと言って若い人たちのワクチンが足りない状態で、どうやってこれを食い止めるというのでしょう。夏休みとお盆と連休(オリンピックのために作った)が結果としてこれを後押ししてしまったのですが、リーダーたちは『オリンピックをしたせいではない!』と言い切っていますね。開催したかどうかではなくて、その姿勢がものを言っていたんですよね。

 

  さてさて、引き続き、多分またやってくる暑さと、変わらぬ脅威のコロナに、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

 

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2021年8月6日

  暑いですねぇ〜💦  あの広島の日ですから、暑いのもピークだとは思うのですが、それにしても、この最中に炎天下のオリンピックが繰り広げられています。今朝のズームで、「今年に限って暑いの?」「もともとその暑さなの?」と聞かれてしまいました。今年は例年に増して暑さが酷いのですが、そもそもこの最高に暑い時期を選んでオリンピックを開催することに決めたのですから、言い訳もできません。 皆さま、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

  そしてコロナ。独裁国ではない筈の日本で、”首相”が医療の処し方に決まりを作って指図するとは・・・。今のような感染危機が訪れることは、デルタ株を確認した随分前から分かっていたのに、対策が追いついていないという、なんとも頼りないことです。ワクチンの供給も大幅に遅れている上で、中等症以下の症状の人は自宅に放って置かれるのですから、感染者数が減るわけもありません。残念ながら、もっともっと増えていくでしょう。若い・・というか、老人以下の人たちに正しい基本対策の徹底を周知させそびれた結果が、今の感染爆発に繋がってしまいましたね。政府の言う対策には信頼がおけない状態にしてしまったことも、大きな要因の一つでしょう。秋になったら少しは先が見通せるようになっていて欲しいと願っています。

 

  ちょっとご覧ください。枝を切って水にずっと入れておくと、いつの間にか根がどんどん延びてくる観葉植物があります。面白がって何本か栽培しているのですが、そのうちの一本から新芽が出てきて、♡の形を作りました。心が穏やかさを失いそうな毎日にあって、ほっとする❤️です。

 

  連日のオリンピックの選手同士の讃えあいにも♡を感じる光景が見られていますが、それを見ている私たちも学ぶことが多くある気がしています。コロナ対策も国民を思うリーダーの♡の本気度が問われています。

 

 

  さて、ラグです。私のラグは、先週の2回目のワクチン接種後の副反応でダラダラ過ごしていたせいもあって、たいして進みませんでした。少しスパートしないと!と思っています。一緒にこの企画に参加される教師・生徒さんは既に完成に近づいています。私も今月中にあちらに送れると良いなと思ってはいます。ちょっと暑くて、めげちゃいますけれど。

 

  ズーム仲間からは、「もう一つ教師企画のラグを作ったらどう?」と言われています。すでに1枚目は先方に画像を送ってありますし、亡くなった友人のラグは6人の持ち回りで作成しましたし(これは後バックグラウンドと仕上げのみで終わります)、「まだ必要なの?」と言う気もしますが、ズーム仲間は皆さん2枚目も積極的に作成中ですから・・・。確かに、こもっている間には良い作業かとは思いますが、やることが何もないわけではないので、躊躇しています。

 

  他にやること、と言ってはたいそうな気もしますが、ズームでO先生とN先生と3人で集まって、ギルドの創設者の書いたものを読み解く勉強会をしています。1回目が終わり、それなりに成果があったと思っています。今月中に2回目も実施予定です。「夏休みもボ〜ッとしてばかりはいられませんね」と前向きに取り組んでいます。

  緊急事態宣言が出されて、予定していたビデオ撮りも延期せざるを得ない状況ですから、暑さで呆けない程度に楽しみますね。

 

  暑さと、いくつかやってきそうな台風と、そしてコロナに充分お気をつけて、少しでも楽しい夏をお過ごしください。

 

 

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2021年7月30日

  都内の一日の感染者が4000人に迫ろうという中、オリンピックは予定通りに進行しているようです(それはそれで、良いことなのでしょうけれど)。全国で1万人を超えるのもそう遠くない現実です。「人流は減少傾向にある」という首相。「徒らに不安を煽るな」と言う都。それに反して「今が最大の危機にある」「宣言ではなくてその内容をぜひ考えて欲しい」「ワクチンの配給予定を明確にして、接種を推進するのなら自治体が接種予定を組めるようにして欲しい」と言う専門家、医療関係者や国民の声。

  誰が考えても、どちらが”まとも”か分かりますよね。残念ですね。国民の選んだリーダーたちです。

 

  その不安の中、夏休み前の最後の教室が開かれました。「不安でととても行かれません」「やめておきます」と言うキャンセルも当然ありましたが、「どうしてもウールを切って帰りたい」「休み中に刺す分の色を決めておきたい」「ここまで頑張ってきたのをご覧に入れたい」など、完全対策をしていらした方々もいらっしゃいました。もちろん、Zoom参加の方々もいらっしゃいました。

滞在中、ほとんどウール 部屋に篭っていた方もいましたが、「これで、少なくとも一月の間、ラグを膝に大人しく外出ぜずに過ごすことができます!」と帰られました。Zoomでも、刺し方をお教えして、「これで大丈夫です!」と安心されていました。

 

お帰りになる時に「じゃぁ、次は9月に!」と言うはずのところでしたが、今年はそうはいきません。「9月に普通に教室が開けるといいわねぇ」次はいつオープンできるのか、不安の中のお別れでした。でも、気持ちを込めて・・・「良い夏を!!」

 

  オリンピックとパラリンピックが閉じる9月初めに、このコロナの猛威が収まっているとは到底思えません。ワクチン接種も、当初の予定とは異なり、デルタ株になってからは集団免疫ができるのは全体の80%の人が接種を終えるか抗体が出来るかしないと駄目だそうです。接種の自由もあり、接種不可能な方々もいらっしゃる中、80%はかなり高い目標だと思われます。デマに流されることなく、正しい情報を元にした我々の判断と実行が鍵なのですが、肝心のワクチンは口約束だけで、供給の見通しが立っていないままです。接種を推進するのなら、接種ができる状態にしてください!と思います。

 

  今朝のアメリカとのZoomでも、「オリンピックやっているけど、どう?」なんて質問されてしまいました。この異常事態に、オリンピック?!と今更ながら思われています。そりゃそうですよね。普通の判断ではないです。アメリカでも、どうしても国民へのワクチン接種が進まず、西の方、南の方では、マスクもしないで人々が集まっているようで、あちこちで開催されるフッキングのイベントも不安と共存です。3回接種の声もある中、「私はマスクは絶対外さない!!」とどうしても参加しないとならないイベントへの参加姿勢を訴えていました。

 と言うのも、ちょうど今週初めに癌と闘っていた教師仲間が、その命を落とされました。彼女の作品は全米(以上)から称賛されるものだったこともあり、8月のオハイオ州での全米展示会では彼女の特別コーナーが設けられることになっているのです。ご本人もとても楽しみにしていた展示でした。フルタイムで働いていた彼女が、ラグの教師に専念すると決めて一月後に癌が発覚し、それからは闘病と教師生活を一年ほど続けていました。さらに一年の闘病生活の末、病には勝てず、二人目のお孫さんが産まれた一月後に対面できたものの、間もなくして召されてしまいました。とてもショックでしたが、致し方ありません。コロナで、お葬式も身内だけで済ませるそうです。

 その彼女の仲良しの友人であるZoom仲間が、彼女から全ての展示用のラグを預かっていて、それを現地に運んで会場を飾ることになっています。辛い・悲しい役目ですが、きっと彼女も喜んでくれることでしょう。ご家族は諸事情があって、会場には行かれないそうです。 私も彼女との思い出はたくさんあります。毎年クリスマスカードを送ってくれましたし、彼女の出版した本に私のラグも入れてくれました。本当は、そのラグのもっと良い写真を撮って送った方が良かったのですが、残念なことをしました。

会場にはZoomの仲間がみんな参加します。特設教室や専門ショップなども開かれるので、毎年たくさんの人で賑わう展示会です。私は、今年もラグの展示を勧められていたのですが、毎度、ラグを送ることを躊躇って、今年も不参加です。日本からはリスクが多すぎますね。自分で持ち込めるような環境にあれば良いのですが、毎年参加している研修会のわりと直ぐに(一月後以内)開かれるこの展示会は、今後ともなかなか参加が難しいでしょうね。マスクとワクチン接種をすれば参加できる人たちが羨ましいで〜す。

 

  はてさて、この夏をどう過ごすか。いろいろ考えて、課題のフッキングはもちろんですが、ちょっと溜めてある英文書類をなんとかしようと考えています。コロナはもちろん、暑さがほどほどに収まってくれますように!!  

              皆様に、良い夏がやってきますように!!

 

 

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2021年7月23日

  雲ひとつない晴天の下、東京2020オリンピックは国民の熱い思いを乗せて世界に平和と安心・安全な大会を届けようと、ブルーインパルスの描く五輪を皮切りに開会しました・・・・・となるはずのところですが、なんとも酷い歴史を刻むこととなりました。

 

  先ほど都内上空を飛んだブルーインパルスは、雲が多く空を覆う中、色あせた五色の煙を細く一瞬たなびかせて飛び去りました。なんだか、この大会を象徴しているような景色でした。

元々、国民の多くに支持されている訳でもなかったのですが、強行開催となったのは、偏にお金とメンツ(体裁)のなせる技と言えそうです。この開催によって、お金が潤うところはIOCとNBC(放映権)だけだとも言われています。日本は『おもてなし』と言った以上、各国からのお客様に直前キャンセルは言えない、祭典のない開会式をご覧いただくのは申し訳ない、そして、最大の原因は組織委員会の組織として責任の取れない体制に問題があるでしょう。そして、ここにも『忖度』が垣間見られて・・。

  アメリカの友人とのZoomでも、恥ずかしいやら、情けないやら、申し訳ないやらで、言葉が出ませんでした。日本の差別意識、特権意識は、国際社会の中でとても劣っているとしか言えません。何を大会の柱として据えて、何を掲げての開催なのか、改めて日本の国の非グローバル性を知らされた思いです。

 

  とは言え、選手たちには責任はありませんから、せいぜい「日本のため!」と頑張ってくださる方たちを応援はするつもりです。しばらくはテレビで応援を楽しみましょう。

 

  今週は教室もないので、少しはフッキングが進むかと思ったのですが、なかなかそうはいきませんでした。治ったばかりの眼は、長時間細かいものを見ると疲れてしまうようで、長続きしません。急がず、ゆっくり楽しむことにしましょう。今日のZoomで友人たちに、いま刺し進めているラグを披露したら、「出来上がりが楽しみ〜!」と言ってくれたので、頑張りますね。教師企画のラグを企画してくれた友人は、なかなか展示会場が広がらないと嘆いていました。「日本に送ろうか?!」なんて冗談も言われましたが、とても無理。手伝えなくて、本当に申し訳ないと思っています。全米やカナダで展示するための費用も足りない、と嘆きは続きます。それは、なんとか皆んなで知恵を絞って集金する方法を考えます。あと一年で道筋をしっかりさせる必要があります。一つのことを成し遂げるには、いろいろありますね。

 

  フッキングをしないのなら・・・と英文の解読と訳に挑んでいますが、これも目が疲れます。ちょっとやっては沢山休む、を繰り返して、牛歩の如く進んでいます。塵も積もれば・・の精神で頑張りましょう。確かに、手描きの絵も含めて、解読は全部済みましたし。

オーダーしていた染料は割と早くに届きました。目を酷使しないで済むので、きれいな色を、少し染めてみようかとも思っています。ただ、この暑さがブレーキになってしまうんですよね。連休明けに、ちょっと試してみましょうか。少しは気温が下がるようですし。

 

 最後は、おまけに個人的に良い話。

 

先日、8人目の孫(男の子)が生まれました。(蓑虫みたいに包まれています)これで4人の息子が全員パパになりました。

コロナ禍にあって、まだ、パパは赤ちゃんにもママにも会えない状態ですが、よくぞこんな困難な時期に生まれてきてくれた、と感謝です。

 

 私自身のワクチン接種は2回目が来週なので、来月か秋の初めには対面できそうで楽しみです。

世の中も、秋にはだいぶ収まっていて欲しいものです。次の世代に引き継ぐ世の中としては、あまりにも酷すぎることが多くて、責任を感じます。

せめて、次の衆議院議員選挙には、この思いを受け止めてくれそうな人に投票したいと思っています。(誰かなぁ? いるのかなぁ?!)

 

 

その前に、このオリンピック・パラリンピックに、これ以上問題が起きませんように!!

そして、感染者が手に負えないほど広がりませんように!! と願います。

 

                     皆様も、熱中症にもコロナにも、くれぐれもお気をつけて。

 

 

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2021年7月18日

  東京の感染者数はとんでもなく増えていますが、オリンピックは間もなく開催されます。緊急事態宣言が新たに?出されていますが、人出は却って多くなり、マスクをしていない人も増えて「どこ吹く風?」状態です。

 

  そんな中、申し訳ないとは思いましたが、家と家の往復以外には買い物と犬の散歩にしか行っていないのですが、用事があって山の家に行ってきました。東京はちょうど梅雨が明けたようで猛暑の最中でしたが、山はそれなりに暑いものの、30°Cには至らず、必要な仕事は全て終えることができました。梅雨は東京と同時に明けたので、山には雲ひとつない夏空が広がりました。

 

 戻ってきたら暑い、暑い!!涼しかった山の空気が早くも懐かしい。しばらくは、この暑さの中で耐えなければなりませんね。皆様も、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

  さて、教室は緊急事態宣言下でしたが、夏休みに備えるために必要な色決めやウールの手配、刺し方の確認、パターンの確保・・・と忙しい時間を過ごしました。みんなでフル回転、あっという間に夕方になってしまったほどでした。今週は祝日があったりして教室はありませんが、あと一回、7月末にひとクラスあります。8月はお休みに入るのと、オリンピック後の感染状況が読めないのとで、9月の開催も予定通りに行くかどうかが怪しいところ。皆さん、多めに材料などを準備してお帰りになりました。この一年半、コロナに翻弄されっぱなしの教室ですが、皆さんそれぞれに頑張って作品作りに精を出されていて、嬉しく思っています。

  

  私の作品は中断していましたが、漸く眼も落ち着いてきたので、これから頑張らないと、と思っています。懸案事項も多々あって、暑いなんて嘆いている場合ではないかもしれません。今週は、研修会(今年の開催が中止になったので)のZoom講義が早朝(日本の)からあったり、ギルドの総会があったりしますが、出られる限りは出ようと思っています。情報をもらわないとなりませんから。

 

  仲間とのZoomでは新たに古い資料が送られてきて、ちょっと興味があるので、これから訳そうと思っています。山の家で、少し試みたのですが、庭仕事の後でヘロヘロになっていたので大して進みませんでした。手書きの資料なので、読み解くのにとても時間がかかっています。でも、少しずつ前進!!早く解明できますように。

  

  この暑い中、頑張っていらっしゃる皆さんに、少し山の涼をお届けします。

 

これは、夕日が沈む直前の林の中の散歩道。今年は『近隣に熊が出ました』などという物騒な看板を見かけましたが、翌日には無くなっていました。

捕獲されたのでしょうか・・・。

 

梅雨の大雨に当たって、どんどん姿を表していたのがキノコ。

いろいろなキノコがありましたが、面白そうなものを載せますね。

 

  左から、アミガサ茸と思われるキノコ

 

  その隣は、石の下から顔を覗かせた兄弟キノコ

 

  最後は、直径20cmはありそうな大きな笠のキノコと、並んで笠を広げている変わったキノコ

 

  

  ユキノシタも、たくさん咲いていました。急に夏になってびっくりしていないかしら?

  一際 涼しげだったのが、ノリウツギの白い花。あちこちのお宅の庭に植えられた紫陽花を見かけましたが、この手の自然の花も、健気に見えて、私は好きです。

 

  さて、月末まで、暫しお休みをいただいているので、自分のラグの制作に励むことにしましょう。このところ、ぐっと滞っていましたから。夏休みの間にやることも、しっかり整理して忘れ物をしないように気をつけましょう。暑いと、つい、ボ〜ッとしてしまいますものね。

 

 

  暑さとコロナと人出に、充分お気をつけて良い連休をお過ごしください。

 

 

 

 

 

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2021年7月9日

  世の中、いろいろなことが起こっています。でも、あまり前向きではないことばかり。

先ずは、豪雨の影響で土砂崩れが起きて、犠牲者がたくさん出てしまったこと。その雨は、まだ、線状降水帯という名の下に、九州から東海にかけて引き続き、警戒を要する降り方をしています。異常気象はアメリカやカナダでも起こっていて、まさに”地球が人類に怒っている!”証しでしょう。一日も早い地球温暖化対策の『実行』が望まれています。だからと言って、原発には頼らない方法を進んで欲しいものです。

 

  日本国内のワクチン接種は少〜しずつ進んでいます。教室でも、「1回目が済んだ」とか、「2回終わった」という声が聞こえ始めています。それでも、ワクチン供給が足りなくて、接種券が届いたものの予約の受付はストップか延期が言いわたされ、「いつになったら受けられるのやら・・・」という声もあります。若い人たちに行き渡るのは秋になってからのことのようです。

  東京の周りでは、また感染者の大幅な拡大が見られ、ついに、というか、やはり、緊急事態宣言が首都圏に出されることとなりました。それに伴って、翻弄されている教室開催です。今月いっぱいは、来月の夏休みを前に準備期間として開きます。(9月もどうなるか怪しいものですし)ワクチン接種を終えた方々もいらっしゃるし、ご近所の方もいらっしゃるしで、いらっしゃれる方はどうぞいらしていただきます。どうしても不安な方々には、またZoom教室を併用します。もうこれで、皆さんにこんな不便なことがなくなるように、切に願います。

 

  そんな中ですが、オリンピックは強行開催されます。首都圏では無観客にする、とやっと決めたようです。元々あったもののうちの最終手段がこの『無観客』だったようですが、そうまでして開催したい人々の本意を理解しかねます。今日は近所で開催予定だった聖火リレーも点灯式のみとなって、雨の中、静かな様子です。観戦チケットが当たって大喜びしていた息子たちは、それぞれ払い戻しとなりました。なんだか、最初から無理やり強行しないで、『順延』という形で3年先にずらす方向か、さらにその4年先にしてもらうとか、考えられなかったのかしら?と不思議です。時の『首相』はその時しかチャンスがないから、それにしがみ付いていたのでしょうか?

 

  ワクチン供給策といい、オリンピックといい、策が無かったり後手後手だったり駄策だったりで、先週末の東京都議会議員選挙は、ある意味、都民の怒り・呆れが反映された形となりました。それでも、自民党に「ノー!」と意思表示をした人ばかりでもなく、この政策運営が『良い』と思われた方々も意外と多くいらしたことにびっくりでした。投票率の低さも影響しているでんでしょうか。

 

  週の初めには、カメラマンさんにお願いして、教師企画のラグの3人分の撮影をしていただきました。3人とも暑くなる前に終わってよかったです。本来はあちらにラグそのものを送って、スポンサーに預かっていただくことになっているのですが、日本から送るのはリスクが多すぎて「無理しなくていいから」と言われています。私たちだけ、写真をしっかり撮ったものを送るということで、実際の展示会(2022年7月)に持参するまでは、その画像を使ってもらうことにしています。昨日、試しに私の分だけ送ったのですが、まだなんの返事も来ていません・・・。スポンサーの彼女が、ちょっとオッチョコチョイ?なので、きちんと届いてきちんと管理ができたのを確認したら、他のお二人のラグの画像も送ろうと思っています。

 

  次なるは、ギルド企画のラグ制作です。私の片眼生活も、だいぶ終わりが見えてきました。そろそろ、フッキングも再開できそうです。ワクチン接種も今月中には2回終わる予定なので、気分的にも前に進めます。そうなると、困ったのは緊急事態宣言とオリンピックですね。行動の手かせ足かせです。ギルドのビデオ制作も止まったままなので、夏休みの終わる頃にはこれを何とか仕上げられるように頑張りましょう。教室のビデオも頼まれているので、これはいつになったら出来るのでしょうか。チャンスを見つけてやるしかありません。

 

  さて、染めを色々頼まれていたO先生もN先生も、無事に良い色に染め上げることができたようで、素晴らしい努力と技術ですね。簡単には欲しい色には染まらないという話を教室でして、生徒さんたちが「え〜っ!! そんなに大変なんですか?!」とびっくりされていました。染めの講習会でもすれば、少しは大変さも伝わるのでしょうけれど、早くそういう環境が戻ってくるといいなと願うばかりです。

 

  夏休みや緊急事態宣言を目前にした教室では、ウール を探したりカットしたりする人たちが右往左往していました。セールに出したパターンも、どんどん行き先が決まって、中にはその場で刺し始める方々もいました。押し入れで眠っているよりはぐっと有効で、整理してよかったとつくづく思いました。今月末までに、皆さんが何とか篭り生活分の材料を揃えられますように。来週からは、目も大丈夫そうですので、しっかりお手伝いできると思っています。

 

      大雨にもコロナにも、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

 P.S. そうそう、嬉しかったこともありました。七夕に備えて細竹を数本切って門扉の前に『どうぞ』と書いて置いておきました。もう七夕を祝うことも少ないのかな、と案じていましたが、夕方にはすっかりなくなっていました。まだまだ日本の楽しい習慣は残っていました🎋   雨の中、切り出しておいてよかった〜!!

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2021年7月2日

  梅雨の末期症状だということですが、大雨が各地で暴れています。梅雨末期・・・と言われても、東京は梅雨に入ってからまだそう日が経った訳ではないので、ピンときません。どちらかというと、やっと連日雨が降って梅雨らしくなってきた、というところでしょうか。おとなしい梅雨であって欲しいです。

 

  庭の紫陽花の剪定も気になるところですが、雨止みに計画していた剪定も後延ばしになっています。ちょうど1週間前から、右眼が結膜炎になってしまい、片眼の不自由な生活を余儀なくされています。眼科に「後から腫れてもっと酷くなるよ。耳下が腫れたり微熱が出たり頭痛もあったり痛みが出たりするけど、特効薬はないから、日にちが経つまで我慢して、目薬だけちゃんと点しておいて下さい。人によっては1〜4週間かかるから、そのつもりで。」と言われてしまいました。「片眼ということは8割ないから、そのうち左眼にも症状が出ると思いますよ。」いやはや、とんでもないことです。まだ左眼は大丈夫ですが、これで両眼になったら、眼が開けられません。片眼ですら、仕事にならないで本当に困っています。初めての経験ですが、しばらく休め、ということでしょうか・・・。

 フッキングを進めようと思ったものの、片眼では距離感や立体感が取れず、諦めました。大きいものなら出来るかと思い、パターンを一つ作りました。この程度が限界かな。書類やパソコン仕事も、なんとなく疲れるので長い時間は取れません。歳のせいかなぁ・・。読書も、細かい文字は疲れるので、短時間にしています。やること、できることが限られて、なんとも1日の時間を持て余しています。眼が見えることの大事さを、今更ながら実感しています。・・・ということで、今日のアメリカとのZoomは休ませてもらいました。ギルド課題のビデオ撮りも、先延ばしとなりました。ふ〜っ。

 

  教室は雨の中頑張っていらした方々と、楽しい時間を共有しました。私の断捨離パターンは、気に入ってくださった方々がそれぞれ引き取ってくださって、お陰さまで半分くらいに減りました。既に、次の制作をそこから選んだものにするという方もいらして、染めを請け負ったO先生は大忙しです。ご協力、感謝です!!良いものができますように!!

  教室企画のラグも、どんどん出来上がって来て、来年が楽しみです。これはちょっと先になりますが、来年の秋に教室展が開ければ、その時に展示したいと思っています。皆さんの自由な発想と色彩で作っているので、それぞれに個性が出ると思います。楽しみですね。

 

  ということで、今日のブログはこの短さですがお許し下さい。孫の誕生日が連日あって、今週末はそのうちの一人がやってきます。主人はワクチン接種が二回終わっているので、とりあえず気分的には安心度が違います。国の政策ミスで配給が滞っていますが、みんなにワクチン接種が一日も早く行き渡りますように!!

 

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2021年6月25日

 いやぁ、やはり人間同士が直に顔を突き合わせるのは、とても大事なことですねえ。今週は、2日、教室が開かれました。座り切れないほどの参加がありましたが(Zoom参加も若干名)、なるべく離れて座っていただいて、次亜塩素酸水を空中に噴霧し対流させ、マスクをして・・・・でも、久々なので楽しくおしゃべりしたりラグを披露したりしながらの充実の時間を過ごしました。

 隣室に置かれた、私のやりかけラグの数々も、いらした方から順に手に取って広げていただいて、幾つも嫁入り先が見つかりました。断捨離ご協力に感謝です。でも、まだまだ沢山ありますから、まだご覧になっていらっしゃらない方もご安心ください。早速刺し始めている方もいらっしゃいますが。

 

 東京は、また感染者が増えつつあって、再開したばかりですが、もう既に先が危ぶまれています。

ただ、オリンピック開催までは、おそらく緊急事態宣言が出ることはないでしょうから、このまま上手く夏休みまで対応していくしかありません。ワクチン接種は、生徒さんたちも私も、夏を過ぎればだいぶ多くの方が済むと思われるので、期待したいところです。職域接種が呼びかけられたものの、供給量が足りずに申請停止状態となってしまいましたけれど。なんともお粗末な政策と対応で、嘆かわしいばかりです。

 

  そんな世の中とは無関係に玄関前にアリウムという、小さな葱坊主のような花が咲きました。夏の線香花火みたいで、ちょっと面白い花だなと思っています。この夏も花火を楽しむことは難しいので、せめて気分転換に・・・いかがでしょうか? と言っても、真夏には咲き終わってしまうので、少し早いですが。

 

  話は戻って・・・教室では、久々の皆さんの広げたラグに、それぞれが感心したり見入ったりでしたが、先に進む色が決まっていなかったり、刺し方(順番)を忘れていたり、どの色がどこに配置されるのかを忘却の彼方へ置いてきたりと、時を戻す必要のある方もいらっしゃいました。そのくらい、間が空いてしまったということですよね。染めが必要な方もいらして、色の確認もしました。Zoomに参加されなかった方々は、本当に久しぶりだったので、私としても ”あぁ、このラグを刺していらしたんだっけ?!”と懐かしく思い出しながら楽しみました。教室もウール部屋も、久々の活気と熱気とお喋りに包まれて、とても良い時間を過ごすことが出来ました。次回にはまた少し進捗しそうですね。

 

  私は、ギルドの企画ラグを脇に置いておいて、目下、ビデオ指導のための簡単なラグを作っています。これはすぐに出来そうですが、問題は指導の中身。日本語と英語とで流れを考えているので、古い頭には良い運動になります。😅 日本語版は、教室の生徒さんが後で使えるように、と思っていますが、英語版はギルドのメンバー用なので、少しあちらの事情に配慮したものを、と思っています。これも、なんとか来週には仕上げたいところ。協力してくださる N先生が撮り方を考えて下さっているので、その材料をしっかりと準備しないと!と思っています。

 

   Zoomでは、嬉しい話も出ました。友人の一人が再来年(鬼も大笑い?)のイギリスへの”デザイナーの娘の足跡を訪ねる”旅行を企画し始めているということで、「これはあなたも勿論、行くでしょ!!」ロンドンで合流すれば良いということなので、私としては願ったり叶ったり。元々、日本からの旅を考えてはいたのですが、彼女の力で、普段行かれないところも見られるように交渉してあるとか、英語だらけの旅ですが事前勉強をしっかりして参加したいなぁと思っています。でも、これに参加しちゃうと、日本からの旅に参加したがっていらっしゃる生徒さんたちから大ブーイングが来そう・・・。日本からの旅は、この目的の旅はいくつかあるようなので、皆さんそれに行っていただくしかないかなぁ・・とも思っています。実現するかしないか、本当のところは分かっていませんが、再来年の旅が本当になるといいなぁと思っています。再来年とは言え、イギリスのコロナの広がりも、もう一つ怖い、尻込み要因ですけれど。

  それにつけても、私は指導ビデオを完成させる必要が増しました。今年はひたすら頑張る年になりそうです。(笑)

 

 さ、梅雨の最中の週末、楽しいことを見つけながら過ごしたいと思っています。皆様も、引き続きお気をつけて!!

 

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2021年6月19日

  バタバタしながら週末を迎えました。特に大きなことがあった訳でもないのですが、雑用がたくさんになってしまい、それを片付けているうちに時間が過ぎました。1週間が早い!! 皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

 

  開催ありきのオリンピックも、あと一月後に迫って来て、感染対策の専門家たちは無観客を提唱したものの、トップの『有観客!』の一歩も譲らぬ姿勢に追従して、観客を動員しての開催となりそうですね。私の住んでいる地域のすぐ近くの道路も、来月初めに聖火リレーが行われ、道路の閉鎖が宣言されています。沿道での人の集まりが案じられます。

 

  ワクチン接種は徐々に進んできているようで、(とは言え、まだまだですが)大会場も無駄にならない程度に希望者や接種対象者が集まって来ています。一般市民、特に年齢の低い世代の方々にワクチンが行き届くのは、当然のことながら、オリンピックが終わってからになります。集団免疫が獲得できるには、最低、全体の7割の人の免疫獲得が必要だそうですが、それは秋以降でしょうか。一日も早く一般の人たちへの接種が進みますように!

 

  東京を含む関東甲信越も梅雨に入り、ジメジメした日が増えて来ました。それでも、まだ時折カ〜ッと晴れる日もあったのですが、これからは梅雨らしい雨降りの日☔️が多くなりそうです。こうなると、家の中でできるフッキングは、いよいよ出番ですね♪ 今週末で首都圏に出されていた緊急事態宣言が解除され、蔓延防止等重点措置・・・という何やら訳の分からない状況下に再び置かれることになりました。

  それに伴い、教室は来週から再開することとしました。それでも、いらっしゃるには不安があるという方々もいて、その方達には平行してZoom教室でフォローする予定です。安全に気をつけて、対策をバッチリして、楽しくやっていかれたら良いなと思っています。ウール が足りなくなった方や質問が山のようになった方もいらっしゃるようで、賑やかに(でも、静かに!)嬉しい時間が持てそうです。

 

  アメリカでは、ワクチン接種が広く行われて来ていて、マスクなしで行動できる範囲がグッと増えたようです。スーパーなどはマスクは不要だそうで、狭い空間ではマスクを求められるものの、そういう場所が減って来たといいます。ここへ来て、感染者の数も減少傾向にあるようです。それでも、州により、ワクチン接種が進まない所もあるようで、広い国・人種の多い国・考え方の違う人がたくさんいる国=アメリカの難しさが表れています。あちらとのZoomでは、皆さんあちこちに移動することが始まっていて、自宅から外へ出て教えに行ったり、集ったり、さらにはラグ・スクールに参加したりと、羨ましい話題が出て来ました。日本は、本当に遅れをとったなぁというのが、偽らざる感想です。理由や事情はいろいろあるものの、遅れさせた要因も山ほどあるのですから、ここは大いに反省してもらいたいと思います。

 Zoomの仲間たちは、この秋にみんなで、仲間の一人の別荘に集合してコロナ収束を祝おう!と計画しています。残念ながら、私だけ参加できません。でも、あちらから毎日?Zoomしてくれる、と言っていましたが・・・。 せめて、来年参加するマサチューセッツ州でのギルドの教師研修会(7月中旬)の後、8月初めに開催されるオハイオ州での教師企画のラグの大展示会(105枚のラグ)まで残るように!と言われています。その間、仲間の家を転々とするようですが、嬉しいことを言ってくれています。現実に可能かどうかはわかりませんが、8月の分は宿泊施設の予約がすぐに埋まってしまうので、真面目に検討しなければなりません。

 

  今月末に孫の一人の誕生日があり、何が欲しいか尋ねたところ、カメを飼っているので「亀の可愛いラグのパターンが欲しい」と言われました。一度花柄をフックしたことがあるので、「刺すのは自分でするから」と言っていました。そこで、亀のパターンを作ったことは初めてでしたが、とりあえず簡単にさせそうなものを作ったので、あとは色決めです。パターンは気に入ってもらえたのでホッとしました。🐢

 

  友人の友人から頼まれた本の内容となる材料に協力しているのですが、年の初めの締め切りがどんどん延びて、内容が膨らんで、追加の要望がやって来て時間を取られました。昨日、やっと終わったようなので、一緒に協力してくれたO先生とN先生と共に安堵したところです。出版は来年らしいですが、協力したものの、本は英文なので、なかなか残念なものがあります😞。

 

  さらに、ギルドの幹部のZoomミーティングで、私に一つ、指導ビデオを作るようにという課題が与えられてしまいました。光栄なことではありますが、今まであちらで1週間かけて指導して来た内容を10分くらいのビデオに編集する必要があるので、内容を検討しています。ダラダラするわけにはいかないので、必要最低限の事・物を凝縮して、それを画像と解説で分かりやすく指導していきたいと思っています。これも、一人では出来かねるので、N先生に撮影・編集の協力をお願いしています。

  

  先日来、制作に励んでいたO先生主体のビデオは、N先生の協力もあって、あちらの方々から喜ばれてOKが出ました。教室の皆さんからも、「見たい!!」という声が上がっているので、教室で披露する予定です。

  このギルドのビデオ制作は、コロナ禍で研修会が開催できなかったことが発端ですが、現在の考え方はこれからの人たちに残す、というものです。大御所の方々やその道に長けた方たちが高齢や病気になられることが多くなって危機を感じ、なんとかその方たちの技術や知恵を形にして残しておこうということになったのです。それに何人かの候補と項目が上がり、目下準備を少しずつ進めているところです。(私はオマケ! でも、このテーマで指導している人は他にあまり知らないので、私が受けるしかないかなとも思っています) コロナが沈静化しつつあるアメリカでは、外出や対面が可能になって、これから作業がどんどん進むのではないかと期待しています。文明の利器をこういう形で使うことは、とても意味のあることだと思います。遠くにいて普段なかなか恩返しができないので、協力できることは協力していかれたら、と思っています。それにO先生とN先生を巻き込んでいますけれど。

 

  久々の教室再開に向けて、昨日はスタジオの掃除をしっかりしました。ちょっと腰が痛い・・・(笑)。夏休み前の短い期間ですけれど、また愉しくフッキングできることを心待ちにしています。引き続き、コロナには十分お気をつけてお過ごしください。

 

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2021年6月11日

 

  急に夏になってしまい、慌てて半袖を全部出して長袖をほとんどしまって・・・という遅ればせ?の本格的衣替えをしました。東京は連日30℃を超えていますが、お住まい辺りの気温はいかがでしょうか?今日は北海道でさえ、30℃を超えているところもあるとか。コロナに加え、熱中症には充分お気をつけ下さいね。

 こうなると怖いのが、マスク外し。テレビでは、2m以上離れていたらマスクは要らないと盛んに言っています。それって、固定的に離れていられれば良いのでしょうけれど、人は動くのです。説明画では、固定された人が両手を広げて立っていて、その間が2mとなっています。実際にはこんな状態にはなりませんよね。普通には間隔をキープして動くことは不可能ですから。

 子供の体育の授業ではマスクは不要、という、これは子どもの特質(熱を逃しにくい)を考えれば、そうかもしれません。運動して息のあがっている人達がマスクをつけずにジョギングしたり自転車に乗ったりしていると、歩いている人とは違う怖さを感じます。

 

  今日のアメリカとのズームでも、「ワクチン接種はどんどん済んでいくのに、感染者の数は次第に増えていっている」から、ワクチン接種したからと言って、屋外だからと言って、マスクしないのはどうかな、と疑問が出ていました。インド株のウィルスが幅を効かせつつある中で、ワクチンだけに頼ることは不安だというのです。確かに、100%の防御率ではないし、ワクチン接種が終わったら、全て無罪放免という訳にはいかないでしょう。

 

  そうなると怖いのがオリンピックですが、もう一市民の声は届かない・聞かないことが決まっているので、案ずるのみにしておきます。熱中症も怖いし、電車や長めの炎天下徒歩もあるせいか、高齢者に呼びかけた大規模接種会場はガラガラだそうです。高齢者こそ、住居地に近いところで接種できるように配慮しないと、と思います。はてさて、私も来月の近所の接種会場の時まで、ひたすら我慢です。

 

  上の画像はご近所の『スイカズラ』。珍しい花なので撮ってみました。パターンの中にもたまに登場しますよね。

 

それと同じようなパターンに 葉っぱがよく使われる『アカンサス』。お花はこんな感じです。

 

  ちょっと日本の雰囲気ではありませんが、面白い花です。この葉っぱのギザギザとか裏返りとか、刺す時には苦労しますね。今もこの葉っぱのあるパターンを刺している方々が何人かいらっしゃいます。

 

  ズームの中で、周りの他の葉っぱの色やバックグラウンドの色をどうしましょう?という話も出ていました。今日はその色決めに午前中、少し時間を使いました。まだ本格的には絞り切れていません。コロナ篭りの中、それぞれが前に進んでいました。あと1週間で緊急事態宣言が解除になって、対面で教室が開けると良いのですが。

 

  午前中にはもう一つ、生徒さんの染めをしました。暑くなる前に!と思って。お手持ちのウールと同じ色に染めて欲しいというリクエスト。その色は、かつて日本に滞在していたアメリカ人の生徒さんが同じギルドの教師資格を取る時に『指導』という課題があって、そのためにお手伝いして染めた色の一つでした。記録をひっくり返して、レシピを探し出し、染めてみましたが、若干違う。これかな?と思った色を足してみて、なんとか同じような色になりました。染料も、袋・容器が違うと(購入時期が違う)微妙に、時には全く色が違う染料が入っていたりしますから、びっくりすることが多々あります。今回は、なんとか収まったので良かったです。

 

  庭には涼しげに『アガパンサス』が咲き出しました。この花はどんどん株が増えてしまって、そのうち広がる場所がなくなりそうです。すでに通路を塞ぎつつあります。ご近所に株分けしたので、ご近所でもあちこちで咲いています。

 

  ギルドのリクエストのビデオ制作。O先生のひたすらの努力とN先生の援護があって、ついに完成しました!!今朝、向こうの方達に見ていただいて、「面白い」「参考になった」と言われたので、これで良しとします。お疲れ様でした〜!!・・・ですが、実はまだ他のビデオも依頼されているので、先ずは第一弾ということです。

 

  私は、刺し始めたギルドのチャレンジ企画のラグで、本当にチャレンジしています(笑)。細かい柄が少しずつ形になってきたので、このまま続けられそうです。

 さて、今日の最後の画像は 色づいてきた水色の細かい花(ガク?)の八重咲きの紫陽花と、ワインレッド/ローズピンク色の珍しい紫陽花の2つ。

 来週でズーム教室が終わるかどうか、期待したいような、したくないような・・・複雑な心境の週末ですが、皆様お元気で!!

 

 

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2021年6月5日

  緊急事態宣言の延長を受けて、引き続き篭らないとならなくなりました。山の家にどうしても用事があって、さっと行ってきました。1日じゅう雨でしたが、雨に洗われた植物は緑を輝かせて綺麗でした。

  

 

  特に目を奪われたのがモミの木の新芽。可愛いので思わずシャッターを押しました。山はまだ、春から初夏に移ろうかというところ。2種類のモミの木の新芽です。なかなか、可愛さが写らなかったのですが、それは写手のせいなので、ご容赦を!

 

 

 

大きなヤマボウシの木には白い花がたくさんついていました。(川の向こう岸)

お天気が悪かったので、はっきりした画像ではありませんが・・・。

 

シダの葉も随分と茂って、とても綺麗でした。

 

 

ふと見上げると、紅葉には赤いプロペラの種がついていて、これも可愛い感じでした。

  山の植物はコロナに関係なく、少しずつ夏の準備をしっかりとしていました。人間たちも、しっかり準備してほしいですね。コロナ対応も、ワクチン接種も、オリンピックの対応も。ワクチン接種は早める策をあちこちで打ち出していますが、必ずしも、それが国民目線でおこなわれていないことが問題です。私の住んでいる所も、会場や接種人数を増やすから、予約を取り直してほしい、とか言っています。予約を取り直そうかと試した方は、結局、既に予約が取れているところの方が早かったということで、最初の予約日に接種すると決めました。人の労力・手間暇をなんと考えているのでしょうか?しかも、今苦労しているのは老人たちです。ずっと前からワクチンができたら皆んなに接種すると分かっていたのに、準備がお粗末で、嘆かわしい。(勿論、上手に対応された自治体もあります!)

 かと言って、アメリカのようにワクチン接種を終えたからとマスクを外してどんどん人が集まっている状況を見ると、また感染者が増えるのではないかと危惧します。ワクチンは完璧防御にはならないということを忘れないでいたいと思います。だんだん暑くなってきて、確かにマスクは辛い時もありますけれど、頑張りましょう! 命を失うことを考えたら、マスクは外さずに暮らせると思うのです。

 

  ズーム教室は、相変わらずです。足りないものの補給の補助、分からないところの指導、なかなかスムーズにはいきませんが、今できることを楽しみつつ前に進みたいと思います。O先生も、M先生も、生徒さんのためのウール のカット・送付に、お休み中も忙しく働いてくれています。感謝! でも、生徒さんのリクエストで、先生たちも背中を押される部分もあると思うので、それはそれで嬉しいですね。

 

  私はスタジオのウール部屋をだいぶ片付けました。カットして残ったウール(あちらではミミズと呼びます 笑)を色別に引き出しに入れてご自由にお使いくださいにしてあるのですが、引き出しが満杯すぎて選び様がないほどになっていたのです。そこで引き出しを倍に増やして、色をもっと細かく分けました。だいぶ選びやすくなったと思います。あともう少しの手直しで、部屋自体が使いやすくなると思います。

 

  ギルドからのリクエストで、目下O先生とN先生はビデオを一本制作中です。いやはや、とても私にはついて行かれない技術を駆使しての作業で、お二人は朝早くから、夜中う〜んと遅くまで、とても骨を折ってくださっています。出来たら、きっとあちらの皆さんも大喜びしてくれることでしょう。英語の字幕を直すくらいしか役に立たない私はひたすら、フレ〜フレ〜!と声援を送るのみです😅

 

  さて、先日の『ウキウキ色のラグ』は完成しました。今はギルドの課題のラグをデザインして刺し始めたところです。柄がとても細かいので、少々反省気味。自分でデザインしておいて、「ちょっと細かい柄にしすぎたかなぁ」と、なかなか進みません。でも、それこそ、皆さんも頑張っていらっしゃるのですから、私も前に進みましょう!!『塵も積もれば・・・』ですものね。

 

         もうしばらくの自粛生活、どうぞ気をつけてお元気にお過ごしください!

 

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2021年5月28日

  1週間経って、『紅』の花はこんなに赤くなりました。今週いっぱいは日差しを確保できそうで、明日はいよいよ芝に除草剤(専用の)を散布しようと思っています。先週末は、ツツジやサツキなどの木の刈り込みをしました。もう汗だくになってしまうほどの気温でしたが、なんとか終了。だいぶ見た目がスッキリしました。鬱蒼としていると暑苦しいし、実際に風通しも良くはないと思います。まだまだこれから庭じゅうの雑草と闘わなければならないのですが、うまくスケジュールと曇りの日が重なってくれるといいなと思っています。

 

  これよりずっと暑い最中に、しかもコロナも待ち受けているのに、オリンピックを開催しよう!と意気込んでいる方達に、今朝、アメリカの友人たちも呆れていました。「何考えてるの?!」・・・ですよねぇ。私もそう思うのですが、決定する人たちには馬耳東風。

 

  ワクチン接種も徐々に始まりました。東京大会場では、用意したほど予約の人が増えずに、条件枠を広げるそうです。高齢者を相手に、居住地から大手町まで来てもらうとか、駅からだいぶ歩かされるとか、東京駅からの送迎バスに乗ってもビルとは離れたところで降車させられるとか、さらには、解体予定の古いビルのためにトイレが全部和式で(簡易の洋式を慌てて乗せたらしい)、配慮の無さと言ったらなかなかのものらしいです。今になって慌てて接種会場を大学などに増やすようですが、一旦予約をとってしまった人たちには、更なる予約取りと前予約の取り消しの手間が、煩わしいですよね。実際、前予約の取り消しは、またしても、電話やオンラインが繋がらないので簡単にはできないとのこと。前予約を放置する人の気持ちもわかるというものです。

  ワクチン接種は、もうず〜っと前から分かっていたことなのに、今になってもきちんと整備されていない惨状に、日本の政策のなさを恥じます。縦割り行政の弊害は、こういうところにもしっかり浸透しているのですね。何を一番に据えて考えるか、と言ったら『国民』でしょう!!Zoom教室でも、「嘆かわしい・・・」という声がしきりに聞こえました。一般企業の採用試験のように、国会議員も選挙の前に『適性検査』と『常識試験』をするべきだわ、という声に賛同者が相継ぎました。(笑)

 

  ちょうど、この9月に開催予定だったアメリカのラグ・スクールの開催決定通知が届きました。「私たちは行かれないわ」と、たまたま同じスクールに参加予定のアメリカの友人に言ったら、「そりゃそうよね、まだ怖いもの。」彼女はコロナにもかかったし、2回のワクチン接種も済んでいるから参加できるけれど、「普通は国内の人でも難しい」と言っていました。日本からだと、ワクチン接種完了の証明書はもちろん必要ですが、着いた先の空港近くのホテルに数日間、自粛泊まりをしないと動きが取れないと思われます。なんせ、今は日本はアメリカからはコロナ危険国に指定されているのですから。先程スクールの開催者に不参加の返事メールを送ったところです。日本の対策が早く取られていたらと、とても残念に思います。私たちの希望しているクラスの先生は、大御所中の大御所で、アメリカの人たちやカナダの人たちも大勢希望者の集まる方なのです。それを、やっとの思いで取れた(13人/クラス)のに、諦めることの重さは例えようがありません。その先生もお歳なので、じゃぁ来年、再来年、というわけには行かないのです。もともと去年行くつもりでしたから、『私たちが行くまでお元気でいらしてくださいね!』と願わずにはいられません。

 

  さて、Zoom教室。緊急事態宣言の延長を受けて、こちらも延長することとなりました。そんなこんなで、教室を再開するともう夏になってしまいますね。皆さんそれぞれ、ウールが足りなくなってきたり、刺し方のポイントがわからなかったりで、一日も早い対面教室を願っています。とはいえ、後ひと月ほど続きますから、何とかして乗り切るしかありません。メールで作品画像や手を入れた画像をやり取りしたり、オンラインでウールを示したり、カットしてお送りしたりと、前進のお手伝いをしています。それでも、「これができました〜」とか、「あと、これだけです」とか、「楽しんで刺しています」とか、自粛生活の中でも少しずつラグが出来上がっていくのは、とても嬉しいものです。私も、記念ラグを刺し終えたので、あとは仕上げを週末にします。生徒さんからリクエストのあった色のウールも、染める予定です。あと一月、頑張りましょうね!!

 

       だいぶ色づいてきた庭のそれぞれの種類の紫陽花。まだまだ淡い色ですけれど、涼しげです。良い週末を!!

 

 

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2021年5月21日

  時折、ご〜っと言う音も聞こえるくらいの風の強い日になっています。西の方では大雨も心配されているところです。だんだん東に雲がやってくるでしょう。気をつけてお過ごしくださいね。

  道路にはうちの木々からの葉っぱが至る所に飛び散ってしまって、ご近所の皆さんごめんなさい・・・と言う感じです。風が収まるまでご勘弁ください。

 

  一方庭では、雨が嬉しい紫陽花がだんだんその色を濃くしています。山紫陽花の一つ『紅』は小さな木なのですけれど、この色で人の目を惹きつけます。可憐な色に癒されますね。

 

  さて、癒されないのがコロナ。緊急事態宣言地域が相変わらず増やされていきます。解除されたと言う優等生の県もあるようですが、ここ東京では期待しているほどの感染者数の減少は見られていません。却って、宣言が延長されるのではないかと言う巷の話です。ワクチン接種もようやく動き始めた・・・と言うところで、日本全体からしてみれば接種した人の数は微々たるものです。このパンデミックが収まるには、人口の60〜70%が免疫を持つ必要があると言います。そしてそれに有効なのがワクチン接種か自然感染による免疫獲得だそうです。

  富裕国の接種は来年始めには終わりそうですが、貧困国の接種が終わるのはさらに2年近くかかりそうだと言われています。そこまで行かないと、元のような自由な環境にはならないでしょう。

  National Geographicに載っている科学者の話によると、このCOVIDー19も単なる風邪になっていくそうですが、それには何年か掛かるだろうとのことです。でも、一旦そうなっても、また変異したウィルスが現れて、人間の免疫と闘い始めるとか。今回のCOVIDー19も昔の1890年代のロシア風邪(神経症状の発生率が高い)の末裔のようだとも言われています。こうして、人間とウィルスとの闘いは消えることなく続いていくようです。

  ワクチンと自然感染としか解決法がないのなら、自然感染を放っておいて死者がどんどん増えるよりは、ワクチン接種を進んで受けることが賢明な気がします。幸い、私は8月初めには2回の接種が終わる予定なので、秋からの教室運営をだいぶ安心して行うことができる気がします。他の方々の接種も順調に進みますように!!

 

  今朝のズームでは、「日本はオリンピックをやるの?!信じられない!!」と言われました。全くその通りです。「組織の人たちが損得を考えて実行しようと言っているらしいわね。クレージーだわ!!」アスリート・ファーストどころか、ウェイトは組織の一部の人たちに置かれています。組織の人たちの損得、アスリートの気持ち、国民の命、そのうちの何を重視するかは、秤にかけることもなく判断できると思うのですが・・・。世界から呆れられる策をとることの多い日本ですが、これは後を引く策だと思います。

 

  ズーム教室では、コロナの心配は勿論ですが、皆さんお家でフッキングを進めていらしたのを見せて下さって、嬉しい限りです。いくつものラグが出来上がりつつあります。足りないウール をカットして送ったり、手持ちのウールから色を選んだり、お一人ではなかなか進みきれない部分を共有して解決できるのが良いですね。参加者で画面を見ながら、「上のが良いんじゃない?!」とか「左手の色が良さそう」とか、他人のラグであれこれ考えるのも楽しいものです。買い物に出られなかったり、お店が閉まっている現状では、仕上げに必要なものが手に入らないと言うこともありますけれど、「あ、私持っているかも」とか「手持ちのを探してみますね」とか、それで解決することもあります。これは、ご自宅にいるからこそ、と言うことですよね。後しばらく、ズーム教室が続きますけれど、不便な中でも前に進めることができるのは、とても助かっています。

 

  私の刺しているギルドの記念ラグは、中身を指し終えました。縁に柄があるので、これからはその部分を刺します。色がどんどんついてきて『ウキウキ色』と言うタイトルに相応しい楽しいラグになりそうです。こんな時期にはうってつけのラグですね。

 

   皆様にも、白いけれど、微妙に花や葉の形の違う紫陽花の画像をお届けします。ちょっとはウキウキできるかな?!

 

 

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2021年5月14日

  庭の片隅にあるカルミア の花が満開です。私はこの色しか知らなかったのですが、もっと赤っぽかったり、ピンクだったり、真っ白だったりと色々な色があるようです。この花、当時、名前を知らなかったのですが、アメリカに住んでいた時に玄関先に小さな株があって毎年咲いていました。咲く前に、まん丸になって膨らんでいたかと思うと、ある日パッと花弁を広げて咲きます。バタバタして暮らしていたアメリカ生活の中で、このカルミア と石楠花が心に残りました。懐かしい花でしたが、帰国したら我が家の庭にあってびっくり!!名前もそれから知りました。

 バタバタしていると、咲いている花にも気がつかないで過ごしてしまうものですね。

 

  緊急事態宣言は案の定期限を延期して、さらに国内で見ると、蔓延防止措置も拡大されて、コロナの収まる気配はまったく感じられません。世の中の人の動きも(人流という耳慣れなかった言葉もすっかり定着)相変わらず多くて、宣言の効果の薄いことを如実に示しています。

 

  それもそうですよね。医師会トップの人が『励ます会』の先頭をきって100人も人を集めた会を開催したり、70%のリモート化を企業に推している人たちが対面会議・国会審議をし続けているのですから、国民にしてみれば納得がいかないのも道理でしょう。でも、科学的根拠からして、ここはしっかり外出を減らし、マスクをし、除菌対策を尽くして生活することが、自分や周りの人たちの命を守ることに繋がるのは確かです。それを信じて、私たちは引き続き、一緒に頑張りましょう!

 

  ありがたい事に、今週初めにワクチン接種券が届きました。早速オンライン予約をして、わりと作業そのものはスムーズにいきましたが、第一回目の接種が7月中旬、二回目が8月初めと、まだまだ先の話です。おそらく私はすんなり早く予約が取れたと思うので、これ以後の日程での予約の方々がたくさんいらっしゃると思われます。7月中に高齢者の接種を終えると言うのは絵空事ですね。

 

  Zoomの中で伺った生徒さんたちの話によると、同年代の方たちのどなたもまだ接種券が届いていなかったり予約が始まっていなかったりと言う状態でした。今朝のアメリカとのZoomでは、「やっと予約が取れてよかったね!!」と喜ばれました。他の全員が2回接種を終えているのですから、すごい差です。日本、恥ずかしい〜!!

 

  そして、あちらでは2回接種を終えた人たちは、何処へ行くにも何をするにも、「ノーマスクで構わない、元どおりの生活に戻って良い」とCDC(疾病対策センター)が言ったそうです。流石に私の友人たちは「それはないでしょ?!」と反対の姿勢です。95%安心だと言っても100%ではないのだから、マスクはしないと!!マスクだって100%ではないのですが、極端に感染する可能性は減らせます。青の州と赤の州との違いもあるようで、共和党に近い赤の州の人たちは、もうすでに誰もマスクをしていないそうです。向こうではあちこちで教室が再開されたと聞きましたが、マスクは絶対必要!と言うところと、何も構わないと言うところが散在しています。ラグ・スクールやラグ・キャンプもホテルの除菌対応とか、参加者の意識とか、まだまだ難しい問題を抱えています。

 

  日本では雨の季節が近づいてきましたが、教室再開の目処は立っていません。その間に出来ることをするのみですが、幸いフッキングの手が進みます。先日のN先生の資格取得のためのラグは、完成しました。今は、記念ラグに戻って刺しています。のんびり出来そうかと思っていたら、ちょこちょこ課題が舞い込んできて、今、協会(ギルド)のリクエストに応じたものを作ろうと教師3人でことを進めています。教室が再開しないと完成させられないのですが、目下準備の出来ることをしておこうと言う状態です。私には読んでおくべきプリントが数十ページも届きました。読むのに結構時間がかかります。 

 

  季節はどんどん梅雨への準備をしています。すでに山紫陽花は青い花を咲かせて、雨の季節の近いのを知らせています。明日から、東京は曇りや雨の週になりそうです。ますます、お家の中でフッキングでもして楽しみたいところですね!!

(片付けもあるにはあるのですけれど・・・・)

 

 

 

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2021年5月7日

 

  ワクチン接種のいろいろな事前トラブルの話が相次いでいます。時間があったにも拘らず、きちんと準備が整っていないし、予約の受付方法も(つまり接種券の配布方法も)現実離れしたもので、本当に困っているのは接種する側の国民です。

  教室の中でも、ご高齢の方は娘さんにネット予約をしてもらってどうにか取れた、ということでした。電話予約はすぐにパンクしてしまったようです。手伝ってくださる方がそばにいない方たちは、どうやって予約をすることができるのでしょうか・・・。

 そもそも、ワクチン入手の絶対量が極端に少ないことが最大の原因です。ワクチン入手の取引は口約束では敵わないという、ビジネスの当たり前のところがわかっていなかった日本政府。情けないとしか言いようがありません。

 

  許認可制の省庁は、この緊急事態に足を引っ張りました。今でも引っ張り続けています。ワクチンの開発も、遅れに遅れて、既に3回目の接種を考えている他国があるというのに、足元にも及ばない状況ですね。

 

 緊急事態宣言も、案の定、延長されることになりそうです。このダラダラ感がやる気を削いでいるのは否めない事実ですね。教室も、延長を受けてお休み期間を延ばさざるを得なくなりました。その間はZoomで対応しますけれど、ウールが足りなくなった人や、カットしなくてはならない人、新しいパターンを探したい人、色決めをしたい人たちには、なかなかZoomのみでの対応は難しいものがあります。なんとか、皆さんが前に進めるように、工夫していきたいと思っています。

 

  今朝のアメリカとのZoomでは、NYタイムズが『日本ではお店やレストランなどの営業も普通に戻って来ている』と報道していた、と言われました。え?!どこの日本?! 確かに、緊急事態宣言やまん延防止措置が出ていない地方では、そういう状況も見受けられるのかもしれませんが、緊急事態宣言が延長されるという今、あり得ない話ですよね。「その報道、間違っているから」と伝えましたけど。

 

  教師企画のラグはどんどん出来上がって来ているようです。今日は、その100枚以上のラグの来年!の展示の仕方とか、日程とか、そんなことをお喋りしました。一人は、同じ地域で亡くなった方の遺品から放出される、幾つもの山と積まれたウールやカッターなどの画像を見せてくれました。遺族が配送はしない、と言っているので、取りに行かれる人だけにチャンスがあるそうです。なんと羨ましいことでしょう!!車に積んで持ち帰るのも大変ね、などという話から、貴方は「日本から来る時にとても上手に荷物をまとめて持って来てるから、あの技術を画像にとって逐一教えて欲しい」と言われました。真面目に言っているのではないと思って適当にしていたのですが、どうやら本気らしいので、また教室の他の先生たちとの相談事が増えました。(笑)

 

  先日のN先生の教師資格を取る指導で教わったラグは、だいたいを刺し終えました。始末をどうするか、考えておきましょう。それが終わったら、やりかけの記念のラグの続きを刺します。今週もコロナに負けず、コロナを馬鹿にしないで、しっかり対応していきましょう! オマケに、友人から面白い画像をもらったので、添付します。

  

 

 

       『私の布切りバサミを何に使ったのさ!!』

 

 

 

 

 

 

 

  布を切る人たちは、その大切さを痛感しています。時に、他の用途に使ってしまって『壊した』人もいないではありませんが・・・・。😁

 

 

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2021年4月30日

 

  緊急事態宣言が出されたにも拘らず、人出は減っていないという報道が繰り返し流されています。不要不急の外出は仕方ないとしても、この危険なウィルスとの闘いを諦めてしまっている人や鼻から気にしていない人が、世の中に沢山いるんだなと改めて知りました。高齢者の私としては、出来るだけウィルスから遠ざかっていたいと思うのですが、政府や地方自治体の長の発出しているメッセージには「飽きた」感が満載なので、そういう人々には伝わらないのでしょう。具体的な目処や数字をわかりやすく伝えて、やる気を持ってもらうことが、今こそ大事と思っています。ワクチンの入手の遅れ・接種の遅れが、更にやる気を削いでいますよね。

 

  さて、この篭り生活の中でしたが、良いニュースが飛び込んできました。教室内のもう一人に、アメリカのギルドの教師資格の認定が降りたのです。バンザ〜イ!! なんと言っても、数年にわたりアメリカの研修会に通い続け、指定のパターンを幾つも指定の刺し方と自分の工夫で作り上げ、その全てを審査にかけて認定されたのですから、それはそれは長い努力の道です。しかも、今回は直接行かれない中での『指導』という審査がありました。元々、去年の研修会で上級者クラスを指導するという課題に向けて準備を完璧にしていたのですが、去年・今年と2年続けての開催キャンセルを受けて、しかも来年開催の保証もない中、どうしたものか、こちらとあちらで半年ほど検討を重ねました。今期この『指導」という段階に到達しているのは、彼女だけでした。

  彼女が英語や図・画像で準備した全て(ものすごい量です)をPDFにしてあちらに送り、まずそれを審査してもらいました。それから、こちらで資格を持つ教師2人で新たな指導を審査するという課題を与えられました。そこで慌てて、でもしっかり、彼女に日本での指導内容を準備してもらい、一日指導する機会を設けました。あちらで指導するのと同じパターンで、全く別のアプローチと内容で指導が行われました。翌日、その指導や準備を基に、こちらでの審査内容・評価を細かくあちらに送りました。その結果、半日して、あちらから「見事合格!」の知らせが送られて来たのです。

  来年、研修会に参加できたら、彼女はその準備して来たあちら用の指導を期待されています。きっと、あちらの皆さんも喜んでくださることでしょう。私としても、なんだか肩の荷がドン!と降りた感じです。(笑) それを喜ぶかのように、テッセンの花がパッと開花しました🙌

 

  今朝のZoomでも、皆さんから「おめでとう!」の声をいただきました。それから、去年亡くなった友人が刺す予定だったラグ、私が主人公の顔を刺して次の人に送ったのですが、その人が服と帽子と髪の毛を刺し終えて披露してくれました。その次の人は、手とズボンを刺してくれます。だんだん出来上がって来て、形になるのは嬉しいですね。

 

  今日の話題の大きなものは、100枚以上集まる教師企画のラグを展示したり、搬送したりする問題点についてでした。日本では天井が低いので、高さについてあまり悩むことがないのですが、あちらでは、広さはあるけれど高さもあるので、どの高さまでならラグがしっかり見られるかとか、展示パネルは何を使ったら良いかなど、悩みは尽きません。費用の問題もありますし。しかも、主催者はパターン代も受け取らないと言っているのです。この件もなんとかしないといけません。全土が広いので、搬送も大変な仕事になります。お手伝い出来ないで、本当に申し訳ないとつくづく思います。

 

  今日・明日は東京は夏日になるとか。紫蘇の葉が大きくなって来ました。いつの頃からか、これはスーパーでも『大葉』という名前になっています。夏には欠かせない薬味ですね。先日、息子の一人のお嫁さんのご実家から、お祖母様が育てられたお野菜が沢山届きました。お豆類が多かったのですが、その中に『フキ』も入っていました。沢山あったので、昨日の雨の一日、『キャラブキ』を作り、春を名残惜しみました。それほど灰汁もなく、美味しく出来ました。 その前には友人から筍がどっさり送られて来て、筍を堪能!!お鍋がフル活動しました。今日で4月もおしまい。コロナと相まって、あっという間の春でしたが、春の美味しさは十分楽しませていただきました。感謝!!

 

  さ、今日は、やりかけのラグを進めます。来月前半は、まだZoomクラスですが、元気にこの時期を乗り越えましょう!

 

 

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2021年4月23日

   このところ乾燥した晴天が続き、暑いくらいの日もありましたが、散歩にはもってこいの陽気となっています。ちょっと出た時に見かけた、満開の『なんじゃもんじゃの木』和名:アメリカヒトツバタゴは、それはそれは見事でした。これほど見事に花をつける木は、そうそう身近にないので今年も見られてとても嬉しいです。これはアップの写真ですが、次に全体像を撮りましたのでそれもご覧下さい。(大きさがわかると思います。)

 

 

  もう、このことについては書きたくもない!というほど長引いている憎っくきコロナウィルスは、変異して力を強め、いよいよ第4波を関東圏にももたらしました。3度目の緊急事態宣言の発出です。”3度目の正直”となってくれることを祈ります。

 

  教室は今週は後始末と補足の日々で、参加されない方々にはZoom教室を提供しました。頑張っていらっしゃった方々は、休みの間にできる分の教材を準備したり、不安・疑問箇所をしっかり確認・納得してお帰りになりました。いらっしゃる予定だった方々の中には、お体の調子が悪くなって欠席された方もいましたが、メールまたは、次回のZoom教室で質問していただくことにしました。

 

  たまたま、『染めのやり方が上手くいかなくて質問したい』といらした方は、ラッキー!?でした。参加者が少なかったので、急遽、実際に染めを体験して、納得してお帰りになることができました。次にはきっと良い色に染められていることでしょう。染めの講習会もコロナ以来、全く出来なくなっていましたから、チャンスでしたね、きっと。染め上がったウールをその日のZoomで皆さんにご披露して「わぁ、綺麗に染まってる!!」と絶賛されたり、羨ましがられたりしましたので、コロナが収まったら、染めの講習会を開きたいと思いました。でも、いつになるかしら・・・?

 

  今日のZoomでは、アメリカの友人たちに『教室を再び閉鎖した』と伝えたら、「賢明な判断だわ」と言っていました。アメリカも、若者の変異ウィルスによる感染が収まらず、夏の教室やラグ・スクールはことごとくキャンセルとなっています。秋開催のものに関しても、とても慎重な意見が出されていました。とりあえず、アメリカとの往来は普通には出来ませんので、私たちはじっとその時を待つしかありません。・・・どんどん歳をとってしまうのが怖いですが。

 

  その『歳』といえば、先週のZoomでの友人からの助言で、「要らないパターンややりかけのパターンを欲しい方にお分けすると良いわよ」ということがありました。考えてみれば、20年以上(つまり20回以上)研修会などに参加して、その時々に受け取った新しいパターンを教材にして学んで帰って来ましたが、やりかけのものが沢山眠っています。毎年、最低4パターンを受け取り、更にやる気をそそられたパターンも購入し、大型の背の高い衣装ケース2つにどっさり溜まっていました。もちろん、頑張って、私的にはせっせと教材を完成させては来たつもりでしたが、在庫は思いの外多く、蓋を開けてみてびっくりしました。それと一緒に使おうと購入してきたり、いつの日か使いそうな色だと思われるウールも、山のようにありました。

  残りの人生の長さとやれそうな数を考えて、どうしてもやりたい、やらなければいけないパターンのみを残して(それでも、10枚以上あります)、あとは切り出したウールもおまけに付けて、スタジオで大バーゲンセールを企画しました。ところが、このコロナ!!です。たまたまいらした生徒さんは早速『早い者勝ち』のパターンをお持ち帰りになりましたが、本格的には5月?の再開を待っての企画となりました。山のようなウールも色別に仕分けして、棚に並べました。気に入ってやってくださる方がいらっしゃることを願っています。

 

  実は、10年ほど前の研修会で、研修会創設者の孫にあたるデザイナーが「今年は創設60周年にあたるので、今年の参加者には後日、私が記念にデザインしたパターンを送ります。好きに刺して良いので、仕上げて持って来てください。期待しています!」と言ったのです。確かにその後何週間かしてパターンが送られて来ました。私はそれをお蔵入りにしていたのです。今回の片付けでそれを発見して、『あら、今年は研修会がないけど70周年に当たる年だわ』と気がついて、やっていないことを反省!!今、慌てて刺し進めています。来年にでも、研修会に参加できるようだったら、持参しましょう。10年以上間が空いてしまいましたが。去年から、お世話になった方々が相次いでお亡くなりになるという事があって、後悔しないで済むように、出来るものは出来るうちにやろうとも思っています。

 

  ゴールデンウィークも大人しく過ごさざるを得ないし、篭り生活にはうってつけのフッキングがあるし、ラッキー、ラッキー!!

 

 皆様も、くれぐれもお気をつけて、この難局を乗り切って下さい。体を動かすことは、お忘れなく!!

 

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2021年4月16日

  春の良い気候も、大して味わう事なく過ぎていきます。せめて、と昼前に庭仕事というか、草取りをしてきました。いろいろな花が時を得て咲き出していますが、驚いたことに、もう5月の花に混ざって紫陽花の蕾が顔を覗かせて来ました。遊歩道ではフジの花が満開。ツツジもたわわに咲いています。コロナに振り回されて季節感の無くなってしまいそうな日常に、植物の姿は”ボーッと生きてんじゃないわよ!!”と教えてくれている気がします。

 先週末は近所の画家の美術館へ行って来ました。新緑のモミジの葉っぱが、それはそれは綺麗で、思わず写真を撮りました。そう言えば、イチョウの木も、柿の木も、若葉をつけて黄緑色に輝いています。散歩には良い季節ですね。

 

  その出鼻を挫くかのように、感染者の数は飛躍的に増えて来て、首都圏と関西の一部に『まん延防止措置』という名の緊急事態宣言のようなものが出されました。一般人にしてみれば、緊急事態宣言となんら変わることのない内容の措置ですから、都県を跨ぐ移動や、食品・医薬品の買い物・医療機関への受診以外の不要不急の外出はしないように!という自粛生活に舞い戻りました。

 

  都県を跨いでお見えになる生徒さんも多くいらっしゃることもあって、教室はまたもやお休みすることにしました。急なことなので、とりあえず来週のみ、準備したい人や質問のある人、乗り物に乗らなくても来られる人、来るのを厭わない人は、参加ができるとお伝えしました。その後は5月の措置解除後、様子を見ての再開を予定しています。折角先月に再開したばかりだというのに、なんとも残念ですが、皆さんの安全と命を最優先にしての決断ですので、ご理解いただきたいと思っています。

  でも、この調子で変異ウィルスが猛威を奮い続けると、ゴールデンウィーク明けも心配で、そこで数字が悪いと本物の緊急事態宣言の再発出になりかねません。そうなると夏いっぱいは、自粛せざるを得ないでしょう。オリンピックどころではありませんよね。私としては、一日も早い収束を祈って止みません。

 

  けさのZoomでは、アメリカでも若い人の感染者数が激増して酷いことになっていると聞きました。ワクチン接種は高齢者の接種が進んでいますが、若者にはまだ行き渡っていないので、さらに数字が増えるだろうと懸念していました。ワクチンも、ファイザーだけでは全く足りないらしく、アストラゼネカとJ&Jのワクチンに頼って来ているらしく、「どのワクチンが良い」と選べない状況だそうです。

  なんとも恥ずかしい話ですが、「日本はどうしてワクチンを自国で作らないで輸入するの?日本なら、ワクチンを開発・生産する技術・能力が十分あると思うけど?!」と言われてしまいました。全くそのとおりです。日本はまずはお上がGOサインを出さないこと、治験者が足りない(なり手が少ない)ことが大きな問題であるように聞いています。さらには、その輸入量を確保するにあたり、きちんと契約書を交わさずに口約束で了解を得ていたことなども、入手の遅れにつながっているようです。高齢者からの接種も自治体任せで、三者三様。細かい振り分けは、自治体の長がJ党かどうか、その推薦を受けていたかどうかが、配布先の順位につながっているとかいないとか。やれやれ、です。命より大切なものが、お上にはたくさんあるということでしょうね。

 

  秋のラグ・スクールの申し込みが始まったという知らせも届きました。ただ、本当に開催できるかどうかは微妙なところのようで、私たちの参加も保留となっています。今年開催なら渡米は不可能なので参加できないと伝えたのですが、今年開催しなければ参加の権利を来年にそのまま使えるというので、大変助かる配慮です。今年開催されませんように!とズルイ私は願っています。

 

  さて、教室では、お休みに入る!と聞いた途端、休みの準備にあれこれと取り掛かる慌ただしさでした。パターンを決めたり、色を決めたり、教室の先生たちもてんやわんやでした。皆さん時間内になんとか準備が出来て、ホッとしましたが、途中質問など出て来た場合は、お稽古日にZoom対応することにしました。

  私は今週初めには、教師企画のラグの仕上げをしました。針と糸での大嫌いなお裁縫ですが、なんとか仕上がって、今日のZoomでは皆さんから「素晴らしい!」と褒められ、針の目の見えない遠目での評価に一安心したところです(笑)。一緒に参加する教師・生徒さんも、全部刺し終えていて、これから仕上げに入るとおっしゃっていました。遠近の見事な表現が出来上がっていて、すでに絶賛されていますから、本番での披露が楽しみです。

 

  今日はこれからスタジオの懸案事項を片付けることにしましょう。天気も下り坂だというので、家仕事にはちょうど良いですね。

皆様も良い週末を、そして、コロナには十分お気をつけてお過ごしください。

 

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2021年4月9日

  新学期・新年度も始まりました。コロナはここへ来て変異ウィルスにその体を変えつつ、人々を苦しめています。感染者はどんどん増える一方で、大阪などに続きこれからは東京・京都なども”まん延防止措置”がとられるようです。緊急事態宣言にはしないで、基本的にはどれほど効果があるのかしらと思いますが、何も手を打たないよりはマシ、というところでしょうか。東京は飲食店の時短営業に加えて、県境を越えての移動は(必要を除き)しないようにということになるようです。その最中で、またしてもこのウィルス禍に陣頭指揮を取らなければいけない所の方々が、大人数での会食をしたという報道がありました。

 

  ワクチン接種も、数千人分が届き、接種がスタートした!と大々的に報道されていますが、接種できるのはほんの一握りの人のみで、高齢者でさえ、持病のあるなしに関わらず、来月中旬以降に予約先着順でスタートされるとか。3週間空けての2回目の接種は更に遅れますので、本当のことを言えば、オリンピックどころではない筈です。若い健康な人たちが接種を終える頃には、最も活動的な夏もすでに終わっていることでしょう。このペースで、感染予防や感染防止の役割が果たせるものやら、いささか疑問に感じざるを得ません。

 

  今日のアメリカとのZoomでは、彼女たちは2回の接種を終えたけれども、「私は外に出る時には必ずマスクをつけていくわ!」と、その姿勢を強調していました。強調するということは、マスクなしで外出する人々の数が半端なく多くなってきているという背景があるからです。また、トランピーという、前大統領の支持者たちの中には、ワクチン接種をしない!と宣言している人も多くいるようです。これでは、収まるものも収まらないでしょう。

 

  昨日、秋のアメリカでのラグ・スクールの申し込みを間もなく受け付ける、というメールが来ました。アメリカに渡ることが果たして可能なのかどうか、事前・事後の手続きは一体どうなっているのか、など、まだまだ不安材料に囲まれています。もう暫くワクチン接種状況や海外渡航条件など、判断材料が揃うまで様子を見ることにしました。

 

  先週末に『グループで廻してみんなで少しずつ刺す』というパターンが私のところに届きました。一番手なので、少々緊張しましたが、まだ誰も刺していないということは、結構自由度があるということと解釈して取り掛かりました。昨日、担当部分を刺し終えたので画像を撮って友人たちに送りました。元絵がぼんやりしていたのと、刺すところが細かいので、意外と手こずりましたが、画像をご覧になった皆さんから『完璧!』というお褒めの言葉をいただいて、ほっと胸を撫で下ろしました。なんせ、名だたる教師たち仲間でやっていることなので、皆さんのお墨付きをいただけるのは、この上もなく安心なのです。早速、次の方へ送ることにして、例の煩わしいアメリカ宛の小包を手配し、郵便局に預けてきました。やれやれ。これで暫くは無罪放免です。後は、自分個人の作品の始末をして、写真を送るということになります。

 

  教室は、楽しく行いました。材料もしっかり確認できたし、色も合わせられたし、ウールの補充もできました。なんと言っても、「顔を合わせてフッキングできるのはいいわねぇ・・!!」と皆さんが喜んでくださったことが、私としても嬉しかったです。こちらも指示しやすかったし、実際にできたところを確認するのも、実物ならでは!ですね。Zoomで参加された方々もいらっしゃいましたが、教室の雰囲気が伝わってご一緒に楽しめたかな?!と思っています。

 

  Zoomといえば、Zoomでしか会えなかった、三男の親子が6人で先週末の日曜日の昼に(2時間だけ!)来てくれました。午後から雨が降るかも、と言われていましたが、雨も遅くまで降らず仕舞いで、幸い庭でランチと遊びを楽しむことができました。思えば、元旦に、門のところまで来て『あけましておめでとう!』を行っただけで帰ってしまってから3ヶ月、まともに?会ったのは一年前の母の葬儀の時以来でしたから、孫たちの成長には驚きました。先月末には次男家族4人と我が家の犬2匹も参加しての、河原ピクニックをしました。子どもの成長の速さには、久々だと、尚一層、驚きますね。なかなかちゃんと家の中で集える日が戻ってきませんが、一瞬ずつでも、楽しい時間を味わえて良かったです。またいつ緊急事態宣言が出されないとも限りませんし。

 

     さて、私は元通りのやりかけの大きなラグを刺し進めましょう。庭のハナミズキも満開で綺麗です。

 

 

 

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2021年4月3日

  桜は、どこも今年は見事な花付きでした。うちでは既に花吹雪と化して、庭にピンクの絨毯を敷き詰めています。・・・ということは、外の道路も花びらがいっぱいで、せっせと掃除を余儀なくされています。ふと見たら、早々とアイリスが大輪を咲かせていました。ツツジも咲き出したものがあります。こんなに急いで春を通り過ぎなくても良いものを・・・と、時間を止めたい気もします。でも、そうすると、コロナもなかなか収まらないし、ワクチン接種も進まないから、それはそれで困ります。

 

  緊急事態宣言が解除となって、街の中は人がどっと溢れているようです。季節も良いし、花も色々咲き出したし、外出したくなる気分はわかります。そういうわけではないのですが、懸案事項があって、いちにち、山の家に行ってきました。山の春はまだまだで、朝などはダウンコートが必要でした。彼方はあまり人がいなくて寂しいくらいでしたが、静かで休まりました。

川面では、いつも必ず一緒にいる変わったコンビのご夫婦がスイスイ泳いでいました。とても仲良しなんですよ。これから家族が増えるかなぁ・・・。

 鶯も、まだ啼き初めのあまり上手でないさえずりでした。このところの我が家の教室で評判の東京の鶯のほうが、ずっと上手です。あまりの良いさえずりに、山梨県からいらしている生徒さんから「うちの近辺の鶯よりここの鶯のほうが数段上手!!プロフェッショナルだわ!!」と褒められていました。(笑)山の鶯も、だんだん上手になることでしょう。

 

 キジも啼き出して、山の春も徐々に近づいているようです。

 まだ若葉も見えない山の林の中に、黄色い花をつけていたのがアブラチャン。おかしな名前なので一度で覚えてしまいますよね。画像がボケていてごめんなさい。

 大好きな山そのものは、霞んでいてその雄姿は捉えられませんでした。次回行くときには晴れていて欲しいな。

 

 さて、教室です。新しいパターンや色決めで、皆さん大忙し。お休みの間に仕上げていらしたラグもご披露いただいて、皆さんで喜びを共有しました。お休み中は時間があったので、それなりにラグを刺す時間が取れた、という方々がほとんどでした。でも、さすがに長いお休みになってしまったので、ウール も足りなくなったし、次のパターンも欲しいしで、この段階の解除はちょっとありがたかったかもしれません。

 

  それでも、感染者は減るどころか増えていて、関西ではなお大変なことになっています。東京も、おそらくすぐに同じような状況になると言われています。教室にいらっしゃれる方がほとんどですが、何人かは、まだ電車に乗るのはちょっと・・・ということでお休みです。教室開催日にZoomでの参加を呼びかけてはいますが、一日も早くコロナの不安から解放される日のくることを切に願います。

 

  今週は二日ほど生徒さんと自分の分の染めを大量にしたこともあって、ウールが結構減ったので急いでオーダーしました。今、空輸便はいつ届くかわからない状態ですが、早く届くと助かります。でも、その分染めの日が早まる、ということですが・・・。ウール が届いたら在庫を確認して、減っている色を中心に染めておこうと思っています。皆さんのウール選びの時の楽しそうなお顔を思い浮かべながら♪

 

  季節は染めにもフッキングにも、ちょうど良いものになってきました。時間を見つけて楽しんでがんばりましょう!!

 

 

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  この暖かさで、我が家の桜も満開に近づきました。教室も再開されました。昨年の12月中旬に閉鎖されてから丸々3ヶ月以上になりました。スタジオも久々に使うことになったので、掃除をしっかりして、ウィルス対策もバッチリして、再スタートとなりました。

  相変わらずの対策としては、玄関では手指の消毒、お茶はペットボトル、お茶菓子は個包、手拭きは全てペーパータオル・・・とできるだけの注意を払っています。でも、久々の仲間との再会は、それは楽しいもので、つい、お喋りが弾んで声が大きくなりかけたり、ウールの部屋で密になりかけたり、「おっと!」という状況が無くはなかったのが反省点です。マスクは勿論していますので、それほど緊迫した事態ではありませんでしたが、お互い気をつけないといけませんね。

 

  その教室では、入っていらした方から、自宅待機中に刺し進んでいたラグを順番に披露してくださいました。完成した方もいれば、刺し進んだ途中の状態の方もいらっしゃいましたが、どのラグも順調に出来てきていて、嬉しかったです。そこからは、躓いている所、色が足りなくなった状況、新しいパターンに取り掛かる手順など、あれこれ相談しながら、みんなで楽しく忙しく過ごしました。

  教室企画のラグに取り掛かろうという方々もいらして、パターンを描き写したり、色を決めたり、刺し方の相談をしたり、皆さんが前に向かって進んでいく様は、久々であっただけに、とても嬉しく頼もしく思いました。これから順調に教室が開けますように!!

 

  お稽古再開を受けて、ウールの染めのお願いがあって、今日はお天気も良いので染め日和だなと思っています。昨夜、ウール を切り出して準備したので、午後からはせっせと取り掛かります。自分のウールも染めないとならないのですが、ちょっと先になりそうですね。ちゃんと準備したいし。

 

  そうこう言っているうちに、アメリカからはグループで刺し廻すパターンを送ったという連絡が来ました。ありゃ、染めを延期できないかも!!私が一番先に刺さないとならないので、そうそう先延ばしすることもできないから、どこかで時間を見つけましょう。

幸い、今週は仕上げ未了だったラグを4つ(そんなに溜めていたとは!!)仕上げました🙌ヽ(´▽`)/ 。  お裁縫の嫌いな私にしては、うんと頑張りましたが、これが限界(笑)。来年の春と秋の教室展に向けて、地道に一つずつ片付けていきましょう。

 

  アメリカとのZoomは続いています。今朝は面白いことに、お孫ちゃんたちに会いにフロリダに出かける一人の友人は、ご主人が運転している車の中からスマホ参加でした。車の周りの空が、明るかった夕暮れから夜にだんだん移る様子は、見ていてとても面白かったです。到着まで途中2泊してのドライブだそうです。時折、ご主人が声だけで参加されて、私たちのお喋りに間の手を入れてくれました。

  その前にフロリダに行ってきた友人は、娘婿さんがとんでもない(と言っていました)マザコンで且つ、小さい子供が3人いるのに面倒もみず、娘が教師として働きながら苦労していると実情を話してくれました。アメリカでは、州ごとに離婚の前提条件が違うので、離婚はそう簡単な話ではありませんが、娘さんは離婚も視野に入れている、とのことでした。頑張れ!!これは、アメリカならず、日本でも聞く話ですね。どうも、女性が不利な場合が多いように思います。コロナ禍にあってDVも増えているようで、どうしてそういう大人が増えてきてしまったのか、どこが間違っているのか、抜本的な改革をしないと永遠に続く気がしてなりません。

 

  青い空と薄ピンクの桜が心を癒してくれますように!!🌸  🌸 🌸 🌸  🌸

 

 

 

    おまけは、鳥に落とされた桜のひと枝

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年3月19日

  ついに、緊急事態宣言が解除されることが決まりました。賛否両論。もう飽き飽きしているし、この状態を続けても意味がないのではないか、宣言下で困っていた状態を脱したい・・・が賛成する人たちの考え。日々じわじわと感染者、特に変異ウィルスの感染者が増えていることへの懸念・・・が反対する人たちの考え。どちらも肯けるものではありますけれど、私たちが決定する権利はないので、これに従うこととなりますね。ただ、充分な感染防止対策は欠かせません。

 

  ということで、教室は来週から再開する運びとなりました。もう、刺すものが無い、新しいパターンを決めたい、色を選びたい、ウールが足りない、Zoomや写メではなくて実際に見てもらいたい・・・など、様々な必要性と、皆さんにお目に掛かりたい、他の人のラグを見たい、積もるお喋りをしたいという愉しみが、教室に集うことになります。お喋りは小さめの声で、笑いは大人しく、食事はなるべく黙って、ですけれど。

 

  我が家の桜は、今はまだ幹咲きのみですが、お稽古再開の頃には満開になってくれるのではないでしょうか。道中の桜も楽しんでいらっしゃることが出来そうですね。気持ちが前向きになることはいいことなので、小さい春を楽しみましょう。Zoom教室も、ひとまず今週でおしまいでした。”ひとまず”が”ずっと”になることを祈りつつ・・・。Zoomでの機器の色々な使い方をやっと覚えたところでしたが、開催そのものは楽しんでいただけたのではないでしょうか。ひとりで黙々と刺しているばかりではなくて、視野も広がるし、良い経験ができたと『手前味噌』です。

 

  アメリカとのZoomは相変わらず楽しんでいますが、今日は一人はフロリダのお嬢さんの家からでした。フロリダは、感染者数が激増している州の一つで、それが心配ですけれど、3人の孫に会いたくて、ワクチン接種を終えて飛んで行ったようです。本当は、接種後も2週間は間を空けないとならないのですが、旅の予定ありきで、ワクチン提供が予定より遅れた・・・ということらしいです。その一月前に白内障の手術も終えて、確かに予定では準備万端でしたから、充分気をつけて過ごして楽しんできて欲しいと思っています。そして、今日うっかりしたことに、今週からアメリカが夏時間になっていたことを、私はすっかり忘れていたのです。1時間早くZoonが始まっていて、「夏時間になったの知ってる?忘れてない?」というメールが来て、慌てて参加しました。今日は参加者も少なかったので、待たせてしまって申し訳なかったと反省。教師企画のラグの件では、専用のフェースブックのサイトがセットされて、その企画に参加している人のみがアクセスできるもので、お互いの進捗状況を報告したり、披露したりして楽しんでいます。へ〜、こんなパターンがあったの?!、わ〜綺麗に刺せてる!!、色がなんとも素晴らしい!!!、グラデーションの刺し方が見事!!!!と、それは教師たちの作品ばかりですから、『感嘆符』が並ぶことになります。

  先週、この件についてのメールが届いて、この企画ラグをいつまでにどうするか、とか刺し終わった100枚のラグをどうする予定かとか、だいぶ具体的な指示がなされました。私は幸い、ほとんど刺し終わっているので後は仕上げの段階ですが、ご一緒しているお二人の生徒さん教師は、「お尻に火がつきました!!」と少々慌てています。簡単なパターンでは決してないし、大きさもそれなりにあるので、無理ない程度に引き続き頑張って欲しいです。途中経過を拝見すると、『いい感じ!!』ですよ。

 

  教室企画のラグは、私はバックグラウンドをだいぶ刺しましたが、まだ途中。教室の本格的再開の前になんとか仕上げたいところです。依頼しているパターンも近々届くことになっているし、出来ることから片付けないと!!

  今年の秋のラグ・キャンプは、まだ開催が決まっていませんが、もし『やる!』となっても、なかなか日本からの参加は難しそうです。ご一緒に行くことを希望している生徒さんたちともじっくり相談して、なんとか結果オーライになるよう、策を考えておきたいと思います。今年は、本当に大変そう・・・。

 

  そして、教室はもう来年を考えることにしました。来年の春、昨秋キャンセルを余儀なくされた教室展を開催したいと思っています。ただ、巣篭もりだったり、会期の間が空いたこともあって、ラグが沢山たまってしまいました。とても、春の展覧会一度では並べ切れないと思い、続けてですが、来年の秋にも、次の教室展を予定しました。春の教室展ではワンデー・レッスンで作ったラグを、秋の教室展では教室企画のラグを、一堂に並べるつもりです。お楽しみに!! ・・・皆さんがどのように仕上げてくるか、私としても、とても楽しみです。

 

  さて、ポカポカ陽気、お天気は下り坂だと言われていますが、庭の小さな春です。(白ばかりですが、アネモネとどんどん増えるハナニラ) 良い週末をお過ごしください。

 

 

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2021年3月12日

  暗闇でも、優雅に綺麗な姿を見せてくれたコブシの満開の様子です。心なしか、例年より花の付きが多いと感じます(暗闇をよく見て下さいね)。梅にしてもコブシにしても、花の白さが何故か羨ましい・・。コロナ禍にあっても、汚れず清らかに咲いている花のように、一日も早くウィルスのない綺麗な空気が戻ってきてくれることを願わずにはいられません。

 

  ところが、首都圏ではこの数日は感染者数が下げ止まりどころか、徐々に増えてきているのです。医師会の先生は、第4波の到来がそう遠くなさそうだと呟いておられます。今まで通りの感染対策よりも、変異ウィルスの感染力が勝るということも言われています。あと10日弱で、この感染状態が下火になるとは、素人の考えではとても思えません。

 

  しかし、どうも政府側は期限再延長にはしたくないようです。政策の非を追求されないようにだったり、支援にかかる費用の捻出が難しかったり、オリンピック・パラリンピックをなんとしても開催したかったり・・・諸般の事情は国民の命よりずっとずっと大事なようです。ワクチン接種も、順調に予定通り行くかどうか疑問視されていますけれど。

  アメリカでは、まだ1割の大人のみの接種が済んでいる状況ですが、「7月4日の独立記念日には、皆んながほぼ元どおりに集えるようになる」、とバイデン大統領自らが宣言しています。さて、世の中、現実としてはどうなっていくのか、今後の感染者数とワクチン接種の動向次第なのでしょう。早く収束して欲しいけれども、強引に『収束したことにする』のは、やめて欲しいものです。

 

  さて、Zoomの様子です。初めての方がすんなり参加できたり、2回目の方がつまずいてなかなか参加できずに四苦八苦したりと、笑いも伴う楽しい会となりました。初めて参加の方からは、お休み中の出来事がいろいろ報告されて、びっくりしたり喜んだり感心したり、まさにZoomならではの話題共有でした。お孫ちゃんたちの入園・入学用にいろいろなサイズの布袋をたくさん作ってご披露してくださった方もいらっしゃいました。フッキングのみならず、手仕事をされる方は、本当にこの時間を無駄なく有効に過ごされているんだなぁと思いました。それでも、XXX教育講座を開いているところは、Zoomでなく、対面で教室を開催しているという話もあり、「え〜っ!!」。 英語のクラスでは、なんと!!英語の映画をみんなで静かに観ているとか。そうまでして開催するのね、と商魂の逞しさに脱帽です。まぁ、議員の会食?夜の街出?よりは良いのかもしれません。

 

  アメリカとのZoomでは、友人たちのワクチン接種は意外とどんどん進み、4月の初めまでに全員2回接種が終わるようです。その中の2人は別々の週ですが、お嬢さんや息子さんたちの家族と集うためにフロリダに行く、と言っていました。羨ましいですね。我が家も一度、4月末に庭でバーベキューをしようかと息子たちと相談しました。でも、先日のCDC(米・疾病対策センター)の指標もあり、私たち老夫婦が2回の接種をして2週間経たない内は複数家族は集わない方が良いと思い、秋以降に延期しました。個々の家族が来てくれることは歓迎なのですけれど、孫たちは集えないことは残念でしょうね。ジジババよりは従兄弟の方が楽しいに決まっていますもの。

 

  老人同士の同窓会も楽しく終えました。これは本当に同い年の元女学生たちが、パソコンやiPadやスマホを駆使して、どうにかこうにかやっとのことで全員参加出来たものです。画面のあちこちを触っては、突然、画面が消えたり音声が消えたり、ハプニングだらけ。でも、これでなんとか参加できることがわかったので、来月も再会することとなりました。横浜に停泊を余儀なくされた客船に乗っていた友人の、危険と隣り合わせの話や引越しの関連で足を痛めた話。髪を染めなくなって白髪が目立つようになった話。60cmもの長かった髪をバッサリ切って、すっきりとした変身を見せてくれたり、話は尽きませんでした。

 

  今週は、週の初めにアメリカから嬉しい知らせが届きました。生徒さんの一人が教師資格に挑んでいるのですが、研修会が2年連続でキャンセルされて最後へ来て行き詰まっていました。なんとかして欲しいと、強く要望していたところ、その打開策が提案されたのです。これで、また課題はありますけれど、一歩も二歩も前進するでしょう。楽しみです。

 

  さ、来週いっぱいで教室再開なるか?! いずれにしても再開の準備はそろそろしておかないといけませんね。皆様、どうぞお元気で、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。鶯の鳴き声も日増しに上手になってきました。桜の開花も近いようですが、静かに『花見』しましょうね🌸

 

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2021年3月5日

  今日は啓蟄。春が近づいてきたようです。でも、緊急事態宣言は、首都圏では延長されてしまい(その方が安心、という声が多数)、今月22日以降に解除の予定です。

  やっとお稽古が再開される!と思った矢先の延長なので、がっかりされた方もいらっしゃいます。Zoomでお話ししている方々には、巣篭もり用に十分な材料があるかどうか、確認しました。

 

  やはり、何人かの方々はウール が足りなくなって先に進めない・・・ということでしたので、先週末と今週でたくさんの色を染めました。画面やスマホの画像で確認して、それぞれの方に当面の分のウールをカットしてお送りしました。昨日・今日あたりに届いているようです。これで少し安心ですね。

 

  中には、パターンがもうない!という方もいらっしゃるようです。ご希望のパターンを伺って、こちらでオーダーしておくことができる場合もあります。お稽古が再開するまで待っています、という方もいらっしゃいます。オーダーして届いたパターンもありますが、やりかけのラグがたまっている方には、『お預け』状態で、こちらでやりかけが片付いたらお渡しすることにしました。

 

   Zoomでは、皆さんでラグを拝見しながら、あそこは濃い色で・・・とか、その色可愛いわね、とか、右手の色の方がいいと思うとか、やりとりが出来て楽しいです。お喋りしている間に、色を替えて「試しに刺してみます」ということもあり、替えて刺した状態をその場で見せていただくことも出来ました。初めてZoomに参加された方から『楽しかったです!ありがとうございました。』と感想が寄せられ、私も嬉しくなりました。

 

  それで良い気になって、今度は私の高校の(何年前?!)仲間たちに「Zoomやってみない?!」と声かけをしました。みんな年寄りの同い年ですから、初めて。でも、やってみれば簡単なので、「大丈夫!大丈夫!」と来週、楽しむことになっています。コロナで集えず、顔合わせもままならないので、そういう場合にはZoomはとても良いツールだと思います。ホストの人だけ、ちょっと手間がありますけど、ね。

 

  今朝のアメリカとのZoomではワクチンの話がたくさん出ました。だいぶ接種が進んでいて、ファイザーとモデルナのワクチンの人ばかりでしたが、国全体ではジョンソン&ジョンソンの人もこれからどんどん出てくるとのことでした。特に、共和党支持者の人たちは、2回も接種するのは真っ平なので、1回で終わる方が良いと、J&Jのワクチンを好む傾向にあるようです。さらには、「絶対やらない!」という強気のトランプ支持者も何人もいるそうです。・・・・でも、報道によると、その張本人のトランプ夫妻は1月にファイザーのワクチン接種を2回終えたそうですよ。

  さらに、テキサス州など、共和党員の多い4つの州でマスクの解禁が告げられ、『外出時にマスクをつけなくても良い』お墨付きをもらっています。これからの変異ウィルスの感染拡大が懸念されますね。卒業・バカンスシーズンですから。

  そんな中で、14歳の少年がフロリダの年寄りの為に、ワクチン接種の申し込み(ネットで)をボランティアでやってあげて、確か、100人単位の老人が助けてもらって接種できたと言っていました。トランプに、爪の垢を!!

 

  日本のワクチン接種も大幅に遅れていて「なんでそんなに遅いの?」と質問されてしまいました。医療従事者にはスタートしていますが、高齢者をはじめ一般人は夏になりそうです。世界中の国に平等に行き渡るようにするとか、輸入の許可が必要とか、いろいろ事情があるのでしょうけれど、アメリカでは全米で5月いっぱいで接種を終えるという話です。でも、「やろうと思っている人だけ、だけどね。」つまり、やらない人はたくさんいるということで、「日本では、結構、政府の指示にみんなが従うみたいだけど?」と不思議そうでした。政府の指示、というよりは、科学のデータに基づいた情報・判断がアメリカよりは確かだということでしょう。

 

  そのほかにも、教師企画のラグを一人が突然キャンセルし、せっかく作ったパターンが宙に浮いてしまった話とか。「やらない!?」案の定、私に声がかかりましたが、ここはグッと堪えて、お断りしました。でも、去年、パターンを決めたのに亡くなってしまった友人の希望のパターンは、みんなで回して刺すことになっていて、それは私からスタートするのだそうです。先に自分の分を刺し終わってしまったから、まぁ仕方ないですね。届いたら、刺し始めましょう。

 

  緊急事態宣言の期限延長で、今年のお花見は大人しくなりそうです。ちょうど、教室再開の頃、我が家の庭の桜が満開になる予定。今は、蕾がだいぶ膨らんできました(下の画像)。鶯も、下手ながら啼き出しました。今日は、教室企画のラグのバックグラウンドを染めたので、乾いたら刺し進めます。お天気が怪しいけど・・・。☔️ 良い週末をお過ごしください。

 

 

 

 

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2021年2月26日

  今日は肌寒くどんよりとしたお天気になってしまいましたが、先日はポカポカ陽気だったので、庭の梅の花の開花もグッと進みました。早速ヒヨドリが来て啄んでいるので気にはなりますが、頑張って実をつけてくれるほど咲いたらいいな、と眺めています。

 

  緊急事態宣言は首都圏を除き今週いっぱいで解除の方向に進むようですね。心配されるのはリバウンド。『やったぁ〜!!』と誰もが嬉しくなって外出したり集まったりしがちですもの。時期が悪いですよね。これからが卒業入学・お花見シーズンです。集まるな、騒ぐな、と言うつもりでも、つい・・・と言うのが人情。どこまで節制できるのかが問われます。

 

  首都圏は来月上旬だとかもう少し先延ばしだとか、いろいろ言われていますが、Zoom教室では「再開が待ち遠しい」と言う声ばかり。ウールもだいぶ足りない人がたくさん出てきて、画像を見て染めるのも、なかなか難しくなってきました。とはいえ、先日は生徒さんの葉っぱの色と空の色を染めてみました。実物のラグを手元で確認していないのですが、おそらく・・・と言う状況で染めました。再開後に実際に確認してもらって、色が大丈夫だと良いのですけれど。

  他の方のは、端切れを送ってもらって、それに合わせて染めようかと思っています。あとは、ウール につけておいたレシピ番号が頼りです。

同じ色に染めるのはなかなか難しいのですが、サンプルが手元にあると、だいぶ合わせやすくなります。

  色がわかっている方のウールは、カットして取り急ぎお送りすることになっています。これは今日の仕事ですね。

 

  それぞれがお休み中に前に進めていてくださったので、Zoom教室をしても、皆さんでお互いのラグを楽しむことが出来ています。共有すること、一緒にいることが、とても大事だと痛感しています。

来月、うまく再開に漕ぎつけても、『黙食』ですよ。楽しいお喋りと笑いは、おとなしくすることといたしましょう。二重マスクもお忘れなく!

 

  ワクチン接種も少しずつ前進しているようです。高齢者の2回の接種は、”予定通りにワクチンが入手できれば”、6月末までに全国に配布が終わると言うことです。順調に行って、7月初めには完了すると言うことでしょうか。それから次の世代の方達の接種が始まりますけれど、入手がいつになるのかは発表されていません。持病がある無しも、どう扱うかは未発表です。年齢をどう分けるのかもわかりません。となると、東京オリンピックの開催がいかに難しいことなのか、容易に察することが出来ます。世界中でワクチンを平等に共有しなくてはならないのですから、先進国ばかりが大量に入手する訳にもいきません。アメリカの接種も日本よりは進んでいますが、2回目の接種が行き渡るのは11月末だと言う見通しだそうです。だとすれば、おそらく、私たちが予定している秋のラグ・スクールはキャンセルされるのではないかと思っているところです。

 

  アメリカとのZoomでは、これからのギルドのあり方改革を模索しているのですが、なかなか全米を束ねることは難しいようです。ちゃんとビジネス・ライクに議長や書記、会長などを決めて会議の体を作った上で議論して提案していこう、と言う方向で進んでいます。いろいろな方がいらっしゃるので、公式か非公式か、と言うことも大事な要素のようです。

  中でびっくりの話題が出ました。南の方の州に住んでいる人が、ガン(銃)の所有免許を取り、いつも護身用にガンを持ち歩いていると言うのです。しかも、その人は研修会にもガンを持参している、と言うのです。これには皆んなでびっくり!「その研修会には行きたくないわ!」現在のギルドの規則では、ガンの所持は何も触れられていませんが、こう言うことも規制しないといけない、と言うのが皆んなの意見でした。日本で考えるのとは次元が違いますね。

 

  さてさて、私のラグは、教室企画のラグが葉っぱを残して、モチーフのほとんどを刺し終えました。先日、足りなかったウールと同じ色のウールを見つけたラグは、久々に広げたら、何をどうやって進めたら良いのか、しばし足踏みです。きちんと頭の中を整理して、徐々に刺していこうと思っています。

 

  あれから、少しずつでも前に進んでいるのは、庭の花たちも同じ。↓枝垂れ紅梅、花になった蕗の薹、早くも初夏の準備をしている?紫陽花の勢い強い芽吹きです。↓   2月最後の良い週末をお過ごしください。

 

 

 

 

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2021年2月19日

  先週は東北地方の大きな余震に驚かされました。また被害も出ているようで、同じようなところで繰り返し起きる災害に心が痛みます。

 

  東京では結構まとまった雨が降りました。久しぶりに地面の渇きが癒せたかと思ったのも束の間、連日低い湿度の日々が続いています。朝晩冷えることもあるものの、日中の日差しも暖かくなって春のような気さえします。雨と日差しで「春かな?」と思ったのは、人間ばかりではないようです。夜の散歩の時に、50mおき位に見つけたのは、3匹のヒキガエル。啓蟄にはまだ日があるのに、どうも早まって出て来てしまったようです。それぞれがのっそりのっそりと、水のある方向に向かって進んでいました。

 

  我が家では、ようやくクリスマスローズの蕾が春を告げ始めています。南に向いているベランダのプランターでは、もうとっくに咲き終わっているのですが、日差しの弱いところに置いてあるこのプランターでは、「春かな?」という状態です。これから徐々に花の数が増えていくことでしょう。楽しみです。

 

  Zoom教室では、前回からの進捗状況を披露しあったり、質問したり、アイディアを出し合ったりと楽しく進みました。色の打ち合わせや染め方の説明もできました。始末の仕方も、みんなで知恵を出し合って、良い方法が示せたと思います。3月の第2週から教室が再開できるかどうか、それを頼りに、ウール が足りない人もじっと我慢の時を過ごしています。「教室再開になったら、ウールを探しにスタジオに行きたい!」という方が何人もいらっしゃいます。事前に途中経過の画像を送っていらして、ウールの足りない箇所と範囲をお知らせくださる方もいます。万一、3月第2週に再開できなかった場合には、それに使えそうなウールを用意しておいて、必要なら郵送することもできるので、昨今のツールはとても便利だと思っています。

 Zoomに限らず、写メでもQ&Aのやりとりが出来るので、コロナで籠らなくてはならない時でも、フッキングを楽しむことができます。「私、フッキングに出会っていなかったら、今の時期、何をして暮らしていたんでしょう?他にこんなに時間を潰して楽しめることがなかったし・・・」これは本当にその通り。海の向こうでも、同じようなことが言われています。

 

  ワクチン接種の進んでいるアメリカでさえ、軒並み、ラグ・スクールやラグ教室、研修会、ラグ・キャンプがキャンセルになって、参加者のみならず、主催者、出店者、教師が行き場を失っています。開催場所のホテルや研修会場も、です。この秋からの開催ができるかどうか、危ぶまれているところです。参加するだけの私たちには、フッキングが残されていて、本当に恵まれて幸せなことだと痛感しています。

 

  まして、課題の与えられている私たちは、「やることがない!」という事は決してなく、嬉しい限りです。ギルドの教師企画のラグは刺し終えましたので、教室の企画ラグを刺し始めました。ところが、Zoomで「え?!それって、全員参加ですか?」という声が出ました!!もちろん!!!!「知らなかったの〜?!」びっくりでした。締め切りは来年春。「わ〜、あと一年しかない!!」一年ありますから、頑張ってください。(笑)

 

  昨秋キャンセルになった教室展の代わりを、来春に開催しようと検討しています。皆さんが家にこもっている間に、たくさんのラグが出来上がったこともあって、同じ年ですが、来年秋にも続けて開催しようと思っています。それを聞いたアメリカのZoom仲間は、「写真を見るのが楽しみ〜!!」と今から愉しみにしてくれています。教室企画のラグも並ぶと知って、それはすごくいいアイディアね、と言ってくれています。頑張りましょう。

 

  それからもう一つ、一昨年の秋からやりかけの大きめのラグ、バックグラウンドの色をアメリカの先生が染めた色を使っているのですが全く足りない状態で、しかも、二度と同じ色を染められないとおっしゃられて・・・、行き詰まっていました。これは、似たような色を染め出すしかないと、がくんとシフトダウンしていました。ところが、ところが!!ウール の棚を整理していて、『ん?』とてもよく似た色を見つけて合わせたところ、ほとんど遜色ないことが分かったのです。ラッキー🙌  これで前進できそうなので、秋ごろまでは、教室企画のラグと並行して、こちらのラグにも取り掛かろうかと思っているところです。教室企画のラグは、色も決まったことだし、ボチボチ進めます。

 

  皆様も、籠らなきゃならない『時』をどうぞ楽しんで、且つお大切にお過ごしください。

 

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2021年2月12日

         庭に小さな春を見つけました。 左から・・枝垂れ紅梅、白梅、ボケ、蕗の薹 

 

 

  今日の日付は面白い😀  2と1が並んでいました。(どうでもいい話ですけど・・)

 

 オリンピックの組織委員会の長の交代劇は、海外にも話が及んで賑やかになりました。恥ずかしいけれど、これが日本の現実です。特に高齢のリーダーには、よくある種類の話です。新しいリーダーは、本当は男女を問わず若手になって欲しいけれど、これまた、日本ではまだまだ難しい話なのでしょうね。特に、スポーツ界では、多くが部活さながらのトップダウンの指揮命令系統で運営されているので、トップの言うことは「ごもっとも!」となりがちです。組織や運営ならば、そのスポーツに長けていない人でも全く構わないと、私は思うのですが、情けないかな・・・まだまだ発展途上と言えそうです。

  今朝のZoomでは、アメリカでは前大統領の弾劾裁判の話で、「私たちの恥だ」と暴動の映像を見るたびに思うそうです。ミャンマーにしても、韓国、中国・・・どこの国にもそれぞれの家庭の事情がありますが、リーダーは自国と諸外国に迷惑をかけずに統治して欲しいものですね。

 

  ワクチンの話も出ました。もうすでに2回接種をした人や1回目の申し込みをした人など、州によって色々ですが、どうやら予想通りにワクチンの供給ができていないようで、「日本も遅れるかもしれないわよ」と言っていました。1回目と2回目とでは接種するワクチンが違うこともあるようで、1回目はファイザーだったけれど、2回目はモデルナになりそうだとか、その他になるかもしれないとか。ファイザーとモデルナなら、なんとかなりそうですけれど、これをアストラゼネカとか、ジョンソン&ジョンソン(50%の効果しかないらしい)だとかに変えられちゃうと、そもそものワクチンの目的とかウィルス防御の方法とかが違うので、大丈夫かしら?と思いました。私たちも接種の際には、この点にじゅうぶん気をつけましょうね。なんでも良いから2回!と言うことがないように。

 

  さてさて、ラグの話。今週のZoom教室も賑やかに楽しく過ごせました。皆さんで質問を共有したり、今日まで何を進めていたかを紹介しあったり、久々のおしゃべりも楽しみました。Zoomならではなのが、それぞれの方のお宅を垣間見る?ことができることです。「後ろに見えているのは何?」とか「飾ってあるラグ、素敵ねぇ」とか、コレクションの披露とか。今まで見えていなかった、その方々の日常のかけらを見つける楽しさもあります。3月初めまでZoom教室は続きますので、せいぜい皆さんと楽しくお喋りしていきたいと思っています。

 

  Zoomの冒頭で、M先生から「先生おめでとうございます!」と声がかかりました。皆さん「え?!」ですよねぇ。「お誕生日ですか?」確かに誕生日も先月末に迎えましたから、あながち違う訳ではないのですが、M先生の指していたのは、一瞬私も忘れていた前日のことでした。前日、ラグ・フッキング・マガジン社から私のラグがセレブレーション31巻の優秀作品の一つに選ばれた、と言うメールを受け取っていたのです。今回は、どちらかと言うと他の O・M・N先生たちのラグが選ばれる筈だ!と確信していたので、いささかびっくりの報告でした。毎回申していると思うのですが、何が選ばれるか、何が選ばれないかと言うのは、毎年変わる4人の選者たちの判断によります。判断基準もありますし、スタイルや色の好みもあるでしょう。だから、選ばれたと言うのも『運』、選ばれなかったと言うのも『運』が少なからず作用しているのです。今年は私が運が良かったと言うことでしょうね。また来年に期待しましょう!!!

 

  それから、ギルドのミーティングも週明けにあり、その中で、また一仕事仰せつかってしまいました。ギルドには、私は遠地に住んでいることもあり、語学の壁もあり、確かに長く在籍している割には幹部を務めるなどの貢献度が低かったのは気になっていたのですが、今 私のできる範囲での貢献につながれば・・・とその話を受けることにしました。これは急がないので、教室が再開してから皆さんにもお伝えしてご協力いただくことになるかと思います。やり方によっては、面白いものになるかと思っています。楽しみましょう!!

 

  私の教師企画のラグは、90%出来上がりました。仕上げにちょっと小物?がいるのですが、たまたまZoomで一人の生徒さんのお宅にありそうなことを発見して、教室再開になったら拝見することになりました。再開までに、ラグそのものをしっかり仕上げておくようにしましょう。これが済んだら、次は教室企画の作品に取り掛かろうかと思っています。まだ、色を一つしか決めてないので、それも進めないと、ですね。教室の皆さんも、苦労しながら楽しんでくださると良いなと思っています。緊急事態宣言、長く続いて欲しい気もするし、早く解除になって欲しい気もするし、悩ましい限りです。

 

追伸;

今、アメリカに小包を送る際には、とても面倒な手続きが必要になってしまいました。始めに小包に貼り付けるビニールの袋を入手する手続きを取り、それが届いたら、日本郵便に送り手としての登録をし、パソコンか携帯に必要情報を入力します。パソコンだったら、そのデータをプリントして、届いた袋に入れて小包に貼り付ける。携帯だったら、携帯と袋を郵便局に持参する?とかなんとか。簡単には物を送れないシステムになってしまいました。そして、私はこの手続き中にプリンターが壊れてしまい、なお厄介なことになっています。💦

 

         春近し🌸   皆さまも、あと一息、引き続き頑張りましょうね!! 🌸

 

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2021年2月5日

  節分の後、春一番が吹いて『春近し』感がいっぱいの東京です。心の春も近いと良いのですが、コロナとの闘いは、まだまだ当分続くようです。頑張りましょう!!

 

  今週は、いよいよZoom教室を開催してみました。参加された皆さんは、どんな具合なのか、何を工夫したら良いのか、が少しずつ分かってきて楽しめたのではないでしょうか? お一人、どうしても音声をONに出来ず、遠隔操作ならではの難しさを痛感しました。(後で図入りの説明をO先生がその方に送ってくださったようで、次回は参加できそうです)使っているツールもパソコンだったりスマホだったり、タブレットだったりで、それぞれ画面表示が違うので、そこがこちらサイドの壁でもあります。その方は画面では参加できたので、後一息!と言うところで、今回は残念でした。次回は是非!!

 

  参加者同士は、作品を見せて紹介しあったり(Show & Tell)、お互いの進捗状況を楽しみました。『仕上げをどうしたら良いか』には、それぞれの方からアイディアが出て、これが交流の良さだなぁと思いました。使う予定の材料も、「見せて?!」とどんなものかをみんなが把握できて、次へと繋がりました。新しくやりたいパターンの希望も聞けて、そのためにはどうしたら良いかを、案を出し合って楽しみました。出来上がったモチーフも拡大で映し出してもらって、「わぁ、いい感じ!」。まずは1回目のZoom教室なので、始まりとしては上々だったと思っています。次回は来週、参加人数が多いので盛り上がりそうです。今回は、画面(カメラ?)を正面に見ながら会話を主にした状態でしたが、次回からは、やりかけのラグを刺し進めながらリラックスして参加してもらおうかと思っています。教室にいる時と同じように、ですね。その間に質問やら指導やらを必要に応じて挟んでいくつもりです。

 

  コロナの緊急事態宣言期間が延びたので、ちょうど良い時にZoom教室の設定をしてよかったと思います。久々のメンバーとのお喋りもストレス軽減に役立つのではないでしょうか。他の方の進捗状況を見るのも、もちろん励みになりますしね。教室は緊急事態宣言を受けて、とりあえず、3月の第1週まではZoomで開催することになります。(うんと早く解除になれば、別ですが・・・)

 

  さて、私のラグは80%刺し終えました。目下始末のための材料探しをしています。買い物に繁華街に出かけられないので、もっぱらネットでの買い物になります。ネットでの買い物は、なかなか難しくて、実際のところ困っています。色が、画像で見るのと期待しているのとでは違うことが殆どで、全くダメ!以外は『ま、いいか・・・』と妥協することになります。今のところ、最終的には7月いっぱいに仕上がった画像を撮ってアメリカに送れば良いので、コロナの収束を祈って、仕上げはゆっくり取り掛かることにします。まずは、中身を全部刺し終えないと!!

 

  先週、私の誕生日祝いを家族でオンラインでしてくれました。久々に5家族みんなに会えて、家庭内の普段の様子もわかり楽しかったです。孫はちょっと会わないうち内にぐんと成長していました。きっと、年寄りはぐんと老人になっているのでしょう?!それにしても、便利な世の中になったものです。ITの世の中に置いていかれないように、頭の訓練は日々しておきたいですね。

 

  近所のお宅の梅の花が満開を迎えています。(もちろん、遅咲きの我が家の梅は無色のままです)散歩道では水仙も咲いてきました。外に出ることがめっきり減った毎日で、自然の春の準備を見逃しそうです。アンテナはいつでも張っておきたいですね。さ、また1週間、コロナに負けずに楽しくフッキングしましょう♪

 

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2021年1月29日

  さてさて、緊急事態宣言は延長される見通し濃厚のようですね。今週は、ちょっと本を読んでいろいろ正しい情報を得るチャンスがありました。簡単には言えませんが、要は、『正しい情報を然るべきところから得て、自分で判断するべし』と言うことです。マスコミで扱われている『専門家』には、数々の種類の専門家が出てきて、本当の意味での専門外でも、ある種勝手な予測判断をしていますが、こう言う流行する感染症に関するものには『感染症疫学』の知識が極めて大事だそうです。テレビに出た人の中でその専門と言えるのは、今は政府分科会会長のO先生と8割おじさんと言われたN先生だけとか。物申すだけの根拠や見識を持っている人は、極めて少ないそうですよ。そして、コロナに関しては、わかっていることが本当に少ないので、専門家でも、何にでも答えてしまうのではなく「わからない」と言えることが大事だとか。

 

  この本、昨年暮れに出版された日経プレミアシリーズの『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』と言います。アメリカの国立研究機関博士研究員の峰 宗太郎 博士の貴重な我々への提言で、大事なポイントが整理されているので、私はZoom教室で一つずつお伝えできたら、と思っています。(ワクチン接種は100%の神風ではないとか、陽性か陰性かの判断は検査の実施時期で正しい結果を得られないことを知っておくべきだとか)どうも、私のような俗人は、テレビで〇〇先生とか、専門家の〇〇博士とか言われたら、その方の発言を信じがちですが、判断する目、判断できる姿勢を持っていたいなぁと思いました。治験に基づいた確かな数字を信じるようにしたいと思います。

 

  そう思って今日のZoomに参加したら、やはりアメリカの皆さんもワクチン100%信仰が強くて、「これでもう安心」と言う気分のようでした。これに対して、私には専門用語を含め的確に反論できる英語力がないので、残念ながら、とりあえず接種しないよりは接種した方が安心、と言う立場でいました。日本での接種はいつになるの?と聞かれましたが、まだ遅れているので見通しが立たない状態で、予想では・・と言うことしか答えられませんでした。それでも、五輪アスリートではなく、エッセンシャル・ワーカーの方達にどうぞ優先して接種してあげて下さい。年寄りは、今まで通りマスクと消毒、3密回避で、時期の来るのを待ちます。

 

  今、私たちの所属している協会は、コロナのせいもあって、いろいろ課題を抱えています。それに関して水曜日にミーティングをしましたが、まだまだ解決には至りません。とりあえずの、教師企画のラグの方は、ちょっと進展がありました。最終的には一冊の本に全部の作品を載せること、全米数カ所でそれを展示して回ること、その会場でパターンの提供社が作品の元パターンの販売をすること、そして、それに先立って季刊誌で4〜5点を披露し、展覧会への興味を持ってもらうこと。それぞれにタイムリミットがあるので、それを整理して参加者にメールで送って周知することとなりました。

  じっと黙っていたのですが(存在を隠すつもりで)、その先んじて提出する数点の中に、私の名前が挙げられてしまいました。締め切りは8月。多分、今の状況を続ければ間に合うとは思いますが・・・。ついでに?もう一つ、昨年亡くなった友人の選んだパターンも、Zoom仲間みんなで協力して刺して出すことになりました。どうも、忙しくなるクジを引いてしまうようです。決まったからには、頑張りましょう!

 

  アメリカではもう一つ懸念材料が話されていました。G州選出の女性の下院議員の件。彼女はQアノンと言われるメンバーの1人で、過激な行動・言動をすることで知られています。「なんであの人を選んだんだろう?全く理解できない!!」と言っていましたが、私からすれば、T前大統領を選んだ国民ですから、そう言うこともあるんだろうなと思えます。民主主義の国とは言え、まだまだ野蛮さが残っているのでしょう。頑張れ、バイデン大統領!!

 

  うちの教室は、今週初めに教師仲間でZoomを試してみました。上手くできたので、来週からいよいよ始めます。作品を映し出すのに、ちょっと工夫が必要ですが、なんとかなりそうです。久々に皆さんにお目にかかるので、とても楽しみです。作品の進捗状況も知ることができるので、ワクワクしますね。お稽古ごとに参加メンバーが違うので、それには私がお誘いメールを忘れずに出すことが必須です。気をつけますけれど、前日にメールが届かなかったら、どなたかお知らせくださいね。

 

  

  さ、昨日、雪も降った東京は今日は晴天。締め切りを与えられた私は、せっせと家の中でフッキングです(笑)。自粛で時間を与えられて、感謝ですね。皆様も良い時間をお過ごしください。

 

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2021年1月22日

  感染者の数はちっとも減ってくれませんね。大急ぎで買い物に出てもスーパーにはそれなりに沢山の買い物客がいます。自転車でさ〜っと通る街には、多くの人が出ています。こんなに不要不急の外出をする人がいるのかしら?とびっくりしましたが、自分も外出したのですから、多くは言えません。できるだけ、犬の散歩以外は出ないようにはしています。なんとか、感染者が減るようにと、個人的に頑張るしかないですね。

 

  この感染者の増加は、海外でも凄まじく、ついにアメリカでの夏の研修会の開催が中止されました。4月1日に決めると言っていましたが、それを待たずの決定です。去年に続き、2年連続の中止で、協会の幹部は頭を悩ませています。ここへきて、Zoom会議が2つになってしまいました。一つは今まで通りの仲良し教師のおしゃべりの延長会。もう一つは、その研修会を今後どうやって運営していくか、会員の士気をどうやって維持するか、教師資格を取る過程を途中まできたのに前に進められない人たちをどうサポートするか・・・など、課題山積の幹部たちのミーティングです。そんなところに私なんぞが参加しても意味あるのかしら?とも思うのですが、ことの推移を見守るにはとても興味ある会合です。何せ、私は20年以上も参加し続けているのですから、参加がルーティーンの一つになっているイベントなのです。しかも、自分の教室から生徒さんを何人か推薦してお連れしているのですから、責任もあります。少しでも良い方向にことが進むよう、ない知恵を絞って、英語と闘いながら、議論に参加しています。この2つ目の会議は、まだ始まったばかりで、動きがあるにはもう少し時間がかかりそうです。

 

  仲良し教師Zoomでは、やはりコロナの話題が多かったのですが、今日は先日2回目のワクチン接種を終えた友人の話。春のラグ・スクールに教師として参加が決まっている彼女は、接種を終えて「もう、これで安心!」と思っていたのですが、ご主人に猛反対されてしまったというのです。「自分は接種を2回終えていたとしても(ウィルスが体内で増殖されないとしても)、ウィルスは付着・吸収する訳だからラグ・スクールに行ったら、その後は10日間謹慎してもらう」、と言われたそうです。「5月の母の日に高齢のお母さんのところに行くのなら、尚のことそうするべきだ」。この辺りの科学的なことには、私には確定的な話はできませんが、それもそうだなとも思います。また、参加者が全員ワクチン接種を終えているかも分かりません。ワクチン接種をしようと思っているのかさえ分かりません。そこは自由の国ですから、いろいろな人がいます。〇〇州から参加する人は、既にマスクもしない人だということも分かっているそうです。また、ベンダーと言って材料などを販売する人の中には、経済優先で参加する人もいるそうで、その人はワクチンもマスクもしないと決めているとのことです。そうなると、いくらこちら側がワクチン接種していたとしても、ご主人の言うことには一理も二理もある気がします。

 

  と言うことは、日本でオリンピックをこの夏に開催することが果たして出来るのか?と言う疑問に当たります。無観客で・・・と言う医師の声も聞こえてきますが、トップの開催したい人たちには、その声は届きません。結果、その被害を被るのは国民です。まずは国内の感染者をグンと減らし、世界中の感染者が減り、ワクチンの安全性が確かめられてみんながワクチンを接種できてから、ようやく『ようこそ!』となるのではないでしょうか。

 

  教室の再開も、どうなるのやら、です。電車やバスに安心して乗れる日が来ないと、なかなかGoサインを出し難いところです。それでも、もうウールが足りなくなったとか、何色にしたら良いかわからないとか、刺してみたけどこれで良いか見て欲しいとか、1人で刺していてもつまらないからお喋りもしたいとか・・・そう言う声がだんだん聞こえてくるようになって、来月からいよいよZoom教室を開催します。これには、開催者側の私が四苦八苦(笑)。Zoomのアカウントを取るべく、色々やってみましたが上手くいかず・・・、ついに生徒さんの1人に来ていただいて応援を賜りました!!どうも、WindwsとAppleの画面表示が違うので、入れるはずのページに移動できなかったようなのです。なんとか無事にアカウントを取得して、開催者の資格を取ることができた次第です。参加の皆さんの操作は至って簡単ですので、ご安心くださいね。でも、さてさて無事に開催できるのか、一度教師陣で試してみることになっています。お楽しみに〜!!

 

  週末はお天気が悪いとか。ラグをせっせと刺すことにします。教師企画の大きめのラグは、半分を刺し終えたところです。本も読みたいけど・・・。 引き続き、皆さま、お体にはくれぐれもお気をつけて!!

 

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2021年1月15日

  緊急事態宣言があちこちで出されています。みなさまお元気でいらっしゃいますか?

宣言が出たからと言って、すぐに結果が表れる訳ではありませんが、それにしても日本人はこんなに危機意識が薄いのかと嘆きたくなります。夜の犬の散歩の時でも、すれ違う男性の多くはマスクをしていません。もうすでに「お願い」レベルの話ではないとか、「不要不急」に限定する必要はないとか、強い発信を期待する声も”どこ吹く風”状態です。なんとか、感染者を増やさない努力を続けたいものです。

 

  海外では、もっととんでもない数字が発表されていますね。イギリスではお手上げ状態のところもあるようです。アメリカでは、どんどんワクチン接種が進んでいますが、それでも感染者や死者の数は桁違いの増え方です。

 Zoomの友人の1人は「私は2回の接種を終えた!」と喜んでいました。でも、それを見た別の友人が「私は摂取しないわ」。まだワクチンは信用され切れていません。コロナにかかった友人は、2ヶ月以上も経っても、また100%完治とは言えない、と言っています。

 

  そんな中、今年の夏の研修会をどうするか、一昨日あたりから議論がされています。同じ協会主催のラグ・スクールは4月に開催予定だそうで、みなさん目を丸くしていました。もちろん参加者は対策をとっての参加で、受け入れ側のホテルは感染対策をとるということではありますけれど。教える方々は、こぞって高齢ですから心配です。

  夏の研修会は、開催を危ぶむ声が多く出ています。開催しても今年は参加したくないという方々もいます。マスクをつけ忘れる人も出るのではないか、とかホテルの消毒の徹底が難しいのではないかとか。全員が直前に陰性である証明を取る必要があるとか。私たち日本からの参加者は、さらに長時間の飛行機に乗るとか、着いてからのホテル待機とか、課題が山ほどあります。Zoomでそれぞれのクラスを開催したらどうかという意見も出ています。常識的に考えて、今年は無理しないほうが得策だろうと、大方の人が考えています。主催者はどう考えるのか、ですが、この結論は4月1日に下されるそうです。

  参加予定の私たちは、どちらに転んでも、困らないように今から準備しておきたいと思っています。ただ、4月からでは、オリンピックのこともあるので繁忙期のフライトを抑えられるのかどうかという別の問題も出てきますが。(オリンピックの開催も怪しいですが)

 

  さて、刺し進めている教師企画のラグです。あれから3回、染めをして、ようやくバックグラウンドの色と葉っぱの色が染まりました。肩も背中も凝ってパンパンになってしまいました。一気にやるには、たくさんやり過ぎましたね。多分、これで刺し進められると思います。教室企画のラグの色も一つは染められたので、一安心です。2月からはZoom教室を始められるように、何人かの方々から質問や足りないウール の相談などが寄せられています。追加で同じ色のウールが欲しいという方もいらっしゃったので、画像でやりとりして、なんとかお送りすることができました。どの色が良いでしょうか?という相談もありましたが、これが意外と画像では分かりにくい。光のあたり具合とか、カメラの個性とか、もろもろが影響して、実物とはちょっと違う色になってしまうこともあります。実際に集うことはいかに大事かと思いますね。それでも、なんとか工夫して、来月のZoom教室で楽しめたらいいなと思っています。

  皆さんとのお喋りも、この長い間のこもり生活のストレス発散になりますね。この機会に、お家のパソコンを新しくされた方々も何人かいらっしゃいます。上手く操作できますように!! でも、Zoom参加は、ちっとも難しくないのでご安心ください。楽しみましょうね♪

 

  協会企画のラグは、まだパターンを決めかねているので、頭の中であれこれ考えて楽しんでいます。緊急事態宣言が出ても、1人楽しむことがあって、最高に幸せです。皆様も引き続きコロナには十分お気をつけてお元気でお過ごしください。

 

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2021年1月8日

  寒に入り、七草も過ぎて連休を迎えようかというこの週末、正月呆けが吹き飛ぶほどの大きなことが起こりました。 日本では、東京と近県に2度目の緊急事態宣言がやっと出されました。人の動きを止めることが目的のようですが、この緊迫した空気が外出好きの若者に伝わって、果たして一月で効果が見えてくるのでしょうか? せめて私たちは、しっかり今まで通りのルールを守っておとなしく暮らしていきましょう。やることはそれ以外にはないということですから。

  もう一つは、テレビの映像を疑ったほどのアメリカの国会議事堂で起こった乱入騒ぎ。扇動者が現職の大統領となっては、開いた口が塞がりません。今までも、精神的に大丈夫なのか?!と思ったことは数知れませんが、ここに至っては、紛れもなく異常者だと思わざるを得ませんね。とりあえず、議会が正常な方向に動いてくれてホッとしました。

 

  この騒ぎは、今朝のZoomでも、当然話題になっていました。「アメリカの恥だ」「世界にこの国はどう見られているんだろう?」 国民の多くは、この暴動を嘆いていますが、中には「近所のトランプ派の友人は、ワシントン(議事堂)に行きたい、って以前言っていた」とか。まだトランプ派はしっかり彼の嘘に乗ってしまっているようです。この分断や考えの過ちを融和させるのには、しばらく時間がかかるでしょうね。

 

  コロナに罹ってリハビリ中の友人は、本人はだいぶ良くなってきたものの、なんと!ご主人が罹ってしまいました。彼女はすでに陰性になって4週間以上経っているので彼女から移ったわけではありません。ご主人は、マスクをつけ、スーパーと薬局にしか出かけていない、というのです。もう、どこで罹ってしまうのか、皆目わからない・・・と嘆いていました。ご主人は微熱と軽い頭痛、モヤモヤ感があるそうで、目下、自宅で隔離中です。早く治りますように!!

 

  教師企画のラグは、今のところ99ラグがエントリーされたそうです。あと一つ!!(笑)誰か、やってくれますように! 出来上がったら、100枚のラグを一堂に並べて展覧会をするのと、そのラグを載せた本を出版するそうで、写真に収めるため来年の4月1日が締め切り、と申し渡されました。頑張らねば!!私のラグは、色が足りなくなって、今日染めをしてみました。ちょっと期待した色にはならなかったので、一つは色を足して染め直しました。もう一つは、私の得意とする『ま、良いか』状態で、いま干されています。二度染めをしたので思ったより時間が掛かってしまい、他の色は染められませんでした。そのほかに染めたかったのは、教室で企画したラグの為の色です。試しに染めてみないと前に進まないので、近いうちに染めてみます。

 

  このコロナ感染者の急増を受けて、教室では2月からのお稽古をどうするか思案していました。緊急事態宣言に先んじて、2月の教室も残念ですがお休みとしました。そこで、うちの教室は一斉に同じパターンを刺すのではなくて、個々にやりたいパターンを刺しているのでちょっと悩みましたが、質問を受け付けるような形で集まれたらなぁと思い、一つの提案をしました。メールでのやりとりよりは一歩踏み込んだ指導ができるのではないかと、Zoom教室をやってみようと思ったのです。提案を受けての反応は様々で、端から「無理!」という方、「出来るのかしら?」と不安に思う方、「せっかくだから挑戦してみたい」という方、「やります!!」という方・・・。難しいことは何もないので、とりあえずやってみたら良いとは思いますが、物理的に難しいという方もいらっしゃいます。出かけるのではなくて、ご自宅でやるのですから、おうちにどなたか他の方がいらっしゃる方は尻込みされてしまいがちです。自分の喋る時以外は、消音にしておけば、皆さんの声は聞こえますが家の中の音は皆さんに伝わりません。それでも、長い時間参加できないという方には「出入り自由」の原則をお伝えしました。少しずつ、参加者が増えて、この会話のない時間を仲間と少しでも明るく過ごせたら良いな、と願っています。まだ、2月からですけれど、ね。

 

  ポツポツと、刺しかけのラグの写真を送ってくれた方々がいます。籠もっている中でも、フッキングでみんなと繋がっていることを実感します。 少しずつ、前へ、前へ !!

 

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2021年1月1日・元旦

あけまして おめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

  コロナ・コロナで過ぎていった2020年でしたが、コロナは過ぎ去りはしませんでした。まだまだ。猛威をふるい続けて、私たちの生活を脅かしています。残念なことですが、これが新年のスタートとなってしまいました。

 

  晴天の朝、初日の出はいつもと変わらず神々しさを見せてくれました。なんとか、このコロナに今年中には終止符を打てるようにと願います。

 

喪中で失礼している中ですが、何人かからいただいた年賀状には、どれにもコロナの終わりを望む声と、とりあえず元気でいますよ、という安心の便りが書かれていました。みんな同じ思いでいるという事ですよね。

  今年初のZoomでは、あちらは大晦日なので「来年は今年より良い年になりますように!」とみなさんが言っていました。「Chizukoは良い年を迎えられた?」と聞かれましたが、大晦日の昨日、東京の感染者数は大爆発。1300人を超える医療崩壊をきたす数字となりました。実際、PCR検査も予約が取れないし、病室の空きもない、コールセンターにも電話が繋がらないという、崩壊が起きています。個人の努力で感染を抑えられる範囲を遥かに超えてしまいました。欧米も、連日感染者数の記録を塗り替えるほど。ただ、感染をしっかり抑えた国があることを忘れてはいけませんね。これに習う、これに学ぶことが、どうして日本ではできないのか?!全く解せませんが、本当に私たちが嘆いても、リーダーたちに伝わらない、聞いてもらえない、行動を変えてもらえないのが、なんとも嘆かわしいです。

 

  新年早々、こんな話はもうたくさん!ですよね。さて、私たちの教師企画のラグは、目下91パターンの計画が進んでいます。100種類のパターンを目指している企画者たちは、1人でいくつやっても良いから残りの9つに誰か手をあげてくれないか?と言っています。そう言われても、パターンが溜まりに溜まっている私としては、グッと自粛せざるを得ません。今年の夏、研修会が流れてしまったら、できなくもないかな、とは思っていますが。それは、みなさんも同じかもしれません。

 

  今日は11人のうち、10人が出席しました。今やっていることから、これからやろうとしていることの話や今年の抱負?みたいなことを内容にお喋りしました。ひとり、医療ボランティアの登録をしている人が、すでにワクチンの第一回を接種して、安心したという話も出ました。国民全体が2回のワクチン摂取を受けるまでには、相当時間がかかりそうですけれど。コロナにかかって、その後遺症と闘っている友人は、「完治まで本当に時間がかかる。気持ちが萎えないように、奮い立たせることが大事と医者に言われた。」とその辛さを語ってくれました。コロナは陰性になってもなお4週間、ずっと大変な毎日を過ごしています。そして、まだこれが続くと思われます。夏に、研修会でみんなに会えるのを楽しみに、ひたすら頑張る!と言っています。涙が出そうです。頑張って!!

他の友人は、今は、持ち歩ける毛糸編みが便利で、ひたすら編んでいる、と言っていました。連日染めを頑張っている友人もいます。彼女は、染めの本を出す予定なので、その量は半端ないと思いますが、みなさんに激励されて嬉しそうでした。

 

  私のお正月は、例年とは打って変わって、静かなものです。近所に住む長男家族が、お雑煮とおせちを食べに昼頃やってきた以外は、老夫婦2人の日常です。毎年30人くらいの大人数の新年会をして20年以上のお正月を過ごしていたのですから、とんでもない変わり様です。でも、読書が進みそうで、半分嬉しい!! 主人は、額だとか、生徒さんに頼まれたものを作っています。別々の空間にいるので、私は自身のHPの刷新と整理をしようかとも考えています。先日、2020年アーカイブのページを作ったので、去年のブログの半分は移動しました。でも、画像を移せないでいるので、これが宿題になっています。作品のページも、Goo...、がサイト変更してしまったために見られなくなりました。これも手直して、どの作品を載せるかを考えようかと思っています。じっくりやりたいので、これはお正月が終わってからになるかもしれません。

 

  それからは、ボチボチ、やりかけのラグと、2つの企画ラグ、をなんとか期日までに目処が立つ様にしたいと思っています。夏の研修会も、秋のラグ・スクールも、行かれるかどうか分かりませんが、今は前向きに考えることにしましょう。スタジオも、2月に再開できると良いのですが、今のコロナの状況では怪しい限りです。そうなった時にどうするか、これも考えておいた方が良いでしょうね。

 

 皆さんには暫く刺し進められるくらいの量の課題をお渡ししてあるので、冬の間はなんとか、それを楽しんでいただけたらと思っています。風邪も勿論、コロナには絶対にかからない様に、くれぐれもお気をつけて良いお正月をお過ごしください。今年も、楽しくフッキングして行きましょうね♪

 

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2020年12月25日

   Merry Christmas 🎄

 

太平洋側は、穏やかなクリスマスを迎えています。ただ、実情は、最悪のコロナ感染者数で、残念ながら 心は穏やかではありません。

 

東京のリーダーは、ポーズばかりで国に責任を担わせようとしかしないし、早く何とか感染者を減らす策を実行してほしいと願わずにはいられません。今、この時点で何をどうすべきかは、火を見るより明らかな状況なのに・・・。

 

せっかくのクリスマスですから、気持ちだけは楽しく暮らしたいものです。ちょうど、生徒さんの1人に入手をお願いしていた(ありがとう!!)冊子が届きました。良いタイミングです!! 古いパターンのカタログで、一つずつに説明がついています。丁寧に見ていくと、結構時間がかかりますが、「なるほど!」ということも多く、楽しんでいます。🎁 カタログを見ていると、あれもやりたい、これも刺してみたい、という気持ちに駆られますが、「待て!待て!」。やらなきゃならないことと時間を考えると、今はとても無理ですね。スタジオが再開したら、皆さんにもご覧になっていただきましょう。

 

  友人の多くがいるアメリカの東海岸では、大雪だったようです。日本も日本海側は大雪で、年末年始にはさらなる積雪が予想されているとか。そちらに住まわれている方々はくれぐれもご注意くださいね。アメリカの友人たちとのZoomお喋りは、今日がクリスマスということもあって、今週は週初めに開催されました。そのうちの1人は、老人ホームにいるおじ様が「やっと今週ワクチン接種を受けられるようになった」そうで、ワクチンを積んだトラックが何台も工場を出発する映像を見て、ほっとして涙が出た・・・と言っていました。良かったですね。アメリカの感染は日本の比ではないので、お年寄りには本当に心配の日々が続いていたと思います。副作用がないことを祈っています。

 

  そのお喋り会、「どうも、この年末年始に孤独を感じている人が他にもいるから、お喋り会に誘っていいかしら?」という友人の声かけに一同賛成して、誰を誘うか・・・と思案の末、目下12人!に膨れ上がっています。画面共有も、12人だと入り切るのかしら?とも思いますし、誰が喋っているの?!状態になると思われますけれど、孤独を感じずに済むのであれば、どうぞご参加ください、ですね。次のお喋り会は、あちらの元日、こちらの2日朝の予定です。皆さんシャンペンで新年を祝いましょう!ということですが、ちょっと朝からは・・・。なので、私はコーヒーで良いことになりました(笑)

 なんだかんだ言っても、こういう仲間がいることは幸せです。今まで二十何年間か、どちらかというと孤軍奮闘してきた私としては、情報交換したり、教えあったり、支えあったり出来る教師仲間がいることを直に感じられて、本当に嬉しいです。『継続は力なり』ですね。『継続は輪なり』でもあります。

 

  今年は特に、コロナで『輪』が出来にくい年でしたから、なおのこと、今までの輪を大切にしていきたいですね。さて、その輪からの発言で頭を抱えるテーマが出されました。「自分の作ったラグや材料・道具は、今後歳を取ったら最終的にどうするのか?どうしたいのか?」 当初は、私も自分のラグは、家族が要らないとなったら全部、カナダのミュージアムに寄贈しよう、と安易に考えていました。ところが、ミュージアムに寄贈する人がたくさんいて、保管しきれない事態になっているそうです。これは困った!!断捨離にラグ関係のものも加えないとならなくなりました。今すぐではないけれど、先々のことも考えないといけません。これは、暫く時間をかけての宿題になりますね。

 

  さぁ、来年は良い年にしたいです。コロナをなんとか鎮めて欲しいです。そこからいろいろな物や事がスタートできます。私たちに出来ることは一生懸命続けます。せめて、そろそろ飽きてきたという声もありますが、そんな皆さんもマスクを付けて外出して欲しいです。コロナの収まる良い年をひたすら願っています。

     世界中の2021年が 健康で穏やかな年になりますように!! 良いお年をお迎えください。

 

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2020年12月19日

  さあて、コロナは大変なことになってきました。『勝負の3週間』は惨敗でした。誰が負けたの?誰が勝負したの?・・・という疑問は残りますが、その大きな結果はすべての国民に降りかかってきてしまいました。今になって、年末年始は動かないようにとか言っていますが、この前までの強気のGOサインで、すっかり動く、または動いてもらえる目的を立てていた方々には、お気の毒としか言いようがありません。今年は、本当に大人しく年越しを過ごす以外に、このコロナに打ち勝つ方法がありません。ここまで広がってしまったのですから。

 

  せめて、と雪化粧の天然クリスマスツリーならぬ樅木の画像を載せました。(見にくい画像ですみません)日本海側の山の向こうでは大雪で被害もたくさん出ているようです。仕事で移動せざるを得ない方々は、十分お気をつけください。

 

  先週刺し終わった小さなラグは、額に填めてもらうことにしました。少し手を加える必要がありますけれど、見通しが立ってほっとしました。ほっとしたところに、ギルド(協会)のトップから、このコロナの間にチャレンジしてみないかというパターンが指定されました。ニュースレターに載っていたこのパターンは、ギルド創始者である、彼女のお祖母さんのデザインによるもので、これをアレンジしてそれぞれが挑戦してほしいというのです。生徒さんから「先生、どうなさいますか?」と質問されてしまいましたが、はてどうしたものか・・・。他にもやるべきものが幾つもあるのに、寄り道している場合ではないとは思うのですが、参加しないと悪いかなぁ・・・と、すぐ思ってしまう悪癖があります。ちょっと思案しましょう。

 

  目下、やりかけの教師企画のラグを再び取り出して刺しています。いよいよ大量にある葉っぱの一つに取り掛かりました。複雑すぎて、なかなか形がはっきり現れませんが、うまく行きますように。一緒に企画に乗っている生徒さんからは、たくさんの染めたウールの画像が届きました。きれいに染まっているようなので、仕上がりが楽しみです。

  こうして、フッキングをする人たちには、大人しく年越しするのは何ということもないことですが、こういう自宅でできる楽しみを持っていない方たちは、どのように過ごされるのか、と考えると、本当に自分達がいかに恵まれているかを痛感します。生徒さんからは、ゆっくりラグを刺し進めます、とか休みの間にやることがあって嬉しいです、とかのメールをいただきます。私にとっては何よりのメールです。

   Zoomの仲間の1人、コロナにかかってしまった友人は、少しずつ回復しています。コロナそのものは治ったのですが、倦怠感が残っているようです。二歩前進して一歩下がる、みたいなことを言っています。コロナが治っても、なかなか元どおりになるには時間がかかりそうで、私もくれぐれも気をつけて過ごしたいと思います。

 

  来週はクリスマス。外はコロナで騒がしく落ち着きませんが、せめて家の中では静かな年の瀬を迎えたいと思っています。静けさの伝わる?画像をお送りします。Merry Christmas 🎄

 

 

 

 

 

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2020年12月11日

  もうすっかり、冬になってきました。我が家の庭の、反応の遅い紅葉も真っ赤に色づいて、そこだけようやく『晩秋』です。

 

  コロナ感染者は一向に減らず、増える一方で、流石のトップのリーダーたちも、Go-toの推奨政策の間違いに今更ながら気がついたようですね。国民の方がはるかに賢くて、8割の人が「止めるべきだ!」と考えていましたが、その声にようやく反応してくれるようです。(と思いましたが、糠喜びでした。絶対、停止しないそうです。)年末年始は大人しく、静かに新しい年を迎えることとしましょう。

 

  アメリカの友人たちも、今年のクリスマスは集まらない、出掛けない、と言っていました。でも、1人は、「家族が2週間ごとに感染チェックをし、極力出掛けないでクリスマスまで過ごし、クリスマスを一緒に祝えるように努めてくれている」と言っていました。彼女は闘病中で、感染すると大変なことになるので、家族みんなで感染予防に協力してくれています。対策をしっかりしての集まりならば、という家族の暖かさがありがたいですよね。

 

  我が家のクリスマスは、孫たちのプレゼントのリクエストが届きました。こちらで手配するものもあれば、あちらで手配して、代金だけを支払う、という家庭もあります。いずれも、プレゼントを渡すときは、オンラインで、直に渡すような配慮をしてくれるようです。オンラインで孫たちに会うのも、とっても久々なので、渡す方も今から楽しみです。

 

  今日のZoomの話題は、色々ありましたが、それぞれが今取り組んでいることも披露しあいました。共通の、教師の課題作品の制作に関しては、やっとパターンを受け取ったという人もいて、進捗は様々ですが、みなさん意欲的に取り組んでいるようです。私は先日来、パターンの中にある2種類のバラ16輪を刺し終えました。いつもの大きさのバラとは違い、小さいバラなのでそれなりに新しいチャレンジでしたが、コツを覚えると、一つずつ、だんだん速く刺すことが出来ました。何事も経験ですね。

  今そのラグは脇に置いてあるので、もう一つ、今取り組んでいるラグを紹介しました。先週、墓穴を掘ってしまった新しい刺し方のラグです。依頼されてから、頭の中で構想を練っていましたが、ふと頭に浮かんだものがあって、パターンを作り、色を選び、「うん、これなら来月末までに出来そうね」と、始めてみました。時々混んがらかりそうにはなりますが、じっくり落ち着いて刺せば、難しいことはありません。ひと柄出来上がったところで今日のZoomだったので、皆さんにこのラグの意図と刺し方を説明して、ご覧いただきました。「わぁ、綺麗!」「どうやってるの?」「おもしろ〜い」と喜んでいただけましたので、このまま続けようと思いました。まずは、コツコツ、一針ずつ、ですね。仕上げはどうするの?・・・というドキッとする質問もありましたけれど(笑)はて、どうしましょう・・・。

 

  今年の冬は、本当に予想外の冬で、過ごし方がまるでいつもと違いますね。やらなければならなかったこともガクッと減って、かと思えば、別のやるべきことが現れて・・・、意外と時間の使い方や内容の自己管理を、いつも以上に求められている気がします。のほほ〜んと過ごすのも有り、でしょうけれど、この際だから、懸案のことを一つずつやってみるのも良いかもしれません。なんだか、2週間ほど得した気分の私です。コロナだけは気をつけないとなりませんけれど、ね。 みなさんの冬はいかがですか?

 

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2020年12月4日

  今年は大したことをしないままに、師走を迎えてしまったような気がします。思えば、実はいろいろな事があったのですが、なんだか遠くのことのようにも思えて、行動・活動がしっかりとした意識に結びついていないのです。コロナ騒ぎや対応のせいでしょうか。

 

  この一年の終わりに近い先日、大恩人でかつ教師・友人の1人が、コロナの被害に遭い命を落としました。80代後半の彼女はご主人と暮らしていたのですが、ご主人もコロナで今入院中と聞いています。彼の症状はだいぶ落ち着いているようですが、お年なだけにショックが大きいのでは、と心配しています。アメリカのフロリダでの出来事なので、コロナ、大丈夫かなぁと案じてはいたのですが、実際に感染していて最悪の結果になってしまいました。最期の日の朝のフェースブックに、日頃何も書き込まない彼女が、訳のわからない文章と、(今思えば)病室と思われる画像を載せていたのですが・・・。その日の午前中に亡くなられたとかで、お別れを告げていたのかなと思います。彼女は10年ほど前に、日本にいらして、我が家でワンデーレッスンをしてくださったので、うちの教室にも彼女を存じ上げている方々がいらっしゃいます。なんともショッキングな出来事で、こんな悲しい知らせは、もう今年最後にして欲しいとつくづく願います。今朝のZoomは、みんなで黙祷してから始めました。あちらの国の方々にも、大きな存在だったので、今後どうして行こうかとか、そういうことも話題になりました。所属しているギルドでもリーダー的な存在だったので、失ったものの大きさを痛感しました。ご冥福を心から祈ります。

 

  最後の最後にこんなニュースが飛び込んできましたが、教室は今週で一月末までを目処にお休みです。皆さんに訃報をお伝えすることもできないで終わってしまいましたが、日本のコロナの感染状況も決して良いとは言えないどころか、危ないくらいの状況のままに、年末を迎えます。対策もなんともお粗末で、これでは感染者の大幅な減少はとても期待できません。『65歳以上の年寄りは外出禁止』と言っても、菌を運んでくるのはそれより若い世代が圧倒的で、不要不急の外出をしなくてもそういう保菌者から感染してしまう危険を排除しなくては、何にもなりません。誰が考えても、高齢者の外出禁止だけで感染が収まるとは到底考えられませんが、経済優先、政策優先、責任の擦り合いの指導者たちには本気で止めようという気がないとしか思えません。情けないですね。全部が全部、個人の裁量に委ねられています。

 

  Zoomの仲間の1人も、コロナに罹りました。コロナは治りましたが、後遺症で肺炎を併発し、抗生物質と吸入器のお世話になっています。日頃体を鍛えて、最も健康的な人と思っていた彼女でさえ、コロナにかかるのですから、自衛策も簡単なことではありません。気晴らしに参加した彼女は、特に買い物以外では外出もしていないし、マスクもしているし、と言っていました。ですから、買い物で感染したとしか考えられないそうです。家族は感染していませんから。買い物の時「眼鏡していなかったからなぁ」。目からの感染も侮れないので、眼鏡をすると良いとも言われています。少しは防ぐことにつながるのなら、外出時にマスクと一緒に眼鏡をかけましょう。

 

  さてさて、教室は、お休みの間にやれるだけの準備を皆さんが進めました。最後に染めを託されたO先生とM先生は、今週、一生懸命たくさんの染めをなさっていました。あとは人により、カットして、またはウールの布のままで、それぞれの生徒さんに郵送することになっているようです。ご苦労様でした。それぞれが2、3日かかって染めていらっしゃいました。

  私は、皆さんがお休みの間に自宅でなさる分の配色やウールの準備をお手伝い。あとは、教師仲間の企画ラグを少しずつ進めています。今日のZoomでは、進捗状況の報告をしたりしましたが、墓穴を掘ってしまった?!ようで、私が皆さんより進んでいたのが不味かったです。「それなら、とりあえず来年の研修会までに仕上げて、皆さんにこんな具合にできるのよ!って披露したいから、持ってきてくれる?」 「え〜っ!私も忙しいんですけど・・・。」「大丈夫よ、もうそこまでできているんだから。」確約はしていませんが、「楽しみにしてるわ!!」なんて言われてしまいました。来年の研修会も開催されるかどうかはわかりませんが。

 

  教室内の企画ラグもあります。再来年の春までに形にするようにという企画です。これはまだ未着手。構想だけなので、来年になってから始めることになるでしょう。そんな折、またしてもアメリカの友人の紹介で、なんだか本か記事かを考えている方から連絡があって、「見本になる新しいラグを小さくて良いから刺してくれないか」という依頼が来てしまいました。これも、一旦はお断りしましたが「大丈夫よ、締め切りは来年の3月だから、まだ時間があるから」・・・時間、あるのかなぁ?!

 

  なんだか忙しい冬を迎えることになりそうですが、頑張りましょう。教室が休みのうちに、進めます。皆さんも楽しい冬をお過ごしください。くれぐれも、お気をつけて!!

 

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2020年11月27日

Happy Thanksgiving !!  🦃

アメリカでは、この挨拶が飛び交っています。本来なら、今週はサンクスギビング・ウィークで、日頃遠くに離れて暮らしていても家族・友人が集って、ちょうど日本のお盆やお正月のような楽しい時間を過ごすのが定例の行事となっています。ターキーを丸ごと焼いて、それをみんなで切り分けて戴くことが多いようです。ところが・・・ですよね。今年はCOVID-19が猛威を奮っていて、集まるにはなかなか勇気がいる状態です。ここまで万全の策を講じて、検査も陰性のお墨付きをもらって、どうしても家族と会いたいと出かける人々もいます。友人の1人は、「陽性の判定を受けてからずっと大人しく暮らし、ギリギリ金曜日に出かけても良いと言うお医者様のお墨付きをもらった」と言っていました。

 もちろん、「私は出かけないで家にずっといるわ」、と言う人もいます。それぞれの判断の結果が2週間後に現れるでしょう。そして、これは日本でも同じこと。Go-to キャンペーンでそれ!っと不要不急のお出かけ・飲食会をした結果が、今とんでもないことになっています。国がしっかり人の動きを止めないと、人についているウィルスはそれ以上にあちこちに拡散されます。本当は、今ここが我慢のしどころ、なのですが、ずっと我慢してきた人にとってみれば、もういい加減にしてよ!少しならいいでしょ?!と言う気分なのかもしれません。

 我が家は、今年のクリスマスの家族の集まり(ターキーとプレゼント交換)も、お正月の私の姉妹の家族大集合の集いも、全部キャンセルとなりました。人々の我慢しないで自分に甘くなった結果が、長引くコロナとの生活を招いています。さて、皆さんは年末年始、どう動かれますでしょうか?

 

  教室は今週が年内最終となりました。来週は、準備が間に合わなかった方々や、疑問のある方々の為に、いつも通りのお稽古日にスタジオを開けてお待ちしています。再来週からは、完全にお休みです。一応、一月いっぱいのお休みを計画していますが、コロナの様子によっては、2月以降も考慮しないといけないかもしれません。休みに入る前の、なんとなく慌ただしい様子は、残念にも思う一方、”お休み中に、皆さんラグ制作をいろいろ計画しているんだな?!”と、頼もしくも思いました。どの方も、大荷物でお帰りになりましたよ。「良いお年を!!」と挨拶を交わして、しばらくのお別れです。年明けの再会・再開に向けて、どんなラグが仕上がってくるのか、とても楽しみです。

 

  と言うことは・・・私も頑張って、やり掛けとやり残しのラグを形にできるように、せっせとフックしないと、ですね!!自分で課した、教室みんなで同じパターンに取り組むと言う企画のラグも手付かずですから、進めないといけませんね。『長い長いと思っていても、終わってみればあっという間』、と言うのが常なので、心して暮らしていきたいものです。

 

寒さもだんだん本格的になってきそうです。お身体、くれぐれもお大事に、良い週末をお過ごしください!!

 

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2020年11月20日

  教室の来月からのお休み・閉鎖を決めた途端、感染者の数がとんでもない数字になってきました。東京はもう500人を軽く超え、今後、一日に1000人を超える予想も出ています。全国では、あっという間に倍の人数の感染者を確認しています。Go to・・・が、今この時期に必要かどうか、リーダーたちは本気で考えて欲しいと思います。街にマスクをしない人を何人も見かけるようになった昨今、これは感染者増につながるのではないかしら?と心配していたとおりの結果が出ています。油断?飽き?間違った自信?自己中心的な考え?・・・どうしても、人は易きに流れてしまうので、お互いに心して辛抱を続けていきたいですね。コロナは、まだまだ続きそうですから。生徒さんからの「先生の教室閉鎖の決断、正しかったですね!」と言う言葉、嬉しいけれど、嬉しくない複雑な気持ちです。

 

  そんなコロナの中でしたが、昨日・今日と来月100歳になる筈だった叔父の葬儀がありました。世の中にいろいろ貢献して、それなりに評価を受けていた人でしたが、コロナ禍にあって、たくさんの人が集って見送ることが出来ず、ちょっと残念でした。でも、本人は大往生で、良い人生を送ったと思われます。羨ましいですね。

 

  教室は、お休み(閉鎖)前の慌ただしさに溢れています。質問は目白押し。順番待ち。色決めも「次は私」「じゃぁ、その次は私」とウール 部屋があわや『密』になりそうな状態。なんとか時間内にその日の皆さんのお手伝いが終わって、ほっとしました。来週のお稽古も混雑が予想されますが、お互いに上手にやりくりして、皆さんがきちんと休み中の準備ができますように!私も頑張ってお手伝いしますね。

 

  自分のラグは、教師仲間の企画ラグを刺しています。なかなか進みませんが。野暮用がいろいろあって、それに葬儀が加わったので・・・と言うのは言い訳。自分に甘い私です。それでも、真ん中のモチーフはほとんど刺し終わったので、いよいよ染めとなります。来週のお稽古の合間にでも、時間を見つけて染めたいと思います。それが終わると、本当はどんどん刺し進められる筈ですけれど。

 

  アメリカからも、昔の作品の画像希望やら問い合わせやらがきていて、この連休はそれにかかりそうです。今日もZoomをお休みしてしまったので、来週はあちらの様子も知りたいし、是非参加したいと思っています。

        皆様も、寒暖差・コロナにお気をつけて、良い連休をお過ごしください。

 

 

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2020年11月13日

  朝晩、だいぶ寒くなってきましたね。体調には気をつけようと思います。

さて、アメリカの大統領選挙は、終わったような?終わっていないような?という状況が続いていますが、私の友人たちは「勝った!」「勝った!」と祝杯をあげています。ホッとしたとか、シャンパンを空けたとか(笑)。一番の関心事は、健康=コロナの鎮静化のようです。それがなければ、何も動かないというのです。でも、このところ、その選挙戦での集会で、またしても感染者数の爆発的な拡大が見られ、「こんなに私たちじっとしているのに、どうしても基本的なことを守らない人たちがいるのよね」と、どこの国も同じです。次期大統領がコロナ対策をしてくれることを願って、皆さんが正式な選挙終了を首を長くして待っています。 

  東京も一日の感染者が連日300人を軽く超え、全国では1700人を超えてしまいました。東京だけに留まらず、地方でも感染者数の最高更新が発表されています。この状況の中で教室を開き続けるかどうか、教師たちで話し合いました。どうしても、大きな駅を通過したり、何度も乗り換えたりせざるを得ないで通っていらっしゃる方々には、本当にハラハラすることでしょう。ご家族にもご心配をおかけしているのではないかしら?・・・ということで、年末年始の人の動きの多い時期は、教室は来月第2週からお休みとすることに決めました。12月第1週は用事のある人の参加のために、お稽古日にはスタジオを開けておきますが、とりあえず1月いっぱいまではお休みです。2月からは、感染状況を見ながら決めていこうと思っています。やりたいのに・・・とか、せっかくお休みを取ったのに・・・とか、予定が狂っちゃう・・・とか、色々ご都合もおありでしょうけれど、ここは安全策を取りたいと思います。今我慢しないと、今までの辛抱が台無しになってしまいます。『たかが趣味、されど趣味』 教室に来たばっかりにコロナに感染してしまっては、悔やみきれませんから、ここはみんなで我慢しましょう!

 

  この感染状況で、我が家の恒例のターキー・クリスマスもキャンセルです。それでも、孫たちにはプレゼントを渡したいので、バラバラに来てもらうか、こちらから届けに行くか思案中です。そして、お正月の集まりも中止です。春ごろには、”暮れになったら、家族だけなら集まれるようになるかな?!”と安易に考えていたのですが、いやはや・・・。集まることも行事もなくなる年末年始は、家の中の片付けにぴったりね!と話が出ました。確かに、それにはもってこいの時が与えられたような気がします。幸い?片付ける物には事欠かず、です。4人の息子たちの巣立った部屋を、本格的に片付けようと思っています。それと、6人家族から2人家族になって、さらに両母を見送って、いよいよ生活そのものも変わってきたので、そういうことからも、片付けるものがあります。さて、どんなに片付くのか?!宣言だけに終わらないよう、心して過ごしたいと思います。

 

  ラグは、教師たちの企画ラグを刺し始めましたから、しばらくはそれを楽しみます。きょうのZoomでも、皆さんもぼちぼち始めたようで、励みになります。生徒さんたちには、休み中に困らないように材料を整えてお休みに入って下さい、と伝えています。「長い休みがあっても、フッキングがあれば、本当に困らないから助かります!」お互い、良いものに出会えましたね♪

 

   引き続き、コロナにも風邪にも、気をつけてお過ごし下さい。

 

 

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2020年11月6日

  『秘めた意思』『永遠の若さ』などという花言葉のあるらしいホトトギスの花です。もう既に盛りを過ぎたのですが、『秘めた』思いがあるのか、凛として咲いていました。大国アメリカの大統領選挙の投票は終了しましたが、結果が出るにはだいぶかかりそうです。国民がそれぞれ秘めた思い(秘めずにあからさまに訴えていた人々もいましたが)を投票した結果ですから、きちんと集計して欲しいと思っています。

  今朝のZoomでは、私の疑問にペンシルベニアの友人が色々答えてくれましたが、この大統領選挙は、州により投票のやり方、集計の方法、集計の締め切り、開票の方法、開票のスタートなど、50州あれば50通り・・とまでは行かないにしても、様々だというのです。あんなに進んでいる国で、意外と手作業投票・集計などのマニュアル仕事がほとんどなのに驚きました。早く結果を出すために郵便投票や期日前投票の集計を3日前からやりたかったけれど、州の裁判所に当日まではNOと言われたので集計が遅くなっているとか、軍の兵士たちの票が集まるのは一週間後なので、それまでは正しい数字での結果が出ないというのです。それでも、当選確実となるまでには、あと一息のようです。悪あがきをして最高裁まで縺れさせたい向きもあるようですが、民意をきちんと吸い上げて適正な人が選ばれるよう、海のこちらから祈っています。

 

  さて、日本ではすっかり秋が支配するようになってきました。北の方では積雪も見られたようで、朝晩の冷え方がだんだん本格的です。暖房も、そろそろ・・というところ。

 

 庭の桜は綺麗に彩られた葉っぱをひらひら落としています。綺麗ですが、掃除を考えるとやれやれですね。子供たちが小さかった頃はダイオキシンなどの問題もなかったので、これを掃き集めて焼き芋を作って楽しんだ懐かしい思い出があります。焚き火の文化は、消えてしまいましたね。

 

  教室では、どんどんラグが出来上がってきて、とても楽しいです。新しいやり方にチャレンジした方や、全部自分で染めたウールを使って見事なラグを仕上げた方、大きなラグを作り終えて小さなラグで一息ついている方・・・それぞれが次の一歩へ進んでいます。ご自分でデザインを考えてウールの色を工夫している方や、いくつか既に刺し終えたけれど始末が溜まってしまったという方、可愛い動物を形にしつつある方、それぞれがコロナの思わぬ恩恵を受けて刺し進められている様です。

 

  私も、友達デザインの小さなラグを刺し終えました。これから始末して、いよいよギルド仲間の企画のラグの色決めにかかります。決まれば染めて、スタートできるのですが、決めるまでが楽しい反面、なかなか大仕事です。でも、せっかくなので、ゆっくり考えたいと思っています。

 

  寒くなりました。風邪などひかれません様にお過ごしください。

 

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気持ちよくフッキングを楽しむために・・・
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